Re: 硝子の檻の中のラムネ玉 110606 ( No.1 ) |
- 日時: 2011/06/09 02:47
- 名前: のの
- というわけで勝手に乗っかったFFを書いてしまいました、ののです。
明日も仕事だっつうのに(笑)
いや、良かったです。 ラムネ玉、というアイデアが素晴らしく、それをメタ的に扱ってたので、その過去に焦点を当てたくなって『夏の音色』を書いてしまいました。
また一年、よろしくです。
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Re: 硝子の檻の中のラムネ玉 110606 ( No.2 ) |
- 日時: 2011/06/09 02:55
- 名前: tamb
- まともなラムネ――ガラス瓶に入っていてラムネ玉で密閉されているという意味で――とい
うのは、たぶん小学生の頃に縁日で飲んだ切りだと思う。店のおじさんにぶしゅっと開けて貰 って飲んだ。自分で開けた記憶はない。 あのビー玉は欲しかったなぁ。夜店の白熱灯のせいもあるのだろうか、なんだかすごく綺麗 だった。かりん、という涼やかな音も良かったよね。でもビンを割ってはいけないような気が して、結局はそのままビンを返していた。 ラムネ玉はあのガラス瓶の中にあってこそラムネ玉で、出してしまえばたぶん普通のビー玉 なんだろうと思う。 だから、君は僕のラムネ玉、と思ったとき、シンジ君はラムネ玉を閉じ込めているガラス瓶 になっている。大切なものは閉じ込めておきたいからね。「僕はもうラムネ玉を持ってる」と いうのはそういうことだと思う。 でもきっと、この新しいガラス瓶に入ってゆくことを決断した彼女は、自分の意志で外に出 て行くこともできる。抱き締めている彼の腕の中からするりと抜けていくように。そして彼女 は、ガラス瓶の中にあっていつもとは違う輝きを見せる自分にも気づくようになる。かりん、 という涼やかな音を立てて。 だからもう、ガラス瓶を割る必要はない。
全然感想になってませんが、夏とラムネのイメージが鮮烈な、素敵な話でした。好きです、 こういう話。
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Re: 硝子の檻の中のラムネ玉 110606 ( No.3 ) |
- 日時: 2011/06/09 19:27
- 名前: tamb
- さっきラムネを買ってきて、ただいま飲んでおります(笑)。
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Re: 硝子の檻の中のラムネ玉 110606 ( No.4 ) |
- 日時: 2011/06/11 01:59
- 名前: のの
- >さっきラムネを買ってきて、ただいま飲んでおります(笑)。
まあかわいらしい(笑)
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Re: 硝子の檻の中のラムネ玉 110606 ( No.5 ) |
- 日時: 2011/06/12 11:17
- 名前: tamb
- ずっと探してた! これだ! やや違うかw
http://ayasachi.sweet-tone.net/cgi-bin/bbs4c/read.cgi?no=423
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Re: 硝子の檻の中のラムネ玉 110606 ( No.6 ) |
- 日時: 2011/06/13 23:57
- 名前: aba-m.a-kkv
- ■ののさん
もう、なんというか、とてつもなく嬉しいです。 いやはや、まさか書いていただけるなんて夢にも思っていませんでしたので、破壊力抜群です!! 感想のほうは「夏の音色」のほうに。
今回の「ラムネ」というアイデアは、じつは私から生まれたものではなく、 私の友が「糖度の高いオリジナル読んでみたい」とリクエストをくれたので、 「ならお題をちょうだいな」と私。 「じゃあラムネで、もうすぐ夏だし」というようなやり取りがありまして。 その時点で0606のネタに窮していた私は、じゃあSSもこれをテーマに書いてみよう、ということで出来たのがこのお話なのです。 (この場を借りて友に感謝、あなたのおかげでこのお話が生まれましたよ)
さて、少しはラムネのように甘かったでしょうか? 直接描写したくなかったので、最後の一文に甘さを込めてみました。笑
こちらこそ、また一年、どうかよろしくお願いします。
■tambさん おお、tambさんがラムネを! いや、なんというか、私の話を読んで、ああ、ラムネ飲みたいな、と思ってもらえたらなんて素敵だろう、 と思っていたので、すごく嬉しいです。 いな、ラムネというノスタルジックな存在の威力なのかもしれませんが。
私は、もしかすると繋ぎのない硝子のラムネを飲んだことがないかもしれません。 一度くらいはあるのかな、くらい、思い出せないくらいのものです。 この話を書くにあたって少し調べてみたのですが、硝子だけのラムネのビンというのは日本ではもう製造していないそうで、あるのは再利用品なんだそうです。 ますます割れなくなりました。笑
そして、感想ありがとうございます。 もはや感想を超越してプロットのようですが。笑
そしてtamaさんの絵! よく見つけましたね、私はすっかり忘れておりました。 なんというか、tamaさん、ののさん、私のシンクロ率がとても高いような気がします。笑
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