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やっぱりワンコが好き
日時: 2012/07/04 08:48
名前: 何処

※タイトルは特に意味ありません※大変下らない話です※下品注意※


家で晩御飯を食べた後シンジに片付けを任せてリビングでミサトとゴロゴロしてると遊びに来てたレイが不意に宣った。

「ふと思ったんだけど、ノーブラとヌーブラの違いって何かしら。態々(わざわざ)着ける必要性がわからない…」

「あー確かに。そもそもヌーブラ着ける必要性が疑問なのよね。ニプレス在る訳だし」

問題児二人のやり取りに思わず頭を抱えたくなる。

「むう…確実に違うが如何に違うか説明するに困るわ…」

そらあんたらみたいに羞恥心無いけど胸は有る女ならそうでしょと内心呟きながら台詞を捜す。

「…着ける安心感がヌーブラかしら…」

「なら、着けない解放感がノーブラね」

「成る程」

「落ちそうで気になるのがヌーブラ、垂れそうで気になるのがノーブラ」

コクコク

「服装が選ぶヌーブラ、服装を選ぶノーブラ」

「透けるブラのラインが気にならないのがヌーブラ、ボディラインが気になるのがノーブラ」

「少し薄着になりたいのがヌーブラ、厚手の服にしたいのがノーブラ」

「あせもが痒いヌーブラ、ニプルが痒いノーブラ」スパーン!

「自重しなさいよミサト!見栄を張りたいのがヌーブラ、見栄を気にしないのがノーブラ」

「あ痛った〜…揺らしたくないのがヌーブラ、揺れるのがノーブラ」

「ミサト、それ揺れない人に怒られるわよ…着けてると何か落ち着き無いのがヌーブラ、着けて無いから落ち着かないのがノーブラ」

「少し増量出来るのがヌーブラ、少し垂れそうなのがノーブラ」

「成る程…やっぱり止めようかしら」


「「どっちを!?」」


(この話元ネタはこちら)http://www.youtube.com/watch?v=bQA2x2zSTMU&sns=em


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Re: やっぱりワンコが好き ( No.8 )
日時: 2012/07/30 07:13
名前: 何処

【OP曲−GoogleのCMのアレ(笑)−】
http://www.youtube.com/watch?v=PqJNc9KVIZE&sns=em


リツコとマヤちゃんが遊びに来たので三人でお酒を飲んでいたらチェロの演奏音が聞こえてきた。


【でもやっぱりワンコが好き第三話】


副司令から松代土産に頂いた発泡日本酒などと言う珍しい酒を舐める様にたしなむリツコがトロンとした目でうっとりと呟いた

「“鳥の歌”ね。」

「?何ですそれ?ヒック」

マヤちゃんはワイングラス片手に真っ赤に染まった顔でリツコに向けて問い掛けた。

「今シンジ君の演奏している曲目よ。日本語に訳せば“鳥の歌”…ヒック、あら嫌だ飲み過ぎかしら。」

「リツコ…いつもいつも疑問に思うんだけど、あんた本当に何でそんな事知ってんの?」

「ヒクッ!ええとぉ、鳥の歌ってぇあたし再放送で見たカメラマンの話の劇中歌しか知らないんですけどぉ…ヒック」

「あれ確か再々々放送よ。」

「“鳥の詩”ねぇ…あたしゃアスカがカラオケで歌ってたアニメの主題歌しか知らないわぁ」

「鳥の歌か…ねぇ、じゃあ美空ひばりの歌なんか正しく鳥の歌じゃない?」

「へ?」

「雲雀(ひばり)の英名はスカイラークですよね。ヒック!」

「あ、成る程。そー言えば最近ここの近所に出来たのよね〜、24時間開いてるし歩いて五分だしまー便利だわ〜」

「ファミレスか。何となく小腹も空いたし今から皆で行きましょうか?」

「あ、それ良いですね先輩ヒック!じゃシンジ君も」
「あ、それ駄目よマヤちゃん」

「ミサト?」「ヒック、え?」

「シンジ君がチェロ弾く時はレイかアスカが必ず聴いてるの。アスカがヒカリちゃん宅にお泊まりの今日はつまり…」

「成る程、ヒクッ!」「ミサト…とか言いながら良いタイミングで帰って来て出歯亀する気でしょ。」

「〜♪」

「…不潔…ヒック」

「演奏終わるまで待ってそれから皆で食事に行きましょ。」

「むー残念」
「残念じゃ無いですよぉ、ヒック!」
「やれやれ…」


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Re: やっぱりワンコが好き ( No.9 )
日時: 2012/08/04 06:07
名前: tamb

 そういや葛城さんちの近所の商店街というかそういうのはどんな感じになってるんだろうか、
とふと疑問に思ったり。あの辺りはファミレスの経営が成立するような場所なのだろうか。実
は近所にそれなりの幹線道路があるとか?

 シンジ君、仮にミサト達がちょっと出かけた隙になんかしようという根性があるなら大した
もんだ(笑)。

 しかし何処さん、あれだけのヒントで良く何とか80キロだってわかりましたね(笑)。そう、
なんとか先生じゃないんですよ。

 ちなみに私が「鳥」と聞いて思い出す歌はこれだったり。しかし世の中、同じタイトルの曲
って結構あるもんなんですな。
http://www.youtube.com/watch?v=QoILgEIQwZs
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Re: やっぱりワンコが好き ( No.10 )
日時: 2013/01/13 13:16
名前: 何処


「んーやぁれやれぇ、朝も早くからシンクロ試験かぁ。赤木のねーさんも仕事熱心つーか暇っつーか…付き合わせられるこっちの身にな…る訳無いね。フワァアァ、うーむ未だ眠いにゃあ…控え室で珈琲でも飲むかにぁ…」


【やっぱりワンコが好きリターンズ】


「ふぁ〜…おあよ〜皆の衆…って!?ををっ!?どったのアスカちん!?眼帯なんかしちまってぇ!?」

「…モノモライ。」

「あちゃあ…にしても何かその眼帯ゴツいよ?折角のお姫様っぽい顔立ちが海賊船の船長的な…ん?何で反論が来ない?」

「…ミサトに任せたらコレ買ってきたのよ…」

「むう、部長ったら凄まじいセンスやねぇ…」

「…おはよう…」

「にょっ!?レイちんまで眼帯!?もしやチミもモノモライかにゃ?」

「…そう。」

「て事はチミ達今日はエヴァどころかシンクロ試験も…」

「無理。」「…ファーストあんたそんないきなり一言で切って棄てるなんて…」
「うぇぇ…勘弁してよぉ…アチシ一人でパツキンをねーさまのお相手ぇ?」

「…マリ、あんたに任せた。」
「…頑張ってね…」

「え〜!?マジでぇ〜勘弁して欲しいなー独り“マ”な科学者様のお相手はきっついからなぁ〜…あ、因みに“マ”は“魔女”の“マ”でも“マッド”の“マ”でも無いからね。多分。」

「多分て…可能性は有る訳ね。」「…多分…恐らく…推定…確かに可能性は有る…」

「にしても…うーむ流石にこの状態で一人実験検体は嫌だなぁ…よし!こんな時こそ普段からの行いと人徳と美貌と魅力と眼鏡で!」

「はぁ?普段からの行いが何だって?人徳とか何の冗談?」「眼鏡?」

「人徳は人徳、美貌は美貌。魅力っつーのはそら当然この乳の揺れにゃ、後眼鏡。ポチっとな…pipopipo…」

「自分で言うなよ…」「…眼鏡…?」

「ん?納得いかん顔しとるねー、なら分かりやすく説明するか。まぁ端的に言えばコネだぁね。」

「コ…コネってあんた…」「…眼鏡?」

「コネはコネにゃ。色々人に言えないアレやらあんまり公にしたくないコレやらそれ絶対マズい的なナニやら内密な何かなソレやらで…あ、繋がった。おーゲンドー君元気ー?」

「ブハッ!?」「眼鏡…」

「あー仕事中?ごめんごめん、手短に要件だけ。…あ、そう。んじゃあま、次の例のアレは…うんうん。理解が早くて助かるねー。でさー、今日のシンクロ試験中止って出来ない?…え?スケジュール押してる?いやぁアスカ姫もレイ姫も体調不良でさー、アチシ独りでパツキン姉さん相手はちょい…は?うーん…わーった。手打つわ。…はいはい。追々ね、んじゃあ、pi。っと、さぁてお二方本日試験中止のお知らせ…どったの?」

「どったのじゃないわよ…あんた何でバカシンジのパパとタメ口聞けるのよ!」
「だからコネのお陰だにゃえっへん。」


『待機中のエヴァンゲリオンパイロット各位に通達、本日の試験は延期、繰り返す、本日の…』

「おー、流石ゲンドウ君仕事早ぁい、聞いた皆の衆?斯くしてめでたく本日開店休業ーっ!」

「…眼鏡…」「エコヒイキ、何ぶつぶつ言ってるのよ…て言うかあんたもこのコネメガネの図太さ見習ったら?あんたがおねだりすれば司令大抵聞いてくれるんじゃない?」

「と言うアスカ姫はワンコ王子におねだりし「シャラーップ!」」「…眼鏡…」

「「いやそれはもういいから」」


―――


「ほいアスカ姫ミルクティー、綾波ちんほうじ茶、アチシはコーヒーっと…」
「だーから姫は止めてよぉ。」「有り難う…」

「しかし控え室のドリンクバーはタダってのはいーけど訳判らん物があるのがねー。」
「冷やし飴は止めた方がいいわよ…中々刺激的だから。」
「…梅昆布茶は美味しい…」
「Drなんたらも人を選ぶ味だったにゃ。」

「え?」「え?」「…」

「…実は私は好き…」
「…マジ?」
「…未だ飲んで無い…」

「…まぁ、好みは各々だし…」
「後で飲んでみたら?」
「…そうする。」

「しっかしこう急に休みとかなってもやる事が…ゲーム機置いてきちゃったし…」
「…」
「女三人顔付き合わせてたらスイーツやらコイバナとかエロ話が普通なんだけどにゃ。」

「エロ話はあんただけでしょこのエロメガネ。」
「エロ?」
「綾波ちんエロバナってのは」「止めー―っ!」
「?」

「うむぅ、にしても何か足りないような…」
「何か?言われてみれば…」
「確かに…」

「なーんか忘れてるよな…」「何かしら…」「ええと…」

「「「…」」」

ガタガタッ!

「!シンジ!」「!碇君!」「!ワンコ!」

「「「…」」」

…ガタガタ

「…手遅れね。」「…恐らく…」「あーあ、斯くしてワンコは憐れ三人分金髪ねーさんの遊び相手な玩具となりました。か…ニャムニャム。」


―――


『…まぁまぁね、…シンジ君、今度はこの状態でコンソールを操作してシーカーに照準を合わせてみて。』

「判りました。はぁ…『シンジ君はもう試験プラグ入ってるから基礎データだけ録らせてね』って何時間掛かるんだよ…夕飯買い出しどうしよ…いいや、今夜はレトルトにしよ…」

『シンジ君、もう少し集中して。』

「は、はい。…とほほ…」

【FREELY TOMORROW】
http://www.youtube.com/watch?v=vBt6J3KpVLQ&sns=em

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Re: やっぱりワンコが好き ( No.11 )
日時: 2013/01/20 03:43
名前: tamb

 こういうタイミングで、しかもゲンドウ君とかなると何に準拠かと一瞬迷うけれど、ぶっち
ゃけもはや何に準拠とかあんまり意味ない。

 この話、特に解説を加えることもなく普通に面白く読めるわけだけれど、マリは試験の延期
に当たってゲンドウに何か条件を出され、それを飲んだ模様。それが何なのかが異常に気にな
る。マリもちょっと悩んでるし。うおお気になるー!

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Re: やっぱりワンコが好き ( No.12 )
日時: 2013/03/05 18:41
名前: 何処


「碇…来たようだぞ。」

「ああ…」

「しかし…本当に信頼出来るのか?」

「今更だ冬月、計画は既に進行している。そして我々には時間が無いのだ。」

「うむ…」



【やっぱりワンコが好きスーパー】



プシュン

「よっすゲンドウ君!お!?こら冬月のセンセーお久!」

「マリ君、口の聞き方にはだな…」

「冬月構うな。」

「しかし碇…」

「で…モノは?」

「相変わらず単刀直入だねー、そう焦るなよゲンゲン。」

「ゲ…」

「構うな冬月。その物言い…期待して良さそうだな。」

「ふむ、さっすがネルフ総司令。焦らし技はお見通しかぁ。」

「…」

「貴様の何時もの手だろうが。で、今回は?」

「ちょい待ち、ええと…」
ごそごそ

「ぢゃん!こいつが今回の目玉にゃ!」

「おお…」

「ふっ…」

「こっちがワンコの友人から入手した碇シンジくんポートレイト。見所は綾波ちんのうなじ凝視シーンとアスカ姫にヘッドロックされて胸の感触喜んでるシーン。いゃあ父親と同じくムッツリに成長してるにゃあ。」

「…プッ。」

「…続けろ。」

「チッ、ツマンね反応。これの何処が可愛かったのやら…で、これが作戦部長買収して部屋家捜しした時の動画情報。結構高く付いたけど、ま、其れなりの価値はあったぁね。」

「ほう…」

「…期待して良いのだな?」

「ニャハハ!ま、見て貰えば判るさ。特に注目はベッドの下のお宝!加持のおっちゃん土産無修正洋ピンに同級生から押し付けられた成人雑誌とAVデータ!」

「ふむ、順調に成長しておるようだな。」

「ああ…」

「おっとレポートを忘れてた、ほい。内容を概略で説明するにゃ、綾波ちんのワンコ好感度、順調に上昇中やね。人間性も社交度、感情度共に順調に成長中、ただ嫉妬やら怒りについては未だ未だだあね。アスカ姫の頑張りに期待かな?」

「うむ…やはり人への道は長いか…」

「ご苦労。これは今回の必要経費と当面の活動費だ。それと今回の報酬の…」

「ほい、毎度どーもー。ほいじゃアチシはこれで…っと忘れてた。あのさー、控え室のドリンクバーの品揃え何とかならない?梅昆布茶とか椎茸茶はともかくDrなんたらとか青汁とか妙にマニアックな…冷やし飴なんて何かの罠としか思えにゃいんすけど。」

「ほう、冷やし飴か…懐かしいな。」

「…却下する。梅昆布茶と冷やし飴はシンジの要望だ。」

「…」「…」「…」

「…マジ?」「…」「事実だ。」

「うむう、ワンコの意外な側面が…」

「…渋いな…」

「…ああ…」

「渋いって言うか…じじむさい?将来大丈夫かにゃあ…」


「「「…ぬ…」」」



http://www.youtube.com/watch?v=Qp-o5iq0Q7I&sns=em

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Re: やっぱりワンコが好き ( No.13 )
日時: 2013/03/14 02:49
名前: tamb

 ヘッドロックされると胸の感触が楽しめる、というのは気づかんかった。不覚だ。つーか、
女の子にヘッドロックされたことないしな。

 無修正洋ピンについては嫌な思い出がある。それは友人が米軍基地(!)から手に入れたとい
うものだったが、その女性がなんとスティービー・ワンダーにそっくりだったのである。

 冷やし飴については特に思い出はないのだった。

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Re: やっぱりワンコが好き ( No.14 )
日時: 2013/05/05 20:26
名前: 何処

【やっぱりワンコが好きアゲイン】


“ピルルルル・ピルルルル・ピルル”ピッ

『…ん〜…誰ょもーこんな時間にぃ…ん?留守録五件?何よこれ?』

ピッ『…は…はぁ……『?悪戯?気持ち悪いなぁ…ん?この声…××ちゃん?』
助け…○○…ね…ねぇ〇〇…『××?』
き…来て…お願い直ぐ来て…い、今○○の前、公園に……お願い、貴女にしか頼めないの…は、早く来てお願い早くっ!はや』piー―…
『…え?』

♪ジャジャ〜ンちゃーんちゃらちゃちゃー♪
「きゃあぁぁぁぁっっ!!」



バリボリバリボリ「モグモグゴックン,お、やっぱ犠牲者その2こいつか!」
ガサガサパリパリ「安心の展開だねー、で、この次はお楽しみ中車内カッポーがヒャッハー!って所かにゃ?ムグムグ」
「ひっ、ヒッ、な、な、何でそんな落ち着いてお菓子食べながら解説が入れられるんですかぁぁ…」


ガタガタ『こんな夜中に全く何よ…って行っちゃう辺りあたしも付き合い良すぎよねー』
ガチャッガチャガチャガチャン!タッタッタッ…

♪チャララ〜♪


「駄目ーっ行っちゃ駄目ーっ!な、何でそんな簡単に行っちゃうのぉ!?」
「そりゃお約束だし」「様式美だねぇ」
「美しく無いですぅ!も、もうこ、この映画止めません?」
「嫌。」「…一言で切って棄てたね…」
「うぇぇ…か、勘弁してぇ…」
「あ、マユたん涙目」「所詮フィクションよフィクション。うーんコンソメ味もいいけどやっぱポテチは塩かなぁ。」

ガサガサバリバリボリボリ

「き…霧島さん、真季波さん…その…美味…しい…ですか?」
「んー?旨いよー?マユマユも食べたら?」
「ほりマユたん、チミの分」

ドサッ

「え?ええっと、その…ヒッ!?」


“♪チャラチャーチャラチャララー♪”


「キャーキャーキャーキャー!聞こえない聞こえない聞こえないぃっ!」
「BGM変わっただけだって。さぁていよいよ惨劇開幕かぁ?」
「うーんいいなーワクワクするなーこのB級感溢れるお決まりパターン!」
「ちっとも良くないですうっ!」


『全くこんな夜中に呼び出すなんてあいつ何考えてんのよ全く…あ、いたいた。』
♪ちゃらーちゃー―ちゃーらー♪
『おーい…って、あ、あんた誰?』


「ひえぇぇっ!」
「ん、これはいよいよ確定かな?」
「恐らく…さて次は海苔塩で…」

べりっ!ボリボリもぐもぐ

「美味え!海苔塩旨え!B級ホラー見ながらのポテチ最強!」
「うむうむ。映画鑑賞中のジャンクな食い物は止まらんのう、さあてアチシ次はポッチーにするかぁ」

ガサゴソポリポリもっきゅもっきゅ

「き、切りましょうよもうTV切りましょうよぉ」
「んー?ちょいまち今良い所なん」バリバリボリボリ
「え〜?何でー?面白いぢゃん。」ムグムグモリモリ

「お…面白…ヒイィッ!」


♪ジャーンちゃらちゃちゃーん♪
『ふふ…待っていたわ…』


「うえぇ…もう嫌ぁ…」
「キター!\(゚▽゚)/」
ガサゴソポリポリもっきゅもっきゅ
「うむうむ。(^q^)堪らん嚢堪らん嚢」
バリッ!ごそごそパリパリもぎゅもぎゅ

「て、てゆうかな、何でこれ見ながらポテチ食べられるのぉ…ヒエェツッ!?」


♪チャーーチャーーチャラチャララー♪
『ま…待ってよ、あんた誰よ!あいつはどうしたの?それにな、何であたしを…え?あ、あんた一体…』
『私?私はね…』

♪デデーン♪『嫌ぁぁぁっ!』


「ひいいぃぃぃっっ!も、もう駄目ぇ嫌っもう嫌ぁっ!霧島さんもう切って切ってお願いだからTV切ってえっ!」
「あ、マユたんマジ涙目。」
「ちぇーっ、これからが面白そうなのにいっ。仕方無いなあ。」

プチン

「はぁ、はぁ、はぁ…こ、怖かったぁ…」
「ん〜〜残念。折角盛り上がって来た所だったのにぃ。」
「実はアチシはマユたんの反応が面白かったのが…いやもう可愛くて可愛くてもうちょい見てたかった位だにゃあ。」

「真希波さぁんっ!か、からかわないでくださいぃっ!」


――


カランカラン
「お待たせー、ほいカルピ●」
「うーむ、しょっぱい物の後の●ルピスは美味いにゃあ。ん?どったのマユたん?」

「な…何か私の想像してたお泊まり会と違う…」
「パジャマパーティーなんてこんなもんよ。」
「うん、如何にも正しいお泊まり会よね。」

「…そうなんですか?何か女の子としてこう…」

「む!言われて見れば夜中にスエット上下でポテチの袋抱えてホラー映画鑑賞する女子高生…確かに女子力には欠けるにゃ。」
「そう言うあんただってピンクのジャージ上下ぢゃん。」

「…確か今夜はパジャマパーティー…でしたよね?」
「ウンウン、お泊まり会って意味は合ってる。」
「これでBLCDとかティーンズエロ漫画あれば完璧腐れ女子高生の正しいお泊まり会なんだけどね」
「く…腐れ…」
「あるよー、BLCDとかティーンズエロ漫画。見る?って誰が腐れだ誰が。」
「ま、冗談はともかく普通女三人顔付き合わせてたらアイドルやコスメやファッションやスイーツやコイバナとかエロ話が普通なんだけどにゃ。」

「え、エロぉ!?」

「ふっ、これは教育の甲斐がありそうやね。ええかいマユたんエロバナってのは」「止めてくださいぃー―っ!」
「マユマユからかうなって。大体エロ話はあんただけでしょこのエロメガネ。」
「マナたん、その清楚乙女っぽい外見に似合わぬ毒舌ドSっぷりにアチシは、アアアチシはもうもうっ!」
「な!な、な、なぁ!?」

「…ドサクサ紛れて何処揉んでる。」
「ふっ、百合フラグは流石に無いか。にしても…ちっパイは浪漫やねぇ。」

「ちっ…パイ…って…」「喧し!でかいのがそんなに偉いか!ドつくでしかし!」
「いゃあんマナたんマジドSぅ、怒っちゃ嫌ぁん♪」

「え?えええっ!?お、女の子同士でって、えぇえっっ!?!?」

「だから人の乳を揉むな男かお前は!免疫無いマユマユがフリーズしてるじゃん!」
「いゃあメンゴメンゴ。ほらぁ、揉めば大きくなるとかゆーぢゃん、だからそのお手伝いをば」

「…え?…(揉んで大きく…なる?)…」

キラーン

「見ましたか霧島さん」「ええ見ましたとも真希波さん」
「え?な!ななな何ですか二人共ぉ、え、笑顔が怖いぃ…」

「これは是非とも」「大きくなるお手伝いを」「「私達が」」

モミモミ

「うひゃあっ!?!や!止めてくださいぃー―っ!」

――


「でさ、綾波ンってホラー見たらどうなると思う?」
「そ…想像出来ない…」
「ん〜〜、意外と平気なんかも。」
「あー、言われて見れば確かに。」

「え?そうなんですかぁ?とてもそうとは…」
「うん。実は割と強キャラだし…なんかワンコあたりはレイちんに微妙に夢見てるみたいだけど。」
「て言うか碇くんに限らず男って女に夢見てるよね絶対」
「ま、環境は大事だから。アスカ姫とがさつ部長と同居な時点でワンコが幻想抱くような相手は…」
「喜べマユマユ!君と私にも希望の芽が今!」

「…どーゆー意味ですかぁ…」

「ま、少なくともマナたんは現状見せたら確実アウトだねぇ。」
「え〜何で〜?」
「何でって…」「マナたんマジ自覚無いんか。」

「?でもさ、碇くんと綾波んがさっきの映画見たら…どうなるかな?」
「…そもそも碇君が夜中にアレをポテチ片手に見るとか想像出来ない…」
「ふむ、シチュエーションとしてはホラー見た綾波たんの反応予想に下心満載で一緒にって流れかにゃ?」
「とすれば碇君の想像では…」


『い…碇君?な、何でこんなの見るの?…ひっ!』

『…いや、面白いから…(…綾波の反応が…)』

『お、面白いぃ?そ、そんなこと言われても…ひっ!?』

『…(か…可愛い…)』


「…てな感じになると予想。」
「…って事ですね…碇くんなら確かに有りそう…」
「ああ、成る程。でもさ、もし綾波んがホラー好きだとすればぁ…」


『うわっ!あ…綾波…こ、これ大丈夫?見るの怖くない?…ひっ!』

『大丈夫…面白いから…』

『お、面白いぃ?』

『ええ…あ、次は彼女ね…死ぬわ…この人…』

『そ、そんな淡々と言わなくても…』

『…』

『あ…あの…綾波?』

『…(クスッ)…』

『あ…綾波さん?』

『…』

『あ』『黙って…今良い所だから…』

『は…はい…うわあっ!』
『…(チッ)…煩い。』


「…てな風になるんじゃないかと。」
「そ、それは流石に無いんじゃ…」
「でもさ、ワンコとレイちんならアチシはこうじゃないかと…」


『うわっ!…あ…綾波?こ…これ、大丈夫?こ、怖くない?…ひっ!』

『別に…でも、とても興味深いわ…』

『え?そ、そう…なの?ひぇっ!?』

『…?碇君…どうしたの?』

『ど、どうしたのって…うわっ!?』

『何を驚いてるの?これ、持って来たの碇君よ?』

『え?あ、うん。確かにそうだけどうわわわわっ!』

『…おかしな碇君。』

『へ?あ、いや、その…あ、あはは…うひゃあっ!?』


「…となるのではないかと。」
「ふむふむ。マリぽんは考察が深いねぇ。」
「…でも、それってホラー好きならって前提ですよね?もし苦手だとすればこうじゃないかと…」


『…ひっ!こ、これ凄いね綾波、い、いや別に怖いって訳じゃ無くて只一寸驚いてさ、あはは…うわわっ!び、びっくりしたね綾波…?あ…綾波?』

『…』

『あ…あの…綾波?』

『…』

『あ…綾波さん?』

『…』

『あや…あ、気絶してる…』


「…となるのではないでしょうか?」
「おお!新たな展開!?」
「そう来たか…ううむマユマユ…恐ろしい娘…ってな所でもうこんな時間かぁ。」
「おお、言われて見れば。」「本当だ…」

「ん〜でも只寝るのも…ねぇ、寝る前にTVゲームでもしない?」
「おーやるやる!」
「ま、まぁゲームなら…って待って霧島さん!?そ、それって!?」

「ん?サイ●ントヒルでしょー、こっちがバイオ●ザードにぃ、弟切●とぉデスクリム●ンとぉ海猫とぉ…」
「うーん、そらサクッと終わらんゲームばっかやね。」

「そう言う問題じゃ無くて!皆恐いゲームじゃないですかぁ!」

「デス様は恐い方向違うし早く終わるよー違う意味で。それじゃあ…超な兄貴とかスペなランカーとか…あ!暴れん坊な天狗様久々にやろうかな!」
「な…何てマニアな女子高生…」
「私もう寝ますからぁっ!」



脳漿炸裂ガール
http://www.youtube.com/watch?v=Ey_NHZNYTeE&sns=em
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Re: やっぱりワンコが好き ( No.15 )
日時: 2013/06/08 10:57
名前: tamb

なんなんだ? と思ったらホラー映画を見てるのか。

私もホラー映画は基本的に嫌いです。それは、それこそなんでそんな簡単に行っちゃうのか、
というようなお約束に対する疑問もあるけれど、怖いからですよ。怖いのは嫌い。

BLCDがわからんかったのでぐぐった。ボーイズラブのドラマCD。なるほど。そういうものが商
品として成立するのが驚異だ。まあ小説として存在し得るのは理解できるので、それならCDが
あっても何ら不思議はないわな。

レイがホラーを見た場合、静かに涙目になってるって話がどっかにあったような気がする。
もしかしてこの掲示板かも。

エンディングテーマ。まずタイトルが素晴らしい。それから、最初の方に出てくるフルートが
異常にいい。あと転調。ありきたりな転調だけど、そんなに簡単じゃないし効果的。うむ。
メンテ
Re: やっぱりワンコが好き ( No.16 )
日時: 2013/11/16 18:27
名前: 何処

【やっぱりワンコが好きリミテッド】


「はぁ、つっかれたー。にしてもあたしだけ何でシンクロテスト長引くのよ手際が悪いんだから全くぅ…あ、馬鹿シンジは明日まで松代だったか。ミサトも残業だって言うし…夕飯どうしよ…面倒だからピザでも頼むか…」

カシュッピッピピピッ
プシュッ!

「ただい…ん?」

「♪あ〜みだ〜くじ〜あ〜みだ〜くじ〜どれーにしーよおーかあ〜みだ〜くじ〜♪」「…くじ…」

「げ…又来てるし…」

「あ、姫お帰りー遅かったにゃー♪」

「…おかえりなさい…」

「ま…又あんたら…何時も何時もなに人の家勝手に上がりこんでんのよ…」

「勝手とは失敬やねぇ。ちゃーんと家主に許可取ったにゃ。明日は土曜日だし皆暇ぢゃん?」

「…だからってあんたねぇ…」

「…確かに予定は無い…けど…」

「はぁ、エコひ…レイまで巻き添えか。全くあの呑兵衛喰っちゃ寝牛女は何するにも考え無しなんだから…で、何やってんの?」

「んー?懐かしの王様ゲーム作成中。」

「王様ゲームぅ?」

「そ。ミサッさんが学生の頃流行ってたらしいにゃ、本当はくじ引きで王様を決めて他の参加者の中から選ばれた二人が王様の出す命令を遂行するってゲームらしいんだけど。」

「…どんな命令をするかもくじにしたら面白いってフォー「コホン!」…真季波さんが言いだして…」

「ハン、馬っ鹿みたい。そんなの一体何が面白いのよ?」

「ニヒ〜、姫姫そりはちっとばかり考えが甘いにゃあ。」

こくこく

「…どう言う事よ…」

「つまりだにゃ、こりは有る意味“罠”ゲームなのですよニャハハッ」

「…王様決定アミダの行方を予め知っていれば好きな時に王様になって命令を出せる…」

「加えて命令の中身を固定すれば予想外のトンデモ命令を出される心配も無い!」

「…そして王様の出す命令を察知出来れば…」

「ハハーン…仲間内でこっそりくじの交換とか偽物のくじで命令回避…って事ね。」

「そ!んでもって命令くじの順序と中身まで把握してれば…」

「王様の時に狙った相手へゲームを仕掛けられる…」
「あ…悪どい…」

「で、アチシはワンコの奢りでゴチに…ニヒヒッ(笑)」

「…私は食事から肉を抜きたい…合法的に…」

「成る程…なら私も何時もお世話になってる作戦部長殿からたんまりと…」

「ふ…」「ふふ…」「…ふ?」

「「フッフッフッフッ…」」「?」

「で、どんな命令を考えたのよ」

「あちしはねー、こんなん…」

「…私はこれ…」

「あ、でもどーせならこう…」

「…こう?」

「どりどり…ブハッ!ひでー姫これひでー半端無く容赦ねー!じゃああたいも…」

「ぬう、そう来たか。ならばこんな命令…」

「ウハー!有り得ねーマジすか姫!」

「…プッ…」

「ぢゃあ…」「でも…」「なら…」


―――


「で、作ったのは良いけど…」

「れ、冷静になって見ると…」

「…酷いわね…これ…」

「そもそも人数少ないと回避不能な訳で…」

「…自爆した時にこれ最悪だにゃ…」

「…危険よ…」

「姫も調子に乗るから…」
「あんただって爆笑しながら書いてたでしょ!?」

「もう書き込み過ぎて誰が書いたのか…」

「…書いてる時はウケてたけど…」

「大体元の命令原型留めて無いにゃ。」

「“二人でホットドッグ使用ポッキーゲーム”なんて誰書いたのよ…」

「“お互いのパンツを被るかマイクロビキニ着用”とか変態ぢゃん…」

「…“お互いの額に肉と書く”って…何の事?」


「「「…」」」


「それにしたって酷いわこれ…」

「その場の勢いとは言え…」

「怖い…」


「「「…」」」


「…見なかった事にしましょう。」

「じゃあこりは破棄って事で…」

「…了解…」

「にしてもお腹空いたわ…皆宅配とファミレスどっちにする?」

「自炊って選択肢は無いのね…」

「姫だもん無いでしょ。あちしはガッツリ喰いたい!」

「私…お肉嫌いだから…」

「むう…じゃあファミレスにしよっか。」「おー!」「了解…」


―――


「ただいまーっ!さぁてビールビール…ん?ゴミ箱一杯じゃないの、シンジ君にしては珍しい…アミダくじ?何こ…」


―――


翌日


「はー、やっと帰って来た。松代って遠いなぁ…お勝手大丈夫かなぁ、どうせあの二人じゃ何もしてないだろうし片付け面倒だな…」

カシュッピッピピピッ
プシュッ!

「ただいまー。」

「おっっ帰りー♪」

「あれ?ミサトさん今日は休みですか?」

「ん♪今日は振替公休よぉん♪」

「あ、そうなんですか。良かったですね。…あれ?靴が一杯…」

「ん?あ〜、レイとマリが夕辺から遊びに来てるのよ。さっき皆で朝御飯食べて来て今アスカの部屋に…あ、そうだ!にひー―っ♪シンジくぅんちょーっちゲームでもしなぁい?」

「へ?ゲームですか?」

「そ、とー――っても楽しいゲームよぉん♪どーせ今日は暇でしょ?」

「?」




次回予告※


「アミダマリ!」「レッドデビル!」「…レイちゃんマン…」

「ああっ!?JA君が時田さんのカツラをっ!」

「さて…最後の審判だな、碇。」

「ああ…」

「聞いてよ父さん聞いてよ!僕は無実だ無罪だ!本当に無実なんだ!聞いてるんでしょ父さん!」

「…祈れ…」

「…え?祈れって何にだよ父さ…え?か、カヲル君!?何でカヲル君が十字架に?」

「さあ…懺悔の刻だ…」

「!?カ、カヲル君っっ!?!カヲル君き、聞いてよ聞いてよぼ、僕は無実だ、無実なんだ本当に僕は無実なんだ!無実なんだあぁぁぁっ!」

「彼は全てを知っている…さぁ、審判を…」

「ふ…流石番組の王、ここでリリスの選択とは…シンジ君、君に選ばせてあげるよ。どちらかが罪の槍、どちらかは祝福の槍。右の槍…左の槍…果たしてどちらが本物か…さぁ、抜くんだシンジ君。」

「ひっ!?や、止めてよ止めてよ止めてよカヲル君お願いだから止めてよ止め、止め、や、う、う、うわぁああああああああああああああっっっ!?!!」

「抜け!シンジ!」




※(注)・この予告は嘘です


【shake it!】
http://www.youtube.com/watch?v=BCZJTREY_3Y&sns=em
YouTube 動画ポップアップ再生
メンテ
Re: やっぱりワンコが好き ( No.17 )
日時: 2013/11/17 02:27
名前: tamb

これも連載だったw
しかしこの三人もいいトリオというか三バカというか、レイもいい感じに染まってる感が
いいよなぁ。いいのか?

実は私は王様ゲームを良く知らない。そしてひょうきん族もほとんど見てなかった。たぶ
ん何かを取りこぼしている。でもまあいっか、と。

メンテ

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