Re: 三人目の心象 ( No.1 ) |
- 日時: 2019/02/03 21:56
- 名前: 史燕
- お久しぶりです。
今回は旧版本編の時系列の間に入る話を書いてみました。若干原作との乖離もありますが……。 三人目について掘り下げてみたいという思いで書きました。(タイトルそのまんまですね) ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
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Re: 三人目の心象 ( No.2 ) |
- 日時: 2019/07/14 22:46
- 名前: HIROKI
- 参照: http://hiroki.dotera.net/suki/memorial/rei10000.html
- 3人目に2人目の想いが残ってて、そして、綾波は綾波であるというシンジの想いが生まれる。
いいですねぇ〜 あの時の補完は、こうだよね!と思います。
テレビ放送にはなかった最後のところも、やっぱ、こうでしょ。 なんたって、「君達には未来があるよ」ですからね!
ちなみに、久しぶりに、自作も読み返しました。なつかしすぎ(^^;
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Re: 三人目の心象 ( No.3 ) |
- 日時: 2019/07/15 20:42
- 名前: 史燕
- ○HIROKIさん
感想ありがとうございます。 すでに相当な数の作品が書かれている中で、あえて自分なりに書いてみたことだったので、内心ドキドキでした。 改変した部分も気に入っていただけたようでひとまずほっとしております。 三人目をどう位置づけるのか、100人がいれば100通りの回答がある問題ですが、私なりの回答はこのような形になりました。
今後もよろしくお願いします。
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Re: 三人目の心象 ( No.4 ) |
- 日時: 2019/07/17 05:35
- 名前: HIROKI
- 参照: http://hiroki.dotera.net/suki/memorial/rei10000.html
- 『3人目の綾波・・・・僕の知らない綾波・・・・』
『僕が好きだった綾波は・・・・僕を守るために・・・・』
『最後に涙を流しながら・・・・僕のために・・・・』
『綾波の与えてくれた生なのに・・・・』
『・・・・僕は・・・・』
『なぜ、あの時、一緒に連れていってくれなかったんだ・・・・綾波・・・・』
『なぜ、僕は、生き残ったんだろう・・・』
『・・・・ここにいるのは、3人目の綾波・・・・僕の知らない綾波・・・』
少女は、じっと、少年を見つめる。
少女の瞳からも涙がこぼれ落ちる。
涙滴が、床へ落ちる。
先ほどから床をみつめていた少年は、驚いた様子で頭を上げ、少女を見る。
「綾波・・・・」
少年の口から、少女の名前が洩れる。
少女は、自分が涙を流していることに、はじめて気づいたように、手でそれを確認する。
『涙・・・・はじめて流す涙・・・・でも、初めてじゃないような気がする』
『この人・・・碇君・・・2人目のわたしが命がけで守った人』
『わたしの記憶ではないのに・・・わからない・・・この感じ・・・』
不意に、少女の口から、少年の名が洩れる。
「・・・・碇君」
少年は、しずかに少女に語りかける。
「僕は、綾波のことが好きだった」
「それは、2人目のわたし・・・」
「・・・・・」
「だから・・・」
「綾波は綾波だよ・・・ありがとう、僕を守ってくれて」
「わたしには、わからないから・・・」
「・・・でも、ありがとう・・・綾波は、綾波なんだから」
少年は、ふっ切れたように、優しく微笑みながら、少女を見つめる。
少女は、自分の中に湧いてくる感情にとまどいながら、少年を見つめる。
「ごめんなさい・・・わたし・・・こんな時、どんな顔したらいいのか、わからないから・・・」
少年は、涙を一筋ながしながら、笑顔で、少女に答える。
「笑えばいいと思うよ」
---- あとがき
どうも、筆者のHIROKIです。
史燕さん、大変、ご無沙汰しています。お元気な様子ですね! 作品はもちろんですし、過去作を読み返すキッカケをくれて、ありがとう (^_^)/
過去作を抜粋して、少し修正して短くしてみました。 ここでオチつけて、まとめるが良かったかな、と今更ながらに思った次第です。
ひとの作品の感想など書くべきところで、こんな感じのレスは、 なんか、邪魔しちゃってて、申し訳ないのかなとも思わなくもないけど・・・・
まあ、それはそれというか・・・・ゴメンね m(_ _)m
それでは、
もし、あなたがこの話を気に入ってくれて、 そして、もしかして、他の作品も読んで下さるとして、
また、どこかで、お会いしましょう。
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Re: 三人目の心象 ( No.5 ) |
- 日時: 2019/07/17 20:28
- 名前: 史燕
- ○HIROKIさん
いつもお世話になります。 作品の投下ありがとうございます。 元のカヲル君やアスカとの絡みも好きですが、今回はすっきりして納まりがいい感じですね。 私の作品が素敵な作品を呼び出すきっかけになったなら望外です。
では、またいつかどこかでお会いしましょう。
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Re: 三人目の心象 ( No.6 ) |
- 日時: 2021/05/09 23:50
- 名前: tamb
- そろそろ「上げ」で書いていいのかどうか迷う曲面。2年前に書かれた話だし。まあでも、気にせず行くことにします。逆から、つまり放置が始まった5年前の話から行けばいいかなとも思いましたが、もう今さら遅い的な感じもあるし。
レイがシンジに避けられて、なぜ違和感を感じるのかというのがポイント。それはストレートに考えればレイがシンジを求めているからに他ならない。答えは出ている。『いえ、淋しいの』
そしてシンジはなぜ「共通する話題を必死に探し」てまでレイに話しかけたのかが次のポイント。これも答えはある。 「別に避けてたつもりはなかったけど、なんていうか、どう話したらいいのかわからなくて」 「綾波が、その……三人目になったっていうから」 最終的には、HIROKIさんの言葉を借りれば
>3人目に2人目の想いが残ってて、そして、綾波は綾波であるというシンジの想いが生まれる。
ということになる。着地点はこれしかないでしょう。
いずれにしても二人目だ三人目だというのをどう解釈すべきかは難しい問題で、それはぽか波でも黒波でも同じ。私はテレビ版のゼルエル戦後にサルベージされたシンジは二人目に移行したという立場を取るので、そのことにシンジが気付けば「ぼくも同じだ」となって万事解決。安易だけど。 劇場版だとレイは三人目に移行していないが黒波が出てきて、魂の場所が違うとかいう意味不明な話になるが、それはともかく。
「私が人間!? 碇君と同じ」 「……いかりくん、ありがとう」
という解を求めるなら、筋としては悪くないので、ゆっくり融かしていけば良いでしょう。
シンジがレイを求めていたのは自明と思えるので、ならば
「違うと思う。一度は望んだかもしれないけど、今は違う」
が、少し唐突というかやや言葉足らずになる。
だからたぶん、もう少しポイントを絞ればいいんじゃないかと思う。三人目を掘り下げるという部分に主眼を置くなら、なぜ淋しいと思うのか、なぜ(例えばゲンドウではなく)シンジを求めるのか、とかいう問いを、ぎくしゃくしたシンジとの交流を通して解決するという話のみを書く、と。多分それだけで今回の話くらいの文章量にはなる。 しかるのちに後段に書かれている補完とかその辺の話も同じくらいの深度で書けば大長編の完成ということになりますので、ぜひともよろしくお願いします(笑)。
>「……くっ、くくく」
ここがスパシン(笑)。 しかしスパシンものとか逆行とか断罪物って、今でもまだあるのかな?
HIROKIさんの話は、時間軸がよくわからないけれど、ここで「笑えばいいと思うよ」を持って来れるのが結構すごいなと。ツボ突きすぎというか良くわかってるというか。
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Re: 三人目の心象 ( No.7 ) |
- 日時: 2021/05/11 23:48
- 名前: 史燕
- 〇tambさん
ご感想ありがとうございます。
>「違うと思う。一度は望んだかもしれないけど、今は違う」が、少し唐突というかやや言葉足らずになる。 >だからたぶん、もう少しポイントを絞ればいいんじゃないかと思う。 そうですね。サードインパクトの場面描写に拘泥するあまり、すこし本筋から描写がぶれてしまったのかもしれません。
>>「……くっ、くくく」 >ここがスパシン(笑)。 >しかしスパシンものとか逆行とか断罪物って、今でもまだあるのかな? 昔書いてた逆行ものの影響が!! ちなみに、たまに逆行ものやスパシンものはpixivなんかにあります。 ほとんど完結する前に更新停止していますが。
>しかるのちに後段に書かれている補完とかその辺の話も同じくらいの深度で書けば大長編の完成ということになりますので、ぜひともよろしくお願いします(笑)。 ちょっとそこまで書ききる自信はないですね。 基本的に浮かんだネタを雑に料理してお出しするインスタントラーメン並みの雑な料理方法ですので。
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