子猫／yo1 |
- 日時： 2009/05/31 00:00
- 名前： tamb
【Date:】 28 Jan 2009 22:22:00
【From:】 "tamb"
【Subject:】 子猫／yo1
出だしの、いわゆる「さよなら」的なレイが猫を拾って「（私…何しているの…）」か
らシンジの誤解に繋がって、あいだすっ飛ばして「貴方に会えて良かった…私に笑顔がう
まれたから」という流れは美しいと思う。
問題は子猫の死に方で、死というのは常に唐突に訪れるものだとしても、もう少し何と
かならんかなと思う。具体的にはわからんけど。
レイに死んでいった猫の気持ちを考える余裕がないというのも哀しい。選択の残酷さを
引き受ける物語なんて言うけど、レイには最後にようやくひとつ選択肢が見えただけで、
もしかするとこんなことを考えては物語は書けないのかもしれないけど、物語に選択され
なかった猫の気持ちはどうなの？ とか思ってしまうのですよね、私は。だからどこかに
「あなたは私に会えて幸せだったのかどうか」という問いがあると私的には少しはすっき
りするんだけど、それが物語としてどうなのかは良くわからん。
本編寄りのレイだけど、それにしてはうゆきゅうさん方面というか（わかります？）、
「私の事を見るの」的な語尾がやや気になるといえば気になる。
蛇足。
あるいは都市伝説なのかもしれんけど、うさぎを飼ってて添い寝して、寝返りを打って
潰してしまったという話がある。絶対に立ち直れないだろうな。
普通の猫（というか私の知っている猫）は風呂は嫌がる。シャワーを浴びせたら全力で
逃げると思われる。
作品はこちら。
http://tamb.cube-web.net/cont/yo1/yo1_04.htm
【Date:】 29 Jan 2009 05:06:00
【From:】 "yo1"
【Subject:】 Re: 子猫／yo1
tamb様
まいどお世話になってます。
＞問題は子猫の死に方で、死というのは常に唐突に訪れるものだとしても、もう少し何とかならんかなと思う。
う、そうですね…反省…実は私が子供の頃の実体験でして、あの時は泣きました（涙）
＞レイに死んでいった猫の気持ちを考える余裕がないというのも哀しい。
あう…レイ…ごめんなさい、もっともっと君の気持ちを理解できる様になりたい（涙）
＞物語に選択されなかった猫の気持ちはどうなの？
タベ（実話の名前）…ごめんね、昔も今もわかってあげれなくて（涙）
まだまだ未熟な私ですが、今後とも宜しくお願い致します。
【Date:】 30 Jan 2009 20:50:00
【From:】 "tamb"
【Subject:】 Re: 子猫／yo1
実体験なのは別にいいと思うんだけど、FFという縛りで私小説っぽく書くなら、レイと
作者をそのまま置き換えるのは難しいわな。書きたいのは猫が死んで悲しいということじ
ゃなくて「貴方に会えて良かった…私に笑顔がうまれたから」だと思うから、そこにどう
持っていくかということじゃないかと。で、私は良かったけどあなたはどうなのか、とい
う想像にまで至れれば、シンジの事も思いやれるであろうと思うのですよ。
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