桜花姫 ( No.23 ) |
- 日時: 2021/08/16 20:15
- 名前: 月影桜花姫
- 最終話
天女
無事に武士団の駐屯地から脱出した小梅姫と崇徳丸は東国の郊外に聳え立つ低山…。日和山に到達したのである。 「はぁ…はぁ…」 崇徳丸は恐る恐る…。 「百鬼食人餓鬼は小梅姫でも仕留められないのか?」 問い掛けられた小梅姫は即答する。 「本調子の私だったら百鬼食人餓鬼程度の悪霊なら十体以上出現しても簡単に仕留められるわ…」 百鬼食人餓鬼は所謂食人餓鬼の集合体であり人間が単独で仕留めるのは困難であるが…。摩訶不思議の妖術を駆使する妖女であれば容易に仕留められる程度の悪霊である。 「えっ…」 (本調子なら百鬼食人餓鬼を十体も仕留められるのか…) 小梅姫の発言に崇徳丸は絶句する。 「今現在の私の妖力は空っぽだからね…食人餓鬼も仕留められないわよ…」 「一休みするか…小梅姫?」 すると小梅姫は小声で発言する。 「天霊山の露天風呂にでも入浴出来れば…」 「ん?天霊山の露天風呂だと?」 崇徳丸は露天風呂の一言に反応したのである。 「天霊山って…西国の小山だったよな?」 「天霊山の露天風呂に入浴すれば消耗した妖力も回復させられるの…」 「即刻西国に移動するか…」 直後…。無数の霊力が日和山に接近するのを感じる。 「殺気か…」 「無数の霊力だわ…」 無数の霊力の正体とは百鬼食人餓鬼であり先程遭遇した百鬼食人餓鬼が日和山に出現したのである。 「此奴…」 「百鬼食人餓鬼だわ…私達を追尾したのね…」 すると崇徳丸は一息するなり…。 「久方振りに…此奴の出番だな…」 「えっ?父様?」 崇徳丸は牢固石の刀剣を抜刀したのである。 (父様…本物の武士みたいだわ…) 崇徳丸は身構える。 「悪霊との戦闘は三十年前以来だな…」 三十年前の死霊餓狼との死闘を想起したのである。 「成仏せよ…悪霊!」 百鬼食人餓鬼を睥睨するなり…。神速の身動きで百鬼食人餓鬼に接近したのである。 「瞬殺!?」 崇徳丸の斬撃で百鬼食人餓鬼は両断される。 (父様って…こんなに精強だったの!?) 小梅姫は崇徳丸の強大さに愕然とする。 「私は戦乱時代では東国の一兵卒だったからな…」 (父様…男前ね♪) 小梅姫は赤面…。崇徳丸に見惚れたのであり。すると両断された百鬼食人餓鬼が無数の肉片に分裂…。数十体もの食人餓鬼に変化したのである。 「此奴…食人餓鬼に分裂するとは…」 無数の食人餓鬼が崇徳丸に殺到する。 「父様!多勢に無勢だわ…逃げましょう!」 「食人餓鬼は私が仕留める…」 圧倒的に不利であるが崇徳丸は再度…。神速の身動きにより殺到する食人餓鬼を斬撃したのである。数分間で数十体の食人餓鬼を仕留める。 「此奴は意外と楽勝だったな…」 地面には無数の血肉が散乱したのである。小梅姫は沈黙する。 (父様が東国の軍神って噂話は本当だったのね…) 百鬼食人餓鬼との交戦で崇徳丸の精強さを再認識したのである。 「こんな程度の奴等なら私一人でも容易に仕留められそうだ…小梅姫は西国の天霊山で妖力を回復させろ…」 直後…。百鬼食人餓鬼をも上回る霊力を察知したのである。 「えっ!?何かしら!?」 (霊力だけど…今迄の悪霊とは桁違いだわ…一体何が出現したのかしら!?) 畏怖する小梅姫の様子に崇徳丸も極度の胸騒ぎを感じる。 (如何やら小梅姫も感じるみたいだな…) すると背後の獣道より…。 「ん?なっ!?貴様は…」 崇徳丸は背後を直視すると身震いしたのである。 「えっ…誰なの!?」 獣道に出現したのは鬼神を連想させる甲冑を装備した武士…。崇徳丸を直視するなり睥睨したのである。 「父様?此奴は一体何者なの?」 (此奴の肉体から霊力を感じるわ…悪霊なのは確実だけど何者かしら?) 武士が悪霊なのは確実であり小梅姫は恐る恐る崇徳丸に問い掛ける。問い掛けられた崇徳丸は一瞬後退りする。 「此奴は…北国の鬼神…鬼殺丸だ…」 「鬼殺丸?」 すると鬼殺丸は発言し始める。 「久方振りだな…夜桜崇徳丸…戦乱時代では人殺しだった貴様が…今現在では僧侶の身分とは呆れ果てるな…」 小梅姫は崇徳丸を直視するなり…。 「父様!此奴は悪霊よ!肉体から霊力を感じるわ!」 「えっ…悪霊だと!?」 鬼殺丸が悪霊である事実に崇徳丸は驚愕したのである。 「鬼殺丸?貴様…戦死したのか?」 崇徳丸の問い掛けに即答する。 「俺は野犬の亡霊に食い殺された…今現在の俺は悪霊の肉体だ…」 「野犬の亡霊とは…」 (死霊餓狼か…) 野犬の亡霊が死霊餓狼であると推測したのである。 「俺は皮肉にも悪霊の集合体によって復活させられた悪霊だ…」 「悪霊の集合体だと?」 「人間達を全滅させるのが俺の仕事だからな…手始めに復讐の対象者である崇徳丸…貴様から片付ける!」 すると小梅姫が発言する。 「父様を殺さないで!」 「ん?誰だ…貴様は?」 鬼殺丸は小梅姫を睥睨したのである。 「小梅姫…逃げろ…此奴は私が阻止する…」 崇徳丸は再度抜刀する。 「えっ?父様!?」 「安心しろ…私は死なないよ♪」 崇徳丸は笑顔で断言したのである。 「如何やら小娘は貴様の愛娘みたいだな…」 「私の愛娘に手出しさせない…貴様の相手は私だ…」 「安心しろ…貴様を打っ殺してから貴様の愛娘も打っ殺すからよ…」 鬼殺丸は右手に霊力を収縮…。雷光の刀剣を形作ったのである。 「雷光の刀剣だと?」 「貴様を仕留めるには…此奴で事足りる!」 両者は睥睨するなり…。 「覚悟しろ!鬼殺丸!」 「貴様こそ!」 両者は神速の身動きで移動し始める。 (えっ!?) 両者の身動きは肉眼では視認出来ず小梅姫は何が発生したのか理解出来なかったのである。 (一体全体何が!?) 直後…。両者の刀剣が交差したのである。 「崇徳丸…貴様の刀剣は私の霊剣と互角とは…」 「私の刀剣は牢固石だ!貴様の雷光の刀剣でも簡単には屈折しないぞ…」 すると鬼殺丸は後退…。雷光の刀剣は消滅する。 「ん?」 崇徳丸は警戒したのである。 (鬼殺丸は一体何を?) 鬼殺丸は左手より霊力の火球を形作る。 「死滅せよ…崇徳丸…」 高熱の火球を発射したのである。 (火球か…) 崇徳丸は火球を一刀両断…。左右に両断された火球は崇徳丸の背後で爆散したのである。 「鬼殺丸…貴様は其処等の悪霊とは桁外れだな…」 「当然だ…悪霊は悪霊でも俺は其処等の悪霊とは別格だからな!最上級の悪霊とでも…」 自身を最上級の悪霊と豪語する。 「であれば鬼殺丸よ…本来の貴様は死没者であるからな…死没者である貴様を死後の世界に戻らせる…」 「最上級の悪霊である私を死後の世界に戻らせるか…であれば私は貴様を死後の世界である地獄に招待するだけだ…」 鬼殺丸は崇徳丸の両足を直視…。 「えっ?」 「父様の両足が…」 すると崇徳丸の両足は氷結したのである。 「なっ!?氷結だと!?鬼殺丸…貴様一体何を?」 「残念だったな…崇徳丸…私の霊力で貴様の身動きを封殺した…」 両腕と両足の氷結により崇徳丸は完全に身動き出来なくなる。 「ぐっ…」 (迂闊だった…) 鬼殺丸は再度雷光の刀剣を発動したのである。 「今度こそ貴様を地獄に招待する…覚悟せよ!崇徳丸…」 一歩ずつ崇徳丸に近寄る。普段は冷静であり無表情の鬼殺丸であるが…。 (今回で復讐を達成出来るぞ♪) 今回ばかりは微笑したのである。 「覚悟しろ!崇徳丸!」 (今日が私の命日か…) 崇徳丸は最期を覚悟する。頭首を斬首される寸前…。 「父様を殺さないで!」 「はっ?」 「小梅姫…」 鬼殺丸と崇徳丸は小梅姫を直視する。 「鬼殺丸…父様を殺さないで…」 小梅姫は泣訴したのである。落涙する小梅姫に鬼殺丸は無表情で…。 「安心しろ…小娘…此奴を打っ殺してから愛娘の貴様も打っ殺すからよ…」 すると小梅姫は鬼殺丸を睥睨したのである。 「如何しても父様を殺したいのであれば…」 「はっ?」 小梅姫の全身より血紅色の妖力が全身から溢れ出る。 「小梅姫…一体何が…」 「小娘…」 小梅姫の妖力は肉眼でも視認出来る。普段の温厚篤実の彼女とは別人であり今現在の彼女は鬼神だったのである。 (小梅姫なのか!?別人みたいだ…) 崇徳丸は彼女に戦慄する。すると数秒後である。妖力の覚醒からか彼女の全身から溢れ出た妖力が小梅姫の全身を覆い包み…。小梅姫は常人よりも一回り巨体の化け猫らしき妖獣へと変化したのである。 「小娘…妖怪化したのか…」 無表情であった鬼殺丸も恐る恐る後退りする。 「私を殺せるなら殺しなさい!」 小梅姫は力一杯鬼殺丸を睥睨したのである。 (小娘の正体は妖獣だったのか…) 「死滅しろ!妖獣!」 高熱の火球で攻撃する。 「小梅姫!」 小梅姫は雷撃の結界で鬼殺丸の火球を無力化したのである。 「俺の攻撃を無力化しやがったか…」 直後…。 「なっ!?」 突如として身動き出来なくなる。 (ぐっ…身動き出来ないだと…) 小梅姫は鬼殺丸に金縛りの妖術を発動したのである。 「逃げられないわよ…悪霊!」 口先より高熱の雷光を凝縮…。雷光の火球を形成させる。 「完全に成仏しなさい!」 雷光の火球を発射したのである。 「えっ…」 前方の地面は高熱により焦土化…。黒焦げに抉れたのである。 「予想外の威力だ…」 (小梅姫の妖力は私の想像以上だな…) 小梅姫の妖力に崇徳丸は圧倒される。 「鬼殺丸は…仕留めたかしら…」 すると背後より…。 「小梅姫!食人餓鬼だ!」 「えっ?」 小梅姫の背後に一体の食人餓鬼が出現したのである。 「食人餓鬼程度なら…」 攻撃する直前…。食人餓鬼の肉体から白煙が発生したのである。食人餓鬼は白煙に覆い包まれ…。 「えっ…」 「此奴は…」 先程仕留められた鬼殺丸が再度出現したのである。 「残念だったな…小娘よ…」 「如何して鬼殺丸が?貴様は小梅姫の攻撃で…」 すると鬼殺丸は説明する。 「俺の肉体は悪霊だ…実体としての肉体が破壊されたとしても霊体のみでも活動出来るぞ…」 鬼殺丸は小梅姫に攻撃される寸前…。近辺で徘徊する食人餓鬼に憑霊したのである。 「俺は肉体を何度破壊されても他者の肉体に憑霊すれば何度でも復活出来るからな!」 鬼殺丸は豪語するが…。 (畜生が…先程の攻撃で肉体のみならず…霊体の大半が浄化されちまったからな…) 先程の小梅姫の攻撃は肉体の殲滅は無論であるが浄化作用により霊体も浄化出来る。 (鬼殺丸の様子…食人餓鬼に憑霊したみたいだが大分弱体化した様子だな…) 崇徳丸は鬼殺丸の様子を観察すると一時的に弱体化したのではと察知したのである。 (ひょっとすると攻撃する絶好機かも知れないな…) 崇徳丸は小梅姫に合図する。 「小梅姫!鬼殺丸は弱体化したぞ!今度こそ鬼殺丸を仕留められる!」 (なっ!?) 普段は無表情の鬼殺丸であるが…。一瞬動揺する。 「此奴に攻撃したいけれど…」 小梅姫は妖力の消耗により妖獣の形態から元通りの少女の姿形に戻ったのである。 「えっ…小梅姫…」 (先程の威勢は一体…) 崇徳丸は沈黙する。一時的に妖力の覚醒で妖獣へと変化した小梅姫であるが小面蜘蛛との戦闘で大量の妖力を吸収され…。衰弱化した状態からの覚醒であり妖力の消耗が加速したのである。 (今度も攻撃されたら…俺は今度こそ地獄に逆戻りだったな…) 鬼殺丸は命拾いにより内心一安心する。小梅姫は妖力が空っぽ状態であり地面に横たわる。 「小梅姫!?」 鬼殺丸は横たわった小梅姫に近寄る。 「小娘…貴様は俺にとって復讐の対象者である崇徳丸の愛娘だからな…貴様も同罪だ…」 悪霊の鬼殺丸にとって小梅姫の存在は非常に厄介であり崇徳丸よりも脅威である。鬼殺丸は再度雷光の刀剣を形作る。 「鬼殺丸!貴様の復讐に彼女は無関係だぞ!復讐するなら私に復讐しろ!彼女に手出しするな!」 崇徳丸は必死に彼を制止するのだが…。 「俺にとって此奴は脅威だ…」 (折角俗界に戻れたのだ…二度も地獄に戻されるのは御免だからな…) すると小梅姫は落涙した表情で崇徳丸を直視する。 「父様…」 「小梅姫…」 絶望的状況下であったが…。暗闇の黒雲で覆い包まれた天空であるが光り輝く発光体が降下したのである。 「発光体だわ…」 「今度は何が出現した…」 小梅姫と崇徳丸は勿論…。 「天空から発光体か?」 鬼殺丸も天空の発光体に注目する。発光体が日和山の頂上に着地したかと思いきや…。発光体の正体は巫女装束の女性だったのである。背丈は非常に小柄であり頭部には金冠…。背中には円形の光背が確認出来る。天女を連想させる女性に崇徳丸は愕然とする。 「えっ!?貴女様はひょっとして…」 天女は微笑むなり…。 「崇徳丸様♪久し振りね♪」 「勿論ですよ…桃子姫様…」 天女の正体とは三十年前に逝去した桃子姫だったのである。 (桃子姫って…私の母様…) 崇徳丸と小梅姫は桃子姫との再会に涙が零れ落ちる。すると鬼殺丸が桃子姫を睥睨するなり…。 「貴様は一体何者だ!?俺の復讐を邪魔するのであれば貴様を打っ殺す…」 鬼殺丸は威嚇するが桃子姫は無表情で返答する。 「私の家族には手出しさせないわよ…」 すると半透明の血紅色だった桃子姫の両目の瞳孔が半透明の瑠璃色に発光したのである。 「桃子姫様の両目が瑠璃色に発光した…」 崇徳丸は不思議がる。 「鬼殺丸だったかしら?貴方は死没者なのです!死後の住人である貴方は即刻黄泉の国に戻りなさい…」 直後である。 「なっ!?」 鬼殺丸は桃子姫の神通力によって身動き出来なくなったと同時に…。 「畜生が…」 (結局…地獄に逆戻りとは…) 肉体は虹色の粒子状の発光体へと変化したのである。無数の発光体へと変化した鬼殺丸は天空にて消滅する。 「鬼殺丸が…」 「消滅するなんて…」 小梅姫と崇徳丸は驚愕したのである。 「亡者達は全員浄化したわ♪」 桃子姫の神通力により各地で徘徊する食人餓鬼の大群と百鬼食人餓鬼は浄化され…。消滅したのである。 (霊力が消滅したわ…母様が一人で悪霊の大群を浄化したの?) 小梅姫は桃子姫の神通力の絶大さに愕然とする。 「一安心ですね♪桃子姫様♪」 すると小猫姫は恐る恐る…。 「貴女は本当に…私の母様なのね…」 「勿論よ♪私は貴女の母親よ♪」 桃子姫は笑顔で即答する。 「小梅姫…貴女は美人さんに成長したわね♪」 美人の一言に小梅姫は赤面したのである。 「私が美人さんなんて…母様は大袈裟よ…」 赤面するが…。内心では大喜びだったのである。 「母様こそ…太陽神っぽくって容姿端麗よ…」 容姿端麗の一言に桃子姫は赤面する。 「私が容姿端麗なんて♪小梅姫は大袈裟ね♪」 桃子姫も内心では大喜びしたのである。 「ですが桃子姫様…貴女の救済で命拾い出来ました…大変感謝します…」 崇徳丸は桃子姫に一礼する。 「気にしないで♪崇徳丸様…貴方達が無事なのが何よりだから♪」 (桃子姫様は本当に救済の女神様だな…) 直後…。桃子姫の肉体が半透明化したのである。 「如何やら時間みたいね…」 「えっ…桃子姫様…」 「母様…」 小梅姫の涙腺から一粒の涙が零れ落ちる。 「小梅姫♪心配しなくても大丈夫よ♪私は天国で小梅姫を見守るからね♪」 「母様…約束だからね♪」 小梅姫に笑顔が戻ったのである。 「約束するわ♪勿論崇徳丸様もね♪」 「桃子姫様♪」 すると桃子姫は消滅する寸前…。 「私達…来世で再会しましょうね♪」 数秒後に桃子姫は消滅したのである。 (来世か…) 小梅姫は恐る恐る崇徳丸に問い掛ける。 「父様?来世も私達…再会出来るかな?」 崇徳丸は一息するなり…。 「再会出来るさ♪」 笑顔で返答する。数分後…。 「解散するか?」 「解散しましょう…私も家屋敷に戻らないと女中達が心配するし…」 二人は解散したのである。今回の悪霊事件は桃子姫の化身により無事解決したが…。以後も小規模の悪霊事件は各地で頻発したのである。小梅姫は悪霊退治屋を自称…。多種多様の悪霊を征伐したのである。当初は差別的だった田舎村の村人達も妖女に対する認識も次第に変化し始める。悪霊征伐に専念した小梅姫は四年後の初春に東国出身者である領主の若殿と婚姻…。無事三人の子供を出産したのである。小梅姫が三人の妖女を出産して以後…。本格的に妖女の時代が到来する。 完結
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