Re: お誕生日ということで ( No.1 ) |
- 日時: 2013/04/03 02:12
- 名前: tamb
- 誕生日だからってそんなに気合い入れなくても、的な綾波さんですな(笑)。
こうしてみると妙に大人っぽいところと子供っぽいところが同居してる感じ。うむ。
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Re: お誕生日ということで ( No.2 ) |
- 日時: 2013/06/06 22:31
- 名前: 何処
- 【いつまでも・君と】
《StargazeR》 http://www.youtube.com/watch?v=zBNWup41idY&sns=em
♪きーんこーんかーんこーん♪
「お、終業チャイムや。」
「あーっ!今日も1日終わったぁー!」
「はぁぁ、今日は何だか眠かったぁ…」
「パゲんちょの古典にミセスの英語重なったしなぁ。」
「ん〜〜ッッ!さーぁてセンセ、はよ帰ろや。そんでゲーセン行こ、昨日のリベンジや!今日のワイは一味違うさかいな、負けへんでぇ」
「どーかなー?トウジの攻撃はワンパターンだし」
「ケンスケ、君がそれ言うの?」
「ナナヒカリ!」
「げ!?出おった!」「おや、保護者登場か」「…アスカ、だからその言い方止めてくれないかな。」
「じゃバカシンジ、一寸顔貸しなさい!」
「バ…って…はぁ。もう好きにしてくれよ…で、何の用?」 「来れば判るわよ!」
「わわわ!?痛い痛い引っ張るなって、行くから行くから!」 「トロトロ歩くな!何ちんたらしてんのよしゃきしゃき歩きなさいよ!」
「わ、判ったから服引っ張るなって!」
「何やあれ?」「さぁ?」
「あーっ!?一寸鈴原!!貴方今日日直でしょ!何帰り支度してるのよっ!」 「え?あ!あかんすっかり忘れとったぁ!済まんヒカリぃ!」
「…やれやれ、今日も平和だねぇ…」
―――
「な、何でミサトさんが居るの?今日平日で未だ4時前なのに?」
「うーん、やーっぱその格好はチョッチダサいわよねー。」
「でしょー!?せめてもう少しマトモな格好させないと釣り合わないわよ!」
「へ?何の事?」
「うっしゃ!んな事あろーかとシンジ君の為に誂えてた正装をば…ぢゃぢゃーん!」
「え?そ、それ僕が着るのぉ?」
「当っったり前でしょバカシンジ!その為にアタシが態々ここまでアンタを引き摺って来たんだから!」
「さってぢゃあ…シンジく〜ん、お服脱ぎ脱ぎしちゃおうかぁ〜〜♪L(~▽~L)♪」
「ひっ!?」
「ミサト…あんたその気色悪い笑み止めなさいよ。実はかなりペドな訳ぇ?」
「ゔ!?!ち、一寸失礼ねぇ、リツコみたいな事言わないでよぉアスカぁ」
「き、着替えますよ自分で着替えますから!着替えますから少し部屋出てて下さいっ!」
―――
「で…着替えましたけど…」
「ふーん…まぁまぁね。」
「ウンウン、アタシの目に狂いは無かったわね。いーわー良いわよぉシンジ君超ー格好良いわょおん!」
「え?あ、そ、その…」
「て言うかシンジアンタ何で簡易ネクタイなのに曲がってるのよ!鏡位見なさいよもー仕方ないわねーほら顔上げて!」
「え?い、いやだってそのこんな格好初めてで…ウグッ!?」
「あらぁ…こらアタシの出る幕無いわね。しゃーない、大人しく運転手やりますかぁ。ってその前にあたし達も着替えなきゃ。アスカー、シンちゃんの次はあたし達の着替えよー。」
「判ってるわよ!っていつまで突っ立ってんのよ早く出なさいよアタシ等も着替えるんだから!」
「え?あ、は、はい…」
「ふーん…シンジ君も男の子だしぃ、とーぜん興味有るわよねーっ。何なら見学するぅ?」スパーン!
「バカ言うんじゃないのミサト!覗くんじゃ無いわよバカシンジ!」
「は、はい!」
「痛ぁ…スリッパは止めてよアスカ。しっかし突っ込みも様になって来たわねー…」 「誰のせいよ!」
シュタン!
「い…一体何なの?」
―――
「で…あの、こ、ここって確か…」
「そーよ!あんたのイトシイエコ…コホン!ファーストの家よ!」 「さ、入った入った。」
「え?あ、あのアスカ?ミサトさん?え?あ、あのこれは一体何なんです?え?え?え?」
ガチャン
「ハーイお待たせー!」 「皆ー!主賓登場よーっ!」
「へ?」
「よっ、えらくめかし込んで来たじゃないか。」 「ほう、こりゃ中々…」 「うん、似合ってるよシンジ君」 「あら!良いんじゃない?」 「うん!これなら釣り合い取れますね先輩!」 「クエックエッ!」
「加持さん?日向さんに青葉さん?リツコさんにマヤさんにぺ、ペンペンまでぇ?」
「さぁて、それじゃあもう一人の主役に登場願いましょうか。ミサト!」 「よーっし出番よレイ!」
ガチャン
「!?あ…綾波?!」
「碇君…」
「いやー、ファースト化けたわねー。」 「はぁ…レイと言いアスカと言い…正直あの肌の張りとか艶が羨ましいわぁ。」 「何10代に張り合ってるの。そもそも普段からスキンケアサボって節制忘れて暴飲暴食三昧なんだから肌荒れなんて当然ね。」
「…リーツコー…」
「自業自得でしょ、大体ミサトは普段からズボラが過ぎるのよ。でも…レイったらまぁ変身したわね。素材が良いからお化粧が映える事映える事。」 「ええ先輩、私も腕の振るい甲斐がありました。」
「…マジ見違えたな…」 「…女の子って本当に化けるなぁ…」 「…(恋の力だろうな…)さ、シンジ君こっちに来てくれ。レイちゃんも。」 「クワヮヮッ!」
「「…」」
「…聞こえて無いね。あー、シンジ君!レイちゃん!」
「「!?!!」」
「あー、折角二人の世界を作ってた所ぶち壊して悪いが一寸二人共こっちに来てくれ。」
「…え?あ!は、はい!」 「…了解…」
「…さて、シンジ君…君は僕らに隠し事をしていたね?」
「え?な、何の事ですか?」
「ふむ、では聞き方を変えよう。君は今幾つだい?」
「え?ええと15さ…あ!そう言えば…」
「うん。君は16才になった。そして数ヶ月前、レイちゃんが15才になった。で、だ。その誕生日を君は僕ら抜きに二人だけで内緒に祝ったそうじゃないか。」
「あ!あれはその…」
「フフッ、シンジ君も男の子だったか。」 「でも内緒ってのは無いよな。」 「水臭いじゃないかシンジ君、俺達にそんなイベントを知らせずに行うなんて。」 「そうよシンジ君。そんな大事な事を内緒だなんてマヤお姉さんはとっても悲しいわぁ。」
「い、いやだってその…そ、それにアスカとミサトさんが去年は祝ってくれたし」
「「今年もよ!!」」
「ええっ!?」
「そうよ、去年は急な話過ぎてミサトとアタシでしかアンタらの誕生日祝えなかったじゃない!だから今回は正式に!盛大に!正々堂々と!お誕生日をお祝いしたげるわ、二人分キッチリとね!」 「そそそ。私のやっさしい心遣いでレイの誕生日は二人っきりにさせたげたんだからぁ、くぉん回はその分超ーぅ盛り上げてぇ誕生日二人分皆で祝ったげるわよぉん♪」 「クエェェーッ!」
「え?あ、あの…」
「「♪ハッピーバースデートゥユー♪」」 「「♪ハッピーバースデートゥユー♪」」 「「「♪ハッピーバースデーディアシンジ&レイ♪」」」 「「「「♪ハッピーバースデー♪」」」」 「「「「♪トゥーユー♪」」」」 「クワックワッ♪」
パチパチパチパチパチパチパチパチ
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう♪」「おめでとうシンジ君、レイちゃん。」「レイ、シンジ君、おめでとう」「おめでとう…二人共」「おめでとうシンジ、おめでとうファースト」「クワックワヮヮッ」「本当…おめでとう…二人共…おめでとう…」
「あ…あ…有難う…」 「有難うございます…でも…碇君も葛城一佐も…何故泣いているのですか?」
「え?あぁあっ!何泣いてるのよミサトアンタ御目出度い席が湿っぽくなるじゃない止めてよ本当!もー涙腺緩くなるなんて年寄り臭いわねー!バカシンジも何泣いてんのよ!ほら二人共シャキッとしなさいよシャキッと!」
―――
「碇…お前の息子、今日が誕生日だな。」
「…」
「良いのか?貴様が行かなくて?」
「ああ」
「そうか…」
「…冬月、少し頼む。」
「うむ。」
―――
「ユイ…シンジが15になった…二百年前なら元服…もう大人だ…」
「」
「…その通りだ。言葉にせねば伝わらない事もある。寧ろその方が遥かに多い。」
「」
「…子にとって親とは越える物だ。乗り越えて初めて解る事もあるだろう。」
「」
「…そうだ…ネルフ総司令になった時、私人の立場は捨てた。全ては心の中で良い…」
「」
「…ああ。愛してるよ…」
―――
「あれ?」
「ん?どうしたんだい伊吹さん?」
「あ、加持さん。いやあの…主賓達は?」
「あぁ…あの二人なら…」 「ほらほら、気を効かせてやれよマヤちゃん。」 「アスカや葛城さん、赤木博士だってほら。ちゃんと気付かないでいてあげてるだろ?」
「ん?…あ!成ぁる程ぉ…クスクスクス…」
―――
「大丈夫?」
「うん、慣れない格好で一寸緊張してたから…」
「私も…あ、もう星が出てる…」
「本当だ…あ、月も見えた。」
「綺麗…」
「…うん…」
「…」「…」
「…そうだ、未だ言ってなかった…」
「え?何を?」
「碇君、誕生日おめでとう。」
「あ…有難う綾波。」
「でも…不思議。そういう服だと何か何時もの碇君と違う人みたい…」
「そうかな?綾波も…何だかその…凄い…綺麗だ…」
「え…あ…有難…う…」
「本当に…綺麗だ…」
「…碇君…」 「…綾波…」
「……」 「……」
「…」「…」
「「…」」
― 恋は良いねぇ ―
「え?」「?どうしたの?」
― おめでとう、碇シンジ君 ―
「…ありがとう…」「碇君?」 「…何でも無いよ。友達が祝福してくれただけ。」 「?」
(…有難う…)
《キミボシ》 http://www.youtube.com/watch?v=QMqUK9gbPMU&sns=em
― おめでとう、シンジ。 ―
碇シンジ君誕生日おめでとう。
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Re: お誕生日ということで ( No.3 ) |
- 日時: 2013/06/08 10:58
- 名前: tamb
- レイの部屋にこんだけ入ったらきっとかなりの混雑具合だと思われる。二人が抜け出すチャン
スもあろうかというものだ。逆に厳しいような気もするけど、まあそれはそれ。 シンジ君、誕生日おめでとう。
オープニングテーマ。後ろからのライトはキャラを透けるんだな、やっぱり。当たり前だけど。 ふと思ったんだけど、MCとかはどうしてるんだろう。ダンスも含めてリアルタイムキャプチャ でやってたら凄いな。技術的には十分可能だからやってるかもしんない。
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Re: お誕生日ということで ( No.4 ) |
- 日時: 2013/06/09 23:10
- 名前: くろねこ
- 私情で色々忙しくて創作活動どころかシンジくんの誕生日さえ祝い逃したくろねこです。
あー今年も短いお話書きたかった。残念。何処さんの小説読んで満足。
レイの部屋に人がぎゅうぎゅうに入ってて、大変だろうけどその賑やかさが良いなぁ…なんて。 やっぱりたくさんの人に祝ってもらえるのが嬉しいよね。一人じゃないって素敵なことね((
「キミボシ」は本当に好きな曲です。いつ聴いてもいいなぁ。…全くもって個人的な話ですががg
なにはともあれ(遅くなったけれど)シンジくんお誕生日おめでとう。
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