Re: Calling My Name 100330 ( No.1 ) |
- 日時: 2010/03/31 21:55
- 名前: 楓
- 好きな人の名前を呼ぶとか、逆に好きな人に名前を呼んでもらえるというシチュエーションは、ストライクゾーンなんです。
そして、シンジがレイを「綾波」って呼ぶのも実は凄く好きなんです。 なので、シンジが「綾波」と呼ぶ所を何度も読み返してしまいました(笑)
素敵な話をありがとうございます。
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Re: Calling My Name 100330 ( No.2 ) |
- 日時: 2010/04/01 01:28
- 名前: aba-m.a-kkv
今回、投下は比較的余裕をもってできましたが、コメントは例のごとく遅くなってしまいました。 なんとかしないと。 さて、ショートショートについて少しだけ。 中にはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、 場面のイメージの元になっているのは、劇場版「Ghost in the Shell」の一場面から。 タイトルや内容のイメージは鬼束ちひろの「Call」や「流星群」からです。 そう思ってそれぞれ見返してみたり聞き直してみたりしたのですが、いまいち直接というわけではなさそう。 いつものようにいろいろごちゃ混ぜになって零れた物語のようです。笑
■楓さん いつもながら読んでくださってありがとうございます。 シンジもレイも自分の形や存在といものを自ら希薄に感じているような部分があるように思います。 名前を呼ぶというのは、存在を固定化する手段、そうであるなら、想い合い、名前を呼び合うことで、二人は二人でいられる。 今回はレイの記念SSなのでレイメインですが、裏返せばシンジにとってもそうなんじゃないかなと思いながら書きました。 楓さんのストライクゾーンに入ったようで何よりです。 「綾波」を繰り返すところは、なんというか不自然な感じを持たせずにいけただろうかと悩んでいたのですが、安心しました。
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Re: Calling My Name 100330 ( No.3 ) |
- 日時: 2010/04/01 04:46
- 名前: tamb
- 名前を知るということはその人を支配するということで、だから神の名前を口にしてはなら
ない、なんていう話がある。名前を呼び合うというのは、支配し支配されるということ。支配 しあうという快感。あなたは私のもので私はあなたのもの。名前を呼び合うたびにお互いが作 られ、それが変化し続ける。声音の違いで。ほんの僅かなイントネーションの違いで。それが とても心地いい。
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Re: Calling My Name 100330 ( No.4 ) |
- 日時: 2010/04/02 21:50
- 名前: JUN
- ども、JUNです。
「碇くん」「綾波」 この二人はこうでなくちゃな、と思います。 「れ、れ、レイ」「し、し、シンジ、くん」みたいなのもいいですが(笑) 名前ってのは記号じゃないわけです。名は体を現す、などといいますが、そこにはつけた人の意思があり、呼ぶ人の意思があり、呼ばれる人の意思がある。だから名前は、独りでは成立しない。呼んでくれる人がいてこそ。 そんなことを思い出させてくれる素晴らしい作品でした。 ありがとうございました。
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Re: Calling My Name 100330 ( No.5 ) |
- 日時: 2010/04/04 09:44
- 名前: calu
- aba-m.a-kkvさん
名前を呼ばれる毎に、シンジ君の名前を呼び返したレイは、自らの心の淵に佇む「碇くん」 にもまた彩を落とし続けている。だから、二人は「碇くん」そして「綾波」でなければならないんですよね。
>「……おはよう、いかりくん」 自分を自分として目覚めさせてくれたシンジ君への愛おしさが溢れんばかりの センテンスだと思います。レイちゃんの甘い声が聞こえてくるようです。嗚呼(^^;)。
有難うございました。次に拝読させていただく機会を楽しみにしております。
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Re: Calling My Name 100330 ( No.6 ) |
- 日時: 2010/04/12 01:33
- 名前: aba-m.a-kkv
- ■tambさん
読んでくださってありがとうございます。 名前を呼び合うたびにお互いが作られ、それが変化し続ける、というのは考えさせられます。 そういう意味で、今回どれだけ色が変えられたかわかりませんが、心地よいといってくださってうれしいです。
■JUNさん 感想ありがとうございます。 今回の二人は大学生くらいの年齢を意識して書いてみたんですが、二人はいつまでたっても「碇くん」と「綾波」だなあ、と私も思います。 例え「シンジ」と「レイ」と呼び合える段階を越えたとしても。
■caluさん 感想ありがとうございます。 彩を落とし続けている、その雰囲気を感じ取ってくださったようで嬉しいです。 あの部分をひらがなにしたのも正解だったようでよかったです。笑 また読んでくださればと思います。
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