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綾幸20周年特別競作企画:のの
投稿日 | : 2021/07/31 01:42 |
投稿者 | : 史燕 |
参照先 | : |
綾幸20周年特別競作企画『Sweet Home Ayasachi』へご参加いただいたののさんの作品感想スレッドです。みなさまぜひお気軽に感想を書き込んでいってください!
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/16(Mon) 18:37 |
投稿者 | : dragonfly |
参照先 | : https://twitter.com/cropmarks |
とにかく流麗な筆致で詳細にシンジの心情が書き込まれていて作品に惹き込まれました。
>「よく冷えてないアイスはないですよ」
このセリフが駄菓子屋の店主に向けられたのが、気を許した人にしか辛辣になれなかったシンジの成長のような気がしてなんだか嬉しくなりました。
最後の一文。もしかして続編を期待していいのかな〜っと邪推しちゃいました。(^_^;)
>「よく冷えてないアイスはないですよ」
このセリフが駄菓子屋の店主に向けられたのが、気を許した人にしか辛辣になれなかったシンジの成長のような気がしてなんだか嬉しくなりました。
最後の一文。もしかして続編を期待していいのかな〜っと邪推しちゃいました。(^_^;)
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/16(Mon) 20:05 |
投稿者 | : 史燕 |
参照先 | : |
滲む汗にみかんアイス。
じりじりと照り付ける日差しに桜並木の深緑の間を縫って映える青空。
れいさんのイラストが文中から立ち上ってきますね
>「わたしはまだ14歳だから、子供だから、子供がすることをたくさんすることにした」
その通りだと膝を打ちました。
だからこれは、彼女の、二人の、夏の逆襲。
どんなに特殊な立場に置かれても、どんな首輪が付けれても、二人で行う、逆襲の烽火。
> 夏の続きが始まった
こうラストにあるように、彼らの、彼女たちの、あの夏の続きが、これから始まっていくのだと思います。
丹念で精緻な描写に、リレーから続く内面の細やかな描写。
描写の端々から連続性が窺えて、なおかつ単品としても十二分におもしろいように作品が成立している。
素晴らしい作品でした。
じりじりと照り付ける日差しに桜並木の深緑の間を縫って映える青空。
れいさんのイラストが文中から立ち上ってきますね
>「わたしはまだ14歳だから、子供だから、子供がすることをたくさんすることにした」
その通りだと膝を打ちました。
だからこれは、彼女の、二人の、夏の逆襲。
どんなに特殊な立場に置かれても、どんな首輪が付けれても、二人で行う、逆襲の烽火。
> 夏の続きが始まった
こうラストにあるように、彼らの、彼女たちの、あの夏の続きが、これから始まっていくのだと思います。
丹念で精緻な描写に、リレーから続く内面の細やかな描写。
描写の端々から連続性が窺えて、なおかつ単品としても十二分におもしろいように作品が成立している。
素晴らしい作品でした。
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/16(Mon) 21:16 |
投稿者 | : ぶらいと |
参照先 | : |
あまりも偶然に出会ったレイと『夏』の描写に感心しました。ここまで情景描写にこだわれるのもすごいことです。
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/17(Tue) 00:21 |
投稿者 | : tamb |
参照先 | : |
エヴァを前にして何かを語る時、ある意味で避けられないのは「自由」というテーマである。
自由という言葉は多義的に用いられる。表現の不自由。やってやるよ‼︎自由に‼︎
少し前に私も自由という部分に着目した感想を書いた。
いずれにしろ自由というのはある範囲内に限られる。人と人が生きている限り。
とは言え、ICチップ付きならプライバシーはゼロだ。
冷凍の野菜はサラダには使えないがスープの具にはなる、とはとあるSF小説の宇宙船乗りの少女のセリフ。
携帯の中に連絡先があり、同じ街に住んでいるなら、会わないと考える方が不自然だし、同じ学校に通うようにもなる。それはそう仕組まれているからだ、とも言える。ならばそれに意図があるはず。
駄菓子屋の店主。恐らくは、ここにいて駄菓子屋をやっているという事実に喜んでいる。自由に駄菓子屋をやっている、という事実に。
一回目の電話には出なかったし、出会ってからも距離は縮められない。順番待ちして、飛び出していった言葉は罪を犯す。それが生きている証というなら、誰かに罪を贖ってもらわなければならないだろう。
レイは二回目の電話をした。それは「そう決めた」からなのだと思う。やりたいことを、なんでもやる。自由に。
それが始まりで、それで十分だと思う。汗さえぬぐえれば、鬱陶しさも、欲も、そのままでいい。まだ夏は続く。
感想初稿です。普通は(こういう感想なら)少し手を入れるけど、今回はこのままいきます。ストレートで、余計な文章が入ってた方がいいのかなと、なんとなく思って。
自由という言葉は多義的に用いられる。表現の不自由。やってやるよ‼︎自由に‼︎
少し前に私も自由という部分に着目した感想を書いた。
いずれにしろ自由というのはある範囲内に限られる。人と人が生きている限り。
とは言え、ICチップ付きならプライバシーはゼロだ。
冷凍の野菜はサラダには使えないがスープの具にはなる、とはとあるSF小説の宇宙船乗りの少女のセリフ。
携帯の中に連絡先があり、同じ街に住んでいるなら、会わないと考える方が不自然だし、同じ学校に通うようにもなる。それはそう仕組まれているからだ、とも言える。ならばそれに意図があるはず。
駄菓子屋の店主。恐らくは、ここにいて駄菓子屋をやっているという事実に喜んでいる。自由に駄菓子屋をやっている、という事実に。
一回目の電話には出なかったし、出会ってからも距離は縮められない。順番待ちして、飛び出していった言葉は罪を犯す。それが生きている証というなら、誰かに罪を贖ってもらわなければならないだろう。
レイは二回目の電話をした。それは「そう決めた」からなのだと思う。やりたいことを、なんでもやる。自由に。
それが始まりで、それで十分だと思う。汗さえぬぐえれば、鬱陶しさも、欲も、そのままでいい。まだ夏は続く。
感想初稿です。普通は(こういう感想なら)少し手を入れるけど、今回はこのままいきます。ストレートで、余計な文章が入ってた方がいいのかなと、なんとなく思って。
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/17(Tue) 23:47 |
投稿者 | : aba-m.a-kkv |
参照先 | : |
さすが、ののさん。
緻密な描写、巧みな文章の躍らせ方、絶妙なワード、現実味と幻想味の織り交ぜ方、どれも素晴らしい。
心理や情景を仮にここまで想像できたとして、それをこうも言葉に落とし込めるだろうかと考えて、すぐ否と首を振ってしまう。
「こんなもんかと高を括った子供に向けた、」初っ端のここからタイトルに繋がるところから痺れますね。この「、」がやばい。
「瓶のラムネのビー玉が落ちる音と共鳴する風鈴の音が聞こえた」あたりではなんとなく嬉しくなったり。
れいさんの「夏に逆襲」とのコラボという観点からみると、そうきたかあ、と意外と納得が共存した感じです。
れいさんのそっくりさんのほうで書きましたが、私は結構甘々な印象で見ていたので、こういう視点で組み上げられた物語が想像を越えて良かったです。
甘味より酸味のほうだったかあ。
まだ読めていない「Sweet Home」との繋がりがあるのかもしれないので、そちらはまた楽しみなんですが。
戸惑い、と表現していいのかわからないのですが、かつて確かな絆を交わし、ひと時隔絶を経て、再び交わりだした、それをどう咀嚼しようか、そんな戸惑いが伝わってくるような気がします。
その上で、れいさんの絵の二人の表情を見たときに、それが現れているように見えてくる、ののさんの筆だからこそ浮かびあがってくるものだなあ、と。
空白をもって強調してるセリフの使い方がまたすごくうまいのですが、最後の三つあるいは四つだけを引き出して読んだときに、二人の新しい関係は始まりが力強く表されているところにも、胸が熱くなるものを感じます。
「そう決めた」このレイのセリフはあやなまーにとってたまらないです。
素晴らしい物語をありがとうございます。
追記で。
マリさん(らしき人)の使い方がすごく新鮮というか、こういう使い方が出来るんだなあ、と目から鱗。
いまだ私は新劇のほうの描き方がよくわからないのですが、なんだか少し方向性が見えた気がしました。
貞エヴァのラストと絡めれば、面白い役を演じてくれそうだなと思いました。
さて、週末、暑くなったみかんアイスを買いに行かなきゃ。
緻密な描写、巧みな文章の躍らせ方、絶妙なワード、現実味と幻想味の織り交ぜ方、どれも素晴らしい。
心理や情景を仮にここまで想像できたとして、それをこうも言葉に落とし込めるだろうかと考えて、すぐ否と首を振ってしまう。
「こんなもんかと高を括った子供に向けた、」初っ端のここからタイトルに繋がるところから痺れますね。この「、」がやばい。
「瓶のラムネのビー玉が落ちる音と共鳴する風鈴の音が聞こえた」あたりではなんとなく嬉しくなったり。
れいさんの「夏に逆襲」とのコラボという観点からみると、そうきたかあ、と意外と納得が共存した感じです。
れいさんのそっくりさんのほうで書きましたが、私は結構甘々な印象で見ていたので、こういう視点で組み上げられた物語が想像を越えて良かったです。
甘味より酸味のほうだったかあ。
まだ読めていない「Sweet Home」との繋がりがあるのかもしれないので、そちらはまた楽しみなんですが。
戸惑い、と表現していいのかわからないのですが、かつて確かな絆を交わし、ひと時隔絶を経て、再び交わりだした、それをどう咀嚼しようか、そんな戸惑いが伝わってくるような気がします。
その上で、れいさんの絵の二人の表情を見たときに、それが現れているように見えてくる、ののさんの筆だからこそ浮かびあがってくるものだなあ、と。
空白をもって強調してるセリフの使い方がまたすごくうまいのですが、最後の三つあるいは四つだけを引き出して読んだときに、二人の新しい関係は始まりが力強く表されているところにも、胸が熱くなるものを感じます。
「そう決めた」このレイのセリフはあやなまーにとってたまらないです。
素晴らしい物語をありがとうございます。
追記で。
マリさん(らしき人)の使い方がすごく新鮮というか、こういう使い方が出来るんだなあ、と目から鱗。
いまだ私は新劇のほうの描き方がよくわからないのですが、なんだか少し方向性が見えた気がしました。
貞エヴァのラストと絡めれば、面白い役を演じてくれそうだなと思いました。
さて、週末、暑くなったみかんアイスを買いに行かなきゃ。
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/18(Wed) 13:40 |
投稿者 | : お魚徹甲 |
参照先 | : |
あまりの情景描写の精密さと巧みさで、すぐに作品に引き込まれました。こんなにも具体的に、サード後の再編された世界でのシンジ君達の置かれている状況をリアルに設定されているのが凄すぎます。彼が五感で感じていること全てが具体的に描写されていて、シンジ君の視点でアニメやドラマでも観ているような、そんな感覚になりました。
「それはシンジの網膜に焼き付き、視界を奪った〜拭えたのは、汗だけだった。」
この一節が印象的ですね…!腕をペロっとする綾波なんか見たらそりゃそうなるよシンジ君…!
素敵な作品をありがとうございました!
「それはシンジの網膜に焼き付き、視界を奪った〜拭えたのは、汗だけだった。」
この一節が印象的ですね…!腕をペロっとする綾波なんか見たらそりゃそうなるよシンジ君…!
素敵な作品をありがとうございました!
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/21(Sat) 15:29 |
投稿者 | : スマトラ |
参照先 | : |
自分に対して諦めかけているシンジを自分が子供だと受け入れられているレイが導いていく、そんな印象を受けました。
描写が最高すぎてまるまるうちに作品に引き込まれていきました。
そして『彼女の舌がぺろりと舐めて、ぬぐい去る。』
網膜に焼き付かないはずがないですね。
素敵な作品をありがとうございました。
描写が最高すぎてまるまるうちに作品に引き込まれていきました。
そして『彼女の舌がぺろりと舐めて、ぬぐい去る。』
網膜に焼き付かないはずがないですね。
素敵な作品をありがとうございました。
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/21(Sat) 18:24 |
投稿者 | : calu |
参照先 | : |
長調の音階をタイトルまで一気に駆け抜けていくようなプレタイトルがとてもクールです。
あのワンシーンに向けてこれほどのストーリーを生み出された構想力は流石ですが、圧巻は心情まで染め上げる情景描写で、作中の世界にぐいぐい引き込まれました。読み手に流すことを許してくれないこの作品は、凪いだ木々にさえ役割を持たせているようでもあり期待と疑心が止まりません。
ののさんの作品は久しぶりに拝読しましたが、まさに圧倒的。流石の筆力です。
松代での半年間の軟禁生活から解放されても自身を積荷に例えていることは多分に示唆的でもあり、「抗うことさえしなければ生きていくには困らないただの子供が与えられた、独りぼっちの囲われた偽りの自由」が、その現実が苦しいほどに実に精妙に描写されています。
色あせた紺色のポロシャツとこれまでの生き様を滲み出す風貌の駄菓子屋の主人は、真新しい衣類に著される囲われた偽りの自由の対極に存在するメタファーでしょうか。向かいたい未来さえ描けない今のシンジからすると眩しかったのかもしれないですね。
そして、レイが強い。二度もシンジにコンタクトを試み「子供だから子供がすることをたくさんすることにした。そう決めた」と決然と言い放つレイに痺れ、圧巻はやはりのあのシーン。れいさんの画が頭の中で動き出し驚愕する。
>ぬぐえたのは、汗だけだった。
レイの描写は見事ですが、画の中のシンジの表情が顕す意味をここで知ることとなった訳ですが、これホントに先に画が出来ていたのかと思ってしまいました(笑) いや本当に凄いです。
>ああ、これはもう、手遅れなのかもしれない
覚醒したシンジが、この囲われた世界でレイと二人でどのように逆襲を仕掛けていくのか、わたしの心拍数もピークに。
Just the beginning.
このシーンをターニングポイントとして、二人の新たな物語は始まったということなんですね。
マリを登場させた理由も気に掛かります。「シン・Sweet Home:||+1.01」が楽しみです。
また、ののさんがTwitterに投稿された、必要に迫られて買ったみかんアイスも無事回収できて良かったです(笑)
あのワンシーンに向けてこれほどのストーリーを生み出された構想力は流石ですが、圧巻は心情まで染め上げる情景描写で、作中の世界にぐいぐい引き込まれました。読み手に流すことを許してくれないこの作品は、凪いだ木々にさえ役割を持たせているようでもあり期待と疑心が止まりません。
ののさんの作品は久しぶりに拝読しましたが、まさに圧倒的。流石の筆力です。
松代での半年間の軟禁生活から解放されても自身を積荷に例えていることは多分に示唆的でもあり、「抗うことさえしなければ生きていくには困らないただの子供が与えられた、独りぼっちの囲われた偽りの自由」が、その現実が苦しいほどに実に精妙に描写されています。
色あせた紺色のポロシャツとこれまでの生き様を滲み出す風貌の駄菓子屋の主人は、真新しい衣類に著される囲われた偽りの自由の対極に存在するメタファーでしょうか。向かいたい未来さえ描けない今のシンジからすると眩しかったのかもしれないですね。
そして、レイが強い。二度もシンジにコンタクトを試み「子供だから子供がすることをたくさんすることにした。そう決めた」と決然と言い放つレイに痺れ、圧巻はやはりのあのシーン。れいさんの画が頭の中で動き出し驚愕する。
>ぬぐえたのは、汗だけだった。
レイの描写は見事ですが、画の中のシンジの表情が顕す意味をここで知ることとなった訳ですが、これホントに先に画が出来ていたのかと思ってしまいました(笑) いや本当に凄いです。
>ああ、これはもう、手遅れなのかもしれない
覚醒したシンジが、この囲われた世界でレイと二人でどのように逆襲を仕掛けていくのか、わたしの心拍数もピークに。
Just the beginning.
このシーンをターニングポイントとして、二人の新たな物語は始まったということなんですね。
マリを登場させた理由も気に掛かります。「シン・Sweet Home:||+1.01」が楽しみです。
また、ののさんがTwitterに投稿された、必要に迫られて買ったみかんアイスも無事回収できて良かったです(笑)
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/27(Fri) 21:09 |
投稿者 | : アールグレイ |
参照先 | : |
始まりから終わりまでずっと流れるような素晴らしい緻密な情景描写。そしてれいさんのあのイラストからこれ程のドラマを生み出す構成力……流石はののさんです。
仮初の自由を手に入れ、彼女と再会した彼の物語はここから始まるのだと、そう感じました。
素敵な作品をありがとうございました!
余談ですが、読んだ後に早速みかんアイスを買って来て食べました。甘酸っぱくて美味しかったです。
仮初の自由を手に入れ、彼女と再会した彼の物語はここから始まるのだと、そう感じました。
素敵な作品をありがとうございました!
余談ですが、読んだ後に早速みかんアイスを買って来て食べました。甘酸っぱくて美味しかったです。
件名 | : Re: 綾幸20周年特別競作企画:のの |
投稿日 | : 2021/08/30(Mon) 14:33 |
投稿者 | : のの |
参照先 | : |
皆様、感想ありがとうございます。
鋭意受付中ですが、さすがに一段落しているだろうと思いますので返信していきます。
◆dragonflyさん
>>「よく冷えてないアイスはないですよ」
>このセリフが駄菓子屋の店主に向けられたのが、気を許した人にしか辛辣になれなかった>シンジの成長のような気がしてなんだか嬉しくなりました。
半年間の軟禁でそれなりにひねくれた15歳、という具合になっています。
調子のいいときのシンジ君なら、これくらいは言いそう、という認識。
第7使徒襲来の時、アスカの振る舞いに「ちぇ、あとから来たくせに仕切んなよな……」と愚痴る程度には14歳してましたし。
>最後の一文。もしかして続編を期待していいのかな〜っと邪推しちゃいました。(^_^;)
ご期待ください!!!!!(退路を断つ)
◆史燕さん
>>「わたしはまだ14歳だから、子供だから、子供がすることをたくさんすることにした」
>その通りだと膝を打ちました。
どんな話にしていくかなあと思っていた時に「再会する話にしよう」とした際、この2人がアイスを食べるなら、彼女の意志のような気がして、そこから理由と背景を肉付けしていく作業になりました。
前向きな彼女、というのは容易には想像しにくいのですけど、彼女なりに自分が得た命と人生について考えた半年間があったので、それほど無理のない着地になっているかな、と思います。
14,5歳だもの。夏にはアイス、秋には焼き芋、冬にはおでん食って受験勉強してくれれば、それで何も言う事はないのです。
◆ぶらいとさん
>あまりも偶然に出会ったレイと『夏』の描写に感心しました。ここまで情景描写にこだわれるのもすごいことです。
結果的に、心理描写を情景描写に置き換えて書くやり方になったんですが、読み返してみるとこのやり方で書くことが出来てホッとしています。
季節のお話なので、季節を書ききることが人物への掘り下げに繋がっていたらいいなと思ったので。
◆tambさん
自由意志と決定論は本作のテーマですね。
一体どこをどうやって歩いてこんなことになってしまったの?
というところから始まる以上、大なり小なり「なるべくしてなった」のか否かというのは不可避だと思い、
不自由極まりない状況設定と、その中で進んでいく意志を描くことになりました。
>レイは二回目の電話をした。それは「そう決めた」からなのだと思う。やりたいことを、なんでもやる。自由に。
>それが始まりで、それで十分だと思う。汗さえぬぐえれば、鬱陶しさも、欲も、そのままでいい。まだ夏は続く。
まだ夏は続くし、また夏は来る。
その事を自覚した彼女の歩みを止めるものは、最早なにもない。
そんな2016年が来てくれたらいいな、というお話でした。
◆aba-m.a-kkvさん
長文感想、ありがとうございます。
>この「、」がやばい。
書き直すたびに前文を書き直すこと、たぶん第4稿くらいでこの表現に至り『キタコレ!』となりました。
今までの中でも屈指の自己満足度です。そこをご指摘いただけて嬉しい嬉しい。
>「瓶のラムネのビー玉が落ちる音と共鳴する風鈴の音が聞こえた」あたりではなんとなく嬉しくなったり。
もちろん例のアレです(笑)
>れいさんの「夏に逆襲」とのコラボという観点からみると、そうきたかあ、と意外と納得が共存した感じです。
>れいさんのそっくりさんのほうで書きましたが、私は結構甘々な印象で見ていたので、こういう視点で組み上げられた物語が想像を越えて良かったです。
>甘味より酸味のほうだったかあ。
pixivの僕のアカウントに初稿をアップしたんですけど、イラストそのままの描写はしていなかったんですよ。
あくまでインスパイア元として、という関係性だったんですけど、絵を見れば見るほど「いや、それは言い訳だ。この絵に負けない自信がないんだ」と自覚し、
真っ向勝負というか完コピというか、この絵に到達する瞬間で終わる、という話に変更することにしました。
そうなると「アイスの雫を舐める」に意味が必要で、いやそれはもう彼にとっての決定的瞬間ってことでいいでしょ!?と思いつつも、
それだとやや卑猥になってしまうのでは?ということを考慮し「淋しい思い出が甘酸っぱい思い出として更新される」という形にした、という次第です。
>マリさん(らしき人)の使い方がすごく新鮮というか、こういう使い方が出来るんだなあ、と目から鱗。
>いまだ私は新劇のほうの描き方がよくわからないのですが、なんだか少し方向性が見えた気がしました。
>貞エヴァのラストと絡めれば、面白い役を演じてくれそうだなと思いました。
マリさん(らしき人)はですね、最初マキさんだったんですよ、構想段階では。
しかしそれはオマージュの度合いよりノイズになりそうと思い四苦八苦した結果、年齢不詳の謎の女性を登場させることにしました。
元々『外部・異物・コントロールできない存在』の象徴なので、うまく物語を彩ってくれると期待しています。
また出番があるのかは、謎です。謎の女性なので。
◆お魚徹甲さん
>あまりの情景描写の精密さと巧みさで、すぐに作品に引き込まれました。
>こんなにも具体的に、サード後の再編された世界でのシンジ君達の置かれている状況をリアルに設定されているのが凄すぎます。
>彼が五感で感じていること全てが具体的に描写されていて、シンジ君の視点でアニメやドラマでも観ているような、そんな感覚になりました。
老害じみたことを言うと、かつては、それはそれは緻密な描写のSSもあったものです。
それはきっと、旧劇場版で刻印されたイメージや物語を覆すひとつの方法論だったように思います。
今のpixivの作品群を読んでいると「共感してもらうために」書いている一種の装置としての役割が、昔より強く機能している印象を受けます。
これは時の流れと共に、エヴァへのイメージも変わったことの証左なのかもしれないな、なんて徒然なるままに思ったり。
そういう切り取り方で言えば、僕の書く話は未だに前者のイズムを引きずっているような気がします。
>「それはシンジの網膜に焼き付き、視界を奪った〜拭えたのは、汗だけだった。」
>この一節が印象的ですね…!腕をペロっとする綾波なんか見たらそりゃそうなるよシンジ君…!
そりゃそうなんです(笑)
◆林原レイさん
作者冥利に尽きるお言葉、ありがとうございます。
滅茶苦茶うれしいです!
◆スマトラさん
>自分に対して諦めかけているシンジを自分が子供だと受け入れられているレイが導いていく、そんな印象を受けました。
そうだと思います。
「どないしたらええねん」というシンジ君に対して、まかさの、あの彼女が
「そないに気にせんと、やりたいことやりゃええんとちゃう」と言い放つ、というところは、
この話のちょっとした特徴かもしれません。
>そして『彼女の舌がぺろりと舐めて、ぬぐい去る。』
>網膜に焼き付かないはずがないですね。
焼き付かないはずがないのです!(笑)
◆caluさん
感想というか最早批評ですね、caluさんの感想は(笑)
本当にありがたいことです。書き手としてこんな感想いただけるだけで幸せですわ!
特に、
>色あせた紺色のポロシャツとこれまでの生き様を滲み出す風貌の駄菓子屋の主人は、真新しい衣類に著される囲われた偽りの自由の対極に存在するメタファーでしょうか。向かいたい未来さえ描けない今のシンジからすると眩しかったのかもしれないですね。
ここの描写は考えずに出てきたもので、改稿時に消そうと思ったけどなぜか消せなくて、なぜ残したいのか説明できない一文だったのです。
それを見事に表現してくれた気がします。たぶんその、駄菓子屋の主人の人生が見えたことへの対する厭わしさだったのでしょう。
>そして、レイが強い。
ね、どうしたのあなた、って気がするくらい強いです。この強キャラぶりは短編では無類の強さを発揮しますね。
続きを書く時に苦労しそうです、動きが出しにくそうで。
>>ぬぐえたのは、汗だけだった。
>レイの描写は見事ですが、画の中のシンジの表情が顕す意味をここで知ることとなった訳ですが、これホントに先に画が出来ていたのかと思ってしまいました(笑) いや本当に凄いです。
それだけあのイラストが豊かな表現力を持っていて、意味付けを許してくれるものだったのだろうな、と思っています。
おそらく結構見た方々によって受け取り方のニュアンスが違うのではないかと思っています。
それってすごいことだと思うのです。
>>ああ、これはもう、手遅れなのかもしれない
>覚醒したシンジが、この囲われた世界でレイと二人でどのように逆襲を仕掛けていくのか、わたしの心拍数もピークに。
もー、とにかくこのセリフを何度直したことか!(笑)
14歳であんなこと経験して「それでも人生は続く」なんて簡単に思えてなるものか、と考えた時に、なにかしらのキッカケはあってほしいと思うもので。
芸術作品は時にそうした役割を果たしますし、友達から言われたひとこととか、なぜかずっと憶えている、誰かとのちょっとしたやりとりとか。
「これはもう、一生忘れられないだろうな」と思うような出来事が起きてくれれば、彼もまた生きていくことを志すのではないかと願っているのです。
>マリを登場させた理由も気に掛かります。「シン・Sweet Home:||+1.01」が楽しみです。
理由はaba-m.a-kkvさんのところに書いた通りで、僕がもしマキさんを出したらノイズになるか興醒めになるかどちらかだなと思い、
はじめての読者にもわかってもらえるマキさんと思しき謎の女性にご登場いただきました。
◆アールグレイさん
>始まりから終わりまでずっと流れるような素晴らしい緻密な情景描写。そしてれいさんのあのイラストからこれ程のドラマを生み出す構成力……流石はののさんです。
お褒めに預かり恐縮です。
「他の執筆陣とは全然違う趣のものにしよう」という意識高い系だったので、差別化を図れたという点では満足しています。
まあその二日後のくろねこさんの破壊力にすべてかき消されましたけどね(笑)
表現方法として対極であそこまで書ききられてしまうと、言葉も出ません。
>仮初の自由を手に入れ、彼女と再会した彼の物語はここから始まるのだと、そう感じました。
この2人の話がどんな結末を迎えるのか、私もまだわからないのですが、少なくともここから始まったのは確かです。
※みなさま、読んでいただきありがとうございます。
鋭意受付中ですが、さすがに一段落しているだろうと思いますので返信していきます。
◆dragonflyさん
>>「よく冷えてないアイスはないですよ」
>このセリフが駄菓子屋の店主に向けられたのが、気を許した人にしか辛辣になれなかった>シンジの成長のような気がしてなんだか嬉しくなりました。
半年間の軟禁でそれなりにひねくれた15歳、という具合になっています。
調子のいいときのシンジ君なら、これくらいは言いそう、という認識。
第7使徒襲来の時、アスカの振る舞いに「ちぇ、あとから来たくせに仕切んなよな……」と愚痴る程度には14歳してましたし。
>最後の一文。もしかして続編を期待していいのかな〜っと邪推しちゃいました。(^_^;)
ご期待ください!!!!!(退路を断つ)
◆史燕さん
>>「わたしはまだ14歳だから、子供だから、子供がすることをたくさんすることにした」
>その通りだと膝を打ちました。
どんな話にしていくかなあと思っていた時に「再会する話にしよう」とした際、この2人がアイスを食べるなら、彼女の意志のような気がして、そこから理由と背景を肉付けしていく作業になりました。
前向きな彼女、というのは容易には想像しにくいのですけど、彼女なりに自分が得た命と人生について考えた半年間があったので、それほど無理のない着地になっているかな、と思います。
14,5歳だもの。夏にはアイス、秋には焼き芋、冬にはおでん食って受験勉強してくれれば、それで何も言う事はないのです。
◆ぶらいとさん
>あまりも偶然に出会ったレイと『夏』の描写に感心しました。ここまで情景描写にこだわれるのもすごいことです。
結果的に、心理描写を情景描写に置き換えて書くやり方になったんですが、読み返してみるとこのやり方で書くことが出来てホッとしています。
季節のお話なので、季節を書ききることが人物への掘り下げに繋がっていたらいいなと思ったので。
◆tambさん
自由意志と決定論は本作のテーマですね。
一体どこをどうやって歩いてこんなことになってしまったの?
というところから始まる以上、大なり小なり「なるべくしてなった」のか否かというのは不可避だと思い、
不自由極まりない状況設定と、その中で進んでいく意志を描くことになりました。
>レイは二回目の電話をした。それは「そう決めた」からなのだと思う。やりたいことを、なんでもやる。自由に。
>それが始まりで、それで十分だと思う。汗さえぬぐえれば、鬱陶しさも、欲も、そのままでいい。まだ夏は続く。
まだ夏は続くし、また夏は来る。
その事を自覚した彼女の歩みを止めるものは、最早なにもない。
そんな2016年が来てくれたらいいな、というお話でした。
◆aba-m.a-kkvさん
長文感想、ありがとうございます。
>この「、」がやばい。
書き直すたびに前文を書き直すこと、たぶん第4稿くらいでこの表現に至り『キタコレ!』となりました。
今までの中でも屈指の自己満足度です。そこをご指摘いただけて嬉しい嬉しい。
>「瓶のラムネのビー玉が落ちる音と共鳴する風鈴の音が聞こえた」あたりではなんとなく嬉しくなったり。
もちろん例のアレです(笑)
>れいさんの「夏に逆襲」とのコラボという観点からみると、そうきたかあ、と意外と納得が共存した感じです。
>れいさんのそっくりさんのほうで書きましたが、私は結構甘々な印象で見ていたので、こういう視点で組み上げられた物語が想像を越えて良かったです。
>甘味より酸味のほうだったかあ。
pixivの僕のアカウントに初稿をアップしたんですけど、イラストそのままの描写はしていなかったんですよ。
あくまでインスパイア元として、という関係性だったんですけど、絵を見れば見るほど「いや、それは言い訳だ。この絵に負けない自信がないんだ」と自覚し、
真っ向勝負というか完コピというか、この絵に到達する瞬間で終わる、という話に変更することにしました。
そうなると「アイスの雫を舐める」に意味が必要で、いやそれはもう彼にとっての決定的瞬間ってことでいいでしょ!?と思いつつも、
それだとやや卑猥になってしまうのでは?ということを考慮し「淋しい思い出が甘酸っぱい思い出として更新される」という形にした、という次第です。
>マリさん(らしき人)の使い方がすごく新鮮というか、こういう使い方が出来るんだなあ、と目から鱗。
>いまだ私は新劇のほうの描き方がよくわからないのですが、なんだか少し方向性が見えた気がしました。
>貞エヴァのラストと絡めれば、面白い役を演じてくれそうだなと思いました。
マリさん(らしき人)はですね、最初マキさんだったんですよ、構想段階では。
しかしそれはオマージュの度合いよりノイズになりそうと思い四苦八苦した結果、年齢不詳の謎の女性を登場させることにしました。
元々『外部・異物・コントロールできない存在』の象徴なので、うまく物語を彩ってくれると期待しています。
また出番があるのかは、謎です。謎の女性なので。
◆お魚徹甲さん
>あまりの情景描写の精密さと巧みさで、すぐに作品に引き込まれました。
>こんなにも具体的に、サード後の再編された世界でのシンジ君達の置かれている状況をリアルに設定されているのが凄すぎます。
>彼が五感で感じていること全てが具体的に描写されていて、シンジ君の視点でアニメやドラマでも観ているような、そんな感覚になりました。
老害じみたことを言うと、かつては、それはそれは緻密な描写のSSもあったものです。
それはきっと、旧劇場版で刻印されたイメージや物語を覆すひとつの方法論だったように思います。
今のpixivの作品群を読んでいると「共感してもらうために」書いている一種の装置としての役割が、昔より強く機能している印象を受けます。
これは時の流れと共に、エヴァへのイメージも変わったことの証左なのかもしれないな、なんて徒然なるままに思ったり。
そういう切り取り方で言えば、僕の書く話は未だに前者のイズムを引きずっているような気がします。
>「それはシンジの網膜に焼き付き、視界を奪った〜拭えたのは、汗だけだった。」
>この一節が印象的ですね…!腕をペロっとする綾波なんか見たらそりゃそうなるよシンジ君…!
そりゃそうなんです(笑)
◆林原レイさん
作者冥利に尽きるお言葉、ありがとうございます。
滅茶苦茶うれしいです!
◆スマトラさん
>自分に対して諦めかけているシンジを自分が子供だと受け入れられているレイが導いていく、そんな印象を受けました。
そうだと思います。
「どないしたらええねん」というシンジ君に対して、まかさの、あの彼女が
「そないに気にせんと、やりたいことやりゃええんとちゃう」と言い放つ、というところは、
この話のちょっとした特徴かもしれません。
>そして『彼女の舌がぺろりと舐めて、ぬぐい去る。』
>網膜に焼き付かないはずがないですね。
焼き付かないはずがないのです!(笑)
◆caluさん
感想というか最早批評ですね、caluさんの感想は(笑)
本当にありがたいことです。書き手としてこんな感想いただけるだけで幸せですわ!
特に、
>色あせた紺色のポロシャツとこれまでの生き様を滲み出す風貌の駄菓子屋の主人は、真新しい衣類に著される囲われた偽りの自由の対極に存在するメタファーでしょうか。向かいたい未来さえ描けない今のシンジからすると眩しかったのかもしれないですね。
ここの描写は考えずに出てきたもので、改稿時に消そうと思ったけどなぜか消せなくて、なぜ残したいのか説明できない一文だったのです。
それを見事に表現してくれた気がします。たぶんその、駄菓子屋の主人の人生が見えたことへの対する厭わしさだったのでしょう。
>そして、レイが強い。
ね、どうしたのあなた、って気がするくらい強いです。この強キャラぶりは短編では無類の強さを発揮しますね。
続きを書く時に苦労しそうです、動きが出しにくそうで。
>>ぬぐえたのは、汗だけだった。
>レイの描写は見事ですが、画の中のシンジの表情が顕す意味をここで知ることとなった訳ですが、これホントに先に画が出来ていたのかと思ってしまいました(笑) いや本当に凄いです。
それだけあのイラストが豊かな表現力を持っていて、意味付けを許してくれるものだったのだろうな、と思っています。
おそらく結構見た方々によって受け取り方のニュアンスが違うのではないかと思っています。
それってすごいことだと思うのです。
>>ああ、これはもう、手遅れなのかもしれない
>覚醒したシンジが、この囲われた世界でレイと二人でどのように逆襲を仕掛けていくのか、わたしの心拍数もピークに。
もー、とにかくこのセリフを何度直したことか!(笑)
14歳であんなこと経験して「それでも人生は続く」なんて簡単に思えてなるものか、と考えた時に、なにかしらのキッカケはあってほしいと思うもので。
芸術作品は時にそうした役割を果たしますし、友達から言われたひとこととか、なぜかずっと憶えている、誰かとのちょっとしたやりとりとか。
「これはもう、一生忘れられないだろうな」と思うような出来事が起きてくれれば、彼もまた生きていくことを志すのではないかと願っているのです。
>マリを登場させた理由も気に掛かります。「シン・Sweet Home:||+1.01」が楽しみです。
理由はaba-m.a-kkvさんのところに書いた通りで、僕がもしマキさんを出したらノイズになるか興醒めになるかどちらかだなと思い、
はじめての読者にもわかってもらえるマキさんと思しき謎の女性にご登場いただきました。
◆アールグレイさん
>始まりから終わりまでずっと流れるような素晴らしい緻密な情景描写。そしてれいさんのあのイラストからこれ程のドラマを生み出す構成力……流石はののさんです。
お褒めに預かり恐縮です。
「他の執筆陣とは全然違う趣のものにしよう」という意識高い系だったので、差別化を図れたという点では満足しています。
まあその二日後のくろねこさんの破壊力にすべてかき消されましたけどね(笑)
表現方法として対極であそこまで書ききられてしまうと、言葉も出ません。
>仮初の自由を手に入れ、彼女と再会した彼の物語はここから始まるのだと、そう感じました。
この2人の話がどんな結末を迎えるのか、私もまだわからないのですが、少なくともここから始まったのは確かです。
※みなさま、読んでいただきありがとうございます。