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Synchronicity/のの
日時: 2005/03/27 00:00
名前: tamb


Synchronicity/のの - tamb 04/10/23-21:08 No.435
 Re: Synchronicity/のの - tamb 04/10/23-21:16 No.436
  Re^2: Synchronicity/のの - tama 04/10/23-23:40 No.438
   Re^3: Synchronicity/のの - パッケラ 04/10/24-22:11 No.439
  Re^2: Synchronicity/のの - なお。 04/10/25-04:10 No.443
  Re^2: Synchronicity/のの - tamb 04/10/25-14:57 No.444
   ヒット・アンド・アウェイ - Kaz.Ueda 04/10/25-16:44 No.445
    レスポンス! - のの 04/10/25-20:19 No.446
  Re^3: Synchronicity/のの - なお。 04/10/25-20:42 No.447
   Re^4: Synchronicity/のの - のの 04/10/25-21:01 No.449
    Re^5: Synchronicity/のの - なお。 04/10/25-21:41 No.450
 Re: Synchronicity/のの - なお。 04/10/25-20:57 No.448
  またもヒット・アンド・アウェイ - Kaz.Ueda 04/10/26-00:08 No.451
 作者じゃないけど、まとめて(笑) - tamb 04/10/26-21:17 No.455

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タイトル : Synchronicity/のの
記事No : 435
投稿日 : 2004/10/23(Sat) 21:08
投稿者 : tamb

投下作品の正式版です。タイトルをつけ、まとめて連作扱いにしました。

「このままこうして(Special Version)」が新作なんで、とりあえずそれを。


こんな風に静かにときめく綾波さんはすごく好きです。雰囲気も出てる。

> 手に取った本の表紙が、彼に見えるような角度に持ち替えながら。

こことかね。
またこういうの書こうかな。


> 少し冷えた身体が、同じ本棚の、同じ列を眺められる距離にある彼の
> 体温を感じ取る。

伏線が生きてるというか、こういう距離感の表現はすごいですよね。

>ただ、綾波さんの一人称をもっとかわいらしくしたいです。

私的にはこのくらいがベストです。充分かわいいし、これ以上かわいくすると
別人になりかねない。


この作品群は、各作品で背景が違うというか、いくつかのあり得る世界に住む
二人が偶然にも同じ方向に向かって歩いていくというものだと思うんですが、
こういうのは連作って言っていいんでしょうかね。私のイメージだと、連作って
言うのは一つの世界の中のいくつかの物語っていう感じなんですけど。こういう、
言ってみればパラレルな話はなんて言うんでしょう。紹介文では「ある種の連作」
でごまかしたんですけど(^^;)。

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タイトル : Re: Synchronicity/のの
記事No : 436
投稿日 : 2004/10/23(Sat) 21:16
投稿者 : tamb

みなさんに質問。ののさんは答えちゃダメ。

「公園まで」のセリフ

>「無茶言わないでよ」

これは誰のセリフ? レイ? それともシンジ?

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タイトル : Re^2: Synchronicity/のの
記事No : 438
投稿日 : 2004/10/23(Sat) 23:40
投稿者 : tama

あらためてまとめて読むといい感じです。
日常を大切にありのままに、楽しいとか苦しいとか感じながら過ごすって、本当はすごく強いことなんだなと思ったり。
この綾波とシンジはなんか力強いと思いました。
このまま幸せになってくれるんだろうなって、そう思える。

最後の新作だけ本編ぽくってまた新鮮でした。
図書館で本を見せる仕草とか、シンジがアスカの名前を言うことに対しての反応とか、いちいちかわいい(爆

> >「無茶言わないでよ」
> これは誰のセリフ? レイ? それともシンジ?

レイだと思ってました。
シンジが世界をリリスとして再生するときにそこらへん調整できなかったのと聞いているのかと・・・でもそれってすごいぶっちゃけた関係ですね(^^;

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タイトル : Re^3: Synchronicity/のの
記事No : 439
投稿日 : 2004/10/24(Sun) 22:11
投稿者 : パッケラ

まんま日常っぽい。
ののさんてこうゆうタンパクな関係書くの美味いよな〜。
関心しますね。

>>>「無茶言わないでよ」
>> これは誰のセリフ? レイ? それともシンジ?
>レイだと思ってました。

オイラはシンジに一票。
サードインパクト中のレイはシンジの願いそのままらしいし、うっかり感がシンジらしいと思うのですがドでしょ?

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タイトル : Re^2: Synchronicity/のの
記事No : 443
投稿日 : 2004/10/25(Mon) 04:10
投稿者 : なお。

読み切れていないのか「もちろん」の意味が掴めない。それが分かれば誰の言葉なのかも分かるんじゃないかと思うのだけど、分からないから他の所から推測してみる。

>「いいの、夏なんだから」
>「まあね。で、海は楽しかった?」
>「ええ、とても」

どうも夏を歓迎しているようなレイ。

>「海か、小学生のとき以来行ってないなあ、そういえば」
>「じゃあもう、六年くらい?」
>「そうなるね。六年生の時に行って以来。まあ、あんまり楽しめなかったけど」
>「例によって?」
>「そう、例によって、さ。わが人生で一番つまらない時だったからさ」

対してシンジは夏をあまり歓迎していない、かな?
考え過ぎかもしれないけれど、常夏だった頃も、あまり良い思い出はなかったんじゃないかと。

だから「無茶言わないでよ」はレイのセリフに一票!

それとついでに。
「無茶言わないでよ」とは、夏が暑いのは当たり前だとも言っているように思えるけれど、シンジ、レイ共にサードインパクト以前は日本の四季を経験していないので、気候に影響を与えるような意思の介入はしなかった(出来なかった)と勝手に想像してみたり。

ゲッ、分かってたけどこんな時間!
F-1のバカぁ

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タイトル : Re^2: Synchronicity/のの
記事No : 444
投稿日 : 2004/10/25(Mon) 14:57
投稿者 : tamb

 私はシンジと読みました。

>「そこらへん、なんとかならなかった?」
>「無茶言わないでよ」

 シンジが願ってレイが実現ということを前提に置くならば、レイにしてみれば『願
わなかったんだから実現できないでしょ。願ってよ』であり、シンジにしてみれば
『そんなの願えるわけないんだから、実現するときに何とかしてよ』でしょう。

 全く微笑ましい責任のなすり合いで、レイの成長を考えれば(口調の変化という
意味で)、この部分だけ考えればどっちとも取れると思います。


>読み切れていないのか「もちろん」の意味が掴めない。

 このセリフが出るということは、「夏は当然暑い」という前提があることになる。
 セカンドインパクト以降、日本は四季がなくなっていつでも暑い、即ち常夏、つ
まりいつでも夏、という解釈を二人がしているならば、夏は暑いという前提、つま
り「もちろん」があってもおかしくないと思います。

>>「海か、小学生のとき以来行ってないなあ、そういえば」
>>「じゃあもう、六年くらい?」
>>「そうなるね。六年生の時に行って以来。まあ、あんまり楽しめなかったけど」
>>「例によって?」
>>「そう、例によって、さ。わが人生で一番つまらない時だったからさ」
>
>対してシンジは夏をあまり歓迎していない、かな?

 ここは、夏がどうのというよりも、捨てられて「先生」のところに預けられた時期
が「つまらない時」と考えているのだと思った。それに繋がって夏はつまらない時
期だった、即ち、

>常夏だった頃も、あまり良い思い出はなかったんじゃないかと。

 になる可能性は高いけど。

 実際、このあたりのやりとりはあんまり考慮してなかったんだけど、明らかにレ
イは夏が暑いのを歓迎している。対してシンジは暑いのが嫌いか、あるいはニュ
ートラル。だとすれば、

>だからって夏が涼しくなるってワケじゃあないのがね

 というセリフはシンジのセリフになる。


 レイとシンジが18歳(「じゃあもう、六年くらい?」「そうなるね。六年生の時に行
って〜」)になったこの物語の中で、二人がどう成長してどんな風に話をするよう
になったか。

>「もちろん」
>「そこらへん、なんとかならなかった?」

 ここはどっちにも取れると思う。では、

>だからって夏が涼しくなるってワケじゃあないのがね

 ここはどうか。
 私はここを普通にレイのセリフと読んだ。直前の

>「そう、例によって、さ。わが人生で一番つまらない時だったからさ」

 がシンジだから、という部分もあるんだと思うけど、「ワケじゃあない」がこの物
語の中のレイにすごくあってると感じたから。必然的に何の疑問もなく「無茶言わ
ないでよ」はシンジになる。「そこらへん、なんとかならなかった?」もレイのセリフ
として考えるとすごくかわいい。

 何をこんなに気にしてるのかというと、三人目投下時は「無茶言わないでよ」だ
ったけど、投稿時は「無茶言わないで」になってたんです。で、私は『原文の「言
わないで」の方が無茶言われて苦笑する感があって好き』と返しました。ののさ
んは悩みながらも初期衝動を生かすということで元に戻したと。
 「無茶言わないでよ」がレイのセリフであるとするなら、私は「無茶言わないで」
の方が好きです。
 全体として、

>「そこらへん、なんとかならなかったの?」
>「無茶言わないで」

 にするでしょう。しかし18歳になったレイがあんまり女の子女の子してない感じ
になってるのは、私としては歓迎する部分であって、セリフだけではシンジかレイ
か区別が付きづらいのは問題にならないのです。上の例でも区別はつかない。

 問題なのは、

>だからって夏が涼しくなるってワケじゃあないのがね

 をレイのセリフだと思い込み、必然的に

>「無茶言わないで」

 はシンジのセリフのはずだから、それなら

>「無茶言わないでよ」

 の方がいいんじゃね? という指摘をした私の態度であります。ちゃんと読め、
わかんなかったら聞けと。その意味で、なお。さんの「シンジは夏をあまり歓迎し
ていない」という指摘は重要でした。

 てなことで、久々にばっくり凹んだという話でした_| ̄|○


 そんなことでののさん、正解(作者の意図)と解説をお願いします。

 ちなみにののさん、

>「まあね。で、海は楽しかった?」
>「ええ、とても」

 誰と行ったの?

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タイトル : ヒット・アンド・アウェイ
記事No : 445
投稿日 : 2004/10/25(Mon) 16:44
投稿者 : Kaz.Ueda <sasuke1412○yahoo.co.jp>

>  ちなみにののさん、
>
> >「まあね。で、海は楽しかった?」
> >「ええ、とても」
>
>  誰と行ったの?

ののさんと行ったのでは?(笑

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タイトル : レスポンス!
記事No : 446
投稿日 : 2004/10/25(Mon) 20:19
投稿者 : のの <nono0203○po1.dti2.ne.jp>

どもです、ののです。韻を踏んでいるんです(ぇ
めっちゃ長いうえ脱線しがちだけど、めんどいのでこのまま書き込み(^^;

すでに投下されたハナシであるにもかかわらず、感想アリガットさんです。

>tambさん

>この作品群は、各作品で背景が違うというか、いくつかのあり得る世界に住む
二人が偶然にも同じ方向に向かって歩いていくというものだと思うんですが、
こういうのは連作って言っていいんでしょうかね。

連作、ではないかもしれないです。
この話はひとつひとつ独立していても問題から、というのが根拠。
一貫性があるとも言えるので、ひとくくりにしただけなんで。

>これ以上かわいくすると別人になりかねない。

確かに。
「このままこうして」はそこが納得いかなかったから別バージョンを書いたんだし。


>tamaさん

>でもそれってすごいぶっちゃけた関係ですね(^^;

まったくです、スサまじい会話してると思います(^^;
日常のさりげない会話でこんな展開ができてるなら、第三新東京市での時間も消化できてるだろう、という示唆。
「このまま〜・改」のレイの本の表紙をシンジにさりげなく向けたり、
とにかくそういうさりげなさ、チラリズム(爆)
を重要視した話ですな、この5つ。

>パッケラさん

>まんま日常っぽい。
>ののさんてこうゆうタンパクな関係書くの美味いよな〜。
>関心しますね。

いつからこのテの話が書けるようになったんだろうか……(遠い目)
とても高校時代にスパシンものを書いていた人間と同一人物とは思えない感じが、なんとも。
これからもこういう話は書いていきたいです。
深く考えずに書けるから、やってて楽しいし。

>なお。さん

メールはこれを書いたらすぐに返します(^^;
くわしくはそっちに。


さて、「夏」問題。
こういうのって、どこらへんまでぶっちゃけたらいいのか迷いますが、迷ってても仕方がないので全部解説。

まず、それに関わるセリフ問題があるのでそっちを先に。
「無茶言わないでよ」
これは、レイのセリフ。
サードインパクトで世界の再構築をするのって、そういえばシンジとレイのどっちが行ってるんだろう。
いまフト疑問に思ったり。
それはさておき。
というわけで、ほぼ必然的にその前のセリフはシンジのものとなるわけで、つまり僕の中では世界の再構築ってレイということになる。カヲルもいたのかもしれないけど、それはまあいいとして。

「そこらへん、なんとかならなかった?」
というセリフの意味。
その前述の「四季が戻ってきても夏が涼しくなったりはしない」んだけど、世界の再構築の際に、そこらへんちょいちょいとやれんかったの?という問いかけ。まあ彼らだけで通じる冗談みたいなもんです。

「もちろん」の意味。
ちょっと順序が前後になるけれど、これはtambさんの言ってることと同じ。
ただ、セカンドインパクトの後に生まれた子供たちに四季の体験がないのは当たり前なんだけど、そこらへんまでは考えてなかった。
でも、後付けですが、日本という国がさっさと季節という概念を捨てられるとは思えないので、子供たちも「日本という国はセカンドインパクト以前は春夏秋冬の移り変わりが顕著で……」って散々言われてるんだろうなあとは思う。だからなんだという話のような気もするけれど。

>対してシンジは夏をあまり歓迎していない、かな?
これもtambさんの推論が当たり。
「先生」のところですごした「そこにいるだけの日々」を指しています。
ただ、うだるような暑さの中でうめくシンジと、暑いけど涼しそうなレイという対比構造は頭にありました。
もともと描写をできるだけ削った話にしたかったので、そこらへんは微妙なままになってしまってるのがよくなかったかも。

「無茶言わないでよ」の再論。
再論もナニもべつにないんだけど、補足ということで。
言葉づかいというのが今回重要な課題だと思ったのは、このへんの按配。
「このままこうして」(どっちも)は特に読み返すと「これはこんなでいいのか?」とか、色々あったりするわけです。
レイの言葉づかいとして「〜なの」とはコメディ系でよく使われます。広めたという意味でのパイオニアはまずまちがいなくうゆきゅうさんの「綾波さんの今日思ったこと」なんだろうなあ。
話が脱線したので戻すと、僕の意図としては単純に「日常会話」でしかないので、説明しようもない。
一連の会話は四季が戻ってるということと、二人がサードインパクトがらみの会話をいともたやすく話しているという意図があったけれど、それ以外は言葉づかいもこのへんは考えてません。
勢い任せはツメが甘いのかな、と思う。まとめるときはきっちりやらなきゃなあ。

ちなみにどっちが好みかと言われたら、綾波さんは
「無茶言わないでよ」って言わなさそうでも、苦笑&呆れつつ「無茶言わないでよ」っていう絵が好きです。


海に誰と行ったか?
友人。
なんでシンジがいないのかって、女友達だけで行ったから。
僕なわけがない(笑)
たぶん一緒にいたら「シンジにもその姿見せてやりなさいよ」とか言ってると思う(爆)

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タイトル : Re^3: Synchronicity/のの
記事No : 447
投稿日 : 2004/10/25(Mon) 20:42
投稿者 : なお。

>>読み切れていないのか「もちろん」の意味が掴めない。

再度、読み直して。


>「暑いわね」
> 確かに。
>「夏だからねえ……」
> 路地に入ったときに言ったものだから、思わず口惜しそうな言い方になってしまった。
>「なに、悦に入ってるの?」
>「いやいや、べつに」


>「夏だからねえ……」

夏は暑いのがあたりまえだと言ってる。
そうなると「もちろん」はシンジのセリフくさい。


>思わず口惜しそうな言い方

後悔してる。
これは。

>「そこらへん、なんとかならなかった?」
>「無茶言わないでよ」

ここに掛かってきてるのか?


そうなると「無茶言わないでよ」はシンジとなる。

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タイトル : Re^4: Synchronicity/のの
記事No : 449
投稿日 : 2004/10/25(Mon) 21:01
投稿者 : のの <nono0203○po1.dti2.ne.jp>

> >>読み切れていないのか「もちろん」の意味が掴めない。
>
> 再度、読み直して。
>
>
> >「暑いわね」
> > 確かに。
> >「夏だからねえ……」
> > 路地に入ったときに言ったものだから、思わず口惜しそうな言い方になってしまった。
> >「なに、悦に入ってるの?」
> >「いやいや、べつに」
>
>
> >「夏だからねえ……」


> 夏は暑いのがあたりまえだと言ってる。
> そうなると「もちろん」はシンジのセリフくさい。

「もちろん」はレイのセリフ。

>夏は暑いのがあたりまえだと言ってる。
>そうなると「もちろん」はシンジのセリフくさい。

これは、若干アブダクションくさいというか、なんというか。
そこまで筋立てた会話、帰り道にするのかどうかという話になると思うのだけど。

>
> >思わず口惜しそうな言い方
>
> 後悔してる。
> これは。
>
> >「そこらへん、なんとかならなかった?」
> >「無茶言わないでよ」
>
> ここに掛かってきてるのか?
>
>
> そうなると「無茶言わないでよ」はシンジとなる。


口惜しそうな言い方になったのは、その前に
「路地に入ったときに言ったものだから」とあるように、
さらにそのあと言っているように、別れ道が見えてきたから。
というところまでが作者の意図。

あとはもう完全に読者の掴みかた次第なので、なんとも。


なんだか国語のテストみたいですね。

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タイトル : Re^5: Synchronicity/のの
記事No : 450
投稿日 : 2004/10/25(Mon) 21:41
投稿者 : なお。

レスに気付かず正解を見る前に書きました。
メールの返事どうもです。

> 口惜しそうな言い方になったのは、その前に
> 「路地に入ったときに言ったものだから」とあるように、
> さらにそのあと言っているように、別れ道が見えてきたから。
> というところまでが作者の意図。

うん、単純に考えるとそうなんだけど、前の所とも掛けてあるのかと思いまして。考え過ぎでしたね。

> あとはもう完全に読者の掴みかた次第なので、なんとも。
> なんだか国語のテストみたいですね。

 いつも、さらっと読んで「ああ、面白かった」くらいしか考えないで済ましちゃう。だから感想なんかも面倒で書かない。頭を使って無いから続きを読んで、前の話しってどんなだったっけ、なんて読み返す羽目になる。恥ずかしながら、それがいつもの私。

そんなだからtambさんがスレ立てて「これって何でしょうか」とかやってくれるとけっこう楽しかったりする。勉強にもなるし。

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タイトル : Re: Synchronicity/のの
記事No : 448
投稿日 : 2004/10/25(Mon) 20:57
投稿者 : なお。

>手に取った本の表紙が、彼に見えるような角度に持ち替えながら。

さりげなく気が付いて欲しい。でも、ちょっとわざとらしい感じで。
ここは、萌え要素が強い所!
そのわざとらしさを、もうほんの少し強調してくれたら激しく萌えそう!
チラリズム的萌(笑


>「いや、ほら、やみそうにないし、だから……だからだよ」
> 彼は慌てて答える。

青春だなあ。


>公園にある屋根の下のベンチ

公園にあるようなものは東屋(四阿)だと思う。そう表しても良いけどレイがその言葉を知らなくてもおかしくない。
この話しでは中学生かな? 今どきの中学生も知らないだろうな。だから敢えてそうしたのかな?


>少し冷えた身体が、同じ本棚の、同じ列を眺められる距離にある彼の体温を感じ取る。

いつも思うんですけど、こういう比喩が上手いですよね。


>向き直ったわたしたちは、二の腕と、手の甲が触れ合う距離で座っていた。

強引な展開だと思ったけれど、読み直して、初々しさ故そうなったとも取れるなと考え直した。
でも、やっぱりこの2人にしては積極的かな。
それほど狭い場所でもなさそうだし、雨が強くて寄り添わなければ濡れる程だったのか?
それとも雨に濡れながらも一緒に帰ろうとしたシンジだったから、テンション高かったのか?


全体としては、ちょっと切なく良い感じでした。

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タイトル : またもヒット・アンド・アウェイ
記事No : 451
投稿日 : 2004/10/26(Tue) 00:08
投稿者 : Kaz.Ueda <sasuke1412○yahoo.co.jp>

> >公園にある屋根の下のベンチ
>
> 公園にあるようなものは東屋(四阿)だと思う。そう表しても良いけどレイがその言葉を知らなくてもおかしくない。
> この話しでは中学生かな? 今どきの中学生も知らないだろうな。だから敢えてそうしたのかな?

たとえ、それが東屋という物だとしても、普通、誰もがベンチと言うし、東屋と書いたところでほとんどの人が頭をかしげると思うのでここではベンチが適切かと思いますです
ハイ

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タイトル : 作者じゃないけど、まとめて(笑)
記事No : 455
投稿日 : 2004/10/26(Tue) 21:17
投稿者 : tamb

■ののさん
>連作、ではないかもしれないです。

 何て言うんでしょうね。もしかするとこういうパラレルワールド的な作品群に対す
る呼び方って、ないのかもしれませんね。平行作とか?(笑)

>単純に「日常会話」でしかないので、説明しようもない。

 それはその通りやね。ただ、たぶん書いてるときは、こういう誤読があり得るって
事は考慮の外だったと思うんですよ。まぁ普通は思いつかんわな。思いついたとして、
何らかの説明を入れるべきかどうか、例えば

>「サードインパクトからこっち、四季が戻ったのはいいけど、だからって夏が涼しくなるって
>ワケじゃあないのがね」
>
> ぼくが愚痴を言うと、君は文字通り涼しい顔で答えた。
>
>「もちろん」

 みたいにするかどうかは別の問題だとは思うけれども。

 実は今気づいたんだけど(^^;)、

>「さすがに日に焼けた?」
> ぼくは君にたずねる。

 こういう風に「君」を使うのって、勇気いらなかった? 私は使えないんですよ。
こうして読むと全然違和感ないんで、いいと思うんですけど。

>海に誰と行ったか?
>友人。
>なんでシンジがいないのかって、女友達だけで行ったから。
>僕なわけがない(笑)
>たぶん一緒にいたら「シンジにもその姿見せてやりなさいよ」とか言ってると思う(爆)

 そうか。レイの水着姿、シンジは見たことないのかもしれないな。体育の時間はと
もかく(笑)。


■ののさん、なお。さん

>>メールはこれを書いたらすぐに返します(^^;
>>くわしくはそっちに。
>レスに気付かず正解を見る前に書きました。
>メールの返事どうもです。

 またそうやって私の悪口を(爆)。

>>なんだか国語のテストみたいですね。
>とかやってくれるとけっこう楽しかったりする。勉強にもなるし。

 こうやって分析的に読むのが正しい読み方なのかというか、楽しめるとは思わない
んだけど、たまにはいいやね。

■なお。さん、Kaz.Uedaさん
>> 公園にあるようなものは東屋(四阿)だと思う。
>ここではベンチが適切かと思いますです

 知っている言葉と自分で使いこなせる言葉は必ずしも一致しない、とかいう問題は
置いておくとしても、こんなのはどっちでもいいんじゃね?(笑) 私の「使える語彙」
の中に残念ながら「四阿」は入ってないけど(苦笑)、入っててもベンチにしたと思う
です。はい。「あずまや」で変換したら、ちゃんと「四阿」って出たわ(爆)。


「公園まで」再び。

 こんな風に、まだ特別な関係じゃないけど、でも何でも話ができる関係になると、
なかなか「好きだ」とか言えないんだよな。男と女というより、ある種の戦友みたい
な感じになっちゃって。レイとシンジは文字通り戦友だったわけだし。勇気を出して
「好きだ」って言っても、レイも照れくさくて、つい「なに言ってんのよ」とか返し
たりしてね。で、数日後に「碇くん、あたし」とか言い出して、シンジは「何だよ、
改まって」とか言ったりして。萌えだ(爆)。

 渡辺美里のデビューアルバム「eyes」の中に「悲しいボーイフレンド」という曲が
あります。「悲しいボーイフレンド 今はもう 友達を超えられずに 悩みを聞いて
くれるだけの 人ね」です。「私によく似た誰かを選んで 」ですよ。
 レイとシンジには乗り越えて欲しいものです。

 ついでに同じく渡辺美里の二枚目のアルバム(だと思う)、「Lovin'you」の中の
同名楽曲には
「目覚めた朝に 君が いない日は Sweet heart 『離れていても、どこにいても』
信じている Lovin' you」なんて歌詞があります(爆)。唐突なネタバレでした(笑)。

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