You're my only Shinin' moon/あいださん - tamb 04/06/12-21:05 No.64 Re: You're my only Shinin' moon/あいださん - あいだ 04/06/12-21:56 No.66 Re^2: You're my only Shinin' moon/あいださん - tamb 04/06/15-22:05 No.79 Re^3: You're my only Shinin' moon/あいださん - あいだ 04/06/16-13:36 No.82
タイトル : You're my only Shinin' moon/あいださん 記事No : 64 投稿日 : 2004/06/12(Sat) 21:05 投稿者 : tamb
空が曇っていて輝く月を見ることができない。それでも月の姿を目にしたいと思えば、方 法は二つある。ひとつは雲を吹き払う。あるいは風の力に頼って。もうひとつ、雲の上ま で昇っていくという方法もある。 Every cloud has a silver lining. 輝く月と、それに照らされた銀色に輝く雲の裏地を見ることもできる。
タイトル : Re: You're my only Shinin' moon/あいださん 記事No : 66 投稿日 : 2004/06/12(Sat) 21:56 投稿者 : あいだ
> 空が曇っていて輝く月を見ることができない。それでも月の姿を目にしたいと思えば、方 > 法は二つある。ひとつは雲を吹き払う。あるいは風の力に頼って。もうひとつ、雲の上ま > で昇っていくという方法もある。 > Every cloud has a silver lining. > 輝く月と、それに照らされた銀色に輝く雲の裏地を見ることもできる。
Re: You're my only Shinin' moon/あいださん - あいだ 04/06/12-21:56 No.66
Re^2: You're my only Shinin' moon/あいださん - tamb 04/06/15-22:05 No.79
Re^3: You're my only Shinin' moon/あいださん - あいだ 04/06/16-13:36 No.82
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タイトル : You're my only Shinin' moon/あいださん
記事No : 64
投稿日 : 2004/06/12(Sat) 21:05
投稿者 : tamb
空が曇っていて輝く月を見ることができない。それでも月の姿を目にしたいと思えば、方
法は二つある。ひとつは雲を吹き払う。あるいは風の力に頼って。もうひとつ、雲の上ま
で昇っていくという方法もある。
Every cloud has a silver lining.
輝く月と、それに照らされた銀色に輝く雲の裏地を見ることもできる。
逃げるしかなかった彼と、容易く壊れてしまった彼女の細い心が、あまりにも痛い。
結局彼は、風に導かれることになる。しかしそれを悲観する必要はない。人は独りでは生
きていけない。誰かに背中を押されなければ動けない彼は、人間らしくもある。
いつか遠くない将来、彼女と二人で高く昇っていければ、それでいいと思う。
風は「最期まで」見守ってくれるだろう。
とか書いて見たりするわけだが(^^;)、これはレスが付けにくいわな(爆)。
しかし気づくと投稿の新作があいださんに占拠されつつある(笑)。一時期のタッチさん状
態に近いものが。
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タイトル : Re: You're my only Shinin' moon/あいださん
記事No : 66
投稿日 : 2004/06/12(Sat) 21:56
投稿者 : あいだ
> 空が曇っていて輝く月を見ることができない。それでも月の姿を目にしたいと思えば、方
> 法は二つある。ひとつは雲を吹き払う。あるいは風の力に頼って。もうひとつ、雲の上ま
> で昇っていくという方法もある。
> Every cloud has a silver lining.
> 輝く月と、それに照らされた銀色に輝く雲の裏地を見ることもできる。
これが出来ないのが、シンジなんだろうなぁ、とか、tambさんの文章を読んで改めて想いました。
待つ事しかできない。耳を塞ぎ、膝を抱えて。
そんな彼が一歩踏み出すためには、外的要因が必要だな、と。
> 逃げるしかなかった彼と、容易く壊れてしまった彼女の細い心が、あまりにも痛い。
そうなんです。人の心はたやすく成長出来るモノではなく、過ちを繰り返してしまう。
その結果が誰かを傷つける事すら、思い浮かばない程に追いつめられて。
そして開かれはじめたばかりの幼い心は、絆を見失い、自己を守るために閉じこもってしまった。
> 結局彼は、風に導かれることになる。しかしそれを悲観する必要はない。人は独りでは生
> きていけない。誰かに背中を押されなければ動けない彼は、人間らしくもある。
> いつか遠くない将来、彼女と二人で高く昇っていければ、それでいいと思う。
> 風は「最期まで」見守ってくれるだろう。
「風」は「全てを知り、語らざる者」ですから。
> とか書いて見たりするわけだが(^^;)、これはレスが付けにくいわな(爆)。
> しかし気づくと投稿の新作があいださんに占拠されつつある(笑)。一時期のタッチさん状
> 態に近いものが。
大丈夫です。連載が終わったらネタ枯渇して萎む予定です(笑)
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タイトル : Re^2: You're my only Shinin' moon/あいださん
記事No : 79
投稿日 : 2004/06/15(Tue) 22:05
投稿者 : tamb
もしかすると「キミが、いないから」に引きずられているのかもしてないけど(そう言え
ば、なんで「キミ」ってカタカナなんだろう)、やっぱりレイがシンジを救っているとい
う印象がある。これはどうしてなんだろう。って聞かれても困ると思うんだけど(^^;)。
この手の話に対しては、レイは結局ゲンドウ依存だったのがシンジ依存になっただけじゃ
ん、みたいな話が往々にして出るんだけど、それがどうした? としか思わんのだよな。
レイとシンジの関係はどっちがどっちに一方的に依存してるとか言うより相互依存だと思
っていて、失うと壊れてしまうみたいな関係はリアルだと思うんだよな。レイは文字通り
壊れてしまったし、シンジにしても逃げた先は逃げる前よりもっと辛かったんだから(と
私は思う)。失ってそれを乗り越える強さを身につけるのは、もっと先でいい。
そう考えると、レイがシンジを救ったというのはあながち的はずれではないわな。そうい
う一面もあるんだから。
つーことで、今回もレスは付けにくいかもしれん(爆)。
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タイトル : Re^3: You're my only Shinin' moon/あいださん
記事No : 82
投稿日 : 2004/06/16(Wed) 13:36
投稿者 : あいだ
> もしかすると「キミが、いないから」に引きずられているのかもしてないけど(そう言え
> ば、なんで「キミ」ってカタカナなんだろう)、やっぱりレイがシンジを救っているとい
> う印象がある。これはどうしてなんだろう。って聞かれても困ると思うんだけど(^^;)。
あ。この作品でも「キミ」ってなってますね。これは漢字変換時意識せずにそのまま処理したためで、「キミが、いないから」と同じになってしまったのはミスと言えばミスです。
「君」と書くべきの様な気もします。
まぁどっちでも良いかも。
> この手の話に対しては、レイは結局ゲンドウ依存だったのがシンジ依存になっただけじゃ
> ん、みたいな話が往々にして出るんだけど、それがどうした? としか思わんのだよな。
ん、出ますな(苦笑
ただ、それはそれであまり私の書きたい話でもない。
共依存の関係。車輪の両輪。どちらも相手を求め、求められる。
描かれるべきは比翼の鳥であり、シンジがレイを支える、一方的な関係ではない。
それは単なる弱スパシンじゃん、とか言うと暴言か。(笑)
下の文章に掛かるのだけど、お互いに失う事の出来ない、唯一絶対無二の存在っていうのは、ひどく儚くて美しい。
失えば壊れてしまう人間関係を脆弱と呼び、人とはこうあるモノだ、恋人失ったぐらいで壊れはしない、そういう見方もあるのだろうけど、私には、彼らの関係はこれが一番似つかわしく思える。
う~ん、書き殴り御免!(武士風に
> レイとシンジの関係はどっちがどっちに一方的に依存してるとか言うより相互依存だと思
> っていて、失うと壊れてしまうみたいな関係はリアルだと思うんだよな。レイは文字通り
> 壊れてしまったし、シンジにしても逃げた先は逃げる前よりもっと辛かったんだから(と
> 私は思う)。失ってそれを乗り越える強さを身につけるのは、もっと先でいい。
> そう考えると、レイがシンジを救ったというのはあながち的はずれではないわな。そうい
> う一面もあるんだから。
> つーことで、今回もレスは付けにくいかもしれん(爆)。
シンジは弱い。臆病で狡くて、イヤな事から目を背けてしまう。
その結果失われたモノがある事に、後から気付くんだよな。
だけど、それに気付いてしまった事すら、彼にとっては新たな痛みでしかなく。
この話では与えられた僅かなきっかけから、走り出す力を与えられるんだけど、「風」がいなかったら、どうなっていたのか。
結局の所、シンジは縋るべき対象をレイにしただけなのかも知れない。
だけど、シンジが守りたいと思った事も、離したくないと思った事も嘘ではなく。
そして、シンジがレイを混沌の縁から救い出した事が事実であるように、レイがシンジの生きる力になった事もまた事実であり。
ならば、もっと力を溜めていつか自立しながらお互いを求め合えるように、成長すればいいな。
などと思う次第です。
どうも私には、ののさんのようにかっこつけて背伸びしたシンジは書けそうにない。
ならば私は私の書けるスタイルで、14歳の時点から、ほんの僅かに成長した二人の幸せを描いていこうと思う所存。