Re: Poco a poco accelerando ( No.1 ) |
- 日時: 2018/10/15 20:37
- 名前: 史燕
- というわけで、三作目になります。
みなさんお久しぶりです。 正直最初はただの思い付きだったのに、気づけば三本も繋がってしまいました。
三作で似たような話でしたが、皆さんに少しでも楽しんでいただけたのでしたら幸いに存じます。
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Re: Poco a poco accelerando ( No.2 ) |
- 日時: 2021/05/12 21:25
- 名前: tamb
- 三部作を通じてタイトルが深い。というか、わからんのでぐぐったわけだが。になみに一作目が「gentilmente」で二作目が「contenerezza」です。
ほら、やっぱり逢えた。 少女っぽさを残し、少しだけ大人になったレイ。 その手を離しさえしなければ、それでいい。 他に望むことはない。
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Re: Poco a poco accelerando ( No.3 ) |
- 日時: 2021/05/12 22:33
- 名前: 史燕
- 〇tambさん
三作へのコメントありがとうございます。 前の二作について個別にお返事すると、コメントが散らかってしまいそうなので、こちらにまとめて書きます。 当初は三本も書く予定がなかったので、つながっているようで、伏線はないという変な三部作です。
>三部作を通じてタイトルが深い。というか、わからんのでぐぐったわけだが。 わかりにくいタイトルなのにタイトルの説明をしていないことに今更気づくという。
・1作目「gentilmente」 クラシックでよく使われる音楽用語で「おだやかに、おとなしく、紳士的に」といった意味です。 サードインパクトの後、シンジ君に訪れた平穏な日常に、ふとよぎるレイの姿というシーンが頭の中で浮かんで消えなかったので書きました。 LRSでレイを登場させていないのですが、あとの作品から考えると、逆にこれはこれでありだったかもしれません。と、ののさんのコメントから思い直すことができました。 紅茶のシーンは漫画版でのシンジとレイのやり取りから、二人をつなぐキーアイテムの一つだと勝手に考えています。 ちなみに私個人が、紅茶もクラシックも大好きです。 内容が先で、日本語で考えたタイトルがしっくりこなかったのでこちらにしました。
・2作目「contenerezza」 意味は「優しく、柔らかに」など。 gentilmenteでLRSにレイを登場させないという不具合をやってしまったので書き上げました。 シンジとレイの対比ということで、レイの日常を描く中で、やっぱりシンジが必要なんだと作者自身が考えさせられた作品です。 日常を無機質に過ごす中に、ふとした柔らかさがあり、それがシンジ由来という、わかりにくい設定です。 レイらしさが描けていたのでしたら、書いてよかったと思います。 逢おうと思えばまた逢えるというのは、確かにその通りですね。
・3作目「Poco a poco accelerando」 「少しずつだんだん速くなる」ということで、ゆっくりと流れていた二人の時間が、二人が再開した時をきっかけにだんだんと速くなっていくという意図で書きました。これ加えて、シンジがルノーから降りて、少しずつ例に近づいていくにつれて現れる、感情が高ぶりや鼓動が早くなっている様子などを引っかけて……。今考えると、ほんとにわかりにくい。 成長した二人が、周囲のみんなの協力があって、再び出逢って、触れ合うことができる。 そんな世界を描きました。
>その手を離しさえしなければ、それでいい。 >他に望むことはない。 そうですね。二人の人生に欠けたピースが埋まるように、その手を離さずに、歩いて行ってほしいと思います。
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