Re: スーパーソリッド 110330 ( No.1 ) |
- 日時: 2011/03/31 04:19
- 名前: tamb
- いつものというかaba-m.a-kkvさん節っぽい幻想的な出だしから、いきなり
> でも、普段の彼は朝が早いし、寝起きもいい。
で「レイちゃん」的な可愛い感じになる。この落差がとてもいい。 恐らくは「夢」と区分される世界の中で、レイがその我侭にシンジを巻き込む。この巻き込むというフレーズがまた素敵だし、「レイ」と呼んでしまうシンジもいい。 で、きっと朝寝坊になって、ばたばたと支度をして出かけるんだと思う。シンジは苦笑いで、レイは微笑みで。その暖かさがとてもいい。
「三千世界の鴉を殺し、貴方と添い寝がしてみたい」
知らんかったので調べてみた。高杉晋作。朝がこなければいいって感じですか。
風(あるいは伊勢正三)の「そんな暮らしの中で」という歌を思い出した。最後のフレーズ、
寒さの中に かくれているのは 暖かさなのだから 冬の朝 目覚めたときの あと五分の幸せを 誰もが知ってる
というのがとても日常の中の幸せで、この二人に捧げたい。我慢できないのでリンクも(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=qhFPuEhXAjQ
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Re: スーパーソリッド 110330 ( No.2 ) |
- 日時: 2011/04/04 01:11
- 名前: aba-m.a-kkv
- tambさん、感想ありがとうございます。
それと、日常の幸せ、それにぴったり合うリンクもどうもです〜。
「三千世界の鴉を殺し」の都都逸は、このお話の雰囲気とは正反対な狂気狂喜の「ヘルシング」という漫画の台詞で始めて知ったのですが。笑 邪魔するものを全部排すから、行かないで、という感じなのでしょうか。 このお話、大丸さんの「時の密室」を無意識に意識しているような気がします。 『You'd be so nice to come home to』で書いたときのような赤い世界に彼を引き込んで、時間も世界も気にしないで、気の済むまで甘えているんだと思いますよ。爆
今回のタイトルも物理用語から引っ張ってきました。 このお話に何が合うかなあと考えて、調べて、あんまり理解しないまま、パッと決めてしまいました。 今回の「スーパーソリッド」は「超固体」という物質の相のことを言うそうです。(固体、液体、気体、みたいな) 「超固体」は、私が単純にこうなのかなと思っている意味では、固体でありながら流動する相(固体なのに粘性がゼロ)、なのかなと思っています。(詳しい方、間違ってたらすみません) 固体なのに粘性がゼロ→、溶け合わないけど溶け合っているよう。(こじつけですね、爆) それで、夢と現実の境界線をまどろむことが出来る二人には合うタイトルかな、と。
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