Re: サイト開設十周年カウントダ ( No.1 ) |
- 日時: 2011/06/16 20:03
- 名前: 何処
- 注意・以下の文章は悪質なパロディですので(笑)先に謝っておきますごめんなさい。
【ジオフロント・メタル・シティ(ver・LRS)】
今日は憧れの綾波さんと食事だ。ギターのブルーから貰った食事券、有効に利用させて貰おう。
「この店?」
「う、うん。何でもオーガニック主体で美味しいらしいよ。」
「意外ね…碇君、こんなお店知ってるんだ…」
「あ、いや実は友人の紹介で…」
「クスクス…碇君、正直過ぎ。」
「え?あ、あはは…」
「クスクス…」
◇◇◇
ブルー、良くこんな店知ってたな…あ、ブルーの彼女こういう店好きそうだもんな…マヤさんに後でお礼言っておこう…
「…美味しい。」
「そ、そう?」
「その…碇君、食事誘ってくれて有り難う…嬉しいわ、とっても…」
「綾波さん…」「碇君…」
目、目が合ったよ!ど、どうしよう… お、落ち着け碇シンジ、落ち着きが大事だ。話…そう、こんな時は話題だってドラムのマークが言ってた! 話題…音楽かな。
「あ…綾波さんはどんな音楽を聴くの?」
「え?あ、そ、そうね…クラシックも好きだけど、フォークやニューミュージックは良いわね、ポップスも好きだけど新しい歌手が多過ぎて誰が誰だか…」
「ふ、ふーん。じ、実は僕チェロが趣味なんだ。」
「そう…素敵ね…今度聴かせて欲しいな…駄目?」
「ととととんでもない!ほ、他の人ならともかく綾波さんなら…」
「え?」
あ、又目が合った…か、可愛い…
「綾波さん…」
「碇君…」
“♪ぎゅごぉぉぉぉ〜〜ん!”
「「!」」
“♪サツガイせよサツガイせよサツガイせよ♪” “!サツガイせよサツガイせよサツガイせよ!”
な、何でこれがこの店に流れるの!?
♪※※※♪※※※♪※※※♪
「「…」」
…誰だよテレビ付けたの!おまけにこれ前回のギグじゃないか!撮影禁止じゃなかったのかよ!
「…何…これ…」
「たたたた…確かデスメ…ヘビィメタルってジャンルじゃじゃじゃ…」
「サツガイせよって…犯罪者?」
「ちちち違うよ!たたた只歌詞がそう言う歌詞だか…歌詞なんじゃ無いかな、あ、あは、あはは…」
「私、こんな歌は嫌い。それに歌手のあの格好…何かしらあれ。見てて恥ずかしいの。」
「あ、あの格好は楽屋で無理矢理…あ、いやいやミュージックに合わせたファッションて事でスタイリストが選んでるらしいようんうん。」
「…そうなの?」
「そ、それにあの化粧と髪型、セットするのに二時間はかかるらしいし…」
「碇君…凄いわ、何でも知っているのね…」
「い、いやそんな事は…」
「碇君…」
「あ…綾波さん…」
“!サツガイせよサツガイせよサツガイせよ!”
「「!」」
“!サツガイせよサツガイせよサツガイせよ!”
「…でも、これうるさ過ぎない?」
「うん…」
♪※※※♪※※※♪※※※♪
「「…」」
「…呪文?それとも何かのお経?」
「さ…さあ…あ!あの店員さん、その…チャンネル変えて貰えま」 「あぁ!?何言ってやがる!イカリノ・シンジャな俺に対する挑戦か!」
「「イカリノ・シンジャ?」」
…確かコアなファンが名乗るって話だったよね…
「信者って…やっぱり何かの信仰?」
!?あああ綾波さん!?なな何そんな怖そうなお兄さんに直球ストレートに聞いてるのでぷかぁ!?
「そうさ、俺は“ネオンヂェネシス凶の信者さ!”そして今かかってる曲は凶祖イカリノ・クラウザー十四世率いるヘブィメタルバンド“ネオンヂェネシス”の新曲“デスネルフ”さ!スゲエだろ!」
「え、ええと…」
…答えるなよお前も…
「出ましょ、碇君。」
「え?あ、は、はい!」
“♪サツガイせよサツガイせよサツガイせよ♪” “!サツガイせよサツガイせよサツガイせよ!” ♪※※※♪※※※♪※※※♪
◇◆◇
「変な店だったわ…」
「ごめん…」
「!?い、碇君は悪くない!そ、そうあの店員とバンドが悪いのよ!」
…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、あれ歌ってるの僕デス…
「…今度は違うお店誘ってね。」
「…はい…」
止める!もう止める絶対辞めるこんなバンド絶対辞める!火吹いたり生け贄捧げたり客罵倒するようなバンドは嫌だ!大体クラシック志向だったんだ僕は!
「碇君の誘いなら絶対行くから。」
「!?」
◇◆◇
「碇…お前の息子、又バンド解散と騒いでおるぞ。」
「問題無い、解散から再結成…既にシナリオは出来ている。それに…」
「!?これは!?」
「ユーロからの刺客、デスメタルのクイーン“マリー・ザ・ストラトス”、そしてUSAの堕天使“ミレニアム”のアスカ・ラングレー…シンジの新たなライバルだ。」
「碇…何を企んでいる…」
「計画は社長の赤木君とマネージャーの葛城君の提案だ、シンジもユイの血筋…メタルの申し子が新たなライバルの出現に黙っていられるか…見物だな。」
「…この悪党め…」
「…(ニヤリ)」
罰当たり動画は以下(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=WHtHKEb4AyU&sns=em
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Re: サイト開設十周年カウントダウン企画・六月 ( No.2 ) |
- 日時: 2011/06/25 07:06
- 名前: tamb
- ■ジオフロント・メタル・シティ(ver・LRS)/何処
( No.1 )
私にとってよくわからない音楽ジャンルの筆頭にあるのがデスメタルである。まあスラッシ ュとかもわからんのだけど。 しかし、やはりオーガニック主体の店でデスメタルがかかったらやばいであろう(笑)。なん だったらいいのかな。ポールモーリアとかかな。 ニューミュージックという言葉を久々に目にした。これはジャンルとしてまだ生きているの であろうか。
考えたこともなかったんだけど、エレクトリックチェロってのも当然あるだろうと検索して みたらやっぱ出てきた(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=FlGBMAgDGUU
これなら歌いながらでも弾けるかもしんないし、デスメタルにエレクトリックチェロってのは 新しいような気がしないでもないからいいんじゃないだろうかシンジ君?
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Re: サイト開設十周年カウントダ ( No.3 ) |
- 日時: 2012/01/15 02:26
- 名前: 何処
- 【も一回行ってみよう】
「いけない事なの?」
綾波が至近距離で僕に問い掛ける。きょとんとした表情で。
…何と言うか、破壊力抜群。
「あんた馬鹿ぁ!?駄目に決まってるでしょう!」
アスカの剥(ムク)れた表情も至近距離に現れる。
…これも又何と言うか…しかし…女の子って何でこんなに良い匂いなんだろ…
「…あんたら何してんの?ん?ワンコが目開けて床に転がって寝て?…あーあ、鼻血出してるよ、きっちゃないな」「碇君は汚くない」「…情けない格好ではあるわね…」
…アスカ、それは言うなよ…
「で?ワンコは何で鼻血吹いて倒れてる訳?」
「…アレよ、ア・レ。」
「…新型の試験用プラグスーツ…」
「うはぁ!?スケスケぢゃん!しかも何か要所だけ見えそで見えないデザインが余計にヤラシ―風情だぁね!」
「…で、これをファーストが着用するって聞いたこの馬鹿が」
「にゃるへそ。」
「…急に鼻血吹いて倒れて…」 「シンジを介抱してるから何があったか聞けばさぁ、こーんな馬ーっ鹿馬鹿しい理由なんだもの。」
「しっかし実物見てから以前に想像でぇ?(笑)憐れなワンコ(笑)」
…笑うなよ真希波…
「まっ、要はこのプラグスーツが原因な訳だぁね。」
「しっかし一体誰よこんな恥ずかしいデザインしたのぉ全く…」
「…恥ずかしいの?そう…恥ずかしいの…これは恥ずかしいのね…」
「後でワンコにプライベートで着て見せてやると喜ぶにゃ」
真希波っ!あ、いや真希波様っ!ナイス発言ですっ!…っていやいや違うだろ、僕は何考えてるんだ!
「…又適当な事をこの女は…」
「?喜ぶ?恥ずかしいのに?」
「そーそー、綾波チンのそれ来た格好想像しただけで鼻血吹いて昏倒する程喜ぶ訳だしぃ(笑)」
「???」
「あ、こら駄目だ(笑)」
「…ファースト、あんたって本当に…シンジ…私、今だけ少しあんたに同情するわ…」
アスカ…そんな沁々(シミジミ)と僕の顔覗きこんで言わなくても…
鼻を抑え横になったまま、僕は泣きそうな気分で壁に下がる新型試験用プラグスーツを横目に…
…
…
あ、又鼻血。
…今度こっそり綾波にこれ着て貰お。
…男って馬鹿だなぁ…
【こっち向いてBaby】http://www.youtube.com/watch?v=xhx8q0r34rA&sns=em
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Re: サイト開設十周年カウントダウン企画・六月 ( No.4 ) |
- 日時: 2012/01/24 00:09
- 名前: tamb
- ■も一回行ってみよう/何処
( No.3 )
根本的な問題として、その新型の試験用プラグスーツがオフィシャルにデザインされ製造さ れた物であるならば、デザインそのものはいけないデザインかもしれんがそれを着用するのは いけないことではない。というよりも業務というか任務の一環であるので、チルドレンである 以上は義務である。従ってこっそり着てもらう必要などどこにもなく、堂々と着てもらえばい いのである。ただし、しかしそのデザインがプライベートでなされたものであるならな話は全 く変わってくる(笑)。 当然の話だがサードチルドレン用の新型試験用プラグスーツも既に存在しているか将来的に は存在するはずなので、それを着用したシンジの姿を目の当たりにした小悪魔三人組の反応も 興味津々な今日この頃ではある。
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