野球(CG作品)/tama |
- 日時: 2009/05/31 00:00
- 名前: tamb
- 【タイトル】野球(CG作品)/tama
【記事番号】-2147483202 (2147483647) 【 日時 】05/06/17 21:05 【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
tamaさんは生きていた! しかも元気! そしてついにカラーだ! ひれ伏せひれ伏せ全員ひれ伏せ(笑)。
まぁあれです。色に関しては発展途上というか方向性試行錯誤中の感もありますが、その 辺は今後に期待しましょう。
レイちゃん、意外とセクシー(笑)。そしてなぜか裸足。暑くて脱いだのかな。もしかして 普通に観戦中かな? この笑顔はちょっと気になりますね。碇くん頑張ってでもないし、凡打してしょーもなっ て感じでもなし。
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【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483197 (-2147483202) 【 日時 】05/06/17 21:55 【 発言者 】あやきち
_| ̄|○
ひれ伏しましたw
色に関してですが、おいらは好きですよ、あの色。 涼しげな感じと柔らかい感じとがして。
つま先が少し、とかあることはあるわけですが、 あの笑顔を見るとはにゃーーーんとなって 溶けてしまうのです(爆)
あ〜でもあれだ あえて、野球帽ではなくバンダナ、あるいはタオルがよかったw
さあ、tambさん感謝の気持ちをこめて、この2枚のCGを題材に短編を書くヨロシ(爆)
あ、tambさんだけでなくてかまわないと思うので、 期待してます(爆)
【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483196 (-2147483202) 【 日時 】05/06/17 22:59 【 発言者 】なお。
⊇ ̄0)⊇はは〜っ 萌えさせていただきます!
これはきっと、誰かの視点のレイでしょう。 試合後にペットボトルのミネラルウォーターでも飲んで一息ついてるとき。 「試合、勝ってよかったね」ってな感じ。 道具を預かっているレイはグローブをはめてみたりして、ちょっとオチャメさん。 「ぶかぶかだあ」なんて言ったらヤバw
色塗りに関してはどうこう言える立場じゃないけど 色使いはステキだと思います。 ただ細かい事だけど、バットのグリップエンドの角度だけは(^_^;) 絵がステキなだけに気になっちゃいます。
【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483195 (-2147483202) 【 日時 】05/06/19 15:25 【 発言者 】tama
感想ありがとうございます。
■あやきちさん >あの笑顔を見るとはにゃーーーんとなって
その表現は・・・・( ;)
>あえて、野球帽ではなくバンダナ、あるいはタオルがよかった
そうか、そういう手があったか! 帽子じゃないなーと思いつつ、浮かばなかったんですよ。帽子は赤しか塗りたくないけど(ヱ)、合わないし、服と髪と!とか非常にじたばたしてただけに盲点。
■なお。さん >ただ細かい事だけど、バットのグリップエンドの角度だけは(^_^;)
デッサンしろよという話ですよね(^^; 本当すみません;野球は好きなんですが、キャッチボール程度なんで、全くもって絵的に素人なんですよ。(恥
>まぁあれです。色に関しては発展途上というか方向性試行錯誤中の感もありますが、その辺は今後に期待しましょう。
tambさんにはわかるんですが、この野球の絵はかなり前の鉛筆書きを復帰させたものだったりします(汗 カラーは全部で4枚描いて、これが3枚目のやつです。 がんばらないとね;色塗りはどうしたらオリジナルらしくなるか非常に頭が痛いところです。やっぱりモノクロが好きなのかも(爆
【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483194 (-2147483202) 【 日時 】05/06/19 15:59 【 発言者 】toMo
リナレイっぽい印象を受けたのは僕だけでしょうか(汗
それだったら一緒になって野球してても違和感なさそうだし 良いなと思うんですけど……いやしかし、可愛いですね(笑)
色については、僕はほわっとしたタッチがうまく合ってて良いんじゃないかなと おもいました。
【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483193 (-2147483202) 【 日時 】05/06/19 18:08 【 発言者 】tomo
裸足なところ(?)が印象に残ってます。 こんな色付けも、淡い感じで私は好きですね。
すごいなぁ〜っと感動させられる一品でした。
【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483181 (-2147483202) 【 日時 】05/06/19 22:21 【 発言者 】あやきち
色に関しては、完成品だけ見ているから、比べるものがないから、こっちは満足と言うか、否定する要素がないのかもしれませんね。
でも作者は試行錯誤があるから満足できなかったり、未練に思うことがあるんでしょうな。 最近、ほとんど作り手側になっていないからそこまで及びませんでした。
それと、もうひとつ やっぱレイソロ(レイが一人だけ)ってのはいいねw レイ+誰かっていうのもいいんだけど やっぱりレイソロが一番だね シンジがテーマのときは逆に誰か他にいるほうがいいんだけどね。
と、さりげなくシンジ誕生日CGとか希望してみますw
【タイトル】野球(短編)/プレイガーリー 【記事番号】-2147483178 (-2147483202) 【 日時 】05/06/21 00:01 【 発言者 】のの
one,two,three.
リズムよく、小気味よく。
暑い盛りを楽しんでいた。
プレイガーリー
鈍い打撃音でハッとした。
「いかりくーん!」 我に返ったわたしは全力疾走する彼を見た。次に真っ白くなくなったボールの行方を探す。レフト方向に長打。相田君のいいかげんな守備のおかげもあって、ランニングホームランも狙える当たりだった。 彼は全力で二塁を蹴った。ショートの鈴原君が全速力で相田君に近づく。中継から本塁で刺そうというのがわかった。三塁のコーチャーズボックスに立つわたしの腕が試される。「伊達に毎日見てないわ」と自信を持って腕を回す。鈴原君がいい球を投げてきても、その前の相田君の肩が弱いので大丈夫。腕を回すわたしに碇くんがちょっとだけ笑って、彼は三塁を蹴っていった。
「うぬりゃああああ」 鈴原君の奇声付き返球もむなしく、碇くんはしっかりホームベースを踏んだ。これで同点!
「いぇーい!」 葛城さんが碇くんとハイタッチ。あの人は本日四打数三安打、ホームランさえ打てばサイクルヒットという大爆発をみせている。あのひとがいなかったら女子の多いこっちは接戦とはいかなかった。 「レイ、出番よー!」 わたしは三塁から戻って軽いバットを選んだ。本当は金属バットの方がいいのだけど、なんとなく木のバットを使ったら今日は全打席でヒットを打ってるので、最後の打席は確信をもってこのバットを選ぶ。「頼むぜ、相棒」という、マカロニ・ウエスタンみたいなセリフが頭に思い浮かんだ。
「ナイスバッティング」 打席につく前に碇くんとハイタッチ。彼は照れた顔と誇らしげな顔をまぜこぜにした顔を見せてくれた。それがなんだか面白い。 「期待してるよ」 碇くんがポン、と肩を叩く。わたしは意地悪く「『期待してるよ、レイ』って言ってくれたら打てると思う」と小声で言った。 「はぁ?」 「碇くん、あんまり名前を呼んでくれないから」 「なんだか照れ臭いんだよ」 「いいじゃない」 「いいけど……」 「けど?」 「むー……じゃあ、打ったらね」 わざとらしいくらいにっこりと笑った彼が後ろに下がる。わたしに打席に着くよう促す意味もあった。 (そういう問題じゃないのに) 納得いかない。すこしもやもやしたまま打席に立つ。ピッチャーはあマヤさん。わたしの野球観戦仲間というか先輩。べつに野球がうまいわけじゃなくて、九人中六人が女子のわたしたちを相手に鈴原君が投げるというのは不利だから、女子の相手は女子、と決めてある。
スコアは9対10。草野球らしい点の取り合いになっていた。このあとは葛城さんが控えている。わたしが塁に出られれば勝ちは見えてくる。ホームラン一本でサイクルヒット。しかも二打点。確実にMVPをとれる。MVPには「久保田(千寿)」一升が贈呈される。おいしいらしい。というよりこの賞は葛城さんが考案して、みんなから徴収したお金で買ってきたので自分のための商品に等しい。ともあれそういうわけなので、わたしが塁に出れば勝利は近い。 不安材料はツーアウトという事実。わたしが倒れるか生き残るかで勝負は決まる。守備陣の顔が引き締まるのがよくわかった。勝者に贈られる「ビール1ダース、焼酎、日本酒セット」は魅力的らしい。わたしはお酒に興味がない(未成年だもの)のでどうでもいいけど、お財布が軽くなるのを阻止する必要があるのでやっぱり真剣。
一球目ボールで、二球目の高目を打った。ファール。三塁線を切れた。けれど感触は良好。
「いけるいけるー!」 「がんばれー!」 声援に碇くんの声が聞こえないのが気になった。マヤさんがかまえる。チーム「ペンペンズ」は三塁側ベンチにいるから振り向くわけにもいかなかった。 球が投げられた。思ってたより早いけど、思いっきり振った。ばこん、と感触を両手が掴む。やった!
「んが!」
ところが真っ黒熱血ジャージ男の横っ飛びが成功して、ショートライナーで打ち取られてしまった。あぁー、というためいきが向こうから聞こえ、一塁側からは歓声が上がる。
予定通り二時すぎに草野球終了した。わたしのせいで負けたなあ、とどうしても思ってしまう。最後に使ったバットを持ったまま、河川敷のグラウンドの傍の橋の下をくぐってバーベキューの支度をするみんなをぼーっと見た。 (碇くんがなにも言ってくれないから打てなかったんだ) 彼はコンロの準備をしていた。相田君曰く「男のロマンは焚き火だ、こんなの邪道だ!」ということらしいキャンプ道具をせっせといじっている。笑い話をしながら支度をしている彼を見て、自分が情けないやら彼が憎らしいやらで、ちょっと泣きそうになった。 なんとなく人のせいにしたくなったので、心の中で叫んでみる。シンジのバーカ!
「そんなに気にしなくていいんじゃない?」 わたしの顏に気づいた碇くんが勘違いして、こっちに来て、声をかけてくれた。ありがたいやら間が悪いやらで、わたしは座り込んでしまった。本当はバーベキューの手伝いをしなくちゃいけないのだけど。 「どうかした?」 「なんでもない」 「って言われてもな……なにか飲む?」 「…………パイナップルジュース、ある?」 「買ってあるよ、そう言うと思って」 ちょっと待ってて。そう言ってクーラーボックスを探しに彼はいなくなった。
(ああ――暑い)
日焼け止めは塗ってあるけど、帽子が欲しくなる陽射しだった。碇君に声をかけて、試合でかぶってた帽子を取ってもらおうかなとすこし考えて、留まった。しばらくこっちから声をかけてあげないんだから、と、自分でもあきれるような子供っぽい反撃を思いついたから。 それなのに、突然、なにかが頭に触れてびっくりして触れてみると、まさにわたしがさっきまでかぶっていた帽子だった。 「陽射しがきついからかぶってた方がいいよ」 うるさいばか、と頭に浮かんだ言葉が、振り返った先の笑顔に打ち消された。 ずり落ちそうな帽子をそのままに、思わずわたしも笑顔になる。一緒にいるだけでこんなにもうれしい。
「レイはよくがんばったよ」 はい、と紙パックのパイナップルジュースを渡すと、彼はそっとわたしの額に張り付いた髪に触れた。 「いまさらレイって言ってくれても嬉しくない」 「うーん……ミサトさんたちがいると、いじられそうでイヤなんだよ」 「もう」 ふてくされてみせると、期待通りの困り笑いを彼が浮かべる。 「ごめんごめん……あ、向こうもそろそろはじめられるから、機嫌直したらおいでよ」 彼はまたバーベキューの準備に戻った。今度はお皿に肉や野菜、魚介類を盛っている。 それを眺めながらわたしは、ストローを口につけて勢いよく吸った。 甘酸っぱい味が広がる。青い空と陽射しによく似合う味。
なんとなく、「恋にも似合うね」そう思った。
【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483177 (-2147483202) 【 日時 】05/06/21 00:09 【 発言者 】のの
どもです。 ちょっと書けない時期があって、いまもそうなんですが。 せっかくtamaさんがカラー作品を書いたので、以前のお返しに短編を書いてみました。
ちょこっと実話が練られているのですが、具体的にどこかは秘密です(笑)
最後のセリフの口調は迷ったけど、まあこんなかんじで。 かわいいレイを書きたくなったのです。 絵ときっちりダブらせてるシーンがあるので読み終えたあとにもう一度絵を眺めることをお薦めします(笑)
【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483176 (-2147483202) 【 日時 】05/06/21 19:47 【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
野球
>色に関してですが、おいらは好きですよ、あの色。
私も好きです(笑)。なんにせよ色づけの幅ってのは相当広くて、このサイトだけ見ても皆 さんかなり個性的というか、それぞれですわな。自分の絵柄にはどういう風に色を付けれ ばいいのかっていう判断は結構難しいんじゃないかと思うんですよね。結局は自分の好み でやればいいと思うんですけど。個人的にはこの方向でいいんだと思うというか、私は好 きです(笑)。
>バットのグリップエンドの角度だけは(^_^;)
あー気づかなかった(^^;)。この角度ならグリップエンドは向こう側を向いてないと変で すわな。ということでtamaさん、リテイ以下略(爆)。嘘です(笑)。
>リナレイっぽい印象を受けたのは僕だけでしょうか(汗
私も思いました。ちょっとリナレイチックかなって。
■プレイガーリー 良いですね。リナレイチックだけど、リナレイって言うほどキャピついてないところが絵 の雰囲気に合ってる。ラストは秀逸。例えば「恋にも似合うわ」だったら違うと思うしね。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483170 (-2147483202) 【 日時 】05/06/22 23:26 【 発言者 】なお。
■プレイガーリー
雰囲気バッチリ! 情景を思い浮かべて、観戦しているような気持ちで読めました。
>リズムよく、小気味よく。 >暑い盛りを楽しんでいた。
読んでる方もこんな感じでしたよ。
よく冷えたパイナップルジュースを飲みたくなりました。 バナナケーキと一緒に(爆)
【タイトル】Re: 野球(CG作品)/tama 【記事番号】-2147483169 (-2147483202) 【 日時 】05/06/24 01:43 【 発言者 】あやきち
おいらは映画「プリティリーグ」を思い出しました。小説版(翻訳)も読みましたが、良い作品だと思いました。好きですね〜あーいうの。 エヴァは女性キャラが多いから1チームできるな〜とか思ったり思わなかったりw
パイナップルジュースか・・・・ ふ、マンゴーも美味しいですよ(爆)
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