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[431] むむむw
日時: 2009/10/11 00:42
名前: タッチ

その空間はただ、白かった・・・・・

白いカーテンに日差しを遮られてなお、白い空間

その空間に座する白い彼女・・・・・

白い服を纏い、白い髪飾りをつけ・・・・・

ただ、自分の望みを叶えるその瞬間をじっと待ち続けていた・・・・・







綾波レイの幸せシリーズ
最終話






ふと、その部屋に変化が起こる

それまでただ白一色だったその部屋に

「レイ・・・・・」

黒い服に身を包み、手に白い手袋を嵌めた長身の男が入ってきてそう彼女に呼びかけた

白一色の中にただぽつんと黒が一点

だが、それは強烈な存在感を放っていた

男の声に顔を上げるレイ

しばらく男は彼女を見つめると

「時間だ・・・・・」

そういって、彼女に手を差し伸べた

差し伸べられた手を掴むレイ

男はその手を包むと、白き部屋から彼女を連れて出て行った・・・・・
メンテ

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Re: むむむw ( No.7 )
日時: 2009/10/18 01:46
名前: タッチ

扉の向こうに続く白き道

その先で穏やかに微笑むシンジが二人を待っていた

シンジの背後には神々しさを感じる十字架が・・・・・





最後の使徒戦が終わってもレイに心の休まる時は余り無かった

学校からの帰途に着こうとすると、レイを待っている筈のシンジの側には

いつもアスカが居たから

楽しそうに話す二人を見ていると胸が締め付けられるような気がした

休みの日も、気がつけばシンジとアスカが一緒に居たように思う

シンジと二人だけの時間が減っていくような感じに捕らわれていたレイ

それどころか、アスカとシンジの二人だけの時間が増えたように感じた

アスカがシンジの事を好きなのは知っていた

だが、アスカもレイがシンジを好きなのを知っていたはずだ

なのにアスカはレイからシンジを奪おうというかのように

二人の時間を増やし始めたように感じた

だからレイはある時シンジに訴えた

「貴方が私の側に居ないのなら、私は無に帰りたい」

と・・・・・

レイにとってシンジが常に側に居る事が幸せなのだから

その言葉はひどくシンジの心を揺さぶったようだった

シンジは優しい笑顔を真剣な表情へと変えると・・・・・

「レイ、結婚しよう」

そういってレイを抱きしめた・・・・・





レイがお辞儀をすると、二人はゆっくりとその歩を進め始めた

その途端、周りから

「おめでと〜」

「おめでとさん」

「いや〜めでたいな〜」

花吹雪が舞うと共にレイに祝福の言葉が投げかけられた

そう、今日はレイとシンジの結婚式の日

アスカも少し悔しそうながら、二人を祝福している

やがて、二人がシンジの側にたどり着くと

「シンジ、私が言えた義理ではないが、レイを幸せにしてやってくれ」

そういってゲンドウがレイの手をシンジに渡した

「勿論だよ、父さん」

シンジはそういってレイの手を受け取ると

シンジとレイは十字架の前に立つ神父へと向き直った
メンテ

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