[514] ウィンドアンカァ/aba-m.a-kkv
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- 日時: 2010/04/18 20:49
- 名前: tamb
- ののさんの投下作「名案」と絡めて書くけれども、aba-m.a-kkvさんの作品には不思議な質
感がある。透明度はやはり高く硬質だけれど、それを通して見ると、向こう側は輪郭がにじみ 逆像になっている。
レイのセリフはセリフというより独白に近い。極端に風が強いということと相まって、ふわ ふわしてて現実感に乏しい。台風の日の妙な高揚感に少しだけ近い。 でもそこでシンジがたったひとこと、例えば「すごい風だね、綾波」と言っただけで、もの 凄い安定感というか、一気に引き戻される感がある。大地に根ざしたというのか、文字通りの 「碇」、アンカァ。自分がどこにいるのか、その瞬間に気づく。どこにいるの? 自分がいまここにいるという事実を知らなければ、どこにも行くことはできない。ここはど こなのか。それを忘れそうになった時は、きっと彼が教えてくれる。
ジミ・ヘンドリックスの「Little Wing」という曲が、これを読みながら頭の中を流れてい ました。動画を貼るスレに唐突に貼ったアコースティック・スティックによるLittle Wingは、 こういう経緯でした。当該スレに書けばいいんだけど、公開前なので書けず、さらには我慢も できなかったという 。
作品はこちら。 http://tamb.cube-web.net/cont/aba-m/aba-m22.htm
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