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God's in his heaven. All's right with the world.
日時: 2005/03/27 00:00
名前: みれ


God's in his heaven. All's right with the world. - みれ 04/09/01-18:03 No.267
 God's in his heaven. All's right with the world.に.. - みれ 04/09/01-18:04 No.268
 Re: God's in his heaven. All's right with the worl.. - tamb 04/09/03-20:52 No.280
  意識をしているつもりはない。ただ…… - みれ 04/09/03-20:58 No.283
   Re: 意識をしているつもりはない。ただ…… - tamb 04/09/04-20:30 No.284
 こういうの、私は好きです。 - tomo 04/09/07-22:45 No.286

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タイトル : God's in his heaven. All's right with the world.
記事No : 267
投稿日 : 2004/09/01(Wed) 18:03
投稿者 : みれ

 あれはいつだっただろう。どの使徒の後だったか。季節はずっと夏だったし、僕らの周りは代わり映えがなかった。あ、トウジと話した帰りだったから、参号機云々の前ではあるだろう。アスカがいたかは……覚えていない。本人に言ったら怒られそうだ。
 僕らはネルフの帰り道、なんとなく並んで帰っていた。折角並んでいたのに何も話せないことに僕はたぶん苛立っていたのだろう、苦し紛れにつぶやいたのが発端だった。
「ねえ、ネルフのロゴ英文入ってるけど、あれってどんな意味なのかな?」
「分からない」彼女は最初表情ひとつ変えずに言った。「気に留めたこともなかったから」
 しかしふと止まると僕のほうを向いて、「なんて、書いてあった?」
 僕は慌てて鞄からIDカードを出した。
「えっと…God's in his heaven. All's right with the world.…だって」
 彼女はしばらく考えているようだった。やがて言った。
「聖書の一節かもしれないわ。“神は天に在り。世は全て事も無し”」
「ふうん」彼女が聖書を知っているのは少し驚きだった。しかしよく考えればよく本を読んでいるのだからたまにはそういうものも読んでいたのだろうか、とも思った。
「要するに」僕らは完全に立ち止まっていた。彼女が僕のほうを向いていることにいまさら気づいた。「神が天にいるから、この世界は平穏だ、ということ」
「なんか皮肉だね」
「今は、神がいないのかもしれないわ」


 僕らは並んで歩いている。あのときより幾らか近い距離で、そしてあのときより軽い空気で僕らは歩いている。
「夏休み明けって、何でこんなに疲れるんだろう」
「夏休みに怠けてたからじゃないの」
「まさか」
「図星でしょう」
「そうそう」ふと思い出して、僕は鞄を開けた。
「今日部屋の掃除してたら、出てきたんだけどさ」
 僕は彼女にそれを渡した。彼女は一瞬、目を丸くした。
「どうして、碇くんが?」
「なんか紛れてたみたい。やっぱり返したほうがいいかな、って思って」
 ネルフのIDカードだった。彼女のが僕の荷物に紛れていたのはやはり荷物の整理とかで混乱したからだろう。
「ありがとう」彼女はまだなんとなく不審そうだった。その不審を押さえつけるように僕は言った。
「覚えてる?」
「何を?」
「神は天に在り」彼女はそれね、といった感じで頷いた。
「世は全て事も無し」
「なんかようやく、それが実感できるような感じでさ」
「そうよね」
 彼女がさりげなく僕に腕を絡めた。


 神は天に在り、世は全て事も無し

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タイトル : God's in his heaven. All's right with the world.について
記事No : 268
投稿日 : 2004/09/01(Wed) 18:04
投稿者 : みれ

なんとなく突貫工事で書いただけなので構成等に致命的な破綻がある気がしてならないがまあいいとして(ぉ

とりあえず一発ネタ。中身も薄い罠

とにかく読んでいただければ幸いです…

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タイトル : Re: God's in his heaven. All's right with the world.
記事No : 280
投稿日 : 2004/09/03(Fri) 20:52
投稿者 : tamb

エヴァンゲリオン用語辞典第2版(八幡書店)によると、

19世紀イギリスの詩人ロバート・ブラウニングRobert Browningの「ピッパが通る」
Pippa Passesより採られた詩句で、ネルフのシンボルマークの下部に銘記。
<神は天にあり、世はすべてこともなし>。ルーシー・モード・モンゴメリ作「赤毛
のアン」の巻末にもこの句がみられる。

とあります。まぁどうでもいいですが。

細かいことはばっくり抜きますが(^^;)、

>「今は、神がいないのかもしれないわ」

このフレーズは使えますな。ラストは腕を絡めるより手に触れるくらいの方が、私
は好み。

今回もちょっとののさんぽいけど、周囲の評価はともかくとして、あんまり意識し
ない方がいいんじゃないかな。みれちゃんはみれちゃんだから、そろそろ消化す
る努力をしてもいいのかなと。

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タイトル : 意識をしているつもりはない。ただ……
記事No : 283
投稿日 : 2004/09/03(Fri) 20:58
投稿者 : みれ

> エヴァンゲリオン用語辞典第2版(八幡書店)によると、
> 19世紀イギリスの詩人ロバート・ブラウニングRobert Browningの「ピッパが通る」
> Pippa Passesより採られた詩句で、ネルフのシンボルマークの下部に銘記。
> <神は天にあり、世はすべてこともなし>。ルーシー・モード・モンゴメリ作「赤毛
> のアン」の巻末にもこの句がみられる。
> とあります。まぁどうでもいいですが。

へぇ〜へぇ〜へぇ〜(待

> 細かいことはばっくり抜きますが(^^;)、
> >「今は、神がいないのかもしれないわ」
> このフレーズは使えますな。ラストは腕を絡めるより手に触れるくらいの方が、私は好み。

いつものことなんですが
話のクライマックスに困ります(ぉ
ネタを思いついてそれで書き始めたのはいいんですが、事前の構想案では中核のネタとそこに持っていくまでしか考えませんw
なのでクライマックスは自然と苦しく以下省略

> 今回もちょっとののさんぽいけど、周囲の評価はともかくとして、あんまり意識し
> ない方がいいんじゃないかな。みれちゃんはみれちゃんだから、そろそろ消化す
> る努力をしてもいいのかなと。

私はあまり意識してるつもりはないんすが(汗
ただ最近こういうスタンスが固まってきてしまった様子。
文体にもともと拘りがなかっただけにすっかり染まってしまったかも(ぉ
まあ、拘りといっちゃあ「一人称のほうが得意だ」の自己暗示ぐらいッす。

それと。
しばらく本編から遠ざかってるので普通のラヴストーリーの範疇には入れるこのぐらいが徒然と書くのには無難で向いているというのがひとつ。

消化する努力…
私は腸が弱くて消化能力が…(実話

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タイトル : Re: 意識をしているつもりはない。ただ……
記事No : 284
投稿日 : 2004/09/04(Sat) 20:30
投稿者 : tamb

>へぇ〜へぇ〜へぇ〜(待

何へぇくらいですか? まぁ私の知識ではありませんが(^^;)

>話のクライマックスに困ります(ぉ

クライマックスから考えるという手もある。
そうすると導入部でいきなり行き詰まるという罠もあるが(笑)。

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タイトル : こういうの、私は好きです。
記事No : 286
投稿日 : 2004/09/07(Tue) 22:45
投稿者 : tomo

>なんとなく突貫工事で書いただけなので構成等に致命的な破綻が>ある気がしてならないがまあいいとして(ぉ

>とりあえず一発ネタ。中身も薄い罠

そんなこと無いって思います。
最後の「神は天に在り、世は全て事も無し」って一行が
私には、とっても納得(?)。
「あれはいつだっただろう。」っていう出だしとすごく
マッチしていると思います。

ただ、tambさんのおっしゃる通り、最後は手をつなぐ
ぐらいが私もいいと思いました。
腕を絡めるのは、なんだか距離が近すぎる気がして。

分かりにくい感想で、ごめんなさい、でした。

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