ネタ投下(笑) |
- 日時: 2005/03/27 00:00
- 名前: あややん
- ネタ投下(笑) - あややん 04/07/26-12:59 No.167
続き - あややん 04/07/26-13:02 No.168 Re: ネタ投下(笑) - tamb 04/07/26-22:09 No.170 Re^2: ネタ投下(笑) - あややん 04/07/26-23:11 No.171 Re^3: ネタ投下(笑) - tamb 04/07/27-21:04 No.172 Re^4: ネタ投下(笑) - あややん 04/07/27-22:13 No.173 どうだろう? どうかな? - のの 04/07/30-00:09 No.174 Re: どうだろう? どうかな? - tamb 04/07/31-15:04 No.175 Re^2: どうだろう? どうかな? - あややん 04/08/06-21:59 No.186
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タイトル : ネタ投下(笑) 記事No : 167 投稿日 : 2004/07/26(Mon) 12:59 投稿者 : あややん
それは19歳の夏の記憶・・・・・・
私の生まれ変わった日・・・・・・
心の日記に刻み込まれた、1ページ
「僕はここに居るよ」
written by 綾吉
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リツコさんは私にとって母であり、姉であり、親友と呼べる特別な存在だった
碇くんの願いにより世界が再生され、紅い世界から人々が戻って来た それから四年間の間に人として必要なことを学んだ 学校ではアスカや洞木さん、鈴原君、相田君といった友達から 家ではリツコさんやマヤさんから そして碇くんから
リツコさんはどんなに忙しくても毎日20時までには帰って来て、必ず私と一緒に夕食を食べたし 一緒にお風呂に入ったり、耳掃除をしてもらったりもした 毎晩寝る前には ―まるで修学旅行の夜のように― 色々なことを語り合った 仕事について、友達について、オシャレについて、勿論恋愛についても 碇くんには話せないようなことも話せた それは大切な、たいせつな儀式 碇くんも知らない、二人だけの秘密の時間
私を見る瞳も、私を抱きしめ頭を撫でてくれる手も、 とても柔かく、温かった それが優しさであり、愛情だと気付いたときはもう二年が過ぎようとしていた
人と交わって生きていく
当然失敗は多かったし、そもそも何故失敗するのかすら分からないことも多かったけれど 今までは単なる「言葉」や「知識」にしか過ぎなかったものを自分の一部にすることは、難しくても楽しかった もっともそれは、宇宙人が地球人の感覚を理解できないというレベルから、 外国人が日本人の感覚を今一理解出来ないといったレベルになったに過ぎないかも・・・ それでも、泣いたり、笑ったり、怒ったり、 そんな当たり前の出来事の一つ一つが驚きであり喜びであり戸惑いだった 世界が一色、また一色と彩られていくような感覚がとても嬉しかった そして、その分笑った 最初は意識しなくては笑えなかったものが、いつの間にか自然に笑えるようになっていた それに気付いたのはリツコさんでも、碇くんでもなくアスカだったのには驚いたけれど・・・
私が笑うと、皆が喜んでくれる そのことに気付いて泣いたこともある 勿論、楽しいことばかりじゃなく悲しい事もあった 傷つくことも、逆に人を傷付けることも 知るにつれて人と対立することもあったし、喧嘩することもあった 一番多く喧嘩したのは碇くんとアスカ、そしてリツコさん・・・ そんな私のありのままのすべてをリツコさんは優しく包み、厳しく見守ってくれた
人はきっと、そんな毎日を過ごす時期を "青春" と呼ぶのだろう
だけど、18歳の誕生日 リツコさんはいなくなった
朝、一緒に家を出て駅までの道を歩きながら誕生日をどう祝うか話していたのに 今までのように満面の笑みを浮べプレゼントを持って帰ってくると思っていたのに 用意された料理を前にして一晩中待ち続けた 翌日、私に出来たのは泣きながら碇くんに電話することだけだった
私はリツコさんがいなくなってしまった悲しみで心を喪いかけた・・・ そんな私の為に彼は家を出て、私と暮らし始めた・・・・・・
ある夏の朝、 不意に目が覚めると、隣で眠っていたはずの彼が居なかった。 隣に居るはずの彼が居ない、 それだけで私の胸はざわめき、心に走る波紋に砕け散りそうだった。
私はリツコ母さんがいなくなってしまった時のことを思い出してしまった。 もうあんな想いはしたくない・・・心に穴が空いてしまった様な、引き裂かれるような、そんな感じ。 最近になってようやく毎晩のように襲う悪夢から解放されつつあったのに・・・ もし、今、彼までいなくなったら、私は生きてはいけないだろう。
今の私には彼が総て・・・ それは彼と暮らし始めて、一年経っても変わらない・・・・・・
彼を探しに起き出すと、リビングにあるベランダのほうから風鈴の音がした。
『クーラーはあまり身体に良くないから・・・』 二人で暮し始める時に彼が買ったもので、毎年夏になると必ずベランダに吊るしてある。 みんなは風流で涼しい感じがすると褒めていたが、私には理解することが出来なかった。 何故なら私はリツコ母さんを失ったショックで喜ぶ、笑う、嬉しいなどの正の感情を失ってしまっていたから。
違う。
本当は笑う気もしない、喜ぶ気にもなれない、無感動で失うことを恐れる臆病な人間になってしまったのだ。 あの頃と違うのは、今は、いつも彼が隣にいてくれること・・・
私が唯一心を開きすがれる存在であり、同時に私をとても臆病にさせる存在。 ただ、何となくその音色を聞く度に胸が締め付けられる、そんな感じがした。 きっと私には必要以上に大きく響き、心を振るわせるからだろう。 そして、そのたびに、いかに自分の心が空虚であるか気付くのだ。 それを彼に言ったことはないけれど、風鈴の音がする度に少し困ったような、悲しそうな顔をするので気づいているのだろう。 彼もまたそれを口にすることはないけれど・・・・・・
私はその時だけは何も感じずに、純粋なその音色に惹かれて歩いていった。
ベランダには彼が佇んでいた。
「・・・碇君」 「ん? 綾波・・・起こしちゃったかな?」
穏やかな笑顔にちょっとした戸惑いが見える。 きっと起きてくるとは思わなかったんだと思う。
「ううん・・・でも・・・」 「どうしたの?」
穏やかな笑みが消える。
「どこに行ったのかと思った・・・」 「僕はここにいるよ。どこにも行かないさ」
それが不変の真理であるかのようにさらっと言ってのける。 少し昔の彼ならこんなこと絶対に言えなかったはず。 アスカが言っていたことを思い出す。
『アイツはね、あんたを守るために強くなったのよ。・・・全く、男って奴は』
そして、今私はその強さと優しさに縋りついている。
「碇君が、隣にいないと不安で・・・眠れないの・・・」 「・・・ごめん、綾波。風鈴の音が聞こえてね。ベランダの窓を閉めに来たんだよ」 「・・・そう・・・」 「・・・おいで、こっちに来て外を見てごらん」 「ええ」
私は彼の傍へ寄り添うに立った。 彼はベランダの手すりから身を乗り出すように外を見ている。 その表情はとても子供っぽく見えた。 そうでなくても実際の歳よりも若く見られるのに。
「・・・少し寒いかな?」 「平気、碇君がいればとても温かいわ」 「そう。・・・ねえ、綾波、折角だから太陽が昇るまで空を眺めていよう?」 「いいわ・・・碇君が望むなら」 「・・・うん」
明らかに碇くんは悲しそうだった 私は、空を見ることに何の意義も見出せなかった。 空を見て何が楽しいのだろう? 空は空だ。
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タイトル : 続き 記事No : 168 投稿日 : 2004/07/26(Mon) 13:02 投稿者 : あややん
でも、こうして "世界" を見るのはリツコ母さんがいなくなって初めてのような気がした。
ベランダから見下ろした町はとても静かで、まるで誰も住んでいないかのようだった。
時が止まったかのようなその静けさが心地よかった。
その静けさにまるで私の時まで止まってしまったかのように思えた。
雲一つない空を見上げるとそこには青のグラデーションがあった。
私はそれを彼と見ていた。
時間が経つにつれ、群青から明るい青へと変わっていく空のグラデーションから目が離せなくなり、
不意に意識が空に吸い込まれる様な感じがした。
空に私が溶けている、世界と自分が一つになる、そんな感覚。
そして、とても懐かしい感覚。
突然、胸の中に何かが湧き上がってくる。
・・・喜び、悲しみ、笑顔、涙、かつて私がヒトから教えてもらったもの・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「綾波?」 「私、泣いてるのね・・・何故?」
碇くんに呼ばれ、涙を流していることに気づいた私は "あの時" と同じことを聞いた。
「きっと・・・あの空を見ていて、美しさに感動したからだと思うよ」 「感動、私が・・・?」 「そうだよ。綾波にはちゃんと感じる心がある。ただ、今まで心の奥深くに閉じ込めていただけで・・・」 「・・・ありがとう、碇くん」
それはこの1年、私だけをずっと見ていてくれたから言えること。 いや、出会ってからずっとそう思っていたに違いない。 そんな彼と出会えたからこそ、私は生きることを選べたのだから。
「僕も昔そうだったことがあるから少しは分かるんだ。辛いこと、悲しいこと、心を自分の奥深くに埋めてしまえば何も感じなくて済むけど・・・でもそれじゃ何も変わらない」
あの頃は世界に対して関心がなかった為、彼がそんなことを考えていたなんて全く気づかなかった。
「碇くん、でもそれは仕方のないこと・・・あの時は、」 「あの時、言ったこと憶えてるかな? ヤシマ作戦の終わったときのこと・・・」
そう、あのときが私の始まった "時" なのかもしれない。
「今は何もなくても、生きていればきっと何か見つかるって、言ったよね。僕は・・・君を見つけたよ。でもそれは、辛いことや悲しいことも合わせて色々あったからだと思う」 「碇くん・・・」 「辛い、悲しい、嬉しい、楽しい・・・そういった心の動き全部が生きてるということなんだと思う。生きてることを感じさせてくれるって言うのかな? 上手く言えないんだけどさ」 ちょっと照れたようなはにかんだ笑顔は、まさしくあの頃の彼だった。
「碇くん、私は・・・」 「綾波にもわかってらいたい。・・・今まで怖くてずっと言えなかった・・・僕は臆病で弱くてで逃げてばかりの人間だったから・・・けど、今なら言える・・・綾波これからは一緒に歩いていこう」 「・・・私・・・・・・・・・ありがとう・・・」 「倒れそうになったら僕が支える。自信はそんなにないけど努力する」 その時私は知った、碇くんも決して強くはないのだと。 私のために強くなろうとしてくれているだけなのだということを。 強くなりたい。 そして自分の足で歩いていきたい そう願ってこの世界に戻って来たはず・・・・・・
彼の言葉は、心の奥深く、闇に包まれた部分に差し込む光のようだった
それはとても柔かく、限りなく優しい光
かつてリツコ母さんの瞳の中にも見えたモノ
嵐の海を行く船の行き先を照らす希望の灯火
きっと、その光が指し示す彼方にあるのは、未来(アス)
私も彼といれば心の奥深くに閉じ込めた心を取り戻すことが出来ると思う
今日から私は生まれ変わる
彼と二人で新しい自分を創り出そう
悲しみをこえて歩きだそう
光の射す方へと
「・・・・・・私も碇くんと同じものを見て、同じ事を感じたい・・・」 「ゆっくりでいいんじゃないかな? あの空が明けるように」 「そうね・・・太陽・・・眩しいわ・・・」
私は朝日を浴びながら微笑んでいた。 太陽の光にさらされて心が再生されていく。
「そうだね・・・部屋に戻ろうか?・・・今日も、暑くなりそうだよ」
その時、私は前から聞きたくても口に出せなったことを聞いた。 それは、リツコ母さんがいなくなってから最も欲しかった言葉。
「碇くん、傍に、いてくれる? どこにも行かないで欲しいの・・・・・・」
彼は、振り返り、強く抱きしめながら答えてくれた。
「大丈夫、僕ならここに居るよ。ここが僕が幸せになれる唯一の場所だから・・・」
彼は優しくキスをしてくれた
私は一つ心を取り戻した
それは、前を向いて歩いてゆく勇気
私が生きている証
今日からは新しい私が始まる
その朝から、風鈴の音色が私の心に美しく響くようになった
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タイトル : Re: ネタ投下(笑) 記事No : 170 投稿日 : 2004/07/26(Mon) 22:09 投稿者 : tamb
ちょっと補足。
これは当サイトに掲載されている綾吉さんの『僕はここに居るよ』のリライトです。
諸々経緯は省略しますが、記念企画用みたいな感じで綾吉さんが自作をリ ライトし、それを更に私がリライトしようとして挫折した、という話です(苦笑)。
私がどこをどうしようとして挫折したかは後回しにしますので(笑)、忌憚なきご意見を お願いします。私は明日あたりに書きます。
綾吉さんも、よろしければどういう意図でどうしようとしてリライトしたのか、 つまりリライト前のどこに不満があってリライトしたのかをお願いします。
あ、綾吉さんに私信。メールから作品に関する部分を引用してOK?
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タイトル : Re^2: ネタ投下(笑) 記事No : 171 投稿日 : 2004/07/26(Mon) 23:11 投稿者 : あややん
> ちょっと補足。
あ、説明するの忘れてたw 本文が(掲示板としては)あんまり長いもんだから(^^;; tambさん、フォローありがとうございます
> 綾吉さんも、よろしければどういう意図でどうしようとしてリライトしたのか、 > つまりリライト前のどこに不満があってリライトしたのかをお願いします。
あ、あとがきになんで書き直したか書いてあったけど削ったw 確か、HTMLを書き換えようとして本文見返したら ついつい書き直してしまいましたっていうのが本音w
詳しくは皆さんの書き込みを見ながら少しづつ書きたいと思いますw
> あ、綾吉さんに私信。メールから作品に関する部分を引用してOK?
OKですよ〜
僕としては、ある程度書き込みがあった後に作者としての見解を書いてみたいと思うのです なので、ちょっとお待ち下さい
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タイトル : Re^3: ネタ投下(笑) 記事No : 172 投稿日 : 2004/07/27(Tue) 21:04 投稿者 : tamb
tambと綾吉の交換日記 ----------
tamb(以下「た」):三人目で話題沸騰(笑)の「。」問題く らい。付いてたり付い てなかったりするのが、意図というより書いた時のタイミ ングに思える。特に 前半。
綾吉(以下「あ」):意図的ですw そして、実はtambさん正解です(爆) 自分 で気付いて、丁度いいから(3人目で話題になってるし)やってみようと思い ました。レイが景色を見て感動した後は「碇くん」です。それ以前はシンジを 失うのを恐れて臆病なので無意識に距離を置いているので「碇君」です。で も、伝わらないと思います。ここら辺、課題の一つですね(^^;;;; でも、や っぱり景色見て、いきなりああなるにはちょっと弱いかな〜? と思います(^^;
た:そもそもこれは投稿なのかどうなのかが良く分からんわけだが(^^;)
あ:後書の部分を削って、3人目の話題用になればいいかな? と思ってます。 著作権を放棄するのでtambさんのお好きなようにしてください。
た:日本では法律上著作権の放棄は出来ないらしいです(笑)。まぁそれはともかく、 扱いに困るというかこのまま載せても面白くなかろうという気はするので、試しに 私がリライトしてそちらに投稿するってのはどうでしょう(爆)。
あ:お、いいですね
た:リライトですが、ぶっちゃけ難しいです(^^;)。私的になんとかしたいのは、 まずリツコさんが消えてしまった理由付けというか、何も言わずに消えてしま ったのを何とかしたいのです。そうすると書き置きか手紙ということになると 思うのですが、何を書かせるか。単に「許して」でもいいかなとは思うんです が、レイに納得されても困るんで、どうしようかなと。 次に、綾吉さんのメールにもありましたが、「シンジを失うのを恐れて臆病 なので無意識に距離を置いている」あたりをどう表現するか。これと表裏一 体の、「景色見て、いきなりああなるにはちょっと弱い」をどうするか。距離を 置きたい気持ちを上手く表現できれば、小さなきっかけで「碇くん」になっても さほど不自然ではないような気もするんですが。 そんなこんなで、これは小手先でどうなるという話ではなく、何かアイディア が浮かばないとダメです。つまり時間がかかります。つまり、恐らく一周年に は間に合わないであろうということです(爆)。どうします? 待つか、三人目 に行くか、あるいはそちらのSS掲示板で議論するか……。
あ:うちのネタバレ掲示板はもうしばらく設置できませんw 3人目でお願いしますw
た:なんで?
あ:技術的問題w
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とりあえずこんな感じです。この後、ここはこうしたらみたいなアイディアの やり取りもあるのですが、それは省略します。
とりあえず私が感じた問題点の解決方法や、それ以外の疑問点など、あれ ばよろしくお願いしたいと。いくらなんでもこれは不自然だろ、みたいな感じで。 こうすればいいみたいな解決策は、とりあえず無くてもOKです。 逆に、これはこれでいいんじゃ? みたいなのでも問題ないです。 なんでもいいんでお知恵拝借です。
つか、綾吉さんがお願いしてくれ(爆)。
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タイトル : Re^4: ネタ投下(笑) 記事No : 173 投稿日 : 2004/07/27(Tue) 22:13 投稿者 : あややん
> つか、綾吉さんがお願いしてくれ(
皆さん、お願いしますm<_ _>m これ、この通り深く、より深く頭を下げてお願いいたします
SSとか読んで ここが好きだな、とかここはちょっと(^^;だから こうなれば良いのにな〜とかそういう率直な感想・意見から
技術、文章構成、文法まで様々な書き込みがあることを期待してます。
私は 別に難しい事は期待してません。 書くのが楽しい、読むのが楽しい。 それが基本ですから。 書きたいから書く、読みたいから読む。 これだとちょっとそこで止まってしまうので 書くほうと読むほう、交流しようと考えです
他にも色々考えてたりもしますが これが原点だと思いますので。
どうぞ、気軽に書き込んでください⊂⌒~⊃。Д。)⊃
ってか感想欲しいぞw
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タイトル : どうだろう? どうかな? 記事No : 174 投稿日 : 2004/07/30(Fri) 00:09 投稿者 : のの
こんにちは。 ではひとつ、マジメに感想、意見ナドナド言っていこうかなと思います。 と書いてる時点では流し読みですから思いついた順番通りに書いていこうかなと。 ですからちょっとまとまりに欠けたものになるかもしれないですけど、ひとつよろしく。
・三行目、「四年間の間」ってどうなんだろう。「それからの四年間、人として〜」か「四年の間に」の方が適切か? ・「、。」問題にかかわるけれど、体言止めの際に「。」抜きはキツい気が。「そして碇くんから」だけでは「それで?」っていう気になっちゃう。僕は。「、。」使わないときはそれでも読みやすいように書かないとよくわかんなくなる可能性があることは確かだと思います。そりゃそうか。 ・「喪う」を「もう」と読んじゃった。「うしなう」って読めるのだろうか? ・「若く見られる」。今でも若いときになお若く見られる。「幼く見られる」の方が適切?このへんは作者次第か。 ・「何」「違う」「過ぎない」「出来る」「何故」「気付く」これは僕が気をつけていることであって、押しつけるわけでもなんでもないけれど、 「なにもない」「ちがうよ」「〜にすぎない」「できるかもね」「なぜ?」「気づいたんだ」といったふうに、平仮名を使ってる。参考までに。 変換できるがゆえに堅くなっちゃってる場合もある。文体にもよりけりですが。僕は文章そのものが堅いしくどいと思うのでこういうとこでやわらげたりしてます。 ・「未来(アス)」…………つっこみたいけど、これも作者の趣向か。
ここまでがわりかし技術的な話。ちょっと好みの問題もあるけど。 ここからは感想。
いや、いい話なんですけど、けど、けど、うーむ、僕とはちがうスタンスで書いてるからすごく主観的なつっこみになります。だから「そうじゃねえ」て場合はそう思ってうっちゃって結構なんですが。 まずもって、セリフがくさい。 人のこと言えんのかてめえって話になるが(汗)にしてもセリフすべてがキラキラしたかっこつけと感じます。 たとえばガラスのテーブル、グラス、ナイフ、フォークに真っ白いテーブルクロスを揃えて「どう?美しいでしょ」っていう感じ。 それをいいと言う人はもちろんたくさんいる。でもディズニーランドを斜めから見ちゃう僕は「ちょっとコレハ」とこそばゆくなってしまうのです。変化球ばっかのような、ストレートばっかのような。どちらかはわからないけど、「ばっかり」感はありました。正直なとこを言えば。
以上、感想と意見でした。 さかさまの読み方をすると自分に返ってくる気がしてきたが、それはまあ、いいっこなしである。
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タイトル : Re: どうだろう? どうかな? 記事No : 175 投稿日 : 2004/07/31(Sat) 15:04 投稿者 : tamb
綾吉さんは待ちに入ってるみたいなんで、私が(笑)。 以下、スルーした部分は概ね同意です。
>「うしなう」って読めるのだろうか?
これは読める。この手の評価は難しくて、具体例を出しちゃうと、タッチさんの「如 何」の多用は、最初の頃は気になってた。これで「どう」って読ませるのは如何か なと(笑)。でも今は慣れた。っていうか、ここまで徹底すればそれは芸というかス タイルとして認められる。だから、どこまで意識して使うかにかかってるんじゃな いかな。
>「何」「違う」「過ぎない」「出来る」「何故」「気付く」
私は、「違う」「過ぎない」は使うな。「何」はケースバイケース。「出来る」は前にも 書いたけど「可能」という意味では使わない。「何故」も使わない。「気付く」は意 識してないけど(^^;)、たぶん使ってないと思う。まぁでもこれは好みでいいでしょ。
>「未来(アス)」
これはルビでしょうね。テーブルでルビっぽくして、NNでもそれなりに表示する方 法は大体確立したんで(制限はあるけど)、ここに載せるならそれを使うことにな るでしょう。ちなみに綾吉さんの作品なら、「ある晴れた日曜日に」のラスト、「私 の夢」の部分で使ってます。
>それをいいと言う人はもちろんたくさんいる。
まぁこの辺は難しいわな。とりあえず謙虚に聞いて、頭の片隅においておくって 感じでいいかと思います。
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タイトル : Re^2: どうだろう? どうかな? 記事No : 186 投稿日 : 2004/08/06(Fri) 21:59 投稿者 : あややん
待ってみました 「待ちます」って宣言しちゃったからw 本当は早くレスしたかったですw
> >「うしなう」って読めるのだろうか? > > だから、どこまで意識して使うかにかかってるんじゃな > いかな。
「失う」だと、モノをなくす など物理的なものに感じるので 精神的なモノを強調するために「喪う」にしました。 漢字そのものに意味がある、というよりもイメージがあるので 意外と考えたりもしてます。
> >「何」「違う」「過ぎない」「出来る」「何故」「気付く」
これは作品ごとに違うし、セリフと地の文でも違います。 リツコさんとかアダルトサイドのキャラの場合は(話しかける相手にもよりますが)意図的に漢字にしています。
> >「未来(アス)」
これは僕の好みですな、ワッハッハ
> >それをいいと言う人はもちろんたくさんいる。 > > まぁこの辺は難しいわな。とりあえず謙虚に聞いて、頭の片隅においておくって > 感じでいいかと思います。
・三行目、「四年間の間」ってどうなんだろう。「それからの四年間、人として〜」か「四年の間に」の方が適切か?
あ、読み返して気付いたw これは「四年の間に〜」ですね。
>・「、。」問題にかかわるけれど、体言止めの際に「。」抜きは>キツい気が。「そして碇くんから」だけでは「それで?」ってい>う気になっちゃう。僕は。「、。」使わないときはそれでも読み>やすいように書かないとよくわかんなくなる可能性があることは>確かだと思います。
成る程。 この部分は正直、最初は「。」があったのですが 意図的に、というよりも実験的にはずしました。 3人目用ってわけでもありませんがね(^^; 今回は失敗でしたね(^^;
「碇君から」の後は「・・・」を入れてみようかな? 僕のスタイルとしては「・・・」の後は「、。」を使わないです。
・「喪う」を「もう」と読んじゃった。「うしなう」って読めるのだろうか?
上にも書きましたが追加。 僕は自分で読める漢字は使う傾向がありますね(^^;
>・「若く見られる」。「幼く見られる」の方が適切?
あ〜これはかなり微妙かも。 19歳、ですからね〜
>・「何」「違う」「過ぎない」「出来る」「何故」「気付く」 >平仮名を使ってる。参考までに。
ふむふむ
>変換できるがゆえに堅くなっちゃってる場合もある。文体にもよりけりですが。僕は文章そのものが堅いしくどいと思うのでこういうとこでやわらげたりしてます。
成る程、それはわかる。こういう意見はありがたいです。 まあ、スタイルというかアイデンティティが揺らぐけどw しかし、その揺らぎが逆にアイデンティティを確認させる元になるんですよね。 これからもよろしくw けど、僕の文体はあまり固くないと思うのでw 電波という噂もあるし(笑)
誰だっ!? そんな根も葉もないデマを流しているのはっ!!??
・・・・・・・ハイハイ、あやきちサン、お薬の時間ですよ?(にっこり)
|出口| λ............トボトボ
>・「未来(アス)」…………つっこみたいけど、これも作者の趣向か。
言葉を濁さず突っ込みなされw そのための掲示板なんだし、了承もしています。 中途半端は辞めましょうw って、突っ込む方もこういう趣向、好みの部分には言いづらいってのはわかるけどもね(^^;
>いや、いい話なんですけど、けど、けど、うーむ、僕とはちがう >スタンスで書いてるからすごく主観的なつっこみになります。
違うスタンスで書いている人からの意見はとても参考になることが多いです。気にしないで下さい。
>まずもって、セリフがくさい。
そーかもしんない(笑)
>それをいいと言う人はもちろんたくさんいる。 >でもディズニーランドを斜めから見ちゃう僕は
僕も斜めです。かなり(笑) ディズニーランドに限らず大抵のアミューズメントパークはそうです。 世の中、かなり斜めに見てます。 ワッハッハ、仲魔(笑)
>「ちょっとコレハ」とこそばゆくなってしまうのです。 >変化球ばっかのような、ストレートばっかのような。 >どちらかはわからないけど、「ばっかり」感はありました。
これに対しての僕の意見というか見解は勿論ある。 しかし、それがなんとも「こそばゆい」のだ(笑) 自分の本心というか本音部分を SSにしたり、あからさまにわかりやすくかっこよく美化して逆に 冗談ぽくして言う事はできても こういう感じでいうのはやっぱり恥ずかしいな(笑)
でも書くかw
斜めにみてるからこそ、逆にそういうのを書いてみたくなるというか、美化してくさくなるんだと思う。僕の場合はね。 ディズニーランドとかくだらないし面白くないと思うんですが、 一方で素直に楽しめる人が羨ましく感じることもあるわけで・・・ そういった感じがあるのかもしれないですね。
それと、SSだからこそ、あえて非現実的というか非日常の「くさい」世界観を作りたがってるのかもしれない。
普通に本編設定のままだったら・・・ シンジがこんなセリフ言ったら、即座にそれはシンジじゃないって言われちゃいそうだし(僕なら言うと思うw)
と言う訳でここら辺は作者の好みの問題ってことになるのかな?
でも、勿論、全部が全部こうじゃないけどね。書くときの気分でかなり違うけどw
でも、ここに投稿してるのだけ妙にくさい気がするw やっぱりtambさんの影響かなぁ?(爆死)
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