綾幸20周年特別競作企画―感想掲示板
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fld_nor.gif 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/07/31 01:41
投稿者 アールグレイ
参照先
綾幸20周年特別競作企画『Sweet Home Ayasachi』へご参加いただいたぶらいとさんの作品感想スレッドです。みなさまぜひお気軽に感想を書き込んでいってください!
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/16(Mon) 18:13
投稿者 dragonfly
参照先 https://twitter.com/cropmarks

○紅茶の思い出
 疑心暗鬼になって素直になれないシンジと、紅茶の淹れ方を練習したのに受け入れて貰えなかった綾波のすれ違いにヤキモキさせられました。
まさかの渚司令登場で実に驚かせていただきました。
シンジと綾波はいつまででも抱き合ってればイイよ!

○わたしは髪を切る
 迷いを振り切るように髪を切っていく綾波の姿が切なくてたまりませんでした。(語彙力ロスト)

○どうしてあなたはいつも
 シンジをずっと見守って来た綾波の、シンジのココロへの寄り添い方がパないです。鳥肌が立ちました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/16(Mon) 21:43
投稿者 史燕
参照先
○紅茶の思い出
本編終了後のマリとアスカの微妙な関係を匂わせた後にレイの登場。
新劇時空かと思えば漫画での出来事も合流したり、カヲルが独特の立ち回りをしていたりとすっかり引き込まれてしまいました。
レイを遠ざけてしまうシンジの気持ちもわからなくはないという複雑な心境で読み進めました。
そして二人をつなぐ紅茶というキーアイテムと二人の間を取り持つ渚所長。絶妙であります。

>「やっぱり綾波は綾波だ、ありがとう。」
>「碇君…。」
すごくホッとしました。よかったよぉ、本当によかったよぉ。
二人でずっとぽかぽかしていてほしい。
そう思ってしまうような素敵なお話でした。

○わたしは髪を切る
>暗い内容で申し訳ありません。
>ただ、Badエンド?としてこういうのもありかと。
間違いなくアリです。

>せめて、あのときの姿で、あなたを見送りたい。
>すべての過去を、振り払う様に。
dragonflyさんのおっしゃるようにすごく切ない。
でも、あの初号機の中でずっと待っていた彼女が髪を切るなら、確かにこのくらいの重みがあるのだと思います。
あのエンディングを思い起こすと、特に。
>唯一無二かと思っていた彼との絆が、その一言で虚構であったと思い知らされる。
>彼にとって、綾波レイは”唯一無二”ではなかったのだから。
そうなんですよね。
そういう解釈ができてしまうのですよね。
少なくとも、あそこでお別れをすることになったレイにとっては。
(つい、「そうじゃないよ」って言ってあげたくなってしまうのですが)
綾波レイ、そして新劇場版のラストを受けて、真摯に向き合われたことがよくわかる素敵な作品でした。

○どうしてあなたはいつも
綾波レイの独白。
なのにテンポよく文章のリズムが展開しています。
同じお題なのにすごいなあ、と届いたときに感嘆しました。
ずっとシンジのことを考えていて、その理解者としての話かなあと思っていたのですが……。

>ありがとう。碇君…。
きれいな流れで、最後にこのセリフ。
本当にすごい。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/16(Mon) 22:03
投稿者 tamb
参照先
■ 紅茶の思い出

 世界線の分岐というのは、ありきたりとか言うまでもなく、少なくともこの界隈ではごく普通の設定だけれど、統一というのはあまりないかもしれない。でもシンではラストにそれを見せてくれたようにも、今となっては思える。

「シンジへの想いが、次のレイへと引き継がれていく」

 私は基本的に刷り込まれていたとして、だからなに? というスタンスなのだけれど、この解釈は美しい。

 とどのつまり、綾波は綾波であるという結論に至る。私はそれでいいと思うし、もっと言えばそれしかないとすら思う。それでいい。本当にそう思う。

 以下はやや蛇足だが、シンジもやはりシンジなのだ。それはここでわかる。

「シンジはノックもせずにそのドアを開けていた。」

 勝手にドアを開けるのは、いい加減やめなさい(笑)。


■ わたしは髪を切る

 それは思い過ごしというものだ、と言ってあげたい。たぶん、きっと、それで済む。唯一無二になればいい。終わりと思わなければ終わりではない。負けましたと言わなければ負けではない。エンドでもない。


■ どうしてあなたはいつも

 私はこの手の作品を論評する能力を決定的に欠くので――まあ小説的な作品なら的確に評価できるかと言われるとそんなこともないのだけれど、いずれにしても基本は感想なのだ。

 その気持ちを、次は彼に返してあげるといい。君も優しくなれるし、戻ってこれる。どうして、という問いに対する答えは実は簡単で、そうしたいと思ったから。それでいいのです。理由なんかつけたしに過ぎないのです。


 長い間のご無沙汰でしたが、良いお話をありがとうございました!
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/17(Tue) 05:33
投稿者 ぶらいと
参照先
皆様、感想ありがとうございます。

<tambさんへひとこと>
各作品のキャプションでのtambさんへひとことでは、各作品のウラ話を書いてしまっているので、ここであらためて20周年へのひとことを申し上げたいと思います。
サイト開設20周年おめでとうございます!!
これは、すごいことです。どれだけの情熱を注がれ、どれだけのご苦労があったことか。もちろん、綾波レイへの愛がってのことですが、それにしても…。
だからこそ、これだけ素晴らしい作家、絵師の皆様の作品が集まったのだと思います。
そして、これらの作品を目にする機会を与えて下さった発起人のののさん、史燕さんに心から敬意を表します!

■dragonflyさん

〇紅茶の思い出
 >シンジと綾波はいつまででも抱き合ってればイイよ!
私もそう思います。だけどシンジ君、せっかくレイが練習して淹れてくれた紅茶を、二口しか飲んでないような…。

〇わたしは髪を切る
 >迷いを振り切るように髪を切っていく綾波の姿が切なくてたまりませんでした。
お祝いに向けた作品なのに切なくさせてしまい、申し訳ありませんでした。

○どうしてあなたはいつも
 >シンジのココロへの寄り添い方がパないです。鳥肌が立ちました。
ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。

■史燕さん

○紅茶の思い出
>そして二人をつなぐ紅茶というキーアイテムと二人の間を取り持つ渚所長。絶妙であります。
ありがとうございます。ある意味、シンジ君を一番理解して気にかけてくれるキャラはカヲル君ではないかと思い、こういう設定にしました。
>すごくホッとしました。よかったよぉ、本当によかったよぉ。
>二人でずっとぽかぽかしていてほしい。
私もそう思います! dragonflyさんもその様に仰っていましたね。この流れは実は、今回残念ながら参加いただけなかった某老舗のサイトでの描写をリスペクト(参考)させていただきました。

○わたしは髪を切る
>>ただ、Badエンド?としてこういうのもありかと。
>間違いなくアリです。
>綾波レイ、そして新劇場版のラストを受けて、真摯に向き合われたことがよくわかる素敵な作品でした。
ありがとうございます。そう言っていただけると、肩の荷がおります。自分勝手ですが、自分なりの解釈を一度整理したくて、作品の形にしました。そこから、ハッピーエンドに軌道修正したのが、『紅茶の思い出』です。

○どうしてあなたはいつも
>>ありがとう。碇君…。
>きれいな流れで、最後にこのセリフ。
>本当にすごい。
ありがとうございます。というか、そこまで言っていただくと恐縮です。
ただ、レイのシンジへの感情の根っこはこうなのだろうと思い、最後に入れました。

■tambさん

〇紅茶の思い出
>「シンジへの想いが、次のレイへと引き継がれていく」
>私は基本的に刷り込まれていたとして、だからなに? というスタンスなのだけれど、この解釈は美しい。
私はTV版の頃からこの解釈でしたが、新劇場版で刷り込まれているかのように冬月やアスカが言うのでちょっと反論したくて書いてみました。
>勝手にドアを開けるのは、いい加減やめなさい(笑)。
本当にそうですよね。でも、TV版ではそのおかげでいいものが見られたような(笑)。

〇 わたしは髪を切る
>それは思い過ごしというものだ、と言ってあげたい。
>負けましたと言わなければ負けではない。エンドでもない。
だけど、新劇場版ではまさかの『マリエンド』。どうしてこうなった?
それを、いったん肯定して自分なりの解釈をしてみたのがこの作品です。
そして、それに反論してみたのが『紅茶の思い出』でした。

〇どうしてあなたはいつも
>その気持ちを、次は彼に返してあげるといい。君も優しくなれるし、戻ってこれる。
最初は無機質だったレイのシンジに対する感情。
そして芽生えた『ありがとう。』感謝の言葉。
そこに至るプロセスこそが、レイのシンジへの好意を育んでいった。そしてレイはシンジが二度とエヴァに乗らなくてすむよう、行動に移したのだと思います。
また、シンジが『エヴァに乗る』『乗らない』は、最初から最後まで、エヴァという物語で追及され続けた命題だったと思うので、このお題に採用してみました。

あらためまして20周年おめでとうございます!
>長い間のご無沙汰でしたが、良いお話をありがとうございました!
本当にご無沙汰でした。2008年の『競作企画』以来ですね。あのとき、作品のhtml化についてお手本をいただき、本当に感謝しています。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/18(Wed) 00:20
投稿者 aba-m.a-kkv
参照先
「紅茶の思い出」
新劇の世界観、新劇の裏側にあった世界観、そして貞元版の世界観、それらが不思議に織り交ざって独特な物語が紡ぎだされていて面白かったです。
いくつかの世界が交じり合ったとしても、器が変わったとしても、魂に刻み込まれた強い想いは変わらない、それを感じさせてくれる物語に感じました。
そして、それが「紅茶の思い出」というタイトルに冠したものをもって、このストーリーの芯になっているのがすごいと思いました。

「わたしは髪を切る」
何かに別れを告げる、あるいは手向けとして髪を切る、そういうことはよくあるかもしれませんが、「せめて、あのときの姿で、あなたを見送りたい」この思いが震えました。
ここで物語が閉じたとしても、ある意味で綾波レイの幸せなのかもしれませんが、ここから新しい綾波レイの幸せが開かれるような可能性も垣間見える気がしました。

「どうしてあなたはいつも」
それまでの情景が浮かんでくるとともに、ラストの二つの文章に物語を感じました。
シンジ君が守りたいもののために戻ってきてくれること。でもそれはレイのためとは書いていない。
それでいて最後の一文はレイによる感謝の言葉。
その空白に、可能性というか物語を垣間見るような感じがしました。

どの作品もとても良かったです。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/18(Wed) 14:28
投稿者 お魚徹甲
参照先
◇紅茶の思い出
「二人は公然のカップルだったが」いきなりこの一節でエエッ!?と少し驚いてしまいましたが、後々の展開でアァ納得…となりました。その距離感なら周りからは公然のカップルに見えてしまってもおかしくない…
綾波の誘いをワザと断ったりでギクシャクする流れも少しハラハラしてしまいましたが、「綾波は綾波の意思で生きるべきなんですよ!」ここでシンジ君が本気で怒れるのも、彼女のことを誰よりも愛しく思っているからこそですね…!
「私には、碇くんしかいないから…」「綾波、温かいよ」「ポカポカする」「夕闇が迫る頃まで、二人はそうしていた。」全部大好きです…!嗚呼尊い。

◇私は髪を切る
「あの頃の私の姿に戻れば」「せめて、あの時の姿で、貴方を見送りたい」ここでウルっときました。「今までありがとう」なんて、そんな悲しいこと言うなよ…うっうっ…
この後ずっっとシンジ君と一緒に幸せに日々を過ごせるようになる、そうに違いないと信じます…!

◇どうして貴方はいつも
彼がエヴァに乗ってまで守りたい人は誰よりも彼を想っている人。今思えば、お互いがエヴァに乗る理由のひとつはお互いを守りたいからだった…とも思えてきて特大のLoveを感じました(語彙力皆無)。

素敵な作品の数々をありがとうございました!
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/19(Thu) 20:54
投稿者 林原レイ
参照先
良かったです〜
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/20(Fri) 14:15
投稿者 ぶらいと
参照先
感想ありがとうございます。

■aba-m.a-kkvさん

〇紅茶の思い出
世界観について: 私は、TV版のラストを含め、旧劇場版、貞元版のすべてのエヴァについて、どれも本物であり、繰り返される(魂のルフラン)ものであり、それが新劇場版のラストで一応の決着をみたと思っています。
ただ、破のラストであれだけぼろぼろになりながら、レイを救い出したシンジなのだから、もっとレイと絡んでもいいのではないかと思い、この作品で表現してみました。
>「紅茶の思い出」というタイトルに冠したものをもって、このストーリーの芯になっているのが
本当は、もっといいタイトルにしたかったのですが、才能のなさを実感しています。

〇 わたしは髪を切る
>ここから新しい綾波レイの幸せが開かれるような可能性も垣間見える気がしました。
ありがとうございます。実は私も、これで終わりにしたいとは思っていません。一時的にレイがそう思い込んだ、ということにして、その心理を描写してみた次第です。

〇どうしてあなたはいつも
>それまでの情景が浮かんでくるとともに、ラストの二つの文章に物語を感じました。
私も、よく理解しないまま、最後の一分「ありがとう。碇君…。」を、『神様が降りてきた』ままに書きました。
何故か、締め括りはこの言葉しかないと、直感的に思いました。本当に久々のことです。
物語を感じていただいたとしたら、それは神様の思し召しでしょう(笑)。


■お魚徹甲さん

〇紅茶の思い出
>「私には、碇くんしかいないから…」「綾波、温かいよ」「ポカポカする」「夕闇が迫る頃まで、二人はそうしていた。」全部大好きです…!嗚呼尊い。
ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。

〇 わたしは髪を切る
>この後ずっっとシンジ君と一緒に幸せに日々を過ごせるようになる
私も、そう思います。「今度は綾波の番だよ」というシンジの言葉に、レイが深読みしすぎたのだと思います。
ただ、深読みをこじらせると、こういう展開になるかも知れないという、可能性を追求した作品でした。

〇どうして貴方はいつも
>お互いがエヴァに乗る理由のひとつはお互いを守りたいからだった…とも思えてきて特大のLoveを感じました
すくなくともレイにとっては、シンジとはそういう存在だったと思います。その想いが報われることを切に願います。

■林原レイさん

楽しんでいただけたようで、よかったです。ありがとうございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/21(Sat) 15:52
投稿者 スマトラ
参照先
非常に遅くなりましたが拝読しました。

・紅茶の思い出
碇シンジの呪縛という呪縛に取り憑かれてたシンジ君ですね。レイへの気持ちも強いからこその複雑な想いが描かれていて、読み込んでしまいました。結果的には繋がってくれてよかった……

・わたしは髪を切る
受け入れたくないけど受け入れないといけない、そんな後ろめたさを振り払うかのように大胆に髪を切る姿が想像できました。
せめてあの時の姿ってどれだけ健気なんですか、涙出ますよ。

・どうしてあなたはいつも
正直、詩はかなり苦手なので解釈違いだったらすみません。
『自分がどれだけ傷ついていても、守りたい人のために、戻ってきてくれる。』だからこそ、シンジがエヴァに乗らなくていいようにしたっかったんだろうなと思います。遠回しだけどすごく大きな想いを感じ取れました。

素敵な作品をありがとうございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/22(Sun) 15:55
投稿者 ぶらいと
参照先
■スマトラさん

感想ありがとうございます。

〇紅茶の思い出
>その複雑な想いが描かれていて、読み込んでしまいました。
ありがとうございます。少なくとも、退屈させてなくてよかったです。
>結果的には繋がってくれてよかった……
カヲルとマリの尽力があって、二人がぽかぽかできて、よかったですね。

〇わたしは髪を切る
>せめてあの時の姿ってどれだけ健気なんですか、涙出ますよ。
甘い話ばかりでもなんだからと、少ししょっぱい作品もどうかと考えた次第ですが、少しやりすぎたようです。申し訳ありません。
>受け入れたくないけど受け入れないといけない、
aba-m.a-kkvさんの感想でも触れましたが、私もこれで終わりにしたいとは思っていません。
たとえば、こんなふうに…。
レイが髪を切っているところに、カヲルが現れる。
「それでいいのかい、綾波レイ。」
「タブリス…。どうしてここに?」
「君はもう少し、自分の心にすなおであった方がいい。」
「いいえ、これが本当のわたしの気持ち。」
「シンジ君に、今までのことをありがとうと思う気があるなら、それを形にした方がいいということさ。」
「………。」
「それは、髪を切ることではないのじゃないかな。それに、彼が君を受け入れてくれないというのも、君の…いや、君たちの思い過ごしかも知れないよ。」
「でも…。」
「ぼくにまかせてくれないかな。少し時間がかかるかも知れないけど、君の体のことも含めて、悪い様にはしないよ。」
→『紅茶の思い出』に続く。これだけで、短編一本になりそうな気がします。

〇どうしてあなたはいつも
>『守りたい人のために、戻ってきてくれる。』だからこそ、シンジがエヴァに乗らなくていいようにしたっかった
そういう解釈もありなんですね。
シンジがエヴァに乗らなくてすむようにとレイが思ったのは、たしかにシンジへの好意によるものでしたが、シンジが戻ってきたのは、さらにその好意を上回るレイへの気持ちがあったということにしていました。
だから、最後の文を「ありがとう。碇君…。」としました。
でも、言われてみればそういう解釈もいいと思います。
短い文でいろんな解釈ができるから、詩は面白いのではないでしょうか。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/26(Thu) 22:52
投稿者 calu
参照先
◇紅茶の思い出

拝読しました。とても良かったです。
新劇と貞エヴァがパラレルレイヤーに共立する世界と、忘れ得ぬ記憶がシンジを導いていく物語はわたしとしては新しい展開でとても読み応えがありました。

>『今度は、綾波の番だよ。』
>そう言ってほほ笑む今の彼は、なんだか
>よそよそしい様な気がした。

シンエヴァでこれを感じたアヤナミストは多かったのでは無いでしょうか。絶対に耐えちゃうと思ったレイの口からこれを言わせたのは凄いと思います。

>シンジは「綾波シリーズ」の別の子に
>会ったのではないかと思った。

レイちゃん、もう感受性が普通の女の子になっちゃって。いやとても良いです。

>一人目のレイのシンジへの想いが、
>次のレイへと引き継がれていくという
>ものだったということを。

もう全面的に同意します。ブレる事なく100%その解釈に同意しますm(_ _)m

>「わたしには、碇君しかいないから。」

もう泣きそうです。頼むから幸せにしてやってくださいよ〜、旦那〜。

レイにはちゃんと戸締りさせて欲しいですが、いやーポカポカしました。有難うございました。

素晴らしい作品を有難うございました。


◇わたしは髪を切る

とても悲しいストーリーです。破のラストでは溢れんばかりに自我の萌芽を見せていたレイ。シンジがエヴァに乗らなくて済むように全てを捧げてきたレイが14年振りに巡り逢ったシンジへの心象たるやどれほどのものなのでしょう。ぶらいとさんならこのお話への素晴らしい続編を描いて頂けるものと信じています。

◇どうしてあなたはいつも

詳しくないのですが抒情詩と言ってよろしいのでしょうか?
素晴らしい作品だと思いました。
シンジへの想いを募らせるにつれ、レイのコトバがその心に美しい花を咲かせていくように思えます。ステキなお話を有難うございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/27(Fri) 21:16
投稿者 アールグレイ
参照先
■ 紅茶の思い出

新劇場版と貞本版を統一した作品だという事にまず驚きました。私はそれぞれのエヴァ(アニメ・漫画・新劇・その他もろもろの派生作品など)をそれぞれ別の世界線だと完全に分けているスタンスを取っているので……
そして世界は繰り返されても、二人の想いは受け継がれると……すれ違っていた二人が最後に分かり合うことが出来て、本当に良かったです。

■ わたしは髪を切る

綾波レイは碇シンジにとって間違いなく唯一無二の存在だったし、最後までそうだったと私は解釈しているのですが、シンの彼女視点だと唯一無二の存在ではないと捉えてもおかしくないんですよね……
確かにこの作品単体では哀しいお話なのですが、もし仮にこの続きがあるとすればそこまで悲観的な話ではない気もしました。
というのも私は初見でシンのあのエンドを見て、マリは年上の立場としてシンジ君をエヴァのある世界から別の世界へと引っ張りあげる役で(正直なところ私にはあの二人がいわゆる恋人とかの関係には見えなかった)、ここから彼は新しい物語が始まるんだなとか、いやむしろそれを望んだマリの補完シーンで実際はまだマイナス宇宙の中なのかな?とか考えてたので……
だから案外このまま綾波がシンジ君と再会したら二人とも泣きながら抱きしめ合ったりするんじゃないかなと思ったり……(勝手な妄想すみません……)

■ どうしてあなたはいつも

何故シンジ君がエヴァに乗るのか……その理由は毎回違っていましたが、確かに大切な人を守りたいからというのが一貫していた気がします。それが最も顕著に出たのが破のラストであり、シンジ君にとって綾波は間違いなく守りたい大切な人であるという事を改めてヒシヒシと感じました。
そして最後のありがとう……ここには彼女の色んな想いが詰まっているのだろうと感じました。

素敵な作品をありがとうございました!
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/28(Sat) 11:08
投稿者 Seven Sisters
参照先
■紅茶の思い出

すれ違う二人にヤキモキする展開でしたが、最終的にはああいう形
になって良かった。シンジとレイを見守る人たちの優しさも温かか
ったです。

>「綾波、温かいよ。」
>「わたしも…。ぽかぽかする。」

もう二人で好きなだけぽかぽかしてなさい。
君たちはそれに値するのだから。そんな気持ちになりました。

■わたしは髪を切る
当方シンエヴァ未見なのですが、そうなんですね、シンジよそよそ
しかったのか。
LRS成分が抜けきっていない身としては、何とも悲しいレイの行
動ではありますが、こういった行動も、ありうべきものとして受け
入れなくてはいけないのでしょうね。
ただぶらいとさんも、これで終わりにしたいとは思ってないとのこ
となので、これはあくまで途中経過だと、そう理解するようにしま
す。

■どうしてあなたはいつも
あくまで淡々と、理性的な視点からシンジの心情を推測しようとす
るレイ。でもシンジにしてみれば、エヴァに乗らなければいけない
理由はないわけで。
レイは、それがシンジの優しさだから、という自分なりの結論を出
す。そして最終盤になって、ありがとう、という自分の素の感情が
出てくる。この流れがとてもいいな、と感じました。

三作とも楽しませていただきました。ありがとうございました。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/08/29(Sun) 18:10
投稿者 ぶらいと
参照先
皆様、感想ありがとうございます。

■caluさん

〇紅茶の思い出
>新劇と貞エヴァがパラレルレイヤーに共立する世界と、忘れ得ぬ記憶がシンジを導いていく物語はわたしとしては新しい展開でとても読み応えがありました。
ありがとうございます。私にとっては、TV版も新劇も貞エヴァも、すべてエヴァという同質のもので、そこには共通の出発点があり、そこから分岐したものと思っています。だから新劇が完結した今、過去を振り返る場面で何らかの要素が加わると、別世界での記憶を蘇らせることができるのではないかと思いました。誰かほかの人でも、そういう物語を書いていただけないかと思います。

>>一人目のレイのシンジへの想いが、次のレイへと引き継がれていく
実はこれは、昔からそう思っていました。決定的なのは旧劇でレイがゲンドウの手からアダムを奪い、リリスに戻っていくシーンで、「頼む、待ってくれ、レイ!」というゲンドウに対して、「ダメ、碇君が呼んでる。」と言ったところです。最初はリセットされた状態だったレイがこのとき、全てを思い出したのだと思いました。

>>「わたしには、碇君しかいないから。」もう泣きそうです。頼むから幸せにしてやってくださいよ〜、旦那〜。
「わたしには、何もないから」というレイに、これを言わせたかったです。ホント、幸せになってほしいですね。

〇わたしは髪を切る
>ぶらいとさんならこのお話への素晴らしい続編を描いて頂けるものと信じています。
ありがとうございます。スマトラさんへのお返事で触れた設定は思い浮かぶのですが、今の自分の力量で描けるかどうか…。

〇どうしてあなたはいつも
>シンジへの想いを募らせるにつれ、レイのコトバがその心に美しい花を咲かせていくように思えます
そこまで言っていただくと恐縮です。ありがとうございました。

■アールグレイさん

〇紅茶の思い出
>そして世界は繰り返されても、二人の想いは受け継がれると……すれ違っていた二人が最後に分かり合うことが出来て、本当に良かったです。
ありがとうございます。目指したのは”魂のルフラン”なので、そう言っていただけるとうれしいです。

〇わたしは髪を切る
>もし仮にこの続きがあるとすればそこまで悲観的な話ではない気もしました。
自分では、このあとカヲルの登場により、『紅茶の思い出』に続くと思っています。ご安心ください。

〇どうしてあなたはいつも
>何故シンジ君がエヴァに乗るのか
ある意味、エヴァという作品のテーマは一貫してこれではないかと思います。
>そして最後のありがとう……ここには彼女の色んな想いが詰まっているのだろうと感じました。
それを感じていただければ作者冥利に尽きます。詩という形式にしてよかったです。ありがとうございました。

■Seven Sistersさん

〇紅茶の思い出
>シンジとレイを見守る人たちの優しさも温かかったです。
そうですね。それを感じ取っていただけると有難いです。
>もう二人で好きなだけぽかぽかしてなさい。
カヲルとマリ、そして読者の皆様に祝福されて、二人は本当に幸せだと思います。

〇わたしは髪を切る
>そうなんですね、シンジよそよそしかったのか。
新劇第二作で、「ぼくがどうなってもいい、世界がどうなってもいい、だけど、綾波だけは、絶対助ける!」とシンジは言っていました。
それを、最終話のエンドで世界を再構築するとき、「今度は綾波の番だよ。」というのは、あまりにもあっさりとしており、ひいてはよそよそしいと感じたのは、私だけではないと思います。ちょっとその負の感情を増幅してみました。やりすぎたかも。
>これはあくまで途中経過だと
もちろん、その通りです。ご安心ください。

〇どうしてあなたはいつも
>そして最終盤になって、ありがとう、という自分の素の感情が出てくる。この流れがとてもいいな、と感じました。
私は、レイの声で聴く言葉は『ありがとう』が一番好きなので、最後はこの台詞にしました。気に入っていただけたようで嬉しいです。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/09/11(Sat) 06:38
投稿者 のの
参照先
遅い感想になりましたシリーズ第1弾は、ぶらいとさん。
10周年企画依頼という、10年ぶりのご登場でした。
まずはご参加いただけて何よりでございました。
そして、投稿いただいた3作品は、個人的には少し懐かしさもある3本となりました。

>紅茶の思い出
ネオンジェネシス以降。
これを簡単に言うのは簡単ですが、割り切り方が良い。
いい意味で、二次創作らしい。
「原作のここがなあ」と言うところを、そのまま出しているところとか。
僕は二次創作には時評の側面があると思っているので、2021年のシンエヴァ公開時には、こういうことを思っている人がいたよ、という足跡になっっているなと思いました。
マリさんが謎の人物すぎて便利屋になってしまうのは致し方なし。
だってこの話はシンジとレイのためのお話だもの!という思い切りが、良い。
自分自身がこねくり回しがちなので、新鮮でした。

>わたしは髪を切る
新鮮なアプローチ。
ご投稿いただいた時は「こんなんできてしまったけど、ええんか」というコメントとともにいただきましたけれど、
史燕さん共々、実直なアプローチだし、これもまた2021年の自分たちの気持ちの一つでもあるなと得心しました。
3本の中では1番好きです。
こういうアプローチは、旧劇時代のSSでしこたま読んできたので懐かしさもあったり。

>どうしてあなたはいつも
優しさとはなんぞや、という問いは長い時間をかけてきて一元的な答えのない問いであることは歴史が証明していると思いますが、
碇シンジを、優しい人、と定義づけられるのは、おそらく劇中ではレイくらいしかいないよな、と読んでて気付かされました。それかカヲル君か。
ミサトにはあまりその資格がない気がするし、アスカには優しくしてあげられなかった(あれは、彼女の抱えた背景を思えば仕方ない。14歳の少年には荷が重いと思うけど)し。
人間って、他人からの評価で自分が作られていく要素が半分だと思うので、他人から言われて初めて自己認識できると思うんですけど、
「優しさ」ってのは、まさに他人から言われないとわからないよな、と思います(ところで、俺って優しい人間でしょ、という人間は大抵優しくないの、不思議ですよね)。
その意味で、レイちゃんがシンジくんを「優しい」って言ってあげるのは超重要だな、と思った次第です。新たな気づき。


ということで、ぶらいとさん、ご投稿ありがとうございました。
また意欲がありましたら、どこぞで発表いただき、お知らせ下さいませよ。読みに行きます。
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件名 Re: 綾幸20周年特別競作企画:ぶらいと
投稿日 : 2021/09/14(Tue) 10:28
投稿者 ぶらいと
参照先
ののさん、感想ありがとうございます。
ひとつ、訂正させていただくと、10周年企画以来ではなく、もっと前(2008年)の『競作企画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」』以来ですので13年ぶりです。
このとき、やりとりはなかったものの、ののさんとaba-m.a-kkvさんとも投稿でご一緒させていただきました。

〇紅茶の思い出
>いい意味で、二次創作らしい。
>「原作のここがなあ」と言うところを、そのまま出しているところとか。
そうかも知れません。ただ、否定的なところだけではなく、自分流に解釈したものを作品に反映することが昔から多かった気がします。
>自分自身がこねくり回しがちなので、新鮮でした。
わたしも一時、描写にこだわった時期がありました。でも、すべての読者にそれを共感いただくのは難しいと思い至り、テンポのよい展開を重視するようになりました。
描写の力量がないので、物語の背景の設定(思い付きとも言う)が中心になっています。

〇わたしは髪を切る
>史燕さん共々、実直なアプローチだし、これもまた2021年の自分たちの気持ちの一つでもあるなと得心しました。
そう言っていただけると嬉しいです。共感していただけたのかなぁと。
>3本の中では1番好きです。
ありがとうございます!1番できが悪いと思ってましたし、それこそこんなん世に出していいのかと思ってました。
>こういうアプローチは、旧劇時代のSSでしこたま読んできたので懐かしさもあったり。
新劇場版では、このアプローチはだれもしない(する気になれない)のでしょうかねぇ。

〇どうしてあなたはいつも
>碇シンジを、優しい人、と定義づけられるのは、おそらく劇中ではレイくらいしかいない
マグマダイバーの回で、火口に落ちていくアスカを身を挺して救ったシンジは”命の恩人”の筈だから、アスカにも十分その資格があったのですけどねぇ。
まあ、日常生活では罵詈雑言を浴びせていても、「ねぇ、シンジ。キスしよっか。」と言ったのはそのときのお礼と考えられなくもないし…この人は”すなお”じゃないのでよくわかりません。
>その意味で、レイちゃんがシンジくんを「優しい」って言ってあげるのは超重要だな、と思った次第です。新たな気づき。
自分で書いていながら、私もあらためて気づきました。そのとおりですね。
理由もわからず、何かが乗り移って書いていたような気がします。

>また意欲がありましたら、どこぞで発表いただき、お知らせ下さいませよ。読みに行きます。
ありがとうございます。
すぐにそうなる予定はありませんが、過去の作品でよければ、”ぶらいとさまの作品集”でヒットするものがあります。今どき流行らないかも知れませんが、リターンもののダブルチェンジあたりがよいかも。
新しいものは、うーん…やはり、お題をいただかないと、無理かも知れません。
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件名 ルイ ヴィトン 財布 コピー vba
投稿日 : 2024/02/05(Mon) 20:23
投稿者 706180
参照先 https://www.taka78.com/products-5673.html
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