Trance/Sterope |
- 日時: 2009/05/31 00:00
- 名前: tamb
【Date:】 29 Jul 2008 04:23:00 【From:】 "tamb" 【Subject:】 Trance/Sterope
待ち合わせに遅れた時に「ごめん、アスカの買い物に付き合わされちゃって」と、ひと こと言えば何ら問題なかったのだが(^^;)。 レイもその日には文句を言わず、怒りを蓄積させておいて後日炸裂させるというのが、 なんともいえず痴話喧嘩。 アスカは単なるとばっちり(笑)。彼女は悪くないよな。まぁシンジを使ったのが悪いと 言えばそうなんだろうけど、それは責められないわな。
で、レイは見た夢でシンジを許す気になった、というのがオチ。シンジも同じ夢を見て たってことにレイが驚いているのかどうかは定かではないけど、このオチは弱いだろう、 という私の意見には作者も同意。で、やり取りの結果、最初のバージョンで公開する事に 決定。
夢を見て許す気になった、というアイディア自体は、もしかするとありがちかもしれな いけど、悪くないと思う。 文章の技法として、一貫してシンジ視点で書かれているから、レイの気持ちにはレイ視 点からは踏み込めない。シンジがレイを見てレイがどう思っているかを類推したことしか 書くことは出来ない。これは結構難しい縛りで、これを淡白じゃなく書くにはどうすれば いいか、私にもわからない。
解釈としてわからないのは、
> 「…………夢で、良かったわ」
ストレートに読めば、現実にはデート出来なかったんだし雨も降ったのに、夢では晴れ てデート出来たんだから、夢の方が良かったはず。ではなぜ、夢の方が良かったと思った のか。 ちょっと先回りして書くけど、もしかするとここは読者の想像でいいのかもしれん。 商業作家とかでも「読者の想像でいい」って書いてるのをたまに見る。これはいくつか ケースがあって、ひとつはストーリーとかには関係のない部分で、全くどうでもいいとい うケース。これは今回には当てはまらないだろうと思われる。 もうひとつは作者も考えていないというケース。これは論外。どうでも良くないのに考 えてないなら「考えろ」と言うしかない。 もうひとつは、これが一番ありそうなんだけど、作者的には答えがあるんだけど、それ は書くべきではないと判断したというケース。これなら「書くべきでない」と判断したそ れなりの理由、すなわち読者の想像に任せるべきであるという理由があるはずなので、そ れを聞きたいです。 もうひとつは、書いたけど書ききれなかったいうケース。修行してください(笑)。 最後は、書いてあるのに読みきれなかったケース。修行します(爆)。
ついでに書くと、
> あの二人は、会えたのだろうか。
ここで言う「あの二人」とは織姫とひこ星と類推されるけど、ちょっと唐突感がある。
そんなことで、作品はこちらどす。
http://tamb.cube-web.net/cont/sterope/sterope03.htm
【Date:】 29 Jul 2008 10:34:00 【From:】 "Sterope" 【Subject:】 Re: Trance/Sterope
こんにちは、Steropeです。
そんなこんなでTrance公開になりました。 本当は七夕に近い日に公開したかったのですが、そんなに上手くいくわけない(笑)
>すなわち読者の想像に任せるべきであるという理由があるはずなので、そ >れを聞きたいです。
単純な話、ちょっとでもいいので想像したりして欲しかったのです。 書き込んであれば、ああそうなんだフーン、で終わりです。
>もうひとつは、書いたけど書ききれなかったいうケース。修行してください(笑)。
修行します(笑) 正直なところ書ききれないだろうと判断した面もあります。 半端に書き込んだりするより、読者様の想像力を使ってもらったほうがいいんじゃないかと。 実に中途半端ですね(^^;
この話自体、七夕の夜に満天の星空の下をレイと手をつないで歩く夢を見た。 という作者の経験をもとに書かれています。 起きてすぐさまプロットを書きました、覚えているうちにできるだけ細部まで。 ですがそこは所詮夢、大したものにはなりませんでした。 要するにTranceという題名の通り、作者を含め皆夢うつつ状態なわけです。
夢に惑わされたというと変かもしれませんが、そんな感じです。
答えになってないですね、すみません。 それでは「Trance」をよろしくお願いします。 失礼します。
【Date:】 12 Aug 2008 04:14:00 【From:】 "tamb" 【Subject:】 Re: Trance/Sterope
> >すなわち読者の想像に任せるべきであるという理由があるはずなので、そ > >れを聞きたいです。 > > 単純な話、ちょっとでもいいので想像したりして欲しかったのです。
ということは、
> 正直なところ書ききれないだろうと判断した面もあります。
という側面はあるにしても、作者的には答えがあるわけだ。
おしえてちょんだいよ(笑)。
【Date:】 12 Aug 2008 09:28:00 【From:】 "Sterope" 【Subject:】 Re: Trance/Sterope
こんにちは、Steropeです。
>おしえてちょんだいよ(笑)。
いじめないでください(爆)
言うならば、空は曇り空、雨まで降っております。 つまり「あの二人」は会えなかった。 そこで暗に二人の決別を意味しているのですが、夢という世界で二人は会えてしまった。 本来なら会えるはずの無い状況下で、心が通じ合ってしまったのです。 その橋渡し役にはアスカさんに頑張ってもらいました。 お話はお話の世界、現実世界では全く無関係に事が進むということですね。
これを淡白な説明口調で書かれても萎えるだけですので(笑) 「あの二人は会えたのだろうか」に圧縮してしまったワケですね。
説明するのが難しいですが、つまりそういうことです(^^; 結局のところ私の文章力不足なのでしょう、おそらく。
それでは、作品のほうよろしくお願いします。 失礼します。ではでは。
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