綾幸20周年特別競作企画―感想掲示板
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fld_nor.gif 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/07/31 01:49
投稿者 アールグレイ
参照先
綾幸20周年特別競作企画『Sweet Home Ayasachi』へご参加いただいた史燕さんの作品感想スレッドです。みなさまぜひお気軽に感想を書き込んでいってください!
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12>
件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/12(Thu) 20:53
投稿者 史燕
参照先
〇林原レイさん
感想ありがとうございます。
楽しんでいただけたようでうれしいです。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/12(Thu) 21:08
投稿者 蒼波零
参照先 https://twitter.com/13lrs13
とても楽しませていただきました!!!
ぽかぽかが止まりません(*´ω`*)
素敵な作品をありがとうございます!!
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/12(Thu) 21:11
投稿者 史燕
参照先
〇蒼波零さん
感想ありがとうございます。
ぽかぽかしていただいて望外の喜びです。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/12(Thu) 23:22
投稿者 tamb
参照先
■ 無貌の神

ニャルラブホテルにみえた。
いずれにしても、自分で自分のことをこうであるとはっきり把握している人間には出会ったことがないし、信用もできない。自己規定はよくある話だが、それは可能性の否定にもなりかねない。私はこういうヒトだから。人は変わってゆくもので、だから自分探しは永遠に終わらないし、ココにいていい理由なんてあるともないともいくらでも言える。理由がなければいてはいけないなんてこともない。ここにいたい。それだけでいい。
だからぎゅっと抱きしめてもらって、それは譲れないと思うのなら、それが正義なのだ。陥落でも何でも好きなようにして、シンジを抱き枕にしまくればいいのだ。リア充爆発しry


■ ライフルと鍋がつなぐもの

イノシシなんてアスカに言えばナイフ一本でヒャッハー言いながら仕留めてくれる。ライフルは弾薬やら火薬やらの供給の問題があるから、もしかするとヴィレが大量に備蓄してるかもしれないけど、やはりアスカに頼みましょう。ヒグマでもキリンでもゾウでもライオンでもナイフ一本で! 猪鍋は牛乳を使うと良いと聞いたが本当だろうか。そしてここでもあーんか。うまそうだなくそ。リア充爆発しry


明日以降に続く
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/12(Thu) 23:46
投稿者 aba-m.a-kkv
参照先
史燕さん、本企画では大変お世話になっています。
運営から推敲作業、作品の紹介まで多岐にわたる作業をこなしながら、エヴァシリーズ級の作品投稿までされていてまさに凄いの言葉につきます。

『幸せの形』では先陣をきってのお話にふさわしいものだったと思います。
ラストのセリフは、この後の企画に思いを馳せるものになっているなあ、と。

『無貌の神』は比較的ストレートな題材の使い方ですが、後半部分への繋がりは滑らかですし、「ぎゅっとして、いい?」の破壊力は抜群ですね。笑
レイにはいままでの分思いっきりわがままであってほしいものですが、シンジ君がすべて肯定してくれるので我々は安心です。
そんな一風景が見れて幸せです。

『ライフルと鍋がつなぐもの』では第三村という背景がエヴァSSの可能性を広げるなと改めて感じるものになりました。
生活するために多くのことをこなさなければならないだけに、レイとシンジ君の共同作業が増えて微笑ましい。
「えっと、今日も?」からのやり取りは甘くて良いですねえ。
そして「A.T.フィールドはあっさりと、それはもうあっさりといった具合に中和されてしまうのだ」このフレーズはとても秀逸でした。

『どうしてあなたはいつも』では静かな雰囲気で、レイの心情も丁寧に描かれていてよかったです。
なんとなく、私の中では貞エヴァ5巻の紅茶のシーンの延長線上のように思いながら読みました。
紅茶を一緒に飲むという短い時間から、絆を深めるとともに一緒に居る時間が増えていき、本作のように食事を共にする機会も増えていく。
最終的にはSevenSistersさんのSweet Homeに繋がっていくのかな、と。
402号室で織りなされる二人が絆を育てていく場面を見れて良かったです。

『さくらの咲くころに』この次の作品でもそうなんですが、まずレイの事を“妻”って表現しているところがもうなんとも言えないですね。
こういう年月を経た二人を見ることが出来るのはとても嬉しいです。
シンジ君の方に頭を乗せて「しばらく、こうしていい?」という部分がやばいですね、転がってしまいます。
いつまでもこんな風に仲良く一緒にいてほしいな、と思わせられます。

『碧い月』幸せでいいですなあ。やはり妻と言っているところがとてもいい。
「君がきれいだからさ」ではむせました。笑。シンジ君、成長したな。
温泉での二人の会話はとても好きです。流れがいいというか、掛け合いが巧みというか。他の作品でも感じましたが、史燕さんうまいなあ、と。
それと、私の中でもレイはお酒には強いだろうなあ、というイメージがあります。
「顔に出ないのでつい過ごしすぎてしまい、失態を犯すのも彼女のほうが多い」これで一作書けそうですね。期待。

『ホンモノ』タイトルと序文では題材が予想つかなかったので、その後なるほどなあ、と思わされました。
キッカケはキッカケとして、その後育んでいく二人の関係は二人のものですものね。
シンジ君のことを想いながら、絆創膏を張りながらも、料理の練習をしているレイの姿がよぎって口元が緩みました。

『きみとまた逢えたから』これはかなり壮大なストーリーのエンディング。
いくつもの並行世界でやり直すというお話は昔いくつか読んだ記憶がありますが、このお話に繋がる最初が気になるところ。
とはいえ、そのあたりは置いておいて、シンジ君の想いの深さが伝わってきますね。
逆行は、個人的に今回の題材の中で難題の一つだと思っていますが、こういう切り取り方をしてくるところがすごいなと思いました。

『さらば青春』思い出を振り返り、別れを告げる、エンドロールを見るような雰囲気を感じました。
作品紹介に、うんうんと頷きましたが、ラストに「愛しき日々よ」を付け足して終劇しているところが素晴らしい。
すでに新しい世界を歩んでいるんだ、そんな力強さも感じます。

しかして、こうして振り返ってみると、やはり9作品はすごい文章量です。
総文字数では26000を越えていますし、一つ一つの作品も短編として十分な量。
内容も楽しく、題材も豊富。
これはそうそう出来ることではありません。
史燕さんの想像力と熱量に感服いたします。
どの作品もとても楽しく読ませていただきました。
素晴らしい物語の数々をありがとうございます。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/13(Fri) 01:18
投稿者 史燕
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〇dragonflyさん
一部お返事が書けなかったものがありましたので、いまさらながら追記いたします。

〇無貌の神
>読んでる途中でSAN値チェックを要求されたような気がします。
がんばって勉強した甲斐がありました。シンジ君は永遠に綾波さんの抱き枕です。シンジ君の抱き枕も綾波さんですが。これが真理。

○ライフルと鍋がつなぐもの
>第3村の開拓と獣害対策! この手があったか! と膝を打ちました。
銃声で浮かんだのがコレだったのです。お気に召したようで報われます。

○どうしてあなたはいつも
>あの旧劇のエンディングからどういう経緯で今この状態なのか?
二人が幸せになるためにいろいろとあったのですが、そのお話は前述の通り書いていません。

○さくらの咲くころに
>年経てしっとりとした夫婦の姿がありありと描写されていて
>積み重ねた年月の重さを教えてくれます。
おじいちゃんおばあちゃんになっても幸せでいてほしい。最近はそんな風に思っています。これもまた幸せの形のひとつかなと。

〇碧い月
>「碧い月なら、もう捕まってるわよ」
これを言わせたかったので、どんどんご飯と一緒に味わっていただきたい。

○ホンモノ
>【グラン・ローヴァ物語】
申し訳ありませんが未読です。しかしながら、お月様をニセモノになんて、すごいお話。

>「笑えないジョーク」が、こんなに立派な決意に
冒頭のように完全に斜め上の変な方向に行ってしまったのですが、いっそそのまま突っ走って、「笑えない冗談は笑えないんだからそうはさせないぞ」という気持ちになり、あのエンディングです。
気に入っていただけて本当によかった。

○きみとまた逢えたから
>何百回の逆行を繰り返したシンジの不撓不屈さに感動しました。
前述と重なってしまうのですが、彼が、そして私が助けたかったのはこの綾波レイだったんだなという風に思い至ってあとは流れるまま執筆いたしました。「初恋」と言えばまさしく初恋ですね。

○さらば青春
>ゲンドウそっくりなシンジのモノマネが愉しい。
いい思い出になった、というのを描くにはちょうどいいかなと。

>ネルフの壁になれたような気がします
これはまた新しい発想。(でももうすぐ解体ですよ)
でもネルフの壁なら違和感なくみんなを観察できますね。(そういう問題か?)

改めまして、最初のお返事が不十分に思えましたので再度お返事をいたしました。
一つ一つへの丁寧な感想をありがとうございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/13(Fri) 01:50
投稿者 史燕
参照先
〇tambさん
感想ありがとうございます。

■ 無貌の神
>ニャルラブホテルにみえた。
すごい変換ですね。むしろ見てみたいですよニャルラブホテル。

>ここにいたい。それだけでいい。
>陥落でも何でも好きなようにして、シンジを抱き枕にしまくればいいのだ。
結局これに尽きるのです。お見それいたしました。さすがです。

>リア充爆発しry
レイ「爆発? 自爆ならもうしたの」
シンジ「そういうことじゃないから落ち着こうね、綾波」
深夜テンションでこんなやりとりが浮かんだ私はどこかおかしいのかもしれない。

■ ライフルと鍋がつなぐもの
>イノシシなんてアスカに言えばナイフ一本でヒャッハー言いながら仕留めてくれる。
あっさり仕留めて湖のほとりの喫茶店(?)に持って行ってくれるのでしょうね。
もうアスカさんがいれば第三村は獣害対策なんて不要ですね。

>そしてここでもあーんか。うまそうだなくそ。
dragonflyさんにも同様の感想をいただきましたが、みんな見たいんですよ、二人が「あーん」するところ。私は何度でも見たい。
この綾波レイさんはそのためにわざとイノシシ肉を多めに器に入れているという疑惑がですね。

>明日以降に続く
ひえっ。ご迷惑をおかけします。
後回しで構いませんので、もしいただけるようでしたら感想をお待ちしております。

〇 aba-m.a-kkvさん
感想ありがとうございます。
また、温かい慰労のお言葉をいただき感謝に堪えません。

『幸せの形』
ラストの言葉はののさんと企画を考えている途中に、ののさんから出たアイデアをいただきました。結果として書きあがったあれを「ぜひ先行公開はこれを」と私からお願いしたという経緯があります。

『無貌の神』
クトゥルフ好きの友人に相談して、ラブクラフトさんの原作を読んで、そのままストレートに行きました。(全然トレースで来てないですが)

>後半部分への繋がりは滑らかですし、
>「ぎゅっとして、いい?」の破壊力は抜群ですね。笑
良かった。そこにすべてを賭けたので。

>レイにはいままでの分思いっきりわがままであってほしいものですが、シンジ君がすべて肯定してくれるので我々は安心です。
たしかに、彼ならレイのお願いを全て受け止めてくれるという安心感がありますね。

『ライフルと鍋がつなぐもの』
>レイとシンジ君の共同作業が増えて微笑ましい。
そうなんですよ。二人で一緒に苦労して、一緒に喜んでほしいのです。

>「えっと、今日も?」からのやり取りは甘くて良いですねえ。
>このフレーズはとても秀逸でした。
ありがとうございます。二人らしく、だけど幸せそうに、そう思って書きました。

『どうしてあなたはいつも』
>貞エヴァ5巻の紅茶のシーンの延長線上のように思いながら読みました。
私にとっても、多くの方がそうであるようにあのシーンは大切な、大好きな部分で、あの時の二人のやり取りを引き継げていたのでしたら感無量です。

>紅茶を一緒に飲むという短い時間から、絆を深めるとともに
>一緒に居る時間が増えていき、本作のように食事を共にする
>機会も増えていく。
>最終的にはSevenSistersさんのSweet Homeに繋がっていくのかな、と。
そうですね。それは素敵ですね。
少しずつ絆を深めていく大切なプロセス。その一つを描けたのでしたら、とてもとても喜ばしいことだと思います。

『さくらの咲くころに』
>まずレイの事を“妻”って表現しているところがもうなんとも言えないですね。
そう呼ぶほどに年月を積み重ねたということを示したかったので、気づいていただけてうれしいです。

>シンジ君の方に頭を乗せて「しばらく、こうしていい?」
>という部分がやばいですね、転がってしまいます。
これをおじいちゃんおばあちゃんになってもやってほしい。
そんな思いがひときわ込められた部分なのです。
若い子がやってもかわいいですけど、老夫婦がそれをするのは、味わい深いと思うのです。

『碧い月』
>「君がきれいだからさ」ではむせました。笑。
>シンジ君、成長したな。
こういうことが言えるような大人になってほしいので、違和感が仕事してるかもしれませんが、敢えてです。

>温泉での二人の会話はとても好きです。
>流れがいいというか、掛け合いが巧みというか。
>他の作品でも感じましたが、史燕さんうまいなあ、と。
そんな、手放しで褒めていただいて恐縮です。明日は槍でも降るんでしょうか。

>私の中でもレイはお酒には強いだろうなあ、というイメージがあります。
そうですよね。なんとなくですが、そんなイメージです。

>「顔に出ないのでつい過ごしすぎてしまい、失態を犯すのも彼女のほうが多い」これで一作書けそうですね。期待。
みなさんのお話に聞く「酔っぱレイ」ちゃんに着想を得ました。が、これでもう一作はなかなか厳しいですね。

『ホンモノ』
>キッカケはキッカケとして、その後育んでいく二人の関係は
>二人のものですものね。
大切なことは何か、ホンモノになっていくのは何か、そう考えながら書きましたので、汲み取っていただけてうれしいです。

>シンジ君のことを想いながら、絆創膏を張りながらも、
>料理の練習をしているレイの姿がよぎって口元が緩みました。
新劇場版破でもやっていましたから、この世界でもきっと練習しているはずだと思いました。

『きみとまた逢えたから』
>いくつもの並行世界でやり直すというお話は昔いくつか読んだ記憶がありますが、
そういった作品がお題を見たときから念頭にありました。
そのうえで、本当に幸せにしたい相手は誰だったんだろう、とも。
私の独りよがりが多分に入っています。

>このお話に繋がる最初が気になるところ。
痛いところですね。これまで書かれては散っていった無数の逆行ものということでここは一つお目こぼしをいただきたいところ(おい)。
シンジ君の想いの深さは、逆行モノを描いていた私のような書き手の想いの深さの集合なのでそれはそれは深いはずです(笑)

>逆行は、個人的に今回の題材の中で難題の一つだと思っていますが、
>こういう切り取り方をしてくるところがすごいなと思いました。
ありがとうございます。
執筆にあたってこのラインしか浮かばなかったので、あまり深く考えていなかったことをここに自白いたします。

『さらば青春』
>エンドロールを見るような雰囲気を感じました。
>ラストに「愛しき日々よ」を付け足して終劇しているところが素晴らしい。
>すでに新しい世界を歩んでいるんだ、そんな力強さも感じます。
彼らの物語はここで一度エンディングなのだと思います。
だけど決して忘れてしまうわけではない。彼らにとっての「愛しき日々」はさよならを告げても確かに彼らの中で息づいているのですから。
彼らにとっても、私たちにとっても、終わりはまた始まりでもあるのだと思って執筆いたしました。

>総文字数では26000を越えていますし、一つ一つの作品も短編として十分な量。
ありがとうございます。そんなに書いた実感がないです。
誰にもそんなに書けと頼まれていないのですが、書くなとも言われていないので気が付いたら、ですね。

>どの作品もとても楽しく読ませていただきました。
>素晴らしい物語の数々をありがとうございます。
こちらこそ、丁寧なご感想をありがとうございました。
全編読んでいただけるだけでとてもうれしいです。
たくさん褒めていただいたので、少し自信が付きました。
拙作を楽しんでいただけたのでしたら、この上ない喜びです。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/13(Fri) 05:28
投稿者 ぶらいと
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素敵な短編をこんなに…。ありがとうございました。
とくに、タイトル縛りの『どうしてあなたはいつも』は、このあと何が続くのか、同じお題を選択した自分としてはすごく気になります。
『なるほど、そうきたか。』
新鮮な発見。それだけで、この企画に参加させていただいて、よかったと思います。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/13(Fri) 16:00
投稿者 calu
参照先
◇無貌の神

>陥落成功。

まさにレイちゃん自己普遍化真っ最中 笑。
シンジくんの独占上等。ずっと抱きしめちゃってください 笑。

微糖以上、ゲロ甘未満。いや癒されました。
有難うございました。

◇ ライフルと鍋がつなぐもの

イノシシさんは普通に湖のほとりの喫茶店に卸されるものだと思ってたんですが、牡丹鍋だったんですね! 貴重なタンパク源どころでは無く至高のジビエですね。

小母さん達からそうやれば男は喜ぶものよと教えられればレイは愚直に実行します。そんな場合はどうしてもと小首をかしげると効果的だよと小母さん達に教えら(ry

ゆったりと時間が流れる第三村での史燕さんの優しいお話はとても好きです。有難うございました。

◇ どうしてあなたはいつも

シンジの言動がストレートでとても心地よい。レイちゃん家って確かお鍋やフライパンとかは無かったと思うので、実は紅茶で味をしめたシンジがちょくちょく通ってこの日の為に仕込んで置いたとか!?(妄想)

>「うん、すごく心配」

これをストレートに言わせる史燕さんは流石です。

>「手をつないでも、いい」
>虚空へ、ベッドの上から呼びかける。
>「また、話してもいい」

ここ好きです。

シンジくんが気持ちを込めて作ってたのは、お野菜たっぷりナポリタンかペペロンチーノかな? 夏野菜メインでお願いします 笑。

いいお話ですね。有難うございました。

◇ さくらの咲くころに

終局の先、エヴァも今は昔。
レイを妻と呼び、眷顧の吟醸酒を傾け桜を愛でるシーンはどこまでも優しくも美しく。そこに至るまでにどれほどのドラマがあったのだろうか? 妄想が止まらなくなっちゃいました。

有難うございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/13(Fri) 19:43
投稿者 史燕
参照先
〇ぶらいとさん
感想ありがとうございます。
>『なるほど、そうきたか。』
>新鮮な発見。それだけで、この企画に参加させていただいて、
>よかったと思います。
詳しくは未公開なので伏せますが、私もあのお題で「そう来たか」と思いましたよ。

〇caluさん
◇無貌の神
>ずっと抱きしめちゃってください 笑。
私も綾波さんには碇くんをずっと抱きしめていていただきたい所存。永遠にくっついていただいても構わないかと。

>微糖以上、ゲロ甘未満。いや癒されました。
なるほど、この作品はその位置づけになるのですね。
気付かなかった、新しい発見でした。

◇ ライフルと鍋がつなぐもの
>イノシシさんは普通に湖のほとりの喫茶店に卸されるものだと
>思ってたんですが、牡丹鍋だったんですね!
牡丹鍋、おいしいんですよね。湖のほとりの喫茶店も行きたいのですけれど。

>小母さん達からそうやれば男は喜ぶものよと教えられればレイは愚直に実行します。
たしかに、あの子は間違いなくやりますね。やらかしてくれた結果が「あーん」ならすばらしいです。

>ゆったりと時間が流れる第三村での史燕さんの優しいお話はとても好きです。
ありがとうございます。
平穏、っていうのが好きで、果たして面白いのかと自分でも疑問符を抱きつつ書いているので、お気に召して大変うれしいです。

◇ どうしてあなたはいつも
>実は紅茶で味をしめたシンジがちょくちょく通ってこの日の為に仕込んで置いたとか!?(妄想)
ありそう!! シンジ君、意外と策士ですね。

>>「うん、すごく心配」
>これをストレートに言わせる史燕さんは流石です。
ありがとうございます。もっとカッコいい言い回しとかがあるはずですが、浮かばないので、結果として直截な表現ばかりになりがちです。あまりよくないかと思っていたのですが、ストレートなのがいい味を出しているのでしたら、それはそれでこのまま大切にしていきたいと思います。

>シンジくんが気持ちを込めて作ってたのは、お野菜たっぷりナポリタンかペペロンチーノかな? 夏野菜メインでお願いします 笑。
秘密です。トマトがおいしいので間違いなく夏野菜はたっぷり。

◇ さくらの咲くころに
>レイを妻と呼び、眷顧の吟醸酒を傾け桜を愛でるシーンはどこまでも優しくも美しく。
>そこに至るまでにどれほどのドラマがあったのだろうか?
きっと今まで書いてきたお話の数だけ、そしてこれから書くであろうお話の数だけ。それはまた、私だけではなくみなさまにもこの晩年へと続く無数のドラマを見守っていただきたいです。
直接このお話につながらないかもしれませんが、何度も何度もこの桜を一緒に眺めてきたように、いくつもの物語を一緒に紡いできたはずなのですから。

これまた長いお返事になってしまいました。
お二人とも拙作をご高覧いただきありがとうございました。
感想をいただけて本当にうれしいです。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/13(Fri) 23:24
投稿者 calu
参照先
◇ 碧い月

温泉というと「マグマダイバー」を思い出してしまいましたが、浅間山でしかもレイはお留守番だったかと。

温泉に浸かった二人が並んで夜空を見上げるシーンの情景描写が美しい。

>「飲むわ」

キタ! レイちゃん飲む気マンマンです。
ザル綾波レイ(※出自 tamb氏)を少し見たかったかも。

この回も微糖ですが、優しいお話を有難うございました。

◇ ホンモノ

>いつか、魔法が解けてしまうように、
>彼女が離れてしまうのが怖くて。

仕組まれた子供たちが、その役割を終えた時、果たしてどうなるのか知り得ないシンジにとっては恐怖以外の何者でもなかったでしょうね。

>「綾波レイは第三の少年へと好意を持つ
>よう刷り込まれている」

でも、大切なのはどう二人で生きていくかですよね。

>「そう、でもいい。良かったと感じる
>から」

シンエヴァのそっくりさんも、アスカに知らされても尚、全てを受け入れ懸命に生きましたよね。レイってそんなひたむきな女の子なんだと思うんです。

◇ きみとまた逢えたから

何十回繰り返しても、その世界の綾波レイを幸せにしても、シンジの望みを叶え紅い海に消えたレイ、まさしくシンジにとっての「たった一人の君」に巡り会えたという素晴らしい物語。是非、二人の時間が動き始めたこれからの物語を読んでみたいなと思いました。

有難うございました。

◇さらば青春

>「問題ない」

そのうち本人が「何をしている?」とサプライズ登場しないかハラハラしました 笑。

>「これが、あなたが、あなたたちが守っ
>た街よ」

シンジにとっては懐かしいシーン。
全ての思い出は各々胸にしまい、新たな道を歩き始めた。しかし、シンジとレイの二人の物語は始まったばかりだ。そんなナレーションが聞こえてきそうなラストでした。

お疲れ様でした。
これだけの数の作品を生み出された事に感服いたします。一貫したテーマは二人の幸せだったと感じました。素敵な物語を有難うございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/13(Fri) 23:53
投稿者 史燕
参照先
〇caluさん
昨夜に引き続き感想をありがとうございます。

◇ 碧い月
>温泉というと「マグマダイバー」
>レイはお留守番だったかと。
そうなんですよね。お風呂のシーンはシン以外なかったはず。(LCLに浮かんでばかり)

>ザル綾波レイ(※出自 tamb氏)を少し見たかったかも。
その辺をうまく書けるようになりたい。
でもこのレイさんもシンジ君の前ではこれでもかと飲んでたぶん醜態を晒してきたはずです。

>温泉に浸かった二人が並んで夜空を見上げるシーンの情景描写が美しい。
それが書きたいだけのお話でしたので、お褒めにあずかり満足満足です。

◇ ホンモノ
>でも、大切なのはどう二人で生きていくかですよね。
その通りです。これまたそれを書きたいだけの代物。

>シンエヴァのそっくりさんも、アスカに知らされても尚、全てを受け入れ懸命に生きましたよね。
>レイってそんなひたむきな女の子なんだと思うんです。
結局、本人の意思が一番大事だと思っていて、洗脳だろうが刷り込みだろうが、「それでいい」と言ってしまえるひたむきさがまぶしかったのです。どの綾波レイも、そのひたむきさは、ある種の頑なさは共通する魅力なのかなと思います。

◇ きみとまた逢えたから
>まさしくシンジにとっての「たった一人の君」に巡り会えたという素晴らしい物語。
>是非、二人の時間が動き始めたこれからの物語を読んでみたいなと思いました。
「これからの物語は広がっていくはずですが、それは二人だけのものです」と全力で逃げ出したい。執筆予定はありません。
ただ、私はどうしても逢わせてあげたかったのです。
私が逢いたかっただけなのです。

◇さらば青春
>>「問題ない」
>そのうち本人が「何をしている?」とサプライズ登場しないかハラハラしました 笑。
ものまね番組の本人登場は心臓に悪いですよ。

>全ての思い出は各々胸にしまい、新たな道を歩き始めた。しかし、シンジとレイの二人の物語は始まったばかりだ。
>そんなナレーションが聞こえてきそうなラストでした。
書いてなかったはず、と焦りました。暗にそのつもりで書いています。作品紹介でも書きましたが、変わるからこそいいものがあり、逆に変わらないからいいものとして、この景色にNERVでの思い出を仮託しました。説明するとすごくカッコ悪いですね。

>お疲れ様でした。
>これだけの数の作品を生み出された事に感服いたします。
>一貫したテーマは二人の幸せだったと感じました。
ありがとうございます。
この量を完走していただけて本当にうれしいです。
先行公開でも書きましたが「彼女、“綾波レイの幸せ”。寝ても覚めても、そればかりですよ」というのは、企画のための表現上の仕掛けというだけではなくて、私だけでなくみなさんも含めた、LRSの書き手の本心だと思っています。
だからこそ、二人の幸せをずっとずっと書いていきたいと思います。
ありがとうございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/14(Sat) 15:52
投稿者 tamb
参照先
■ どうしてあなたはいつも

 テレビ版ゲンドウのセリフ、「不自由をやろう」をひくまでもなく、人は完全に自由だと何をすればいいのか分からなくなるのかもしれない。
 例えば一本の線。地が現れ、そこに立つことができる。それは不自由であると同時に基準点とも言える。ある意味では天地創造と同義だ。だがもう人は自力では飛ぶことができなくなった。だから知恵の力を使い、飛ぼうとしている。一本の線によって出現した空に。

 レイにとってシンジはそういう存在なのかもしれない。基準点。いつもそこにいる。束の間、羽根を広げて飛ぶこともあるだろう。だがいずれは帰ることになる。シンジという大地に。どうしてあなたはいつも。それは、それが全ての始まりだったから。
 そして、自分も必要とされたい、基準点でありたいと願う。それが一歩踏み出すということでもある。やがて基準点も必要とされたいと願っていることに気づくだろう。だからお互いに心をかき乱し合うことになるのだ。

 以上の考察により、シリアスで切なく、それでいて、明日は自然に微笑むことができるはず、という暖かさに包まれた物語が、実のところゲロ甘であることが判明しました(爆)。

 お腹いっぱいのレイちゃんが地味にかわいい。「おなかいっぱい」とか言いながらお腹さすってたら卒倒する。

 良いお話でした。ありがとう!

 さあ、リテイクしますか(しないよ)。


■ さくらの咲くころに

 これはいいね。年老いた二人を描いた作品ってそう多くはないと思うけど、穏やかな感じが凄くいい。孫娘を溺愛のあまり甘やかし過ぎ、息子(あるいは娘)に怒られている姿すら目に浮かぶ。甘やかし過ぎ。教育に良くない。でもね。でももストライキもありません!
 さあリテ(ry

 良作でした! ありがとう!

 まだまだ続きます!
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/14(Sat) 21:44
投稿者 tamb
参照先
■ 碧い月

 これもいいすね。もうみんなそうなんだけど、「君がきれいだからさ」なんて、しれっと言えるのがいい。咳込む(笑)。

「碧い月なら、もう捕まってるわよ」

 皆さん指摘してますが、これがいいですね。わたしはあなたのわたしです。もう何も言うことはないです。

 しかしです。しかしですよ。皆さん重要な点を読み落としてらっしゃる。もしかすると作者すら気づいてないのかもしれません。

「今年18になる娘に言われ、僕と綾波は旅行へと出かけた。」

 年頃の娘が両親に旅行を勧める。それはつまり、うるさくて過保護なパパとママにはちょっと出かけてもらって、あたしは彼氏とデート♡ ということなのではないだろうか! 両親がゲロ甘してる隙に娘もゲロ甘。私はこれをとても美しいと思うのだった。パパ的にはまだ早い!とか言うだろうけれどシンジ君、キミがいつ何をしたのかをよく振り返った方がいい(笑)。お嬢さんの髪は何色だろうか。


■ ホンモノ

 仕組まれたとか刷り込まれたとか、だからなんなの、と思う。インプリンティングとか本能とか全否定するつもりなのかと。
 もう少しニュートラルに言えば、例えば好きだという気持ちが刷り込まれたものだとして、だからといって嫌いになる理由はない。それでも好きだと思えば、それは好きだということだ。人間の感情はマシンではない。だからシンジは正しい。

「なんだ、綾波か」

 ここがいい。見慣れた碧い髪。そこいる日常という安心感。

「ええ、続きはまた今度」

 パパが「何をしている」と突然現れないタイミングを考えて下さい(笑)。

 良作、ありがとうございました!


まだまだまだまだ続きます!
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/14(Sat) 23:50
投稿者 tamb
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■ きみとまた逢えたから

 逆行というのは、私が中途半端なSF者であることも相まって、なかなか難しいテーマとなっている。親殺しのパラドックス――過去に行って自分の親を殺したら親を殺した自分は存在し得ない――に代表される数々の矛盾をどう解消すればいいのかがわからないのだ。
 過去に遡って全てをやり直し、そこにいたレイと幸せになったとしても、あの紅い海に一人取り残されたレイはそのままではないか、としか思えない。
 考えうる解の一つは、そのレイと共に逆行ということになるが、もう一つの問題が首をもたげてくる。つまり、”逆行した先にもその世界のシンジとレイがいるはずだ”という問題である。そうでなければ過去の自分とは会えないことになる。それはそれでもいいのだが。
 ここまでくれば設定の問題となり、例えば憑依するとか解決策はある。あとは納得できるかという話なんだが、中途半端なSF者としてはどうにも納得できないと、こういうことになるわけだ。

 作者はこの問題――このシンジが救うべきレイは誰なのかという問題に注目し、結論を提示している。すなわち、「掴んだこの手は、もう放さない」という結論だ。積んだ人生経験でキザなセリフすらも言える。その結論を、私は率直に喜びたい。
 小松左京に「果しなき流れの果に」という大傑作がある。「きみとまた逢えたから」を読んで、この作品を想起した事を付記しておきたい。


■ さらば青春

 皆さん書かれている通り、素敵なエンドロールです。思い出は思い出として、忘れてしまう必要はないし時に振り返るのもいい。
 でも道は前に続いている。
 つまりは、そういうことなのだろうと。


 沢山の物語をありがとうございました。ひとつひとつは短くとも――短くない話もありましたが――バラエティに富んでいて、読み応えがありました。
 もう一度、ありがとうございました!
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/15(Sun) 18:17
投稿者 史燕
参照先
〇tambさん
引き続き、感想をありがとうございます。

■ どうしてあなたはいつも
>レイにとってシンジはそういう存在なのかもしれない。基準点。
>いつもそこにいる。
>そして、自分も必要とされたい、基準点でありたいと願う。
そうですね、お互いがお互いの基準点になっていくのでしょうね。なくてはならない存在なのですから。

>実のところゲロ甘であることが判明しました(爆)。
なるほど!!

>「おなかいっぱい」とか言いながらお腹さすってたら卒倒する。
かわいい。すごくかわいいですね。

>さあ、リテイクしますか(しないよ)。
ひえっ。

■ さくらの咲くころに
>これはいいね。年老いた二人を描いた作品ってそう多くはないと思うけど、穏やかな感じが凄くいい。
>孫娘を溺愛のあまり甘やかし過ぎ、息子(あるいは娘)に怒られている姿すら目に浮かぶ。
先般のおばあちゃんレイではありませんが、人生を重ねた先の二人に幸せを見出せるのではないかなと思っています。
目指せ、脱没個性!というところです。
それと、以前寄稿した「さくら」でこれから何度も桜の花を二人で眺めてほしいという思いがあったので、それからここまで何度も桜の花を眺めてきてくれたのかなあと思っています。

■ 碧い月
>「君がきれいだからさ」なんて、しれっと言えるのがいい。咳込む(笑)。
老夫婦ではなく壮年の熟年夫婦をイメージしていて、こんなことを言い合える大人な二人になってほしいなと思っています。
作者の趣味全開なのは否定いたしません。

>「碧い月なら、もう捕まってるわよ」
これが言わせたかっただけとも言います。

>年頃の娘が両親に旅行を勧める。
>それはつまり、うるさくて過保護なパパとママにはちょっと出かけてもらって、あたしは彼氏とデート♡ ということなのではないだろうか! 
>両親がゲロ甘してる隙に娘もゲロ甘。
さすがはtambさんお目が高い。
いえ、作者としては「夫婦水入らずの旅行を勧める気立てのいい娘さんですよ、キミちゃんやアイちゃんみたいに」という程度しか考えていなかったのですがね。
高校生なら彼氏とデート、なんならお泊りまでありそう。

>シンジ君、キミがいつ何をしたのかをよく振り返った方がいい(笑)。
ごもっとも。

■ ホンモノ
>人間の感情はマシンではない。だからシンジは正しい。
そうなんですよね。新劇場版のお話でこの発端の内容があったので、「だからどうした」とシンジ君にも思い直していただきたかったのです。結果覚悟が決まったようで、なによりなのです。

>「なんだ、綾波か」
>ここがいい。見慣れた碧い髪。そこいる日常という安心感。
もう完全に「いつもの風景、いつもの綾波」みたいな感じなのだと思います。離れられない半身のように。

>「ええ、続きはまた今度」
>パパが「何をしている」と突然現れないタイミングを考えて下さい(笑)。
たしかにタイミングは大事ですね。
でも私はそっと覗きに行きたい。

■ きみとまた逢えたから
>逆行というのは、私が中途半端なSF者であることも相まって、なかなか難しいテーマとなっている。
tambさんは半端なSF者ではないと思いますが、難しいテーマだったのはご指摘の通り。過去作の苦い思い出があったので、敢えてチャレンジしました。

>過去に遡って全てをやり直し、そこにいたレイと幸せになったとしても、
>あの紅い海に一人取り残されたレイはそのままではないか、としか思えない。
>作者はこの問題――このシンジが救うべきレイは誰なのかという問題に注目し、結論を提示している。
>すなわち、「掴んだこの手は、もう放さない」という結論だ。
>積んだ人生経験でキザなセリフすらも言える。
>その結論を、私は率直に喜びたい。
何度も繰り返すシンジ君や逆行して、憑依して幸せになるシンジ君は、短いFF遍歴ですがそれこそ何百とみてきました。
前述のように自分でもやりました。
しかし今回振り返って、「シンジが(=史燕が)一番救いたかったのは誰?」という問題を、あのサードインパクトの彼女を思い起こしながら書いた結果がこれです。
逆行モノを全否定するようですが、”彼女”を救いたかった。
だからシンジには絶対に彼女を幸せにしてほしいと願っていたところ「掴んだこの手は、もう放さない」という風に言ってくれたのだと思います。(妙なことに、言わせた、のではなく)
成長したシンジ君は、少しどころではなくかっこよくなっていました。

■ さらば青春
>素敵なエンドロールです。
>思い出は思い出として、忘れてしまう必要はないし時に振り返るのもいい。
>でも道は前に続いている。
これまでを振り返ってできた作品でした。
お祝い企画なのに変な作品ばかり出していたのですが、先行公開の「幸せの形」とこの「さらば青春」は、私の綾幸への、LRS業界への思いが詰まっています。

綾幸の、tambさんへの今までの感謝は「幸せの形」で述べたところです。一緒に追い求めてきた幸せの形。私たちはずっと彼女の幸せを考え続けてきた。そのことへの感謝と、敬意を、マスターとシンジ君を通じて述べました。

「さらば青春」は、一度この場所での過去が思い出に変わる。思い出は大切である。完全なエンドロールです。
しかし、これからも、青春は過ぎ去っても、前に進んでいきたい。一緒に前に進んでいきたい。そんな思いを第三新東京市を去る二人に仮託しました。
これからも、彼らと一緒に私たちも前を向いて進んでいければと思います。
後発組の私が言うのは、自分でも変だと思うのですけれど。

> 沢山の物語をありがとうございました。ひとつひとつは短くとも――短くない話もありましたが――バラエティに富んでいて、読み応えがありました。
ありがとうございます。
気が付けばたくさん書きあがっていて、読み手のみなさんにも大変な負担を強いてしまったのは心苦しく思っています。
しかしながら、今の私に書ける様々な二人を、限界まで探って書いてみました。
全編をご高覧いただき、ご高評までいただき、誠に感謝に堪えません。
重ね重ね、ありがとうございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/15(Sun) 18:44
投稿者 みれあ
参照先
(文句ではなく純粋な感嘆として)数がまず多い! Pixiv で順番に辿っても辿っても史燕さんの作品が続いててちょっと笑いそうでした。
そんないろんな切り口の作品をどれも楽しませていただきました。「どうしてあなたはいつも」が特に好きでした。きっと彼女の視界の外では彼も格好悪いところや思い悩んでるところがあるんだろうけど、彼女から見える彼の姿はこんなにも優しい。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/15(Sun) 18:54
投稿者 史燕
参照先
〇みれあさん
感想ありがとうございます。

>きっと彼女の視界の外では彼も格好悪いところや思い悩んでるところがあるんだろうけど、彼女から見える彼の姿はこんなにも優しい。
碇くんは綾波さんの前では、きっとかっこつけたいだろうなと思いますし、綾波さんの目からは、どんなに情けなくてもかっこよく映るんだろうなと思います。
そんな視点の違いに気づいていただけて本当にうれしいです。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/16(Mon) 00:21
投稿者 tamb
参照先
■ 幸せの形

 幸せの形というのは人それぞれ、なんて言うのは容易いし事実そうなんだろうけれど、あなたが幸せでなければ私は幸せではない、という形は、普遍的なものとしてひとつある。
 愛する人と一緒でないと掴めない幸せというのも間違いなくあって、もちろんそれだけが人生ではないけれど、彼女にはその幸せも掴んで欲しい、と思う。
 それは約束された未来、なんて言ったりするけれど、足掻いて掴むのもだと思うし、座って待っていれば降ってくるというものでもない。
 彼女を幸せにする自信がないなんて、そんなのは当たり前で、それは自信がどうとかいうものではなく、誓うものだから。彼女を幸せにするって、誓うもの。
 それはたぶん、彼女も同じことを想っている。幸せになります。それは彼を幸せにするということ。
 幸せというのは支合わせとも書きます。お互いに支え合うこと。
 それは依存ではないのか、という意見もあるでしょう。私はそれでいいと思うのです。相互依存。お互いがお互いを必要とする関係は、幸せの形だと思います。

 ぼくたちは見守り応援することしかできないけれど、君たちの幸せはぼくたちの幸せなのです。ただそれだけのことなのです。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/16(Mon) 00:35
投稿者 史燕
参照先
〇tambさん
■ 幸せの形
>愛する人と一緒でないと掴めない幸せというのも間違いなくあって、もちろんそれだけが人生ではないけれど、彼女にはその幸せも掴んで欲しい、と思う。
>幸せというのは支合わせとも書きます。お互いに支え合うこと。
>それは依存ではないのか、という意見もあるでしょう。私はそれでいいと思うのです。相互依存。お互いがお互いを必要とする関係は、幸せの形だと思います。
>ぼくたちは見守り応援することしかできないけれど、君たちの幸せはぼくたちの幸せなのです。ただそれだけのことなのです。

私たちは二人が支え合わないと幸せになれないと思っていて、たぶん当人たちよりもなおいっそう感じてきたのではないかと思います。
だからこそ、このタイトルのように、あるいは文中のシンジのセリフのように「綾波レイの幸せ」を、その「幸せの形」追い求めてきたのだです。
それは20年前からずっと、いろんな人と綾幸と一緒に続けてきたことで、これからも続いていくのだと思います。

私が書いているのは、残念ながら綾幸の中でもありふれたものでしかありませんが、そのありふれたものを彼女に、彼に、感じてもらいたいのだと思います。
だから、tambさんが結ばれたように、みなさんと一緒に君たちを見守ることが、私たちの幸せなのだと思います。

だから、幸せの形を、たくさん見つけてね。
だから、ずっとこれからも幸せでいてね。
決してつかんだ手を離さないでね。

感想へのお返事としては少しずれてしまいましたが、偽らざる今の本心をお書きすることが、より正しいお返事だと思いました。
tambさん、ありがとうございます。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/17(Tue) 13:01
投稿者 お魚徹甲
参照先
◇無貌の神
シンジ君にベッタリな綾波が可愛くて可愛くて、ニヤニヤしながら読ませて頂きました…!
「ぎゅっとして、いい?」の破壊力は凄まじかったです。甘々なLRSをありがとうございます!

◇ライフルと鍋が繋ぐもの
「あーん」が日常の風景になってる第3村、すごく良いですね…そして猪を掻っ捌く綾波の逞しいこと…!

◇どうしてあなたはいつも
「実際に触れていなくても、顔を思い浮かべるだけで、体中が温かくなる」
心情が完全に恋する乙女で読んでいるこちらもポカポカしました。この初々しい感じ、堪らなく好きです…!

◇桜の咲く頃に
何年経っても変わらずお互いを慈しみ合う2人がとっても素敵でした…!2人の愛はいつまでも若いまま。

◇碧い月
サラッと「君がきれいだからさ」って言えるシンジさんかっこよすぎて惚れまし
た…!全ての灯が消えた暗闇を〜の所でもしやあのセリフが来るのでは!?と思ったら期待通りで嬉しかったです。やはり綾波には月が似合う…

◇ホンモノ
シンジ君が本音を吐露する台詞が全て平仮名になのは流石の表現だと思いました。考えてではなく、心の奥底から出ている言葉なのがすごく伝わってきます。お互いに何よりもお互いを必要としていること、これ以上ないLoveを感じられて最高でした…!

◇君とまた逢えたから
何百という気の遠くなるような円環の物語、ただ会いたいという願いのために彼女の元へ来るシンジ君の純愛ぶりに胸をうたれました。

◇さらば青春
セントラルドグマへの献花、今はもういない愛機への別れの言葉…NERVが無くなる前に、思い出に「ケリをつけた」んですね。最後の一節では、ここで経験した辛いことも良いことも、2人が未来へ力強く踏み出すための糧としていくような力強さを感じられました。

素敵な作品の数々をありがとうございました!
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/17(Tue) 21:18
投稿者 史燕
参照先
〇お魚徹甲さん
感想ありがとうございます。

◇無貌の神
おぞましい神話生物もシンジ君と一緒なら平気。
いちゃつくためのスパイスなので、私たちは思う存分ニヤニヤしましょう。

◇ライフルと鍋が繋ぐもの
猪さえ捌いてしまうたくましい綾波さんが碇くんの前ではひたすら「あーん」してるんですよ。村のみんな温かい目でニヤニヤしているはずです。

◇どうしてあなたはいつも
>心情が完全に恋する乙女
よかった。女の子の心情って難しいので。
ましてや恋する乙女、表現できたのならうれしいです。

◇桜の咲く頃に
>何年経っても変わらず
>2人の愛はいつまでも若いまま。
そうですね。あの頃のまま、いくつになって変わらない愛を抱いているのでしょう。

◇碧い月
>サラッと「君がきれいだからさ」って言えるシンジさんかっこよすぎて惚れました…!
このセリフが言えるくらいに大人の男になってくれたのだと思います。たぶん加持さんの影響。

>もしやあのセリフが来るのでは!?
ついお約束をですね。

>やはり綾波には月が似合う…
私もそう思います。月を見ると、つい彼女を思い出してしまうくらいに……。

◇ホンモノ
>シンジ君が本音を吐露する台詞が全て平仮名
そうなんですよ。強がりを外した素のままの彼のセリフだと表したくて。

>お互いに何よりもお互いを必要としていること、これ以上ないLoveを感じられて最高でした…!
ありがとうございます。互いに欠けてはならない存在だと思います。

◇君とまた逢えたから
>シンジ君の純愛ぶりに胸をうたれました。
ありがとうございます。きっと、彼は彼女と逢うことで、やっと前に進めるんだと思います。

◇さらば青春
>思い出に「ケリをつけた」んですね。
その通りです。彼らが前に進むために、ここで思い出を、ちゃんと思い出として「ケリをつけなければ」いけなかったのです。

>2人が未来へ力強く踏み出すための糧としていくような力強さを感じられました。
そうですね。きっと二人は、これから未来へと、彼ら自身のための未来へと進んでいくのだと思います。

全編ご高覧くださりありがとうございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/18(Wed) 20:01
投稿者 Seven Sisters
参照先
■無貌の神
前半の重くシリアスな雰囲気から、打って変わって後半は甘々展開
へ。

>こくり、と小首をかしげて尋ねる。

これを意識してやれている綾波さんは、中々の策士ですね(笑)

しかし話の序盤の真希波さん。
意味ありげな視線をしたということは、何か意図があってこの話題
をだしたのでしょうが、何を狙っていたんでしょうね。
綾波を動揺させたうえで、シンジに慰めさせるとか?
だとすれば、彼女が一番のトリックスターかもしれませんね。

■ライフルと鍋がつなぐもの
この話でも小首をかしげる綾波さん。
これは完全に分かっていらっしゃる(笑)
アスカ辺りが教えたのでしょうか。
しかし可愛いは正義。
シンジの張るA.T.フィールドなど、全く無意味ですよね。

■どうしてあなたはいつも
>「ううん。ただ、夕食をどうしようかと思って」

という言葉に対し、じゃあ何か食べに行こうか、ではなく

>「それじゃあ、一緒に買い物に行こうか」

となるのが主夫の面目躍如。

しかしなあ。
一緒に帰るためにレイを待つシンジ。
自分の家ではなく、相手の家に行って料理するシンジ。
ここまでグイグイ押すのなら、きちんと好きって言ってあげてほしい。
おかげレイは慣れない感情に戸惑っているじゃないか。
などと義憤を感じたのは、私だけではないと思いたいです。

■さくらの咲くころに
前話とは打って変わって、年を経た老夫婦の話。
たとえ長い長い時間を共に過ごしても、この二人にとっては、「綾
波」であり「碇君」なのだなあというのが印象的でした。

■碧い月
>「君がきれいだからさ」

>「月がきれいだね」
>「碧い月なら、もう捕まってるわよ」

皆さん仰ってますが、これにつきますね。
18歳の娘がいる年齢で、これが言えるのは凄いことだと思うのです。
なんともごちそうさまでした。

■ホンモノ
私はシンエヴァを見ていないので、この刷り込みうんぬんに関して
は、経緯を完全に理解していません。ただtambさんも言っておられ
ますが、仮にそれが刷り込みだったとして、それが何?と思ってし
まうんですよね。
今自分の中にある気持ち、それこそがただ一つの真実ではないのか
と。だから、

>「でも、碇くんと一緒に居たいと思った。仕組まれたものでも、
なんであっても、それだけが私の中にある一番大切なものなの」

この結論に対しては、心からの拍手を送りたいのです。

■きみとまた逢えたから
逆行は中々難しいテーマですよね。
しかもこの話では、レイのアイデンティティについても絡めているわけで。
このトピックにきちんと向き合って創作した史燕さんは、素晴らし
いと思います。

>「でも、僕が望んだ幸せじゃなかったんだ」

他の世界線で手にした幸せを、そう断じてしまうのは少し寂しい気
もしますが、

>「とにかく君に逢いたかった」

これが全てであり、この話のテーマなのだろうなと。
やっと掴んだその手を、決して離さないでほしいと思います。

■さらば青春
一つの時代に区切りをつけ、前へ進んでいくチルドレンたち。
そこにネルフ施設解体という出来事を重ねるのは、うまいやり方だ
と思いました。

>「行こうか、綾波」
>「ええ、帰りましょう」

良くも悪くも思い出の詰まった施設の解体。
当時を共に過ごした上司同僚との再開と、そして再びの別れ。
少し切ない気持ちになりつつも、二人がこれから歩んでいく道に、
たくさんの幸せがあればいいなと、そう感じました。

それにしても、限られた時間でこれだけの多彩な話が書けるのは凄
いですね。
様々な形で楽しませていただきました。ありがとうございます。
編集 編集
件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/18(Wed) 22:32
投稿者 史燕
参照先
〇Seven Sistersさん
感想ありがとうございます。

■無貌の神
>これを意識してやれている綾波さんは、中々の策士ですね(笑)
それはもう、碇くんに甘えることにかけては天下一でございますから。

>彼女が一番のトリックスターかもしれませんね。
そうかもしれません。
ラブクラフト作品を知っているとすればマリさんかなという人選だったのです。単純にちょっと古典的なホラーで脅かしたかっただけなのだと。
しかしながら、もしかしたら這い寄る混沌となにか関係があったりして……。

■ライフルと鍋がつなぐもの
>これは完全に分かっていらっしゃる(笑)
>シンジの張るA.T.フィールドなど、全く無意味ですよね。
無意味ですね、間違いない。
完全にわかってやっているので常習犯です、手練れです。
そしてシンジ君も実際はまんざらでもないのですから……。
作者からは「お幸せに」とだけ送っておきます。

■どうしてあなたはいつも
>主夫の面目躍如。
どうしてでしょうね、二人で外食というイメージが全くなくて、気が付けば台所で野菜を切り始めていました。
主夫碇シンジ、さすがであります。

>ここまでグイグイ押すのなら、きちんと好きって言ってあげてほしい。
>おかげレイは慣れない感情に戸惑っているじゃないか。
>などと義憤を感じたのは、私だけではないと思いたいです。
ぜひ義憤を感じてやってください。
作者である私自身も感じています。
この朴念仁め(シンジ君を指さしながら)。
そんなもどかしい、微妙な距離感。
だけれど少しずつ本編よりも確実に縮んでいく二人の心の距離。
果たしてどちらが「好き」と言うのか言わせるのか。
そんなこれからに続くまだ発展途上の二人なんです。
見ていて口を出したくなりますが、温かく見守ってあげてください。

■さくらの咲くころに
>年を経た老夫婦の話。
>たとえ長い長い時間を共に過ごしても、この二人にとっては、
>「綾波」であり「碇君」なのだなあというのが印象的でした。
時系列の連続性は全く担保できていないのですが、前話のようないろんなことを経験して、あるいはほかにもいいことや悪いことを乗り越えて、二人でまた桜を眺めているとすれば、それはいつまで経っても「綾波」「碇君」なのだと考えています。
老夫婦、あまり類例は存じ上げないのですが、お気に召したようでありがたいです。

■碧い月
>18歳の娘がいる年齢で、これが言えるのは凄いことだと思うのです。
>なんともごちそうさまでした。
ありがとうございます。
想定では40代前半、こんなことを言えるかっこいい大人になっていただきたかった。
たぶん奥さんにしか言わないのでしょう。
その代わり、いくつになっても、きっとしわくちゃのおじいちゃんになっても、似たようなことを何度でも言っているのだろうなと思います。

■ホンモノ
>仮にそれが刷り込みだったとして、それが何?と思ってし
>まうんですよね。
>今自分の中にある気持ち、それこそがただ一つの真実ではないのか
>と。だから、
>この結論に対しては、心からの拍手を送りたいのです。
論旨はSeven Sistersさんがおっしゃっていただいた通りなのです。本編未見の方に一方的にお話しするのは申し訳ないのですが、それを、ぜひシンジ君に言ってほしかったのです。そしてシンジ君にも、わかったうえで受け入れてほしかったのです。
作者の自己満足でしかないのですが、この二人はこうでなくちゃいけないと勝手に思い立ち、筆を執った次第です。

■きみとまた逢えたから
>逆行は中々難しいテーマですよね。
>しかもこの話では、レイのアイデンティティについても絡めているわけで。
>このトピックにきちんと向き合って創作した史燕さんは、素晴らし
>いと思います。
ありがとうございます。書きたいものを書き切っただけの作品ですので、そこまでご高評をいただいて大変うれしいです。

>>「でも、僕が望んだ幸せじゃなかったんだ」
>他の世界線で手にした幸せを、そう断じてしまうのは少し寂しい気もしますが、
>>「とにかく君に逢いたかった」
>これが全てであり、この話のテーマなのだろうなと。
そうですね。きっと、それまで積み重ねてきた時間も、経験も、幸せも、このシンジ君にとっても大切なものだと思います。
この前段の部分は少し筆が走りすぎていたのかもしれません。
作者の未熟な部分ですね。
しかしながら、それくらい彼の渇望を、欲求を、想いを表現したかったのでこのようなセリフを言わせてしまいました。
後段の結論がこの作品のテーマであるのは間違いありません。
彼には、この”綾波レイ”と幸せになってほしかったのです。
この”綾波レイ”を幸せにしてあげてほしかったのです。

>やっと掴んだその手を、決して離さないでほしいと思います。
このご意見には、まさしくその通りだと同意いたします。

■さらば青春
>一つの時代に区切りをつけ、前へ進んでいくチルドレンたち。
>そこにネルフ施設解体という出来事を重ねるのは、うまいやり方だ
>と思いました。
ありがとうございます。
「さらば青春」というタイトルから、彼らの青春は間違いなくNERV本部と共にあったと思いましたのでこのような形に。(そこに私自身の青春も投影していたり)

>当時を共に過ごした上司同僚との再開と、そして再びの別れ。
>少し切ない気持ちになりつつも、二人がこれから歩んでいく道に、
>たくさんの幸せがあればいいなと、そう感じました。
いろんな出会いと別れを再確認して、永遠の別れではないけど、かつての仲間たちと別れて二人で明日へ。
きっとそこにある感傷はとても大切で、だからこそ思い出として胸にしまうためにここでお別れを告げる必要があるのだと思います。
この二人がこれから歩き始める未来への道は、きっとSeven Sistersさんがおっしゃるように、たくさんの幸せに満ち満ちているのだと思います。

>それにしても、限られた時間でこれだけの多彩な話が書けるのは凄いですね。
>様々な形で楽しませていただきました。ありがとうございます。
だれからもこんなに書けと言われていないのですが、みなさんの素晴らしい作品が続々と届く恐怖におびえ、敵前逃亡をするためにキーボードをたたき続けて結果、この有様です。クオリティで勝てないことはわかりきっていたので、せめて本数だけでも増やして「ここにいるぞー」って存在意義を示したかったのです。
その結果、みなさんから各作品へたくさん感想をいただいているので今の私はすごく幸せです。

全編すべてご通読くださりありがとうございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/21(Sat) 06:13
投稿者 スマトラ
参照先
・無貌の神
実力行使で甘え上手なレイちゃん。控えめに言って大好きです。
『陥落成功』これは絶対狙ってますね。

・ライフルと鍋がつなぐもの
積極的なレイちゃん。
村公認なんですからもっと爆発しちゃってください。
シンジのフィールドに関してはシンジが弱いのか、レイの破壊力が高いのか……

・どうしてあなたはいつも
恋する乙女、レイちゃん。
自分の気持ちにドギマギするレイちゃん、2人をくっつけるためのキューピッドになりたい気分。
「最近ちゃんと食べてなかったでしょ?」ということは一緒にご飯食べたりしてるから気付けているということですかね?それとも主夫ならではの感覚?

・さくらの咲くころに
おばあちゃんレイ。
ゆったりほっこりした時間の流れ、中学生時代があれだったので2人で末永くやりたいことやって欲しいものです。

・碧い月
お互いの半身という言葉がしっくりくる2人。
無意識にユニゾンしてるほどなので仲がいいの一言では失礼になるかも?
エヴァにはいろんな月がありますが碧い月は確かにずっとそばに居てますね。

・ホンモノ
自分を受け入れられているレイちゃん。
既にその気持ちはホンモノであり、シンジの気持ちもホンモノ、なんだなんの問題もないじゃないか……

・きみとまた逢えたから
シンジは幸せだったけどシンジが望んだ幸せではなかった。
つまり望んだのは綾波レイの幸せということで。
企画そのものといった感じで感服しました。

・さらば青春
変わるものと変わらないもの、2人の関係性だって今後より深いものになる可能性もある、というかそうなってくださいお願いします。

最後に素敵な作品をありがとうございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/21(Sat) 18:24
投稿者 史燕
参照先
〇スマトラさん
感想ありがとうございます。

・無貌の神
>実力行使で甘え上手なレイちゃん。控えめに言って大好きです。
よかった、私も大好きです。

・ライフルと鍋がつなぐもの
>シンジのフィールドに関してはシンジが弱いのか、レイの破壊力が高いのか……
たぶんどちらもです。特にレイはシンジに対して強い破壊力を持っているものと思われます。

・どうしてあなたはいつも
>「最近ちゃんと食べてなかったでしょ?」ということは一緒にご飯食べたりしてるから気付けているということですかね?それとも主夫ならではの感覚?
普段それだけよく見ているということだと思います。
そこから料理を作ってあげるのは主夫碇シンジならではかと。

・さくらの咲くころに
>中学生時代があれだったので2人で末永くやりたいことやって欲しいものです。
これからも、末永く。確かにその通りですね。

・碧い月
>エヴァにはいろんな月がありますが碧い月は確かにずっとそばに居てますね。
そうなんですよね。ずっとそばにいます。
小ネタを解説するのはちょっと恥ずかしいのですが、碧い月はもちろんレイのことなのですが、「青い月はめったに出ない、青い月が出たらとてつもない幸運」という俗説がありまして、「青い月は出ない」「青い月なら出ているわ」というのが「月がきれいですね」のNO/YESへのマイナーな返し方だったり。

・ホンモノ
>既にその気持ちはホンモノであり、シンジの気持ちもホンモノ、なんだなんの問題もないじゃないか……
そうです。何の問題もないのです。
それを、自覚してほしかった。それを分かってほしかった。
そんなお話です。

・きみとまた逢えたから
>つまり望んだのは綾波レイの幸せということで。
そうですね。彼女を幸せにしたかったので、彼女の幸せがつまるところ彼の幸せだったわけですから。

>企画そのものといった感じで感服しました。
ありがとうございます。
このお言葉をいただいただけで幸せです。

・さらば青春
>変わるものと変わらないもの、2人の関係性だって今後より深いものになる可能性もある、というかそうなってくださいお願いします。
必ずなります(断定)。実際に書いたりはしませんが、この二人の未来は、二人そろって歩んでいける。だからこそ二人一緒に思い出に、青春に、さよならをしたのですから。

ちょっと余談も話していしまいましたね。
全編お読みくださりありがとうございました。
編集 編集
件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/24(Tue) 22:49
投稿者 アールグレイ
参照先
本当に作品数が凄い……私も相当な数を書きましたが、ここまでは無理です。
幸せの形はこの企画の始まりに相応しいと思います。ここから各々の綾波レイの幸せが展開される感じが良かったです。そして現れましたね、ニャルラトホテプ。むしろこのお題で今まで誰からも出てこなかった事にちょっと驚きました。
どの作品も面白かったのですが、特に「無貌の神」や「ホンモノ」で自身が人外だからなどの理由で悩んでしまう綾波をシンジ君が優しく受け入れているのが好きです。そんなシンジ君がいてくれたからこそ、「さくらの咲く頃に」や「碧い月」のように何十年も安心して一緒に居ることが出来たのかな、と思いました。
素敵な作品をありがとうございます!
編集 編集
件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/08/25(Wed) 17:41
投稿者 史燕
参照先
〇アールグレイさん
感想ありがとうございます。
>ニャルラトホテプ
ほんと、あたししか使わなかったのがびっくりです。

思い悩む綾波を受け止めるシンジ、悩み苦しむ碇くんに寄り添うレイ。
その結実が「さくらの咲くころに」だとすれば、これほどうれしいことは無いですね。

ご高覧下さりありがとうございました。
編集 編集
件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/09/17(Fri) 01:45
投稿者 れい
参照先
まず、運営でお忙しい中、こんなに多くの作品を生み出されていることがすごいです。私は言葉を紡ぐのがどうも苦手で、感想だけでも四苦八苦しているのに小説なんてそれどころじゃないですよね。湧くように文字が出てくるのだろうか…?羨ましいな、という思いです。以下、印象に残った話の感想をかいつまんで書きますね。

≫どうしてあなたはいつも
シンジくんが帰ったあとに彼に話しかける綾波がいじらしくてとてもかわいいです。カードを忘れてしまって取りに行く、というほんの少し先を思わせる終わり方も好きです。
≫ホンモノ
好意プログラムの設定は、シン本編中でアヤナミがそれでも良いと言っているように、改めて言葉にすることで想いの強化がされる美味しい設定だと思ってるのでこういう取り入れ方はとても好きです。仮病で素直に弱さを見せるシンジくんと彼の面倒を見る綾波は、普段とは立場が逆なところも良いです!
≫碧い月
旅行に行く2人というシチュエーションが個人的に好きなのです。以前史燕さんが書かれてたみかん畑を見に行く2人も好きなんですよ!ネルフ、自宅、学校と第3新東京市からあまり出たことがなさそうな2人が外に出ることに勝手に嬉しくなってしまいます。

史燕さんの書くシンジくんはキザでストレートな台詞を素直に言うのが特徴的な気がします。史燕さんらしさが詰まった2人がたくさん読めて嬉しかったです。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:史燕
投稿日 : 2021/09/17(Fri) 11:51
投稿者 史燕
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○れいさん
感想と労いのお言葉、ありがとうございます。

≫どうしてあなたはいつも
>シンジくんが帰ったあとに彼に話しかける綾波がいじらしくてとてもかわいいです。
彼女が、表情には出さないような心情を、シンジ君本人を前にして表せない思いをこういう形で見せてくれました。
いじらしくてかわいい、そう思っていただけたら、書いた甲斐がありました。

>カードを忘れてしまって取りに行く、というほんの少し先を思わせる終わり方も好きです。
このお話は終わりですが、二人のこれからはまだまだ続いて、さらに言えば仲の深さも進展していくと思っているので、まだまだ続いていくよという感じを出しました。

≫ホンモノ
>好意プログラムの設定
原作中で解決していて、さらに言えば好きだと思った気持ちが大事だという結論は先に出ていたのですけど、あえてシンジ君に悩んで、しっかり二人のことを考えてもらいました。

>普段とは立場が逆
シンジ君が弱っていてレイが世話をする、というのはなんだかいいなと思っているシチュエーションです。特に一人で思い悩んでいる時だからこそ、その対象であるレイに出てきてほしかったのです。

≫碧い月
>旅行に行く2人というシチュエーションが個人的に好きなのです。
そうなんですね。二人でどこかに行く、というのが、それができる関係になったというのが、そもそも幸せな状況を描いているのかなと思っていて、たまに書いています。

>みかん畑を見に行く2人
「夏みかんと五月の風」ですね。ありがとうございます。

>史燕さんの書くシンジくんはキザでストレートな台詞を素直に言うのが特徴的な気がします。
>史燕さんらしさが詰まった2人がたくさん読めて嬉しかったです。
そうだったんですね。キザなことをストレートに……、企画作品を見返すと確かに言ってますね。自分の作風とか作品の特徴とか、よくわかっていないので、どういう風に説明するかいつも困るのですが、今回のお言葉を今後採用させていただきます。

最後に、ご高覧くださりありがとうございました。
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