「綾波レイの幸せ」掲示板 四人目/小説を語る掲示板・ネタバレあり注意
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流星
投稿日
: 2009/05/31 00:00
投稿者
:
牙丸
参照先
:
【タイトル】流星
【記事番号】-2147482314 (2147483647)
【 日時 】06/01/10 21:05
【 発言者 】牙丸
澄んだ夜空。
何も見えず、何も聞こえず。
眼前に広がるのは、虚無の暗闇。
そこに光る数多の星。
だけど、星は私の心を照らしてはくれない。
ただ、凍てついた光を放つのみ。
優しい月は、今日はない。
驚くほど、冷え切った空間。
圧倒的な孤独感が、私を包む。
でも……
私は、諦めない。
必ず、見つけ出す。
私の、流れ星を。
「今日さ。流星群が見えるらしいよ。」
昼休み、彼は笑ってそう言った。
流れ星。
希望の光。
彼が言った。
――流れ星が消えるまでに3回願いを唱えると、願いは叶う。
「そんなの迷信よ!バッカじゃない?」
彼女はそう言って、鼻で笑った。
ちょっと困った表情の彼。
少し笑って、私を見つめた。
「アスカはそう言ってるけど、僕は信じるよ?」
綾波はどう――?
流れ星。
私も、見てみたいと思った。
流星群のピークは午前3時頃。
そして、私は空を見上げる。
開け放った窓から見える、小さな宇宙。
最初はワクワクしてた。
冬の寒さだって、気にならなかった。
でも。
目の前に広がるのは、何も変わらない暗闇。
手を伸ばしても、触れる物は何もない。
耳鳴りがしそうなほどの、無限の静寂。
目の前を白い吐息が遮っていく。
聞こえるのは、寒さに凍える私の乱れた呼吸音だけ。
じっと見つめても、空は何も返してはくれない。
鋭利な、冷たい光の視線で私を切り裂くだけ。
午前3時過ぎ。
私は独り。
流れ星は、一つも見えない。
彼が嘘をつくわけがない。
きっと、私が気づいていないだけ。
そう思って、ただじっと見つめ続ける。
私は、諦めない。
でも、寒さは心にまで染みこんできて。
孤独感に、体が震える。
目の前の闇は、とても大きくて。
私の存在は、とてもちっぽけで。
たった独り。飲み込まれそうだった。
――寂しい。
寒いの。
誰か……
私を暖めて。
抱きしめて、私がここにいるって証明して。
碇くん――
その時だった。
空が輝いた。
親指の先ほどの点から、あふれる光。
スゥーッと空をなぞって、花火のように静かに消えた。
彗星かと思うほど大きかった。
初めて見た、流れ星。
それは、言葉に出来ないほど美しくて。
辺りの凍り付くような光とは違っていて。
孤独に凍える心を、一瞬で溶かした。
私は、唖然とそれを見ているだけで。
光の消えた先を、ただ見つめる事しか出来なかった。
午前3時半。
希望の光を、確かに私は見た。
再び静寂が訪れる。
でも、私の心は温かかった。
願い事を唱えるのは忘れてしまった。
だから、今度は彼と一緒に見つけたい。
願いを叶えてくれる、私の流れ星を。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482313 (-2147482314)
【 日時 】06/01/10 21:09
【 発言者 】牙丸
何となく、感覚で思いついたもの。
特に「これ」という意味はないです。
雰囲気重視ということで。
丁度、この前流星群があったんです。
確か3~4日辺りだったと思います。
それで、午前3時ぐらいに起きて、ずっと空を眺めてまして……
その時の体験談を元に書いてみました。
ちなみに、実際1個だけ親指大の流れ星が見えました。
とても綺麗でした。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482312 (-2147482314)
【 日時 】06/01/10 22:23
【 発言者 】なお。
何年か前、夜釣りをしていたら流れ星が幾つか見えました。一晩で3~4くらいは見えたかと思います。
珍しいもののようだけど、綺麗な空気の夜空にはそれなりに見えるものなのかもしれません。かといって
夜が明けるまで星を眺めているのも大変ですから、釣りをしながらというのは丁度よくて、もしそういう
機会があれば星空の眺めてみるのも一興でしょう。釣れますようにって願いを掛けて、それで何も釣れな
くてもいいものが見れたからいいか、なんて思っておけます(笑)
私が見た流れ星の話しに戻りますが、そのとき見えたものの中に人工衛星があったようで、落ちてきて
途中爆発したのか空が一瞬明るくなりました。これは珍しいでしょう。もしかしたら隕石だったかもしれ
ませんが、そこまではさすがにわかりません。
流星群も見ました。これも昔で4~5年前です。家の外で寒さに震えながら見ていました。聞いていた
ほどたくさんは見えませんでしたが、それでもなかなかのものでした。殆どが同じ方向に1つづつ、たま
に2つ3つといった感じ。そのなかにたまに交差するやつがいて、十字架のように一瞬輝いたそれはほん
とうに興奮ものでした。
雰囲気重視ということですが、それはいい感じだと思います。実体験を元に書かれたからでしょう、な
かなかリアリティーがありまして、私も以前見たときの感じを思い出しながら読みました。
最初はわくわく、でも見えない。そして諦めかけた頃に、暗い夜空に光の筋がスーッと流れた時は本当
に感動でした。きっとこのレイもそうだったのでしょう。
出だしの「澄んだ夜空」からのひとり語りのところ。「眼前に広がるのは、虚無の暗闇。」と「そこに
光る数多の星。」というのは明らかに矛盾した表現なので、ここはレイの心象と現実に見える景色を比較
として表した比喩表現だと思います。しかしながら「澄んだ夜空」から始まり(ここは現実)そして「何
も見えず、何も聞こえず。~虚無の暗闇。」ときて(心象として取りました)また「そこに広がる数々の
星」(現実の風景)となると、視点が動きすぎてどこまでがレイの心の裡を表し、どこからが現実の風景
なのか分かりづらかったです。
ここは「澄んだ夜空」という現実的な描写を後ろにもっていき、同じく現実を表す部分と纏める処理を
すればここはスッキリとしそうな気がします。
> ――寂しい。
> 寒いの。
> 誰か……
> 私を暖めて。
> 抱きしめて、私がここにいるって証明して。
> 碇くん――
誰か……は、いらないのじゃ!(笑)
好みとしては抱きしめてより手を繋いで欲しい、くらいで傍にいて欲しいって感じも可ですw
こうは書いたけど、素敵な作品でした。ごちそうさまでした(笑)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482305 (-2147482314)
【 日時 】06/01/12 20:47
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
親指大というのはかなり大きい。大火球の部類に入るのかな。何年か前の何とか流星群のときにそれが見えて、周囲のギャラリー共々「おお~」という歓声を上げ、みな満足してぞろぞろと家路についたということがあったな。確かその火球は新聞にも写真が載ったと記憶してます。
雰囲気はすごくいい。ただ私はせっかちなためか、一緒に見に行ってやれよシンジとか思う(苦笑)。この後で願いがかなうんだから、一緒じゃなくていいんだけど、振り向いたらシンジがいたとかね。「探したよ、ここにいたんだね」とか言いながら(笑)。
>誰か……は、いらないのじゃ!(笑)
同意(笑)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482300 (-2147482314)
【 日時 】06/01/15 20:22
【 発言者 】牙丸
私の作品は読み直すとボロが出るという。
一応、冷静に推敲しているつもりなんですけどね(苦笑)
■なお。さん
>矛盾した表現
これは仰るとおりです。現実とレイの心情描写と絡めてます。
>>眼前に広がるのは、虚無の暗闇。
>>そこに光る数多の星。
これは実は、現実でもあり、心象でもあります。
というのは、
>>だけど、星は私の心を照らしてはくれない。
>>ただ、凍てついた光を放つのみ。
に係っているからです。
輝く星は、どれも地上からは同じように見えます。
それを無に属する、レイのスペアの暗喩として置いてみたんです。
だから、レイの心を温められず、凍てついた刺となる……というのを狙ったんですが失敗ですねぇ(汗)
もう少し分かりやすくするべきでしたね。
ちなみに蛇足ですが、流れ星=特別な星という感じなので、それが現在ここにいるレイに繋がります。
他の星(スペア)とは一線を画するという意味で。
>誰か……は、いらないのじゃ!(笑)
ここは入れるかどうか迷ったんですよ。
ちょっとゲンドウが頭をちらつきました。
すみません。
>好みとしては抱きしめてより手を繋いで欲しい、くらいで傍にいて欲しいって感じも可ですw
それの方がほのぼのっぽくていいかもしれません。
ここにいる事の証明に係っているので、形を理解する=包み込むで抱きしめるとしてみたんですけど。
手を繋ぐでも十分、証明になりますね。
■tambさん
>一緒に見に行ってやれよシンジとか思う(苦笑)。
そんなことしたらミサトさんにからかわれますよ、と。(笑)
レイは家の窓から見てますので。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482299 (-2147482314)
【 日時 】06/01/16 00:33
【 発言者 】なお。
> ちょっとゲンドウが頭をちらつきました。
あっ、ゲンドウの存在が頭から完全に抜け落ちていました(爆)
> 手を繋ぐでも十分、証明になりますね。
> 形を理解する=包み込むで抱きしめる
やっぱり好みの問題でどちらがいいかなんて決めようがなく、結局はどう書くかでしょう。
また好みで話をしてしまいますが、そのまま「包み込んで」なんてのもいいですね。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482297 (-2147482314)
【 日時 】06/01/16 20:07
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
>ちょっとゲンドウが頭をちらつきました。
そんなものがちらつく時点で大却下である(笑)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482294 (-2147482314)
【 日時 】06/01/18 20:16
【 発言者 】牙丸
>そんなものがちらつく時点で大却下である(笑)。
すいません。出直してきます。(笑)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482255 (-2147482314)
【 日時 】06/02/06 19:22
【 発言者 】なお。
音すらも吸い込む闇夜
虚無の淵に浮かぶ数多の星々
彼等には
何も見えない
何も聞こえない
冷え切った場所に留まり
凍てついた光だけを放つ
私達と同じ
優しい月も今日はない
圧倒的な孤独が私を支配する
でも……
私は諦めない
必ず見つけ出す
私の流れ星を
今さらですが、比喩を比喩としてわかりやすくしてみたつもりです。
> レイのスペアの暗喩として置いてみたんです
実はここ、まったく気が付いていませんでした。だから悔しくて書いてみたんです。おこがましくてすみません。
虚無の暗闇と書いたあとすぐにそこに光る数多の星、となると矛盾がすぎてしまうので、虚無の淵として柔らかくなるようにしてみました。
他には例えやすいように星を擬人化してます。
最後に流れ星を見つけだすとなるので、自分達に例えた星を、冷えきった場所に「留まり」としました。
雰囲気としてどうかはわからないけど、こんな感じで合ってるかな?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482214 (-2147482314)
【 日時 】06/02/20 20:48
【 発言者 】牙丸
■なお。さん
合ってます。ピッタリです。
ありがとうございます。頭が上がらないです。
>彼等には
>何も見えない
>何も聞こえない
ここ、特に気に入りました。
>実はここ、まったく気が付いていませんでした。だから悔しくて書いてみたんです。おこがましくてすみません。
いえいえ。こちらこそ解りにくくてすみません。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482207 (-2147482314)
【 日時 】06/02/26 05:17
【 発言者 】tama
・・・ヘールボップ彗星を観察したことがありますが、彗星ってあんまりによく見えすぎてギャグかと思ったことをよく覚えています。(彗星って空にペンキで塗って描いたみたいに見えるんです;)
それに比べて流星はこうはかない感じでシンジの言う
>――流れ星が消えるまでに3回願いを唱えると、願いは叶う。
というのが信じられる気がするんですよね。
だから私的にはこの流れ星のはかなさとレイとシンジの純粋さがよくあっていていいなぁと思います。
きれいというか、こう汚れていない感じの雰囲気が二人らしいなと思います。
今回はひとりで見ていたレイですが・・・たぶん同じ空をシンジも同じような思いで眺めているかと思います。
次回は是非2人で一緒に見ていてほしい。
そのあたり大人になった二人が(できれば夫婦で!)流れ星をみて、このときばらばらに見ていたことを思い出して・・・みたいなくだりの妄想があたまのなかでぐるぐるまわっています。(病気?)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482164 (-2147482314)
【 日時 】06/03/13 23:49
【 発言者 】牙丸
ちょっと小高い丘の上。
草がサラサラ囁いている。
静かな、だけど決して寂しくなんかない夜。
だって、僕は一人じゃないよ。
目を瞑れば、君は隣にいるだろう?
あの月と同じように微笑んでるだろう?
うるさい街灯に遮られることのない光に手を伸ばす。
届かない。あの月には。
起きあがってセットする。少し大きな天体望遠鏡。
片目を瞑って、覗いてみる。
ほら、そこに広がる別世界。
キラキラと光る星が手招きしてる。
こっちにおいでって。
ほら、輝く笑顔のように。
でもね、僕は行けないんだよ。
もう、決して届かないんだ。
―――僕は君のところへは行けないんだよ。
「今度は一緒に、見たいね。」
僕がいうと、君は頷いた。
いつもと変わらない無表情。
でもね、僕は気づいていたよ。
その雰囲気が柔らかくなってたことに。
微笑んでる訳じゃないのに、僕には笑ってたように見えたんだ。
色褪せた日々。薄れていく君の笑顔。
約束は、守れなかったね。
君は僕の手の届かないところへ行ってしまったから。
今、君は何処にいるの?
何をしているの?
幸せに暮らしているの?
流星群のあの日から、幾らも経たない日。
僕ら、チルドレンの処置が決まった。
「保護観察」という名の、僕らの別れ。
「大人の事情で、貴方達を一カ所に集めておくわけにはいかないのよ。ごめんなさい。」
泣きながらミサトさんは話してくれた。
アスカはドイツへ帰り、綾波は体のことがあって、設備の整ったアメリカへ行った。
そして僕は日本の、でもネルフから遠いところへと引っ越すことになった。
第3新東京市を出るとき、少しだけ泣いた。
あれから何年も経った。
僕はすでに仕事にも就いている。
でも、たまに夜空を見上げたくなるんだ。
あの日、流れ星にかけた願い。
淡くて儚い、少年の僕の想い。
月を見るたび、僕は泣く。
そして僕は久しぶりに第3新東京市へとやってきた。
すでに廃墟となって、寂れた街。
僕らが命を削り、全てを賭けた街。
フミキリの側の小高い丘の上。覗く望遠鏡。
届かない月。
滲む視界。
――流れ星が消えるまでに3回願いを唱えると、願いは叶う。
少年の僕がいった言葉。
迷信だと笑った少女。
そして君は、信じていたのか解らない。
でも、今の僕は言う。
結局迷信でしかなかったんだ。
願い事なんて、叶わなかった。
それでも僕は、少年の僕が羨ましくなる。
純粋に、ただ直向きに希望を信じた少年の僕。
明日が呼んでたって、返事もろくにせずに、今を追いかけていた僕。
何かを探して、必死に駆け回った日々。
今の僕には、そんなこと出来ないさ。
僕は汚れてしまったのだろうか?
でも、一つだけ言える。
僕は最期のときに君の手を握れなかった。
子供という盾を使って、運命に抗おうともしなかった。
だから今の僕がいる。
君には決して届かない僕が。
ぼやけた視界に、光の筋。
あの日信じた、希望の光。
僕は呟く。
「綾波に会いたい。綾波に会いたい。綾波に会いたい。」
藁にもすがる思いなのか。
叶わないと解ってても、願ってしまう。
寂しくないなんて嘘だよ。
僕がいつの間にか身につけた大人の仮面なんだ。
……僕は一人だ。
ねえ。会いたいよ。
この丘で、僕は少年に戻る。
弱く、でも純粋な存在へと。
直向きに何かを探していた、あの頃へと。
「……碇くん?」
ふと、聞こえた声。
望遠鏡から、目を離す。
そこにいたのは、紛れもない彼女。
前と変わらない、でも大人になった彼女。
驚きで声が出ない。
君は、来た。
涙があふれる。
迷信なんかじゃなかった。
流れ星は迷信なんかじゃなかった。
信じれば、願いは叶うんだ。
色んな話を、煌めく夜空の下でした。
静寂からいくつも生まれる声。
笑いあった僕らは、あの頃と変わらなかった。
今を必死で紡いでたあの頃と。
ふと、少年の僕へと思いを馳せる。
僕の希望の光は、まだ僕の中で輝いてるよね?
あの日、流れ星にかけた願い。
それは未だ、僕の中で光を放っている。
「綾波と両想いになれますように。」
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482163 (-2147482314)
【 日時 】06/03/13 23:55
【 発言者 】牙丸
BUMPの天体観測より。
tamaさんのイラストで少々話が出たので、続編として創ってみました。
今回はシンジ視点です。
過去と現在の時間軸が入れ替わりまくりなので、読みにくいかも知れないです(^^;)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482155 (-2147482314)
【 日時 】06/03/18 03:07
【 発言者 】なお。
あきらめていた想い人と、こんな感じで再び出逢えたならば、それはもう奇跡か運命か。
センチメンタルにもなれば馬鹿馬鹿しくも思えた少年時代の純粋さをもう一度信じてみよう
とも考えもするでしょう。最後の、両想いになれますように、なんてのも、あまりにも子供っ
ぽくて、そこがまた良かったりもします。マイノスタルジィ的で。
惜しいのは、会えなくなったのがこういう設定だと、この長さでは伝え切れないところが
出てきてしまうだろうこと。ある種の設定を入れたならば、それを説明しなければならなく
なり、それが日常から掛け離れたものならなおさら納得のいくように、それでいて矛盾のな
いようにしなければならないからです。だからそういう設定ってショートだと辛くなるから
長篇向けのものだと思うのです。ショートに使って悪いというわけじゃないけど、それなり
の分量を説明に裂かなくてはならないだろうと思います。例えばこの話で不足に感じた部分
を上げると、シンジとレイはここでどうして出合えたのか? というところです。会えたの
は奇跡以上のもの。もしかすると仕組まれたものではないかと想像までしてしまいます。
なぜなら保護観察の身で一つ所に居てもいけないのなら、シンジ、レイ、少なくともどちら
か片方はここまで来れられるわけがないです。出かけるなら行き先を尋ねられるだろうし。
他の監視対象の行動先が同じ所ならニアミスが起きないように対処されるだろうからです。
こういった問題をひとつひとつクリアしていこうとするとやはりそれなりの長さになって
きてしまいます。そこが長篇向けだろうという理由です。ですから会えなくなった理由とい
うのはもっと単純なものにしたほうが無難だったと言えます。もちろんこの設定で行くのが
悪いのではなく、だったら納得のできるよう書いて欲しいということです。
こういう辻褄合わせは私も苦労してますw しっかりと設定を考えてない自業自得の罠(爆)
ひとつ気になったところ。
> 明日が呼んでたって、返事もろくにせずに、今を追いかけていた僕。
これ、いいです。すごく。
でも。
> 純粋に、ただ直向きに希望を信じた少年の僕。
前にあるこの文で、希望を信じたと、ありますよね。希望ってだいたいは未来を指すんじゃ
ないかって思ったんです。そうなると前述の、今を追いかけて、との統合が取りにくくなっちゃ
う。
故意に矛盾っぽくしたのかな?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482142 (-2147482314)
【 日時 】06/03/20 17:28
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
なお。さんの書いてる通り。
ちゃんと考えて説明するところは説明してびしっと書けば、ちゃんとした中篇になる。
もったいない。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482155 (-2147482314)
【 日時 】06/03/22 18:21
【 発言者 】なお。
あきらめていた想い人と、こんな感じで再び出逢えたならば、それはもう奇跡か運命か。
センチメンタルにもなれば馬鹿馬鹿しくも思えた少年時代の純粋さをもう一度信じてみよう
とも考えもするでしょう。最後の、両想いになれますように、なんてのも、あまりにも子供っ
ぽくて、そこがまた良かったりもします。マイ・ノスタルジィ的で。
惜しいのは、会えなくなったのがこういう設定だと、この長さでは伝え切れないところが
出てきてしまうだろうこと。ある種の設定を入れたならば、それを説明しなければならなく
なり、それが日常から掛け離れたものならなおさら納得のいくように、それでいて矛盾のな
いようにしなければならないからです。だからそういう設定ってショートだと辛くなるから
長篇向けのものだと思うのです。ショートに使って悪いというわけじゃないけど、それなり
の分量を説明に裂かなくてはならなくなり、下手をするとストーリーの大半をその説明に充
てる事にもなりかねないからです。そうなってしまうとバランスが悪くなります。
例として、この話の中で不足に感じた部分を上げるなら、シンジとレイが第三新東京市跡
地で出会えたところ。彼等はどうしてここで出合う事ができようか? 私としては、会えた
のは奇跡以上のもの。もしかすると仕組まれたものではないかと想像までしてしまいました。
なぜなら保護観察の身で一つ所に居てもいけないのなら、シンジ、レイ、少なくともどちら
か片方はここまで来れられるはずがないからです。その理由は、出かけるなら監視者(監督者)
に行き先を尋ねられるだろうし、尋ねられなくても報告の義務がありそう。そして他の監視
対象の行動先が同じ所であったなら、ニアミスが起きないように対処もされるだろうからで
す。
こういった問題をひとつひとつクリアしていこうとすると、やはりそれなりの長さになっ
てきます。そこが長篇向けだろうという理由です。ですから会えなくなった理由というのは
もっと単純なものにしたほうが無難だったでしょう。もちろんこの設定で行くのが悪いので
はなく、だったら納得のできるよう書いて欲しいということです。
こういう辻褄合わせは私も苦労してますw しっかりと設定を考えてないゆえの罠ですね(爆)
ひとつ気になったところ。
> 明日が呼んでたって、返事もろくにせずに、今を追いかけていた僕。
これ、いいです。すごく。
でも。
> 純粋に、ただ直向きに希望を信じた少年の僕。
前にあるこの文で、希望を信じた、とありますよね。希望ってだいたいは未来を指すんじゃ
ないかって思ったんです。そうなると前述の、今を追いかけて、との統合が取りにくくなっ
ちゃう。
故意に矛盾っぽくしたのかな?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482133 (-2147482314)
【 日時 】06/03/23 21:33
【 発言者 】牙丸
厳しいお言葉。ありがとうございます。
もっと精進いたします。
>最後の、両想いになれますように、なんてのも、あまりにも子供っぽくて
シンジだと、このくらいしか望めないような気がしたので、わざと子供っぽく単純にしてみました。
>保護観察の身で一つ所に居てもいけないのなら~
う~ん。やっぱ説明不足になっちゃうんですかね?
とりあえず説明しますと、
>あれから何年も経った。
>僕はすでに仕事にも就いている。
と書いているので、このシンジがすでに大人だということはわかるだろうと思います。
私的な考えですが、大人になってすでに自分で働き、稼ぎを得ている人にいつまでも保護観察という形でネルフがつきまとうだろうか?と思うんです。
もしチルドレンだからという特別なことを入れたとしても、大人になるとエヴァには乗れないわけですから、もうすでにネルフは監視していないんじゃないかと。
そういうことで、仕組まれたわけでもなく、本当の本当に偶然出会ってしまっただけだと。
>故意に矛盾っぽくしたのかな?
いえ、思いっきりミスです(汗)
確かに、矛盾しますね。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482132 (-2147482314)
【 日時 】06/03/24 02:20
【 発言者 】なお。
なんか、めちゃくちゃ読み違えていたみたいだけど、それにもそれなりの理由があるのよ。
>> 最後の、両想いになれますように、なんてのも、あまりにも子供っぽくて
>
> シンジだと、このくらいしか望めないような気がしたので、わざと子供っぽく単純にしてみました。
このくらいしか望めないからわざと子供っぽくした、というのなら、ここで言っているシンジは子
供の頃のシンジではなく大人になった現在のシンジを差しているのだと解釈できるのだけど、これを
まに受けると大人になったはずのシンジはまったく成長していないって事になります。
私はてっきり、シンジが昔(あの日)流れ星にかけた願いが「綾波と両想いになれますように」で、
それが未だシンジ(僕)の中で光を放っている。だからわざと同じ言葉で「綾波と両想いになれます
ように」と言わせたのだとばかり思っていました。しかしその言葉を少年の頃とまったく同じ気持ち
で語らせたものだとすると実に軽い、質があまりにも軽いのです。大人になり、そしてあらためて純
粋さを取り戻したという重みがなくなっちゃうんですよ、この解説をまに受けてしまうとね。
だから何かの間違いであって欲しいのだけど、だとしたら色々と辻褄が合ってくるところもあるの
で困ってしまいます。
> このシンジがすでに大人だということはわかるだろうと思います。
はい、わかります。
> 大人になるとエヴァには乗れないわけですから
そもそもこれがどうなのか? 私はこの事実を知らないのだけど……(私の勉強不足?)
> 大人になってすでに自分で働き、稼ぎを得ている人にいつまでも保護観察という形でネルフがつき
> まとうだろうか?
エヴァに乗れるとすれば、保護観察というより厳重な監視下に置かれるでしょう。乗れなかったと
すれば、ネルフは干渉しないかもしれませんが、各国の政府やらどこぞの組織やらが接触してくる可
能性は十分にあるだろうと思います。世界を救った英雄とか何かしらそれっぽくでっち上げれば、た
とえエヴァに乗れなくなったとしても、民衆を煽動するくらいの利用価値はあるでしょう。うまくす
れば政治面で優位に立つ事もできるかもしれませんよね。子供を戦闘に出していたのだから上位組織
であった国連や、ネルフのあった日本に圧力を掛けるくらいは雑作もないでしょうから。
> もうすでにネルフは監視していないんじゃないかと。
実はこれが一番の問題で、つまりシンジはもう自由なんですよね。でも、そこに触れる前に確認し
ておきたいところがあります。
序盤の、ちょっと小高い丘の上での回想らしき部分。これが時間的にいつのものなのかがはっきり
しないのです。チルドレン同士別れさせられた直後の子供だったシンジの回想なのか、それとも大人
になった現在のシンジの回想なのか。
たとえばこれがまだ子供だった頃のシンジの回想で、その頃はそれこそ監視もされ会う事は絶対に
叶わない状態だったとすれば、
> でもね、僕は行けないんだよ。
> もう、決して届かないんだ。
>―――僕は君のところへは行けないんだよ。
と、いうのもわかります。
ですが、大人のシンジの回想であるのなら、
> 君は僕の手の届かないところへ行ってしまったから。
の意味がわかりません。ものすごく情けないシンジだというのならわかりますが、願いを掛けるく
らい会いたいのだったら、自由の身でありながら会いに行こうとしないのはやはりおかしいでしょう。
住んでいる場所も消息もまったくわからなくなっていた、なんて説明はありませんから、だとしたら
圧倒的に説明不足か本当に情けないシンジだという事になります。
こういう話を書きたかったというのなら悪くはありませんが、自分からは何もしないでいて偶然の
再会に「神様ありがとう」なんてのは、ただただ情けないだけで感動もないです。このシンジには呆
れてしまい腹も立ちません。そういうシンジを書きたかったのなら成功なんでしょうが……。
ですが、私はこう思いたい。序盤の回想は、レイと別れた直後のシンジでその頃は諦めるしかなかっ
た。連絡すら取れなくて、やがて消息もわからなくなってしまった。そこでシンジは絶望するのです。
そしてそのまま大人になってしまう。絶望を経験したシンジは人生諦めが肝心と、自由の身になって
からも希望というものを失ったままでいた。
更に月日は流れる。完全に閉鎖されていた第3新東京市に制限はあれど一般立ち入りが許可される
ようになった。今さら何でだろうと疑問に思いながらも、何かに突き動かされるように役所で申請を
済ませたシンジは第3新東京市へ向かった。
なんて感じにですね。
第3新東京市へ向かったシンジが望遠鏡を持っていったのに何か理由があったら面白いかもね。か
つて二人で見た流星群がきっかけで、天文学者を目指すようになったとか。
ああ、これももっと長く書けるよ!
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482128 (-2147482314)
【 日時 】06/03/24 23:21
【 発言者 】牙丸
何だか墓穴を掘っているというか、言葉の不足が目立ってきているような気が(汗)
>このくらいしか望めないからわざと子供っぽくした、というのなら、ここで言っているシンジは子供の頃のシンジではなく大人になった現在のシンジを差しているのだと解釈できるのだけど
いや、子供時代のシンジを指してます(^^;)
なので
>シンジが昔(あの日)流れ星にかけた願いが~
の読みで当たってます。
>願いを掛けるくらい会いたいのだったら、自由の身でありながら会いに行こうとしないのはやはりおかしいでしょう。
>住んでいる場所も消息もまったくわからなくなっていた、なんて説明はありませんから~
説明無しだとやっぱりキツイですかね?
最初の辺りの
>もう、決して届かないんだ。
>―――僕は君のところへは行けないんだよ。
から、相手に会うことは無い(または何かの理由があって会えない)というのを推測させようと思ったのですが……
説明が多すぎるとくどくなるので、なるべく最低限度の説明で書けるように工夫してるんですけど、これじゃ本末転倒だ(滝汗)
>ですが、私はこう思いたい~
私も書こうとした大意はそんな感じです。
>完全に閉鎖されていた第3新東京市~
そこら辺は考えてなかったです。
シンジは本当に何となくで来たという感じなんですが、よく考えると何で今更?ってな感じになっちゃいますね。
何だか本当に短編向きではなくなってきた。
もう一回書き直そうかなぁとか思ってるんですが、そうなると、投下じゃ長すぎる気がする。
これをリテイクして投稿ってのはありなんでしょうか?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482127 (-2147482314)
【 日時 】06/03/25 01:43
【 発言者 】なお。
> 何だか墓穴を掘っているというか、言葉の不足が目立ってきているような気が(汗)
おそらくそうだろうという憶測があって、わざとキツい表現をさせていただきました。もしかし
たら書いた本人が混乱しているのに気付かずに、そのまま書き上げてしまったのではなかろうかと
思ったからです。頭の中ではしっかりと書き上がっているのですが、それは牙丸さんから見てのも
ので、予備知識のない私のような人間から見ると、細かいところのディティールがあやふやで、事
象の繋がりも中途半端なものに思えてしまうのです。雑然としたものを片付けていくうちに色々な
見方が出てきて、それがある時は矛盾になったりします。つまり誤読が生じてしまうのです。
> 説明が多すぎるとくどくなるので、なるべく最低限度の説明で書けるように工夫してるんです
> けど、これじゃ本末転倒だ(滝汗)
わかって頂けたようで、ありがとうございます。
> これをリテイクして投稿ってのはありなんでしょうか?
私もやってますし確認もしてますから、問題ないはずです。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482126 (-2147482314)
【 日時 】06/03/25 22:04
【 発言者 】牙丸
>もしかしたら書いた本人が混乱しているのに気付かずに~
多分そうなんだと思います。なんとも情けない。
書きたいという気持ちばかりが先走って、細かいところの整理が出来てないんだと思います。
なお。さんの指摘はいつも的確で助かってます。
未熟ですが、これからもよろしくお願いいたします。
これを教訓に、書き直しやってきます。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482125 (-2147482314)
【 日時 】06/03/26 00:24
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
とりあえずここだけレス。
>> これをリテイクして投稿ってのはありなんでしょうか?
>
> 私もやってますし確認もしてますから、問題ないはずです。
問題ないです。
うちに投稿でも、自サイトに載せるでもOKです。
他サイトに投稿でも私的にはOK。投稿先の管理人さんには要確認かもしれませんけど。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482124 (-2147482314)
【 日時 】06/03/26 01:11
【 発言者 】tama
10巻読んだあとに読むとなんかすごく切ない気分になりました(泣)
セリフ「僕は君を失いたくない」は相当心の支えでした。
だって・・・・(涙)!
この再会のシーンを描きたい気持ちが衝動的に(笑)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482123 (-2147482314)
【 日時 】06/03/26 13:33
【 発言者 】C.Angel
>10巻読んだあとに読むとなんかすごく切ない気分になりました(泣)
物凄い同感です ←どないやねん
>セリフ「僕は君を失いたくない」は相当心の支えでした。
その前のページの見返りレイに不謹慎にも悶々としたのは私だけでしょうか(爆)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482108 (-2147482314)
【 日時 】06/03/29 22:13
【 発言者 】牙丸
>10巻読んだあとに読むとなんかすごく切ない気分になりました(泣)
そう言ってもらえると、とても嬉しいです(^^)
>この再会のシーンを描きたい気持ちが衝動的に(笑)
描いて下さったら、泣いて喜びます。
自分の気持ちには正直にですよ!(爆)
>その前のページの見返りレイに不謹慎にも悶々としたのは私だけでしょうか(爆)
むしろ侵食されていくシーンのほうが(マテ)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482098 (-2147482314)
【 日時 】06/04/01 17:02
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
ふと思いましたが、拙作「NO END SUMMER」はお読み頂いてますか? と軽く宣伝を(笑)。
>>この再会のシーンを描きたい気持ちが衝動的に(笑)
>
>描いて下さったら、泣いて喜びます。
>自分の気持ちには正直にですよ!(爆)
完全同意。ただし、私にも見せるように(爆)。
バラしちゃっていいかな。これ、投稿版が来てるんで、それを読んでからの方がいいかも。公開はもうちょっと待ってねなんですけど(^^;)。
>>その前のページの見返りレイに不謹慎にも悶々としたのは私だけでしょうか(爆)
これは許すが、
>むしろ侵食されていくシーンのほうが(マテ)
これは却下だ!(爆)
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482079 (-2147482314)
【 日時 】06/04/03 23:19
【 発言者 】牙丸
NO END SUMMERは結構前に読みましたよ。
全然構わないです。見せるのも、バラすのも。
公開はいつまでだって待ちますよ。無理だけはなさらぬように。
>>むしろ侵食されていくシーンのほうが(マテ)
>これは却下だ!(爆)
………(笑って逃走)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482078 (-2147482314)
【 日時 】06/04/04 02:31
【 発言者 】なお。
あ、リクエストに答えてくれたんですね。
これは心して読まなければ……。
> 公開はいつまでだって待ちますよ。
ああ、でも、ずいぶんと早かったようですので、落ち着いたところで見直してみるのをお薦めします。完璧だと思っても、誤字脱字ってけっこうあるんですよね。って、私だけかもw
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482063 (-2147482314)
【 日時 】06/04/09 02:23
【 発言者 】なお。
> なお。さんの指摘はいつも的確で助かってます。
社交事例だと受け取っておりましたが、まさかあれほど変わっていようとは、予想だにしておりませんでした。
誠に勝手ではありますが、嫌われても構わないと事ある毎にぶつけている思いをしっかりと受け止めて頂いたあげく、形にもして頂いたのかと思うと、ほんとうに嬉しいのです。
正直なところ涙までは出ませんが、それくらいの気持ちです。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482055 (-2147482314)
【 日時 】06/04/09 23:34
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
>受け止めて頂いたあげく、形にもして頂いたのかと思うと、
どうでもいいっていえばどうでもいい話なんだけど、「受け止めて頂けたあげく、形にもして頂けたのかと思うと」でも意味は変わんないかな。
なんでこんなことを書くかというと、最初に読んだ時に「受け止めて頂いた」ってのは変かなとちらっと思ったのよ。で、上に書いたように両方「頂けた」にしてみるとちょっと違和感あり。個人的に通りがいいのは「受け止めて頂いたあげく、形にもして頂けたのかと思うと」のように前は「頂いた」で後ろが「頂けた」なのね。でも理屈がわからんというか、基準がわかんない。
さて、辞書を引いてみよう(笑)。とにかく経済ですね(爆)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482046 (-2147482314)
【 日時 】06/04/10 13:53
【 発言者 】なお。
>受け止めて頂いたあげく、形にもして頂いたのかと思うと、
ちゃんと考えると「あげく」ってのも、おかしいなぁ。
でもさあ……
ひとが感動してちょっといい話してるんだから、流れ的にはまずそちらから突っ込むべきでしょー!
せっかくの雰囲気ぶち壊しじゃないの、もう、どうしてくれるのーヽ(*・∀・)ノ☆
書き直すなら、
「受け止めて頂いたうえに、形にまでして頂けたのですから~」
となるかな。
日本語てやっぱりかわいいですよね。経済なんかとくに。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482045 (-2147482314)
【 日時 】06/04/10 21:38
【 発言者 】牙丸
何だかややこしい話に……ニホンゴハムズカシイネ!(爆)
「受け止めて頂いた上に、形にもして頂けた」ぐらいしか、修正案思いつかないです。
雰囲気ぶち壊しでも、私は素直に受け取っていいんですよね……?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482032 (-2147482314)
【 日時 】06/04/11 23:56
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
>ひとが感動してちょっといい話してるんだから、流れ的にはまずそちらから突っ込むべきでしょー!
いや、それは本スレのほうで(^^;)。
>私は素直に受け取っていいんですよね……?
良いと思います(^_^)。
mailto:tamb○cube-web.net
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WEB PATIO
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【記事番号】-2147482314 (2147483647)
【 日時 】06/01/10 21:05
【 発言者 】牙丸
澄んだ夜空。
何も見えず、何も聞こえず。
眼前に広がるのは、虚無の暗闇。
そこに光る数多の星。
だけど、星は私の心を照らしてはくれない。
ただ、凍てついた光を放つのみ。
優しい月は、今日はない。
驚くほど、冷え切った空間。
圧倒的な孤独感が、私を包む。
でも……
私は、諦めない。
必ず、見つけ出す。
私の、流れ星を。
「今日さ。流星群が見えるらしいよ。」
昼休み、彼は笑ってそう言った。
流れ星。
希望の光。
彼が言った。
――流れ星が消えるまでに3回願いを唱えると、願いは叶う。
「そんなの迷信よ!バッカじゃない?」
彼女はそう言って、鼻で笑った。
ちょっと困った表情の彼。
少し笑って、私を見つめた。
「アスカはそう言ってるけど、僕は信じるよ?」
綾波はどう――?
流れ星。
私も、見てみたいと思った。
流星群のピークは午前3時頃。
そして、私は空を見上げる。
開け放った窓から見える、小さな宇宙。
最初はワクワクしてた。
冬の寒さだって、気にならなかった。
でも。
目の前に広がるのは、何も変わらない暗闇。
手を伸ばしても、触れる物は何もない。
耳鳴りがしそうなほどの、無限の静寂。
目の前を白い吐息が遮っていく。
聞こえるのは、寒さに凍える私の乱れた呼吸音だけ。
じっと見つめても、空は何も返してはくれない。
鋭利な、冷たい光の視線で私を切り裂くだけ。
午前3時過ぎ。
私は独り。
流れ星は、一つも見えない。
彼が嘘をつくわけがない。
きっと、私が気づいていないだけ。
そう思って、ただじっと見つめ続ける。
私は、諦めない。
でも、寒さは心にまで染みこんできて。
孤独感に、体が震える。
目の前の闇は、とても大きくて。
私の存在は、とてもちっぽけで。
たった独り。飲み込まれそうだった。
――寂しい。
寒いの。
誰か……
私を暖めて。
抱きしめて、私がここにいるって証明して。
碇くん――
その時だった。
空が輝いた。
親指の先ほどの点から、あふれる光。
スゥーッと空をなぞって、花火のように静かに消えた。
彗星かと思うほど大きかった。
初めて見た、流れ星。
それは、言葉に出来ないほど美しくて。
辺りの凍り付くような光とは違っていて。
孤独に凍える心を、一瞬で溶かした。
私は、唖然とそれを見ているだけで。
光の消えた先を、ただ見つめる事しか出来なかった。
午前3時半。
希望の光を、確かに私は見た。
再び静寂が訪れる。
でも、私の心は温かかった。
願い事を唱えるのは忘れてしまった。
だから、今度は彼と一緒に見つけたい。
願いを叶えてくれる、私の流れ星を。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482313 (-2147482314)
【 日時 】06/01/10 21:09
【 発言者 】牙丸
何となく、感覚で思いついたもの。
特に「これ」という意味はないです。
雰囲気重視ということで。
丁度、この前流星群があったんです。
確か3~4日辺りだったと思います。
それで、午前3時ぐらいに起きて、ずっと空を眺めてまして……
その時の体験談を元に書いてみました。
ちなみに、実際1個だけ親指大の流れ星が見えました。
とても綺麗でした。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482312 (-2147482314)
【 日時 】06/01/10 22:23
【 発言者 】なお。
何年か前、夜釣りをしていたら流れ星が幾つか見えました。一晩で3~4くらいは見えたかと思います。
珍しいもののようだけど、綺麗な空気の夜空にはそれなりに見えるものなのかもしれません。かといって
夜が明けるまで星を眺めているのも大変ですから、釣りをしながらというのは丁度よくて、もしそういう
機会があれば星空の眺めてみるのも一興でしょう。釣れますようにって願いを掛けて、それで何も釣れな
くてもいいものが見れたからいいか、なんて思っておけます(笑)
私が見た流れ星の話しに戻りますが、そのとき見えたものの中に人工衛星があったようで、落ちてきて
途中爆発したのか空が一瞬明るくなりました。これは珍しいでしょう。もしかしたら隕石だったかもしれ
ませんが、そこまではさすがにわかりません。
流星群も見ました。これも昔で4~5年前です。家の外で寒さに震えながら見ていました。聞いていた
ほどたくさんは見えませんでしたが、それでもなかなかのものでした。殆どが同じ方向に1つづつ、たま
に2つ3つといった感じ。そのなかにたまに交差するやつがいて、十字架のように一瞬輝いたそれはほん
とうに興奮ものでした。
雰囲気重視ということですが、それはいい感じだと思います。実体験を元に書かれたからでしょう、な
かなかリアリティーがありまして、私も以前見たときの感じを思い出しながら読みました。
最初はわくわく、でも見えない。そして諦めかけた頃に、暗い夜空に光の筋がスーッと流れた時は本当
に感動でした。きっとこのレイもそうだったのでしょう。
出だしの「澄んだ夜空」からのひとり語りのところ。「眼前に広がるのは、虚無の暗闇。」と「そこに
光る数多の星。」というのは明らかに矛盾した表現なので、ここはレイの心象と現実に見える景色を比較
として表した比喩表現だと思います。しかしながら「澄んだ夜空」から始まり(ここは現実)そして「何
も見えず、何も聞こえず。~虚無の暗闇。」ときて(心象として取りました)また「そこに広がる数々の
星」(現実の風景)となると、視点が動きすぎてどこまでがレイの心の裡を表し、どこからが現実の風景
なのか分かりづらかったです。
ここは「澄んだ夜空」という現実的な描写を後ろにもっていき、同じく現実を表す部分と纏める処理を
すればここはスッキリとしそうな気がします。
> ――寂しい。
> 寒いの。
> 誰か……
> 私を暖めて。
> 抱きしめて、私がここにいるって証明して。
> 碇くん――
誰か……は、いらないのじゃ!(笑)
好みとしては抱きしめてより手を繋いで欲しい、くらいで傍にいて欲しいって感じも可ですw
こうは書いたけど、素敵な作品でした。ごちそうさまでした(笑)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482305 (-2147482314)
【 日時 】06/01/12 20:47
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
親指大というのはかなり大きい。大火球の部類に入るのかな。何年か前の何とか流星群のときにそれが見えて、周囲のギャラリー共々「おお~」という歓声を上げ、みな満足してぞろぞろと家路についたということがあったな。確かその火球は新聞にも写真が載ったと記憶してます。
雰囲気はすごくいい。ただ私はせっかちなためか、一緒に見に行ってやれよシンジとか思う(苦笑)。この後で願いがかなうんだから、一緒じゃなくていいんだけど、振り向いたらシンジがいたとかね。「探したよ、ここにいたんだね」とか言いながら(笑)。
>誰か……は、いらないのじゃ!(笑)
同意(笑)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482300 (-2147482314)
【 日時 】06/01/15 20:22
【 発言者 】牙丸
私の作品は読み直すとボロが出るという。
一応、冷静に推敲しているつもりなんですけどね(苦笑)
■なお。さん
>矛盾した表現
これは仰るとおりです。現実とレイの心情描写と絡めてます。
>>眼前に広がるのは、虚無の暗闇。
>>そこに光る数多の星。
これは実は、現実でもあり、心象でもあります。
というのは、
>>だけど、星は私の心を照らしてはくれない。
>>ただ、凍てついた光を放つのみ。
に係っているからです。
輝く星は、どれも地上からは同じように見えます。
それを無に属する、レイのスペアの暗喩として置いてみたんです。
だから、レイの心を温められず、凍てついた刺となる……というのを狙ったんですが失敗ですねぇ(汗)
もう少し分かりやすくするべきでしたね。
ちなみに蛇足ですが、流れ星=特別な星という感じなので、それが現在ここにいるレイに繋がります。
他の星(スペア)とは一線を画するという意味で。
>誰か……は、いらないのじゃ!(笑)
ここは入れるかどうか迷ったんですよ。
ちょっとゲンドウが頭をちらつきました。
すみません。
>好みとしては抱きしめてより手を繋いで欲しい、くらいで傍にいて欲しいって感じも可ですw
それの方がほのぼのっぽくていいかもしれません。
ここにいる事の証明に係っているので、形を理解する=包み込むで抱きしめるとしてみたんですけど。
手を繋ぐでも十分、証明になりますね。
■tambさん
>一緒に見に行ってやれよシンジとか思う(苦笑)。
そんなことしたらミサトさんにからかわれますよ、と。(笑)
レイは家の窓から見てますので。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482299 (-2147482314)
【 日時 】06/01/16 00:33
【 発言者 】なお。
> ちょっとゲンドウが頭をちらつきました。
あっ、ゲンドウの存在が頭から完全に抜け落ちていました(爆)
> 手を繋ぐでも十分、証明になりますね。
> 形を理解する=包み込むで抱きしめる
やっぱり好みの問題でどちらがいいかなんて決めようがなく、結局はどう書くかでしょう。
また好みで話をしてしまいますが、そのまま「包み込んで」なんてのもいいですね。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482297 (-2147482314)
【 日時 】06/01/16 20:07
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
>ちょっとゲンドウが頭をちらつきました。
そんなものがちらつく時点で大却下である(笑)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482294 (-2147482314)
【 日時 】06/01/18 20:16
【 発言者 】牙丸
>そんなものがちらつく時点で大却下である(笑)。
すいません。出直してきます。(笑)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482255 (-2147482314)
【 日時 】06/02/06 19:22
【 発言者 】なお。
音すらも吸い込む闇夜
虚無の淵に浮かぶ数多の星々
彼等には
何も見えない
何も聞こえない
冷え切った場所に留まり
凍てついた光だけを放つ
私達と同じ
優しい月も今日はない
圧倒的な孤独が私を支配する
でも……
私は諦めない
必ず見つけ出す
私の流れ星を
今さらですが、比喩を比喩としてわかりやすくしてみたつもりです。
> レイのスペアの暗喩として置いてみたんです
実はここ、まったく気が付いていませんでした。だから悔しくて書いてみたんです。おこがましくてすみません。
虚無の暗闇と書いたあとすぐにそこに光る数多の星、となると矛盾がすぎてしまうので、虚無の淵として柔らかくなるようにしてみました。
他には例えやすいように星を擬人化してます。
最後に流れ星を見つけだすとなるので、自分達に例えた星を、冷えきった場所に「留まり」としました。
雰囲気としてどうかはわからないけど、こんな感じで合ってるかな?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482214 (-2147482314)
【 日時 】06/02/20 20:48
【 発言者 】牙丸
■なお。さん
合ってます。ピッタリです。
ありがとうございます。頭が上がらないです。
>彼等には
>何も見えない
>何も聞こえない
ここ、特に気に入りました。
>実はここ、まったく気が付いていませんでした。だから悔しくて書いてみたんです。おこがましくてすみません。
いえいえ。こちらこそ解りにくくてすみません。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482207 (-2147482314)
【 日時 】06/02/26 05:17
【 発言者 】tama
・・・ヘールボップ彗星を観察したことがありますが、彗星ってあんまりによく見えすぎてギャグかと思ったことをよく覚えています。(彗星って空にペンキで塗って描いたみたいに見えるんです;)
それに比べて流星はこうはかない感じでシンジの言う
>――流れ星が消えるまでに3回願いを唱えると、願いは叶う。
というのが信じられる気がするんですよね。
だから私的にはこの流れ星のはかなさとレイとシンジの純粋さがよくあっていていいなぁと思います。
きれいというか、こう汚れていない感じの雰囲気が二人らしいなと思います。
今回はひとりで見ていたレイですが・・・たぶん同じ空をシンジも同じような思いで眺めているかと思います。
次回は是非2人で一緒に見ていてほしい。
そのあたり大人になった二人が(できれば夫婦で!)流れ星をみて、このときばらばらに見ていたことを思い出して・・・みたいなくだりの妄想があたまのなかでぐるぐるまわっています。(病気?)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482164 (-2147482314)
【 日時 】06/03/13 23:49
【 発言者 】牙丸
ちょっと小高い丘の上。
草がサラサラ囁いている。
静かな、だけど決して寂しくなんかない夜。
だって、僕は一人じゃないよ。
目を瞑れば、君は隣にいるだろう?
あの月と同じように微笑んでるだろう?
うるさい街灯に遮られることのない光に手を伸ばす。
届かない。あの月には。
起きあがってセットする。少し大きな天体望遠鏡。
片目を瞑って、覗いてみる。
ほら、そこに広がる別世界。
キラキラと光る星が手招きしてる。
こっちにおいでって。
ほら、輝く笑顔のように。
でもね、僕は行けないんだよ。
もう、決して届かないんだ。
―――僕は君のところへは行けないんだよ。
「今度は一緒に、見たいね。」
僕がいうと、君は頷いた。
いつもと変わらない無表情。
でもね、僕は気づいていたよ。
その雰囲気が柔らかくなってたことに。
微笑んでる訳じゃないのに、僕には笑ってたように見えたんだ。
色褪せた日々。薄れていく君の笑顔。
約束は、守れなかったね。
君は僕の手の届かないところへ行ってしまったから。
今、君は何処にいるの?
何をしているの?
幸せに暮らしているの?
流星群のあの日から、幾らも経たない日。
僕ら、チルドレンの処置が決まった。
「保護観察」という名の、僕らの別れ。
「大人の事情で、貴方達を一カ所に集めておくわけにはいかないのよ。ごめんなさい。」
泣きながらミサトさんは話してくれた。
アスカはドイツへ帰り、綾波は体のことがあって、設備の整ったアメリカへ行った。
そして僕は日本の、でもネルフから遠いところへと引っ越すことになった。
第3新東京市を出るとき、少しだけ泣いた。
あれから何年も経った。
僕はすでに仕事にも就いている。
でも、たまに夜空を見上げたくなるんだ。
あの日、流れ星にかけた願い。
淡くて儚い、少年の僕の想い。
月を見るたび、僕は泣く。
そして僕は久しぶりに第3新東京市へとやってきた。
すでに廃墟となって、寂れた街。
僕らが命を削り、全てを賭けた街。
フミキリの側の小高い丘の上。覗く望遠鏡。
届かない月。
滲む視界。
――流れ星が消えるまでに3回願いを唱えると、願いは叶う。
少年の僕がいった言葉。
迷信だと笑った少女。
そして君は、信じていたのか解らない。
でも、今の僕は言う。
結局迷信でしかなかったんだ。
願い事なんて、叶わなかった。
それでも僕は、少年の僕が羨ましくなる。
純粋に、ただ直向きに希望を信じた少年の僕。
明日が呼んでたって、返事もろくにせずに、今を追いかけていた僕。
何かを探して、必死に駆け回った日々。
今の僕には、そんなこと出来ないさ。
僕は汚れてしまったのだろうか?
でも、一つだけ言える。
僕は最期のときに君の手を握れなかった。
子供という盾を使って、運命に抗おうともしなかった。
だから今の僕がいる。
君には決して届かない僕が。
ぼやけた視界に、光の筋。
あの日信じた、希望の光。
僕は呟く。
「綾波に会いたい。綾波に会いたい。綾波に会いたい。」
藁にもすがる思いなのか。
叶わないと解ってても、願ってしまう。
寂しくないなんて嘘だよ。
僕がいつの間にか身につけた大人の仮面なんだ。
……僕は一人だ。
ねえ。会いたいよ。
この丘で、僕は少年に戻る。
弱く、でも純粋な存在へと。
直向きに何かを探していた、あの頃へと。
「……碇くん?」
ふと、聞こえた声。
望遠鏡から、目を離す。
そこにいたのは、紛れもない彼女。
前と変わらない、でも大人になった彼女。
驚きで声が出ない。
君は、来た。
涙があふれる。
迷信なんかじゃなかった。
流れ星は迷信なんかじゃなかった。
信じれば、願いは叶うんだ。
色んな話を、煌めく夜空の下でした。
静寂からいくつも生まれる声。
笑いあった僕らは、あの頃と変わらなかった。
今を必死で紡いでたあの頃と。
ふと、少年の僕へと思いを馳せる。
僕の希望の光は、まだ僕の中で輝いてるよね?
あの日、流れ星にかけた願い。
それは未だ、僕の中で光を放っている。
「綾波と両想いになれますように。」
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482163 (-2147482314)
【 日時 】06/03/13 23:55
【 発言者 】牙丸
BUMPの天体観測より。
tamaさんのイラストで少々話が出たので、続編として創ってみました。
今回はシンジ視点です。
過去と現在の時間軸が入れ替わりまくりなので、読みにくいかも知れないです(^^;)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482155 (-2147482314)
【 日時 】06/03/18 03:07
【 発言者 】なお。
あきらめていた想い人と、こんな感じで再び出逢えたならば、それはもう奇跡か運命か。
センチメンタルにもなれば馬鹿馬鹿しくも思えた少年時代の純粋さをもう一度信じてみよう
とも考えもするでしょう。最後の、両想いになれますように、なんてのも、あまりにも子供っ
ぽくて、そこがまた良かったりもします。マイノスタルジィ的で。
惜しいのは、会えなくなったのがこういう設定だと、この長さでは伝え切れないところが
出てきてしまうだろうこと。ある種の設定を入れたならば、それを説明しなければならなく
なり、それが日常から掛け離れたものならなおさら納得のいくように、それでいて矛盾のな
いようにしなければならないからです。だからそういう設定ってショートだと辛くなるから
長篇向けのものだと思うのです。ショートに使って悪いというわけじゃないけど、それなり
の分量を説明に裂かなくてはならないだろうと思います。例えばこの話で不足に感じた部分
を上げると、シンジとレイはここでどうして出合えたのか? というところです。会えたの
は奇跡以上のもの。もしかすると仕組まれたものではないかと想像までしてしまいます。
なぜなら保護観察の身で一つ所に居てもいけないのなら、シンジ、レイ、少なくともどちら
か片方はここまで来れられるわけがないです。出かけるなら行き先を尋ねられるだろうし。
他の監視対象の行動先が同じ所ならニアミスが起きないように対処されるだろうからです。
こういった問題をひとつひとつクリアしていこうとするとやはりそれなりの長さになって
きてしまいます。そこが長篇向けだろうという理由です。ですから会えなくなった理由とい
うのはもっと単純なものにしたほうが無難だったと言えます。もちろんこの設定で行くのが
悪いのではなく、だったら納得のできるよう書いて欲しいということです。
こういう辻褄合わせは私も苦労してますw しっかりと設定を考えてない自業自得の罠(爆)
ひとつ気になったところ。
> 明日が呼んでたって、返事もろくにせずに、今を追いかけていた僕。
これ、いいです。すごく。
でも。
> 純粋に、ただ直向きに希望を信じた少年の僕。
前にあるこの文で、希望を信じたと、ありますよね。希望ってだいたいは未来を指すんじゃ
ないかって思ったんです。そうなると前述の、今を追いかけて、との統合が取りにくくなっちゃ
う。
故意に矛盾っぽくしたのかな?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482142 (-2147482314)
【 日時 】06/03/20 17:28
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
なお。さんの書いてる通り。
ちゃんと考えて説明するところは説明してびしっと書けば、ちゃんとした中篇になる。
もったいない。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482155 (-2147482314)
【 日時 】06/03/22 18:21
【 発言者 】なお。
あきらめていた想い人と、こんな感じで再び出逢えたならば、それはもう奇跡か運命か。
センチメンタルにもなれば馬鹿馬鹿しくも思えた少年時代の純粋さをもう一度信じてみよう
とも考えもするでしょう。最後の、両想いになれますように、なんてのも、あまりにも子供っ
ぽくて、そこがまた良かったりもします。マイ・ノスタルジィ的で。
惜しいのは、会えなくなったのがこういう設定だと、この長さでは伝え切れないところが
出てきてしまうだろうこと。ある種の設定を入れたならば、それを説明しなければならなく
なり、それが日常から掛け離れたものならなおさら納得のいくように、それでいて矛盾のな
いようにしなければならないからです。だからそういう設定ってショートだと辛くなるから
長篇向けのものだと思うのです。ショートに使って悪いというわけじゃないけど、それなり
の分量を説明に裂かなくてはならなくなり、下手をするとストーリーの大半をその説明に充
てる事にもなりかねないからです。そうなってしまうとバランスが悪くなります。
例として、この話の中で不足に感じた部分を上げるなら、シンジとレイが第三新東京市跡
地で出会えたところ。彼等はどうしてここで出合う事ができようか? 私としては、会えた
のは奇跡以上のもの。もしかすると仕組まれたものではないかと想像までしてしまいました。
なぜなら保護観察の身で一つ所に居てもいけないのなら、シンジ、レイ、少なくともどちら
か片方はここまで来れられるはずがないからです。その理由は、出かけるなら監視者(監督者)
に行き先を尋ねられるだろうし、尋ねられなくても報告の義務がありそう。そして他の監視
対象の行動先が同じ所であったなら、ニアミスが起きないように対処もされるだろうからで
す。
こういった問題をひとつひとつクリアしていこうとすると、やはりそれなりの長さになっ
てきます。そこが長篇向けだろうという理由です。ですから会えなくなった理由というのは
もっと単純なものにしたほうが無難だったでしょう。もちろんこの設定で行くのが悪いので
はなく、だったら納得のできるよう書いて欲しいということです。
こういう辻褄合わせは私も苦労してますw しっかりと設定を考えてないゆえの罠ですね(爆)
ひとつ気になったところ。
> 明日が呼んでたって、返事もろくにせずに、今を追いかけていた僕。
これ、いいです。すごく。
でも。
> 純粋に、ただ直向きに希望を信じた少年の僕。
前にあるこの文で、希望を信じた、とありますよね。希望ってだいたいは未来を指すんじゃ
ないかって思ったんです。そうなると前述の、今を追いかけて、との統合が取りにくくなっ
ちゃう。
故意に矛盾っぽくしたのかな?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482133 (-2147482314)
【 日時 】06/03/23 21:33
【 発言者 】牙丸
厳しいお言葉。ありがとうございます。
もっと精進いたします。
>最後の、両想いになれますように、なんてのも、あまりにも子供っぽくて
シンジだと、このくらいしか望めないような気がしたので、わざと子供っぽく単純にしてみました。
>保護観察の身で一つ所に居てもいけないのなら~
う~ん。やっぱ説明不足になっちゃうんですかね?
とりあえず説明しますと、
>あれから何年も経った。
>僕はすでに仕事にも就いている。
と書いているので、このシンジがすでに大人だということはわかるだろうと思います。
私的な考えですが、大人になってすでに自分で働き、稼ぎを得ている人にいつまでも保護観察という形でネルフがつきまとうだろうか?と思うんです。
もしチルドレンだからという特別なことを入れたとしても、大人になるとエヴァには乗れないわけですから、もうすでにネルフは監視していないんじゃないかと。
そういうことで、仕組まれたわけでもなく、本当の本当に偶然出会ってしまっただけだと。
>故意に矛盾っぽくしたのかな?
いえ、思いっきりミスです(汗)
確かに、矛盾しますね。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482132 (-2147482314)
【 日時 】06/03/24 02:20
【 発言者 】なお。
なんか、めちゃくちゃ読み違えていたみたいだけど、それにもそれなりの理由があるのよ。
>> 最後の、両想いになれますように、なんてのも、あまりにも子供っぽくて
>
> シンジだと、このくらいしか望めないような気がしたので、わざと子供っぽく単純にしてみました。
このくらいしか望めないからわざと子供っぽくした、というのなら、ここで言っているシンジは子
供の頃のシンジではなく大人になった現在のシンジを差しているのだと解釈できるのだけど、これを
まに受けると大人になったはずのシンジはまったく成長していないって事になります。
私はてっきり、シンジが昔(あの日)流れ星にかけた願いが「綾波と両想いになれますように」で、
それが未だシンジ(僕)の中で光を放っている。だからわざと同じ言葉で「綾波と両想いになれます
ように」と言わせたのだとばかり思っていました。しかしその言葉を少年の頃とまったく同じ気持ち
で語らせたものだとすると実に軽い、質があまりにも軽いのです。大人になり、そしてあらためて純
粋さを取り戻したという重みがなくなっちゃうんですよ、この解説をまに受けてしまうとね。
だから何かの間違いであって欲しいのだけど、だとしたら色々と辻褄が合ってくるところもあるの
で困ってしまいます。
> このシンジがすでに大人だということはわかるだろうと思います。
はい、わかります。
> 大人になるとエヴァには乗れないわけですから
そもそもこれがどうなのか? 私はこの事実を知らないのだけど……(私の勉強不足?)
> 大人になってすでに自分で働き、稼ぎを得ている人にいつまでも保護観察という形でネルフがつき
> まとうだろうか?
エヴァに乗れるとすれば、保護観察というより厳重な監視下に置かれるでしょう。乗れなかったと
すれば、ネルフは干渉しないかもしれませんが、各国の政府やらどこぞの組織やらが接触してくる可
能性は十分にあるだろうと思います。世界を救った英雄とか何かしらそれっぽくでっち上げれば、た
とえエヴァに乗れなくなったとしても、民衆を煽動するくらいの利用価値はあるでしょう。うまくす
れば政治面で優位に立つ事もできるかもしれませんよね。子供を戦闘に出していたのだから上位組織
であった国連や、ネルフのあった日本に圧力を掛けるくらいは雑作もないでしょうから。
> もうすでにネルフは監視していないんじゃないかと。
実はこれが一番の問題で、つまりシンジはもう自由なんですよね。でも、そこに触れる前に確認し
ておきたいところがあります。
序盤の、ちょっと小高い丘の上での回想らしき部分。これが時間的にいつのものなのかがはっきり
しないのです。チルドレン同士別れさせられた直後の子供だったシンジの回想なのか、それとも大人
になった現在のシンジの回想なのか。
たとえばこれがまだ子供だった頃のシンジの回想で、その頃はそれこそ監視もされ会う事は絶対に
叶わない状態だったとすれば、
> でもね、僕は行けないんだよ。
> もう、決して届かないんだ。
>―――僕は君のところへは行けないんだよ。
と、いうのもわかります。
ですが、大人のシンジの回想であるのなら、
> 君は僕の手の届かないところへ行ってしまったから。
の意味がわかりません。ものすごく情けないシンジだというのならわかりますが、願いを掛けるく
らい会いたいのだったら、自由の身でありながら会いに行こうとしないのはやはりおかしいでしょう。
住んでいる場所も消息もまったくわからなくなっていた、なんて説明はありませんから、だとしたら
圧倒的に説明不足か本当に情けないシンジだという事になります。
こういう話を書きたかったというのなら悪くはありませんが、自分からは何もしないでいて偶然の
再会に「神様ありがとう」なんてのは、ただただ情けないだけで感動もないです。このシンジには呆
れてしまい腹も立ちません。そういうシンジを書きたかったのなら成功なんでしょうが……。
ですが、私はこう思いたい。序盤の回想は、レイと別れた直後のシンジでその頃は諦めるしかなかっ
た。連絡すら取れなくて、やがて消息もわからなくなってしまった。そこでシンジは絶望するのです。
そしてそのまま大人になってしまう。絶望を経験したシンジは人生諦めが肝心と、自由の身になって
からも希望というものを失ったままでいた。
更に月日は流れる。完全に閉鎖されていた第3新東京市に制限はあれど一般立ち入りが許可される
ようになった。今さら何でだろうと疑問に思いながらも、何かに突き動かされるように役所で申請を
済ませたシンジは第3新東京市へ向かった。
なんて感じにですね。
第3新東京市へ向かったシンジが望遠鏡を持っていったのに何か理由があったら面白いかもね。か
つて二人で見た流星群がきっかけで、天文学者を目指すようになったとか。
ああ、これももっと長く書けるよ!
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482128 (-2147482314)
【 日時 】06/03/24 23:21
【 発言者 】牙丸
何だか墓穴を掘っているというか、言葉の不足が目立ってきているような気が(汗)
>このくらいしか望めないからわざと子供っぽくした、というのなら、ここで言っているシンジは子供の頃のシンジではなく大人になった現在のシンジを差しているのだと解釈できるのだけど
いや、子供時代のシンジを指してます(^^;)
なので
>シンジが昔(あの日)流れ星にかけた願いが~
の読みで当たってます。
>願いを掛けるくらい会いたいのだったら、自由の身でありながら会いに行こうとしないのはやはりおかしいでしょう。
>住んでいる場所も消息もまったくわからなくなっていた、なんて説明はありませんから~
説明無しだとやっぱりキツイですかね?
最初の辺りの
>もう、決して届かないんだ。
>―――僕は君のところへは行けないんだよ。
から、相手に会うことは無い(または何かの理由があって会えない)というのを推測させようと思ったのですが……
説明が多すぎるとくどくなるので、なるべく最低限度の説明で書けるように工夫してるんですけど、これじゃ本末転倒だ(滝汗)
>ですが、私はこう思いたい~
私も書こうとした大意はそんな感じです。
>完全に閉鎖されていた第3新東京市~
そこら辺は考えてなかったです。
シンジは本当に何となくで来たという感じなんですが、よく考えると何で今更?ってな感じになっちゃいますね。
何だか本当に短編向きではなくなってきた。
もう一回書き直そうかなぁとか思ってるんですが、そうなると、投下じゃ長すぎる気がする。
これをリテイクして投稿ってのはありなんでしょうか?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482127 (-2147482314)
【 日時 】06/03/25 01:43
【 発言者 】なお。
> 何だか墓穴を掘っているというか、言葉の不足が目立ってきているような気が(汗)
おそらくそうだろうという憶測があって、わざとキツい表現をさせていただきました。もしかし
たら書いた本人が混乱しているのに気付かずに、そのまま書き上げてしまったのではなかろうかと
思ったからです。頭の中ではしっかりと書き上がっているのですが、それは牙丸さんから見てのも
ので、予備知識のない私のような人間から見ると、細かいところのディティールがあやふやで、事
象の繋がりも中途半端なものに思えてしまうのです。雑然としたものを片付けていくうちに色々な
見方が出てきて、それがある時は矛盾になったりします。つまり誤読が生じてしまうのです。
> 説明が多すぎるとくどくなるので、なるべく最低限度の説明で書けるように工夫してるんです
> けど、これじゃ本末転倒だ(滝汗)
わかって頂けたようで、ありがとうございます。
> これをリテイクして投稿ってのはありなんでしょうか?
私もやってますし確認もしてますから、問題ないはずです。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482126 (-2147482314)
【 日時 】06/03/25 22:04
【 発言者 】牙丸
>もしかしたら書いた本人が混乱しているのに気付かずに~
多分そうなんだと思います。なんとも情けない。
書きたいという気持ちばかりが先走って、細かいところの整理が出来てないんだと思います。
なお。さんの指摘はいつも的確で助かってます。
未熟ですが、これからもよろしくお願いいたします。
これを教訓に、書き直しやってきます。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482125 (-2147482314)
【 日時 】06/03/26 00:24
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
とりあえずここだけレス。
>> これをリテイクして投稿ってのはありなんでしょうか?
>
> 私もやってますし確認もしてますから、問題ないはずです。
問題ないです。
うちに投稿でも、自サイトに載せるでもOKです。
他サイトに投稿でも私的にはOK。投稿先の管理人さんには要確認かもしれませんけど。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482124 (-2147482314)
【 日時 】06/03/26 01:11
【 発言者 】tama
10巻読んだあとに読むとなんかすごく切ない気分になりました(泣)
セリフ「僕は君を失いたくない」は相当心の支えでした。
だって・・・・(涙)!
この再会のシーンを描きたい気持ちが衝動的に(笑)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482123 (-2147482314)
【 日時 】06/03/26 13:33
【 発言者 】C.Angel
>10巻読んだあとに読むとなんかすごく切ない気分になりました(泣)
物凄い同感です ←どないやねん
>セリフ「僕は君を失いたくない」は相当心の支えでした。
その前のページの見返りレイに不謹慎にも悶々としたのは私だけでしょうか(爆)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482108 (-2147482314)
【 日時 】06/03/29 22:13
【 発言者 】牙丸
>10巻読んだあとに読むとなんかすごく切ない気分になりました(泣)
そう言ってもらえると、とても嬉しいです(^^)
>この再会のシーンを描きたい気持ちが衝動的に(笑)
描いて下さったら、泣いて喜びます。
自分の気持ちには正直にですよ!(爆)
>その前のページの見返りレイに不謹慎にも悶々としたのは私だけでしょうか(爆)
むしろ侵食されていくシーンのほうが(マテ)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482098 (-2147482314)
【 日時 】06/04/01 17:02
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
ふと思いましたが、拙作「NO END SUMMER」はお読み頂いてますか? と軽く宣伝を(笑)。
>>この再会のシーンを描きたい気持ちが衝動的に(笑)
>
>描いて下さったら、泣いて喜びます。
>自分の気持ちには正直にですよ!(爆)
完全同意。ただし、私にも見せるように(爆)。
バラしちゃっていいかな。これ、投稿版が来てるんで、それを読んでからの方がいいかも。公開はもうちょっと待ってねなんですけど(^^;)。
>>その前のページの見返りレイに不謹慎にも悶々としたのは私だけでしょうか(爆)
これは許すが、
>むしろ侵食されていくシーンのほうが(マテ)
これは却下だ!(爆)
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482079 (-2147482314)
【 日時 】06/04/03 23:19
【 発言者 】牙丸
NO END SUMMERは結構前に読みましたよ。
全然構わないです。見せるのも、バラすのも。
公開はいつまでだって待ちますよ。無理だけはなさらぬように。
>>むしろ侵食されていくシーンのほうが(マテ)
>これは却下だ!(爆)
………(笑って逃走)
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482078 (-2147482314)
【 日時 】06/04/04 02:31
【 発言者 】なお。
あ、リクエストに答えてくれたんですね。
これは心して読まなければ……。
> 公開はいつまでだって待ちますよ。
ああ、でも、ずいぶんと早かったようですので、落ち着いたところで見直してみるのをお薦めします。完璧だと思っても、誤字脱字ってけっこうあるんですよね。って、私だけかもw
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482063 (-2147482314)
【 日時 】06/04/09 02:23
【 発言者 】なお。
> なお。さんの指摘はいつも的確で助かってます。
社交事例だと受け取っておりましたが、まさかあれほど変わっていようとは、予想だにしておりませんでした。
誠に勝手ではありますが、嫌われても構わないと事ある毎にぶつけている思いをしっかりと受け止めて頂いたあげく、形にもして頂いたのかと思うと、ほんとうに嬉しいのです。
正直なところ涙までは出ませんが、それくらいの気持ちです。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482055 (-2147482314)
【 日時 】06/04/09 23:34
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
>受け止めて頂いたあげく、形にもして頂いたのかと思うと、
どうでもいいっていえばどうでもいい話なんだけど、「受け止めて頂けたあげく、形にもして頂けたのかと思うと」でも意味は変わんないかな。
なんでこんなことを書くかというと、最初に読んだ時に「受け止めて頂いた」ってのは変かなとちらっと思ったのよ。で、上に書いたように両方「頂けた」にしてみるとちょっと違和感あり。個人的に通りがいいのは「受け止めて頂いたあげく、形にもして頂けたのかと思うと」のように前は「頂いた」で後ろが「頂けた」なのね。でも理屈がわからんというか、基準がわかんない。
さて、辞書を引いてみよう(笑)。とにかく経済ですね(爆)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482046 (-2147482314)
【 日時 】06/04/10 13:53
【 発言者 】なお。
>受け止めて頂いたあげく、形にもして頂いたのかと思うと、
ちゃんと考えると「あげく」ってのも、おかしいなぁ。
でもさあ……
ひとが感動してちょっといい話してるんだから、流れ的にはまずそちらから突っ込むべきでしょー!
せっかくの雰囲気ぶち壊しじゃないの、もう、どうしてくれるのーヽ(*・∀・)ノ☆
書き直すなら、
「受け止めて頂いたうえに、形にまでして頂けたのですから~」
となるかな。
日本語てやっぱりかわいいですよね。経済なんかとくに。
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482045 (-2147482314)
【 日時 】06/04/10 21:38
【 発言者 】牙丸
何だかややこしい話に……ニホンゴハムズカシイネ!(爆)
「受け止めて頂いた上に、形にもして頂けた」ぐらいしか、修正案思いつかないです。
雰囲気ぶち壊しでも、私は素直に受け取っていいんですよね……?
【タイトル】Re: 流星
【記事番号】-2147482032 (-2147482314)
【 日時 】06/04/11 23:56
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
>ひとが感動してちょっといい話してるんだから、流れ的にはまずそちらから突っ込むべきでしょー!
いや、それは本スレのほうで(^^;)。
>私は素直に受け取っていいんですよね……?
良いと思います(^_^)。
mailto:tamb○cube-web.net