Re: ありがとうを、あなたに ( No.1 ) |
- 日時: 2021/05/09 14:28
- 名前: 史燕
- 性懲りもなく、勢いで投稿いたしました。
ちょっと最近の作品とは違った味付けです。 レイの一人称って、こんな感じでよかったか、若干不安になりながら書きました。 少し違う部分は、年を取ったからという設定です(笑)。 レイの一人称って、時折書きたくなる衝動があるのです。問題は、レイらしいか否かというと、たいていらしくないのですが。 私個人は、一人称と三人称で書けるものが変わると思っているのですが、それは単なる技術不足かもしれません。
丸一日かけて脳内を振り絞った結果が、このありさまです(泣)
そんな作者の事情はさておき、みなさんにお楽しみいただければ幸いです。
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Re: ありがとうを、あなたに ( No.2 ) |
- 日時: 2021/05/11 02:19
- 名前: tamb
- とても良いです。こういう話、大好き。1日でこれが書けるならすごいです。
レイが、レイおばあちゃん、という感じがして良いです。穏やかな、とてもいい人生を送ってきたのだろう、という気がします。 魔女は長生きするものと相場は決まっています。長生きして下さい。
自作ですが、神様なの、という話を書いたのを思い出しました。話は全然違うけど、やっぱりおばあちゃんレイが出てきます。でもレイおばあちゃんという感じはなし。これ書いたの、もう10年以上も前なんだな、と思うと感慨深い。というわけで宣伝でしたw
http://ayasachi.sweet-tone.net/cgi-bin/bbs4c/read.cgi?mode=view&no=506
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Re: ありがとうを、あなたに ( No.3 ) |
- 日時: 2021/05/11 08:23
- 名前: のの
- 勢いついてるなあー!
それは二次創作において最大の推進力です。 反動推進式エンジンです。最後はやっぱりこれだと思います。
良き〜、みたいなひとくち甘食的な話にならないのは、 やはり、シン・エヴァで成仏されない魂があるということなのかなあ、と思います。それは我々の、という。
今は別のバンド名で活動している、Galileo Galileiというバンドがかつて書いた『老人と海』という曲があって、いまそれを聴きながら読んでいました。 図らずも通底するものがあった気がします。 知らない方は是非。2010年代を代表する一曲だと、おれは思ってるんだ。
https://youtu.be/3pPZQvd4dw0
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Re: ありがとうを、あなたに ( No.4 ) |
- 日時: 2021/05/12 00:12
- 名前: 史燕
- 〇tambさん
>とても良いです。こういう話、大好き。1日でこれが書けるならすごいです。 墓参りネタは以前友人から「シンジ君や綾波の墓参りする話なんかどう?」と言われていたのを、抱えて腐らせていたんです。 それをちゃんとしたFFの形に拾い上げて並べなおして、浮かんできた情景とセリフを置いていったら、1日で形になりました。
>レイが、レイおばあちゃん、という感じがして良いです。穏やかな、とてもいい人生を送ってきたのだろう、という気がします。 そうですそれをお伝えしたかったんです。 死別ネタは有名な「遥かなる空の向こうに」とかあったんですが、大人になる前、14歳で死んじゃったりするんですよね。 それはそれで、「綾波レイ」という存在をきちんと整理して考えていくと、そういう描写になるのは正しくて、納得できるものではあるんですけど。 そういったものとは別に、ちゃんと生きて、幸せになって、天寿を全うして、というお話をきちんと書いてみたかったんです。 特に、「シン・」のエンディングがああだったからこそ、逆に自由に彼女たちの幸せな終わりを書いてみようと思いました。
>自作ですが、神様なの、という話を書いたのを思い出しました。 見落としてました。読んできます。
〇ののさん >勢いついてるなあー! 後先考えず勢いだけです。なぜなら、抱えたままだと浮かんだネタを忘れてしまうからです。 気分は賞味期限ぎりぎりの食材処理。
>やはり、シン・エヴァで成仏されない魂があるということなのかなあ、と思います。それは我々の、という。 私自身が成仏してないのかもしれません。 あるいは、シンジ君とレイちゃんの幸せをまだきちんと描き切れてないのかもしれません。 私自身が、「綾波レイの幸せ」というこのサイトのテーマを追い求め続けています。少しは形にできたのか、それともまだまだなのか、私自身はよくわかりません。 この掲示板で、ネタが浮かび次第みなさんにお見せするのも、「こう考えたんですけどどうですか?」と、不安な自分の考えを確認したいからなのだと思います。 みなさんがお付き合いしてくださる限り、彼女の、チルドレンたちの、そしてエヴァンゲリオンという作品の中の幸せというものについて、もしくは幸せだと感じている描写について、作品にしていきたいと思います。 私の作品がそんなに大層なものかというと、とても疑問ではありますが。
>今は別のバンド名で活動している、Galileo Galileiというバンドがかつて書いた『老人と海』という曲があって、いまそれを聴きながら読んでいました。 『老人と海』はヘミングウェイしか知りませんでしたのでさっそく視聴。 かっこいいメロディにわかりやすい歌詞、なのに深い。 もしこの曲と通じる部分があるのだとしたら、老人になって、70年もかけてI love you を食べたという彼と同じ思いがあるのだとしたら、この作品はとても幸せな二人を書けたのだと、少なくとも追い求めたもののヒトカケラは掴めたのだと、私は胸を張ることができるのかもしれません。
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