Re: サイト開設十周年カウントダ ( No.1 ) |
- 日時: 2010/12/03 03:29
- 名前: 何処 ID:CV4RB1LkWiE
- OP【ワンダーラスト】巡音ルカ
http://www.youtube.com/watch?v=9DGQWrQYYxM&sns=em
『碇君…』
「綾波…」
『教えて…』
「え?」
『愛って何?』
「…愛って何だろう」
『解らない…』
「判らない…」
『「わからない…」』
【世界の終わりの果ての先】
…起きた?
…起こされたのよ…うなされてたわよ又…
…ホットミルクでいいわよね?
…シンジ、又ファーストの事考えてたでしょ…分かるわよそれくらい、もう何年一緒に暮らしてると思ってるのよ。
…いない人間相手じゃ勝負にすらならないわ。勝ち逃げって奴ね。
…謝らなくていいわ。あたしは納得してここに居る訳だし。
…ファーストは、あの娘は帰ってこなかった、けれど私達は還って来た。それが事実…又泣いて…仕方無いわねもう、ほらこっち来なさいよ。
…
…
…落ち着いた?
…ファーストを怖がった事、そんなに悔やんでるの?
…あたしがもしそんな光景を見たらあんた処の騒ぎじゃなかったわね。
…言葉通りの意味よ。だって普通そんな同じ人間が何人も水槽の中に居るなんて見たらパニックよ間違い無く。
…怖いわよ、そんな相手が隣にいたら。だって…判らないじゃない、本人か別人か、それに…
…もしも、もしもよ、仮に私も同じ様に沢山の自分がいてその中の一つだったら…
…怖いの…
私…あの娘と違うわよね?…私も沢山の私の中の一人なんて事無いわよね?
…あたしね、あの娘に言った事があるのよ…人形の癖にって…
私…私…馬鹿、どうしようも無い位の馬鹿!あの娘は…人間だったのよ…
…何よその目は…又私を憐れむの!?ハン!あんたに憐れみ掛けられるのは御免だわ!
私は私よ!嫌な所も臆病な所も醜い卑怯な所も全て私!私の罪も罰もそれが私の証だもの、誰にも渡さない!
触らないで!私は慰めなん…なん…うぇぇ…
…エクッ、ヒクッ…
…
…お願い…
…離さないで…
…もっとギュッとして…
◆*◆
「…マイク切るぞ、後は赤外線に切り替える。」 「…私達、いつまでこの子達を苦しめなければならないのかしら…」
「…さあな…」
「…」
「…交替だ。君は寝てろ。」 「…先輩…いえ、赤木博士が生前私に言ったわ…潔癖症は辛いわよって…」 「…そうか…」
「…赤木博士は…悪女になりたかったのかも知れないわ…」 「?」 「だって…悪女になれば罪の意識に苦しめられずに済むもの…」 「君も悪女を目指すか?」
「…悪女になるなら自分を誤魔化す為に総てを先…赤木博士や葛城さんや、誰かに擦り付けないと…」
「出来るのかい?」 「…無理ね、私には葛城さんみたいに子供達を支えるなんて出来なかったし赤木博士みたいに割り切る事も出来なかったわ…」
「…つくづく碇司令には頭が下がる…総ての責任を引き受けるなんて他の誰にも出来はしない…」
「…そう言えば日向君、内調に戻ったのよね…」 「“諜報員”か…因果な商売だよな…挙げ句に使い捨てにされて…」
「…司令も葛城さんも知ってたそうよ…」 「“情報はギブアンドテイク”か…日向の奴、葛城さんに惚れてたんだぜ?惚れた相手と化かしあいか…やれやれ、俺にゃ無理だな…」 「…死体も見付からなかったのよね、葛城さん…」 「…ん?あれは…」「…レイちゃん!?」 「…ロストした。マイクとカメラを!」 「室内は異常無し!直ちに保安部に連絡!電磁シールドは既に展開!」 「行くぜマヤ!ロンギヌスブレッドは五発だ!亡霊退治にゃ厳しいか!」 「…大丈夫!未だATフィールドは感知して無い!」
◆*◆
碇君…碇君…碇君…
「レイちゃん!」
碇君…碇君…
「…残留思念だ…」 「…未だ実体化してないわね…」 「…哀れだな…」 「電磁シールドに引っ掛かっているわ…お願い、早く」 「オーケイ、一発で楽にしてやる。」 「レイちゃん…ごめんなさい…貴女はもう…私達にはこうするしか…」
碇君…碇君…いか“ドシュッ!”
碇君碇君碇君イカリクンイカリクンイカリクンイカリク…
「目標…消滅…」 「…こんな事あの子達にゃ言えねえな…」 「…まるで怪談よね…」 「…耳無し芳一だっけ…」 「牡丹燈籠ね…」 「そうか…牡丹燈籠か…」
「今保安部に連絡したわ…後は任せましょう。」 「ああ…」 「私達…いつ贖罪できるのかしら…」 「無理だろうな…ま、いずれ共に地獄だ、一人じゃ無いだけマシだろうぜ」 「…行きましょう。」 「…今回も満月か…」
… イ カ リ ク ン
…
『…綾波?』
ED【ワールズエンド・ダンスホール】初音ミク・巡音ルカ http://www.youtube.com/watch?v=L0gYBduknLI&sns=em
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