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砂時計〜巣作り〜/yo1
日時: 2009/05/31 00:00
名前: tamb


【Date:】 30 Apr 2009 02:42:00
【From:】 "tamb"
【Subject:】 砂時計〜巣作り〜/yo1

 漢字の使い方とか話の展開の仕方とか、タッチさんに似てきたような気が。
 しかし手を繋いで司令室に入るわ何か言うたびにいちいち見詰め合うわで、レイがどう
こうというよりもシンジ君が別人だわな。まぁ人の事は言えんけど。

 この話の時間軸がどの辺なのかは良くわからんけど、この手の報告をするにも司令室に
行かねばならぬというのがなんともあれだ(先にミサトに言えとかは思うけど)。進路相
談のなんだかを本部に電話してた時と状況はあまり変わってないのかもしれん。あるいは、
実はゲンドウは司令室で寝起きしてるかだ(爆)。あり得るかもしれん。
 ストーリーそのものは特になんだという事はないけど、この話をこれから出産とかの方
向に展開させていくとしたら、時間軸がどこかという設定は重要かもしれん。そのまま進
めばこれから過酷な戦いが待ってるわけだし、イタモノになる要素は充分に含まれている。

 出産の不安云々は、とりあえず産婦人科とかそういう所には行くべきであろうな。定期
検診も受けないといかんし。

 文章的には、例えば最初の段落ではシンジ一人称で書いてる中に突然「実は碇ゲンドウ
にも感情表現は存在する。〜」などという文が出てきたりする。恐らく「この時、碇ゲン
ドウは、」以下の文は書きたいだろうから、少なくともこの段落だけを見るならばシンジ
視点の三人称で書くべきだったのだと思われる。でもこういうのは気にならない人は全然
気にならないんだろうし、気にならないなら問題にはならないわな。


 レイ一人称で書かれた段落で、

> 私は人間じゃないの……私は碇君のお母さん、ユイさんのDNAと第二使徒リリスの体組織から
> 作られたクローンなの

 という設定が提示される。
 「ユイさんのDNA」というのがDNAそのものなのかあるいは遺伝情報のことを指すの
かは曖昧だが(こんなのは曖昧でいい)、要するにリリスの体細胞にユイの遺伝情報をぶ
ち込んだということだわな。
 こういう技術がネルフにあって、なおかつユイの細胞があるのならばユイの細胞から普
通にクローンを作ればいいので、やはりユイの細胞そのものは存在していなかったと推測
できる。ということは、「ユイさんのDNA」というのはデータとしての遺伝情報だった
と思われる。あるいはリリスの卵細胞(!)を使いたかったとかそういう別の意図があっ
たか。
 リリスとは何だという大問題はあるが、仮に使徒だとして、かつヒトと使徒を厳密に区
別するならば、レイはヒトと使徒のハイブリッドであってユイのクローンではない。と言
い切れるのかどうかはなかなか難しい問題ではある。ミトコンドリアは恐らくリリスのも
のということになろうが、遺伝情報的にはユイそのものである。

 何を細かい事をぐだぐだとと思ってると思われるが、みんな安易にクローンクローンて
言い過ぎなんだよな。レイがユイのクローンであるという危険な設定を導入し、かつ子供
を産ませようとするならばこの程度の事は考えていただきたいと編集人としては思う。


作品はこちら。
http://tamb.cube-web.net/cont/yo1/yo1_09.htm




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