Re: 「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を語るスレ/ネタバレOK ( No.14 ) |
- 日時: 2021/03/14 00:36
- 名前: 史燕
- 2回目を見てきました。ようやくまとまった文章にできそうなので、改めて感想を書き込ませていただきます。
>基本、無制限です(笑) ありがとうございます。思いっきり書き込ませていただきます。重大なネタバレがありますが、お許しください。
まず、今作はシンジ君の成長の物語でした。 Qの時点で14年前に置いてけぼりにされてしまった彼が大人になり、自分自身で前に進み始めるお話です。 そこにはたぶん、庵野監督自身が投影されているのかな、と思います。監督の鬱から回復するまでの経験が、描写の端々から感じられるので。(「どうしてこんなに優しいんだ」とか)
レイについてですが、白も黒もどちらもやっぱり”綾波レイ”だったので、なんだか安心したというのがあります。黒レイが少しずつ感情を学んでいき、笑うことや涙を流すことを覚えていき、最後にああいう結末を迎えたのは、悲しかったけれど、納得をした部分もあります。白レイについては、「あ、ずっとそこにいたんだ」というのが素直な感想です。 LRSではなかったですが、彼女がちゃんと彼女として未来に進んでくれそうなので、それはそれでいいのかな、と思います。
アスカは、アスカとして、もやもやと抱えていたものをちゃんと今回は言葉にしてくれたので、やっぱり「大人になったんだな」と思いました。旧劇のアスカだと、ちゃんと言葉にしてくれなかったと思うので。 そして、彼女の幸せも手に入れられそうな描写でしたので、ほんとによかったです。
カヲル君は、これまた特殊な立位置でしたが、彼も救済対象になったことが旧来の作品と異なる、よかった部分の一つでしょうか。 渚司令はちょっと解釈が難しいですが。 加持さんとの関係も気になるところ。
加持さんですが、彼主人公でもう一本映画がありそうなくらいすごい働きをしてますね。なによりミサトさんとの関係が、ああいう形になったのは、二人らしいというかなんというか。 シンジ君の、やっぱり兄貴分だなあ、と思いました。
他の面々についてですが、トウジと委員長が幸せそうだったり、ケンスケがすごく成長していたりして、とてもとてもうれしかったです。 また、日向・青葉・伊吹の三人が、シンジ君のことをちゃんと理解してくれている描写があって、Qがああだっただけにびっくりしました。 あと、冬月先生がめちゃくちゃかっこいい、敵役なのに。「あんたそんなにすごかったの!?」なんて思っちゃいました。
ゲンドウとユイさんについても、きちんとした形に描かれていて個人的には良かったです。シンジ君が、ゲンドウときちんと向き合ってくれたので、私もちゃんと理解することができました。
ミサトさんは、Qで「どうしてそんなことするんだろう」って思ったことに、きちんと回答されていました。なによりお母さんだった。だからこそ、シンジ君に「いってらっしゃい」って言えたのかと思います。
最後にマリさん。全部持って行ってくれたマリさん。今作であなたのことも大好きになりました。 カップリングは、今回はそうなったのね、くらいの気持ちです。(未練がましいですが、譲れないので、ごめんなさいね)
これで完結なんだ、ということで「ちゃんと終わってよかった」というのが、一番の感想です。 ただ、それと同時に、「これで終わらせていいのかな」なんて思いもあります。アフターものとか、再構成ものとか、正直自分で書ける気がしませんが。
でもレイに稲刈りさせてあげたい。なんならツバメちゃんの入学式とか、運動会とかで、保護者席に座ってもらって、彼女のお姉ちゃんをやらせてあげたい。そんな思いもあったりします。
まとめますと、賛否のある部分も思いつきますが、今作は良作だと思います。
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