「綾波レイの幸せ」掲示板 四人目/小説を語る掲示板・ネタバレあり注意
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fld_nor.gif 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
投稿日 : 2009/05/31 00:00
投稿者 tamb
参照先
【タイトル】「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481451 (2147483647)
【 日時 】06/11/06 00:53
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>

 現段階では普通に逆行してますという感じでしょうか。

 二点ほど皆様の意見をお伺いしたい。

> 「・・・・・・・・・」

 口ごもったり言葉が溶ける場合は「……」を使い、沈黙を表現するときは「・・・・・・・・・」で行くというのはアリなのかどうか。まぁ無しってことはないんだろうけど(^^;)、違和感はないのかどうか。

> しかし、この世界の自分は何も知らない存在でなければいけない。また迂闊なことをして怪しまれることは避けなければならない。
> 何故そうしなければならないかと言う事に理屈はない。ただ、シンジはそのことを知られてはいけないと思った。

 自分が逆行者であるということを隠す理由について「理屈はない」と言い切ってしまうのはいかがなものかと思うんですが(^^;)、どうなんでしょうか。

 それから2話ですが、もしかすると終わってるつもりかもしれませんが明らかに終わってませんので(笑)、再度の見直しをよろしくです。


作品はこちら
http://tamb.cube-web.net/cont/yabu/yabu01_01.htm


 話はガラっと変わってハインラインの「夏への扉」。面白かったそうなので軽く感想でもお願いします。念のためネタバレは避けて下さい(笑)。

 次の課題図書(笑)。巨匠アーサー・C・クラーク(「2001年宇宙の旅」の人です)の「幼年期の終り」です。「地球幼年期の終わり」というタイトルでも出てたと思いますが、これは翻訳者が違うだけです。恐らく今は前者しか入手できないでしょう。私もそっちしか読んでません。ちょっとだけネタバレしますが、これは正しい(かもしれない)人類補完計画を描いたものです。

mailto:tamb○cube-web.net


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」題1話/ヤブ
【記事番号】-2147481450 (-2147481451)
【 日時 】06/11/05 19:38
【 発言者 】みれあ

はいはいはい誤字キラーのみれぴょんです。
自分の誤字には気付かなくても他人の誤字には目を皿にして見つけ出す男ですがそこはいいとして。

>ミサトが考えていたシンジ反応の一つに当てはまるものだった。
シンジ反応。シンジ+塩素=緑のシンジ反応とかそういう奴ですか。

あと、これは無意識のうちに自分も使っていそうなので辛いのですが、
「あまりにも」というフレーズで「余りにも」という漢字を使うのってどうなんでしょうか。「あまりにも」の意味で使う「あまり」は形容動詞であり、余りや残りというニュアンスのものではないんでひらがなであるべきだとは思いますが。(yahoo辞書ででも「あまり」を引いてみてください)文法的なことをとやかく言いすぎても面白くないんですがこれは気になる。「値段が余りに高い」とは言わないと思うのですが。

さぁ、作品の中身について入りましょうか。
全体的にシンジの意志が強すぎるように感じたのですがこれはまぁ逆行のジャンル上仕方ないですかね。えらく受動的なシンジ君を最近書いてるから違和感を感じたのかもしれませんが。
それとなんだろう、物語の展開としてではなく地の文の論理の展開の仕方にご都合主義的なものを感じます。これも逆行というジャンルの特性的なものかもしれませんが。これはプロローグの時にも同じことを言った覚えがありますな(汗

■師匠
> 「・・・・・・・・・」

他者の執筆スタンスに介入するつもりはありませんが、私自身の執筆では使わないように(最近は)しています。沈黙は地の文で表現しよう、と。
ただし「……」は使います。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」題1話/ヤブ
【記事番号】-2147481449 (-2147481451)
【 日時 】06/11/05 19:46
【 発言者 】ヤブ

> それから2話ですが、もしかすると終わってるつもりかもしれませんが明らかに終わってません

大丈夫?です。まだ全く手をつけておりませんので。

> 自分が逆行者であるということを隠す理由について「理屈はない」と言い切ってしまうのはいかがなものかと思うんですが

人は非現実的重要事項はなんとなく隠す必要があると思うものだろう、っと思ったので。
シンジ君は特にそんなイメージが

> 話はガラっと変わってハインラインの「夏への扉」。面白かったそうなので軽く感想でもお願いします。念のためネタバレは避けて下さい(笑)。

「夏への扉」ですか~
 始めに思ったのが、主人公の性格というか、喋り方が独特だなぁってことです。
 あと、猫の喋っているところが普通に「ごろにゃん」とかなってるところが地味にツボでしたw

 面白かった部分は、一つ目が主人公の発明品とその非常に曖昧な理論かなぁ。読みながら「簡単に理論付けしてるけどそりゃ100%無理だろ」と思う発明がいくつかあったのだけど、「そこを誤魔化して実際に作れるとしたらどれだけ夢が広がるんだろう」と妄想するのが楽しかったですね。
 あと、前半中盤でいくつか不可解な点が出てきていて「ん?」と思いつつも深く考えずにしていたところが後半になってドンドン「なるほどね」ってなっていくのも面白かったです。月並みですけどねw
 他にも未来の町の描写からそれを想像するのと、作者のその発想がよかったです。

これ以上はネタバレの境界線がよく分からないのでやめときます。実はすでにネタバレしてるのかもしれませんが……

> 次の課題図書(笑)。

次の課題ですか(笑)
まだ「シーラという子」を読み終わってませんw
学校でしか基本的に読まないので。勿論休み時間ですよw
只今6回クジで席替えやって6回とも1を引くという神業を成し遂げているのでw

> ちょっとだけネタバレしますが、これは正しい(かもしれない)人類補完計画を描いたものです。

あっ、なんかどこかでだれかがこの小説を紹介していた記憶があります。その時の紹介文も、人類補完計画の正しい形、みたいに紹介してました。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」題1話/ヤブ
【記事番号】-2147481448 (-2147481451)
【 日時 】06/11/05 21:59
【 発言者 】ヤブ

みれあさん

> 「あまりにも」というフレーズで「余りにも」という漢字を使うのってどうなんでしょうか

確かに変ですね。以後気をつけます。

> 逆行というジャンルの特性的なものかもしれませんが

ジャンルの特性ではなくて僕の書いたものが、ですね。

論理展開では一方的な見方にならないように気をつけます。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481446 (-2147481451)
【 日時 】06/11/06 23:13
【 発言者 】tokia

 初めまして、tokiaといいます。逆行物というのは色々と矛盾(皆さんのおっしゃっているように、逆行先のシンジの人格だとか、逆
行先の世界のレイはシンジの知っているレイと同一の存在ではないとか)が付いて回る難しい題材だと思いますが、頑張ってくださいね。

 幾つか気になった点があったので、以下に述べさせていただきます。御参考になればいいのですが。

> しかし、すべてを理解しているシンジにはそれは痛々しく、悲しく、そして哀れに感じられた。

 ゲンドウに対してシンジはこう感じたのに、レイを思うあまりにとはいえ、

>「……父さんはいつだってそうだ。人の命をもてあそんで! 人を自分の道具のように使って!!」

とまで言わせるのは、少々行き過ぎのような気がしました。人の命をもてあそび、自分の道具のように使ってしまうゲンドウを「痛々し
く、悲しく、そして哀れ」だと感じたのなら、感情的な非難よりも冷静な批判をしてほしかったかなぁと。例えば「彼女は父さんの道具
じゃないよ」と静かに、それでいてきっぱりと言ってやるくらいで。

 それと、ミサトとリツコがシンジに対して驚きすぎに感じられました。初号機を穏やかに見つめるシンジに、まさかユイの存在を感じ
ているのかとリツコが驚くのは分かります。しかし、初号機を見ても動じないシンジに、何故驚かないのかと驚くのは反応が過剰すぎる
ような。少し肩透かしを食らうという程度でもいいのではないでしょうか。また、目の前のシンジから受ける印象が報告と食い違ってい
るからといって、

> リツコはおよそデータのものとは同一人物とは思えない雰囲気を纏っているシンジに対して違和感を覚えた。

というのは大袈裟すぎるかと。人づてにしか知らなかった相手と実際に会ってみたら、想像とはだいぶ違っていた――なんてことは割と
よくある話ですし。「報告よりも随分としっかりしているじゃない」くらいで済ませそうな気がします。

 おそらくヤブさんはアニメの第1話を見返しながら書かれたと思いますが、主軸となる話とは直接の関係がない場面――例えば、N2
地雷が効かなかったことに愕然とするお偉いさん達――などは省略するというのも手だと思います。作中に書かなくても、この時どうい
う状況だったのか読者は分かっている、というのは二次創作物の強みですから。手を抜いてもいいような箇所は手を抜き、その分の労力
を描きたい箇所に注ぎ込んだ方が、体力的にも時間的にも楽になるのではないでしょうか(笑)。

■tambさん

> 「・・・・・・・・・」

 それがどういう種類の沈黙なのかは、地の文、あるいは会話の脈絡から読み取らせる――というのが理想ではあります。理想に向けて
日々これ精進。

> 自分が逆行者であるということを隠す理由について「理屈はない」と言い切ってしまうのはいかがなものかと思うんですが(^^;)

 「上手く理屈にまとめられはしないけど、隠しておいた方がよさそうだと思った」ならアリかと。
 でも実際、時間を逆行し、しかもすぐに使徒との戦闘の渦中に置かれるとあれば、どんな気持ちになるんでしょうかね。「あなたをこ
れから○月○日○時に逆行させるわ」とでも言ってやりなよ、レイ。シンジがパニックに陥り、右往左往している間に死んでしまったら
どうするんだ(笑)。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481444 (-2147481451)
【 日時 】06/11/07 23:04
【 発言者 】ヤブ

> 御参考になればいいのですが

それはもう凄く参考になります!
とても有難いです。

>ゲンドウに対してシンジはこう感じたのに、レイを思うあまりにとはいえ、
……父さんはいつだってそうだ。人の命をもてあそんで! 人を自分の道具のように使って!!」とまで言わせるのは、少々行き過ぎのような気がしました

なるほどです。確かに変な感じがします。
ただ僕の中ではココはレイを思うあまりというよりは、
レイ、トウジ、リツコなどなど全部含めてのお怒りのつもりでした。
それでもご指摘していただいた通りなんですけどね。


> 手を抜いてもいいような箇所は手を抜き、その分の労力
を描きたい箇所に注ぎ込んだ方が、体力的にも時間的にも楽になるのではないでしょうか(笑)。

ですねw
ただ僕程度の力ですと、変に省略してしまいそうで怖いですw
頑張ります。

tokiaさんのご指摘を見ると、僕はどうも大袈裟な表現になりがちみたいですね。
気をつけます。


> でも実際、時間を逆行し、しかもすぐに使徒との戦闘の渦中に置かれるとあれば、どんな気持ちになるんでしょうかね

僕だったら、また痛い思いしないといけないのか。とか、また精神的に辛い事が沢山あるのか……、と逃げ出したいような憂鬱な気分になりそうですw


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481443 (-2147481451)
【 日時 】06/11/08 20:35
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>

> シンジ反応。シンジ+塩素=緑のシンジ反応とかそういう奴ですか。

 そーです(爆)。
 ……修正しておきますorz


■あまりにもor余りにも、その他
> 「あまりにも」というフレーズで「余りにも」という漢字を使うのってどうなんでしょうか。

 どうなんでしょうね。私自身は使いませんが、広辞苑には「余りと言えば」で「あまりにも。甚だしく。「―ひどいやり方」」が出てますんで、必ずしも間違いではないかもしれません。
 でもヤブさんが「確かに変ですね」と思うならそれはやはり変だということなので、使わないのが吉でしょう。

 これはヤブさんに限った話ではない、というか多くの作家さんがそうなんですが、気になるのは、「そんなこたぁねぇよ」という意味での「そういうことはない」に「そう言う事はない」という漢字を当てるケース。これは間違いだと思うんだよな。あえて漢字を使うなら「謂う」か「云う」だ。yahoo辞書にも「主に「…という」の形で用い、これから転じた「…っていう」「…って」の形も並び行われる。仮名で書くのが普通。」と書いてある。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?stype=1&dtype=0&dname=0ss&p=%B0%E2%A4%A6
 が、最近は普通に活字になってるケースもあるんで、仮に今は間違いだとしても、やがて許容されるようになるでしょう。仮名で書くのが普通といっても、漢字が間違いってわけでもないみたいだし。だが納得できん(笑)。つーか、みんなは違和感ないの?


■沈黙の表現
> 沈黙は地の文で表現しよう、と。
> 地の文、あるいは会話の脈絡から読み取らせる――というのが理想ではあります。

 正しい(笑)。まぁ私は使うんだけど(爆)。レイがあんまり喋らないんで地の文で表現するにも限界があるって説もあるんですが(まぁ語彙の不足だわな)、割と好きな作家が結構使ってるような印象があるというのもあります。

 例えば、

「アスカ、食べる?」カヲルはそう言ってソフトクリームを差し出した。「冷たくて美味しいよ」
 彼女は黙ってうつむいたまま受け取ろうとしない。
「どうして食べないの?」
「……アタシがダイエット中なの知ってるでしょ!!」
 腰の入った回し蹴りでカヲルが吹っ飛ぶ。

 とゆーよーな文章があった時、「彼女は黙ってうつむいたまま~」の代わりに「……」を使う、あるいは併用するという選択肢がどうなのかという話なんですが、私なら併用ですね。これを地の文だけで表現するのはハードルが高いと思うんですよね。もしかして併用するとくどいか?

 ですが、質問の意図はそういうことではなくて(^^;)、セリフの語尾では「私は……」のように「……」を使い、完全沈黙の場合は「・・・」のように「・」を使うという使い分けはどうなんだと思ったのです。私としては「――」はアリかなと思うんで、完全に感覚の問題なんですけど。


■逆行者であることを隠す理由及びシンジの意志の強さ
> 人は非現実的重要事項はなんとなく隠す必要があると思うものだろう

 でも、言って周りの協力を得た方が目的にはかなうんじゃないかと思うわけよ。

> シンジ君は特にそんなイメージが

 これはわかるな(笑)。

> 全体的にシンジの意志が強すぎるように感じたのですがこれはまぁ逆行のジャンル上仕方ないですかね。

 例えばレイちゃんをシンジ君で何とかしようと思った場合、そのままのシンジ君だといかんともし難い部分はあるので、多少は強くせなあかん。それが強すぎるというところまで行くかどうかはさじ加減なんだけど。

> あなたをこれから○月○日○時に逆行させるわ」とでも言ってやりなよ、レイ。

 確かに秘密にする理由はないよな(笑)。


 ふと思ったんだけど、

> > でも実際、時間を逆行し、しかもすぐに使徒との戦闘の渦中に置かれるとあれば、どんな気持ちになるんでしょうかね
> 逃げ出したいような憂鬱な気分になりそうですw

 っていうヤブさんの感覚はナチュラルだよな。よっしゃー逆行してやり直すぜーって逆行したわけじゃないんだから。
 するってえとだな。逆行したはしたけど、なんだかうじうじと何かするでもなくしないでもなく、結局サードインパクトを防ぐことができずにレイの前に立つことになって、(レイは時空を超えて存在するということにして)「ダメだったのね……」とか言われて再逆行するハメになり(^^;)、それでもやっぱりダメで、「碇くん、またなの?」とか言われて凹みまくる逆行シンジ君ってのもアリだな(爆)。


■夏への扉、幼年期の終わり
> 簡単に理論付けしてるけどそりゃ100%無理だろ

 というようなガジェットを軽くスルーして読めるかどうかがSF者になれるかどうかの分かれ目(笑)。

> > ちょっとだけネタバレしますが、これは正しい(かもしれない)人類補完計画を描いたものです。
> あっ、なんかどこかでだれかがこの小説を紹介していた記憶があります。

 でしょう。SF者がエヴァを見たとき、「幼年期の終わり」とコードウェイナー・スミスの人類補完機構シリーズを思い浮かべるのはナチュラルです。コードウェイナー・スミスはともかく、幼年期の終わりで描かれているのはSFにおける典型的なテーマのひとつなんで、そういう意味じゃ珍しくもないんですけど。
 まぁ気が向いたら読んでみてくださいまし。


■驚きすぎ(笑)
> 何故驚かないのかと驚くのは反応が過剰すぎるような。

 MAGIによるシミュレーションの精度がどの程度かによるでしょうね。こないだまで読んでた本の中に、コンピュータの中にある人物の仮想人格を形成してその人物の対応や行動をシミュレーションする、というシーンがありまして、それがほぼ当たるという設定なんですが、そういうことであればOKでしょう。まぁMAGIの人格シミュレーションの精度が異様に高いという描写がどっかにないとダメなんですが。


■いかに手を抜くか(笑)
> 手を抜いてもいいような箇所は手を抜き、その分の労力を描きたい箇所に注ぎ込んだ方が

 これでも結構削ったんですよね(笑)。まぁアニメとかの文章化コピーってのは文章の練習になるんで有益ではあると思いますが。それを公開するかどうかは別問題ですけど(^^;)。

mailto:tamb○cube-web.net


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481442 (-2147481451)
【 日時 】06/11/08 21:50
【 発言者 】ヤブ

■逆行者であることを隠す理由及びシンジの意志の強さ
>> 人は非現実的重要事項はなんとなく隠す必要があると思うものだろう

> でも、言って周りの協力を得た方が目的にはかなうんじゃないかと思うわけよ。

 確かにそのほうが目的には合ってる気がするんですけど…。なんと言いますか、もし自分がシンジ君的境遇で過去に戻ったらとりあえず秘密にしないといけないと判断すると思ったんですよね。
 勿論そのうちその事を話す気は満々なんですけど、いきなり戻って再会した人に何の考えもなしに「僕未来から来ました」なんて言えないなって。
 それに言ったとしても、まず信じてもらえないと判断するし、怪しまれる気がして言い出す気にはなれません。

 それにそれを告げられた相手も、自分のことが全て相手に知られていると感じれば付き合いにくいですし。

 というのは、後付の理由ってことになってしまうんですけどねw

「すくなくとも始めのうちは」ってとこ通り秘密にするといっても永久的なものではありませんから、そのうち誰かに告げ、協力を求める時が来るでしょう。誰になるのかは全くもって不明ですがw


■いかに手を抜くか(笑)
> これでも結構削ったんですよね(笑)。

 そういえばそうでしたね。エヴァ発進準備がひたすらに綴ってありましたもんねw


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481441 (-2147481451)
【 日時 】06/11/09 00:14
【 発言者 】tokia

> 「碇くん、またなの?」とか言われて凹みまくる逆行シンジ君ってのもアリだな(爆)。

 これを見て、突発的に浮かんだ駄文(笑)。


「……ごめん。せっかく綾波が逆行させてくれたのに、こんな結果になってしまって……」
「もう一度やり直したいというあなたの意志は、とても強かった」
「綾波には絶対に辛い思いをさせないって誓ったんだ! そのためならどんなことだってやってみせるって! 頑張って、ラミエルを
速攻で倒して――」
「そう、おかげであの私は、『こんな時、どんな顔をすればいいのか分からないの』と言うこともなかったわ」
「……綾波と心を通じ合えなくて……シンクロ率が高すぎるせいでアスカには前以上に突っ掛かってこられて――」
「ユニゾンが上手くいかなくて、イスラフェルによるサードインパクト」
「……綾波、お願いだよっ! もう一度僕にチャンスを! 今度はこんな終わり方には絶対にしないから!」

「……確かに、違う終わり方になったわね」
「元々の世界と同じとも言うけどね……」
「展開は違っているわ。細部に限れば」
「……僕の手でトウジを助けようとしたんだ。でもバルディエルが強すぎて結局ダミーを使われて……」
「セカンドを助けようにも、初号機は出撃させてもらえないまま」
「アルミサエルをどうやって倒せばいいのか分からないでいるうちに、やっぱり綾波が自爆……。せめてカヲル君だけはと思ったのに、
リリスに飛び込もうとするのを止めようとして、弾みで……グシャッと……」
「量産機を倒そうとはしたわね。一応」
「うん……ベークライトで固められていて、乗れなかったけど……。右往左往している間にミサトさんも死んじゃうし……」
「……もう一度、戻る?」

「……早かったわね」
「……いっそ全てをぶちまければ、父さんは補完をやめてくれるかなと思ったんだ」
「『電波はいらん、帰れ』で終わってしまったわね」

「……今度は自分から帰ってきたわね」
「だって、トウジとケンスケをこの手で……吹き飛ばされ方が前とちょっと違っていただけなのに……ううっ……」

「…………」
「……サハクィエルがあんなところに落ちてくるなんて聞いてない……」

「……碇君」
「アラエルの精神攻撃でねぇ、これまでの日々が走馬灯のようにねぇ……あはははははは……」

「碇君」
「そもそも僕なんかが運命を変えようなんて大それたことを考えたのが間違いだったんだよねごめんなさいだからもうこの紅い世界で
生きていくのでいいですお願いします」


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481440 (-2147481451)
【 日時 】06/11/09 01:36
【 発言者 】tokia

 ↑の駄文はスルーしてしまってください(笑)。

■tambさん

> セリフの語尾では「私は……」のように「……」を使い、完全沈黙の場合は「・・・」のように「・」を使うという使い分け

 例文をお借りしますと、私の場合は以下のような感じになります。

「アスカ、食べる?」
 カヲルはそう言ってソフトクリームを差し出した。
「冷たくて美味しいよ」
「…………」
「どうして食べないの?」
 アスカの肩はわなわなと震えていた。
「アタシがダイエット中なのは――知ってるでしょ!!」
 腰の入った回し蹴りでカヲルが吹っ飛ぶ。

 「…………」という沈黙で、ソフトクリームを受け取りもしなかったことを、そして台詞中の「――」で蹴りの前の溜めを……表現
出来ていますかどうか(汗)。いずれにしても「・・・」は使わないですね。「……」か「――」だけで。
 沈黙のみで台詞を終える場合は3点リーダーの数を増やして「…………」にし、「……」よりも能動者の意志を感じさせたい場面、
あるいは言葉が途中で途切れていることを表現したい場面などでは「――」を使うという感じです。完全に感覚による使い分けのため、
自分でも上手く説明は出来ませんが。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481438 (-2147481451)
【 日時 】06/11/11 13:56
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>

■逆行者であることを隠す理由及びシンジの意志の強さ
> それに言ったとしても、まず信じてもらえないと判断するし、怪しまれる気がして言い出す気にはなれません。

 つまりそういう理由があるということでしょう。それが理屈なのかはなかなか難しい問題ではあるけれど、いきなり「ボク未来から来ました~わくわく」とか言っても、それこそ

> 「『電波はいらん、帰れ』で終わってしまったわね」

とゆーことになる可能性は高いので(笑)、だから今は言わない、というのは十分な理由になると思います。少なくとも「理屈はない」と言い切るよりは作品として遥かに説得力があるのではないかと。


■何度も逆行(笑)
> ↑の駄文はスルーしてしまってください(笑)。

 そうはいかない(笑)。

 いや、面白いっす。レイちゃん、最初の頃は、きっとこの人は私を幸せにしてくれる的な期待感があったんだろうけど、だんだん醒めてきて虚無的になってる感じがいい(笑)。「……早かったわね」とか、冷たい視線が目に浮かぶようだ。ラストでシンちゃんが壊れてるのもいい感じ(爆)。きっと次はレイちゃんも一緒に逆行する事であろう(笑)。

 で、示唆的なのがここ。

> 「そう、おかげであの私は、『こんな時、どんな顔をすればいいのか分からないの』と言うこともなかったわ」

当然そうなるわな。世の逆行物ではどう処理してるんだろう。シンジが盾になるってのはあったな。さてヤブさんはどうする?


■沈黙の表現その他
 ここまで来れば書き手の個性とか好みとかいう世界になるんでしょうね。

> 「冷たくて美味しいよ」
> 「…………」
> 「どうして食べないの?」

 ここの「……」は四つ使ったという意味も含めて生きてると思う。少なくとも私としては、地の文で表現してるよりは好みかな。まぁ地の文にもよるのかもしれないけど。

 逆に、

> 「アタシがダイエット中なのは――知ってるでしょ!!」

 ここは地の文を入れるかな。

「アタシがダイエット中なのは――」
 亜麻色の髪が揺れる。それは春風のせいだけではなかった。
「知ってるでしょ!!」

 みたいな。地の文はちょっとあれですが(^^;)。セリフ末尾の「――」は次のセリフの頭に回すかどうか迷うところ。
 話の流れによっては、「カヲルが吹っ飛ぶ」の後に「持ち主の手から離れたソフトクリームが陽光を反射し、雲ひとつない青空に鮮やかな銀色の軌跡を描いた」みたいなちょっと恥ずかしい文章を入れてもいいかも(笑)。

 基本的に私は「……」はセリフが溶ける時、「――」は思考が溶ける時に使ってますが、「――」は相手のセリフを遮る時(「アタシはあの時――」「言わなくていい!」とか。これはtokiaさんの「言葉が途中で途切れていることを表現したい場面」とほぼ同じですね)とか、()の代わりとか、比較的自由自在勝手気ままに使ってます(笑)。この辺は小松左京のマネですな。氏の小説は実に「――」が多い。色川武大という人の「――」の使い方も結構好きです。


 話はちょっと変わるんですが、

> 「アスカ、食べる?」
>  カヲルはそう言ってソフトクリームを差し出した。
> 「冷たくて美味しいよ」

 ここをこうやって三行に分けるかどうかという問題。
 活字の世界では普通に私の例文のように一行にすることが多いですが、これは長いこと三行に分けないとウェブ上では読みにくいだろうと思い込んでたんです。でもD・Tさんの作品を読んで、別に読みにくくないなと思ったんですよ。
 そうなると、三行に分けたとき、二行目の地の文で段落換えをしてると捉える事もできるんですよね。
 そして、例えば

「アスカ、食べる?」カヲルはそう言ってソフトクリームを差し出した。「冷たくて美味しいよ」彼は肩を震わせるアスカを見て不思議そうに言った。「食べないの?」

 みたいに、セリフが三つ以上になると厳しいと感じたりもします。この例文では「彼は肩を震わせる~」で明らかに段落換えをするべきケースなのがなんともあれなんですが(^^;)。
 というわけで、しばらく前から文章的技術的に揺れ動いている私であります(^^;)。

 もうひとつ。

> 腰の入った回し蹴りでカヲルが吹っ飛ぶ。

 これは私の書きかけのLAK物から引っ張ってきたんですが、「カヲルが」なのか「カヲルは」なのかで結構悩んでます。これは、この後にソフトクリームも吹っ飛ぶみたいな描写を入れた時、それをどう受けるかという問題にも関わってくると思うんですが、それはまぁいいか(笑)。

mailto:tamb○cube-web.net


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481436 (-2147481451)
【 日時 】06/11/12 13:34
【 発言者 】あいだ

◆説明
> とゆーことになる可能性は高いので(笑)、だから今は言わない、というのは十分な理由になると思います。少なくとも「理屈はない」と言い切るよりは作品として遥かに説得力があるのではないかと。

作品のテンポにもよると思うのですよね。
この作品のテンポの場合、あそこだけこれをくどくど説明すると違和感が出る気がします。


それはそれとして、他の方もご指摘されていますが、ミサトにせよリツコにせよ、シンジ君を疑うのが早すぎる気がします。
作品の方向性といえばそれはそれでOKなのですが、報告書にあった人間と実像が違うからといって、魂の存在に気づいているの?、という思考は飛躍しすぎかと。
隠し事をしている人間は過剰に疑うものといえばそうなんですが(笑)

◆・・・やら―――やら………について
私は基本的に地の文と「」、それと・・・を使います。
三点リーダは基本除外しています。皆さんとは逆ですね。
あと、心理描写に()も使いません。心理描写は地の文に含めて描きます。
描けているか、という判断は読者に任せるとして、やっぱりこれも感覚の問題なのですよね。
何をどう表現したいか、という部分で、自分の理想にはマッチしないというだけです。
三点リーダは作者の恣意が見え隠れして好きじゃないのです。あと、点が3つずつ区切られて見えてしまうところが嫌いです。
で、完全沈黙「・・・・・・・」の系統は使いません。これは地の文で表現します。

>tambさん作

> 「アスカ、食べる?」カヲルはそう言ってソフトクリームを差し出した。「冷たくて美味しいよ」
>  彼女は黙ってうつむいたまま受け取ろうとしない。
> 「どうして食べないの?」
> 「……アタシがダイエット中なの知ってるでしょ!!」
>  腰の入った回し蹴りでカヲルが吹っ飛ぶ。

>tokiaさん作

> 「アスカ、食べる?」
>  カヲルはそう言ってソフトクリームを差し出した。
> 「冷たくて美味しいよ」
> 「…………」
> 「どうして食べないの?」
>  アスカの肩はわなわなと震えていた。
> 「アタシがダイエット中なのは――知ってるでしょ!!」
>  腰の入った回し蹴りでカヲルが吹っ飛ぶ。

tokiaさん、はじめまして。あいだと申します。
tokiaさんの書いた逆行シンジに爆笑してました(笑)

で。私ならどう書くかといいますと。

「アスカ、食べる? 冷たくて美味しいよ」
いつもどおりのアルカイックスマイルでソフトクリームを差し出すカヲル。
うつむき加減のまま、半眼でアスカはそれを睨み付けた。
ややあって。
銀色の髪を揺らして問いかける。
「どうして食べないの?」
駄目押しともいえる一言が赤髪の少女と言う名の火薬に火をつけた。
「アタシがダイエット中だって・・・」
低く押し殺した声から。
「知ってるでしょ!!」
裂帛の気合と共に腰の入った胴回し蹴りが放たれる。
スローモーションのようにカヲルが宙を舞う。
その後を追うようにアイスクリームも同じ軌跡を描く。

こんな感じですかね。
言ったように、三点リーダは使いません。で、ほとんどを地の文に入れます。
唯一直接的表現のタメとして「ダイエット中だって・・・」という表現は使っています。
同じように、地の文にも直接的表現で行為が行われないことは表現しないように避けます。

> うつむき加減のまま、半眼でアスカはそれを睨み付けた。
> ややあって。
> 銀色の髪を揺らして問いかける。

この3行で、

>  彼女は黙ってうつむいたまま受け取ろうとしない。
あるいは
> 「…………」

の代わりにしますね。これはキャラクターの記号化がすでに済んでいるからこそ成せる技ともいえますが。

場合によって・・・だったり・・・・・・だったりしますが、これは見たまま沈黙あるいは思考時間の長さとして使いわけますね。

あと、同じ人物を地の文の近い部分で同じ呼称で表現しない件(アスカ/赤髪の少女)については昔tambさんと話した記憶がありますな。


んでんで。
3行に分けるか1行で表現するかについては、私もD・Tさんのを読んで、おお、作風次第ではこうも書けるのか、と感心した記憶がありますが、自分の作風に取り入れるのは無理と現在判断しています。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481435 (-2147481451)
【 日時 】06/11/13 19:29
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>

作品については諸々意見が出てますんで、取り入れるなりスルーするなりして頂ければよろしいでしょう、という段階に入ってるかと思われます。好みの問題かなってやつね(笑)。

◆・・・やら―――やら………について
 私が「・・・」を使わないのは、たぶんあいださんにもヤブさんにも言った事があると思うんですけど、例えば

「……惣流・アスカ・ラングレーだな?」
「・・・惣流・アスカ・ラングレーだな?」

 では前者の方が見た目的に美しいと思うからです。関係ないなと思えば関係ないです。その程度の問題ですな。

> 点が3つずつ区切られて見えてしまうところが嫌いです。

 これはフォントあるいはフォントサイズの問題かと思われます。私の通常の環境では完璧に繋がって見えます。「――」も同様で、完全に一本の線に見えます。まぁだからと言って環境によって隙間が見えるという問題がクリアになるわけではないんですが(^^;)。

> 心理描写に()も使いません。

 これはねぇ、微妙なんですよね。私も使った事あるし(^^;)。目指す方向として地の文でというのは恐らく正解なんでしょうけど、俺には無理だと思ったときに、とりあえず今は()を使うというのは当然アリでいいかなと。()を使うほうが作品にあってるというケースもあるでしょうし、悩みどころですね。

> で。私ならどう書くかといいますと。

 あいださんテイスト色濃く漂うといった感じでして、全く問題ないです。
 ただし、あいださんは自覚してないかもしれませんが、これは相当難しいです。特に「ややあって。」とか「低く押し殺した声から。」とかの使い方ね。あいださんとはメールとかで結構話して、こういう方向を自覚的にやってて、なおかつちゃんとあいださんの個性になってるのでいいんですが、下手に真似するとみっともないです。ヤブさんはもし真似してみるなら気合入れてください(笑)。

 なんにせよ、アスカにソフトクリーム差し出したら蹴り飛ばされた、というたったこれだけのシーンを文章化するにもこれだけのバリエーションがあるということは、文章ってとっても奥が深くて楽しいです、ということではないかと。

mailto:tamb○cube-web.net


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481434 (-2147481451)
【 日時 】06/11/13 21:50
【 発言者 】ヤブ

> ヤブさんはもし真似してみるなら気合入れてください(笑)

 僕はとりあえずは何がおきてるかわかるように書ければ満足です。
 それ以前に「真似」する「こういう方向」というのが、どういう方向なのか全く分からないという悲しい現実(笑)


 僕はちょいと気になっていることがあるのですが、皆様方は話を書き始めるときにはすでに話の流れや、ラストに関してはどの程度決まっているのでしょうか?
 僕は……(泣)


>>「そう、おかげであの私は、『こんな時、どんな顔をすればいいのか分からないの』と言うこともなかったわ」

>当然そうなるわな。世の逆行物ではどう処理してるんだろう。シンジが盾になるってのはあったな。さてヤブさんはどうする?

 ちょっと前までここで3人目にするという恐ろしいこと考えてた僕はどうしていくんでしょうね?w

 ちなみに世の逆行物ってホントどうしてたんだろうか?ちょっと前まで逆行を貪るように読みあさってたんですけどね……。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481433 (-2147481451)
【 日時 】06/11/13 23:01
【 発言者 】みれあ

> 僕はちょいと気になっていることがあるのですが、皆様方は話を書き始めるときにはすでに話の流れや、ラストに関してはどの程度決まっているのでしょうか?

少なくともある程度の筋は考えた上で書いているんじゃないかと推測します。私は考えてませんでした。
いや、一応考えてはいましたが、それはついぞ脳の外に出る機会を失ってしまったと言うべきか…

> 僕は……(泣)
上を向いて~ 歩こう~ 涙が(ry

#ってJAS○ACに訴えられる!?(爆


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481432 (-2147481451)
【 日時 】06/11/14 00:09
【 発言者 】あいだ

ちょっと主題からずれてきていて恐縮ですが。

> 「……惣流・アスカ・ラングレーだな?」
> 「・・・惣流・アスカ・ラングレーだな?」
>  では前者の方が見た目的に美しいと思うからです。

こういった場合、多分私は前に地の文を書いて間隙を表現すると思います。

古典SFにでも出てきそうな黒尽くめの男が、じり、と間合いを詰める。
互いの息さえ聞き取れそうな、張り詰めた静寂の一瞬を破って。
「惣流・アスカ・ラングレーだな?」

まぁ、結構使ってるんですけどね、「・・・惣流・アスカ・ラングレーだな?」みたいに前に「・・・」ってのも(笑)
昨日自分のを読み直したときに思ったことですが。


>特に「ややあって。」とか「低く押し殺した声から。」とかの使い方ね。

これもtambさんに最初に指摘されたことですね(笑)
私はこれで行くんだと強弁したような記憶がありますw
私自身はこれで違和感がないんですが、他の方は違和感感じてらっしゃるんでしょうか?


>僕はちょいと気になっていることがあるのですが、皆様方は話を書き始めるときにはすでに話の流れや、ラストに関してはどの程度決まっているのでしょうか?

私の場合ですが。
今頓挫(涙)してる長編は、エンディングまでプロットは考えましたね。書いてる途中で2話分ほど伸びましたが。
短編の場合は、書きたいシーンや言わせたい言葉が一つないし複数あって、それをつなぎ合わせるために途中の文章をひねり出します。勢いだけで書いちゃうときが多いですw


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481431 (-2147481451)
【 日時 】06/11/14 17:44
【 発言者 】ヤブ

みれあさん、あいださん

 ぼくのちょいと気になっていることへの返答ありがとうございます。
 やはり考えているんですね。
 僕も考えはあったりしますが、どこからが有りで、どこからが無しなのか分からずに困ってたりします。

 例えば初号機の暴走とかですよね。自分の中で初号機の暴走=どうしようもなくなったのでこれで済ましちゃえ。と、なってしまうのではないか?と思っているんですよね。
 レリエルが一番困るんですよね……。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481430 (-2147481451)
【 日時 】06/11/14 22:46
【 発言者 】みれあ

何事もとりあえず書いてみて、読み返して凹んでみるのが吉かと思われます(笑
ただ、これを実行するにはかなりの執筆スピードが必要…(汗

ちなみに短編の場合は電波です。ふと受信した電波だけで書きます。なので短いです。精進したいです。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481429 (-2147481451)
【 日時 】06/11/15 16:30
【 発言者 】ヤブ

> 何事もとりあえず書いてみて、読み返して凹んでみるのが吉かと思われます(笑

 そうですよね、失敗を繰り返して成長するものですよね。
 読み返していると時々、猛烈に恥ずかしくなることがあります。キャラ動かしているのが自分だから、こんなこと考えてるのは結局俺なのか~!?ってw

> ただ、これを実行するにはかなりの執筆スピードが必要…(汗

 スピードですか……、今後どんどん遅くなっていきそうです。何気に受験生になっていきますからね……。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481428 (-2147481451)
【 日時 】06/11/16 18:44
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>

■ヤブさん
 ギリギリでも長編と呼べるものは一本しか書いてない私が来ましたよw
 どの程度決めて書くのか?
 まずラストは決めるのか。私は決めてました。というか、ああいうラストシーンを書くために話を書いたので。連載開始前にラストは書いてありました(最終的には書き直しましたが)。
 例えばどらえもんみたいに、ある意味では日々の出来事を書いていくということであれば、ラストは決めなくてもいいでしょう。新聞連載とかだと、作者の構想が広がりすぎて新聞連載には適さなくなったため中断、とかいうのは見たことがあります。プロとしては如何なものかと思いますが、結果的にいいものができればいいのでしょう。とある文庫本で、この話は雑誌連載時は「そして誰もいなくなった」的なとんでもないオチだった、みたいな解説だったか後書きだったかも見たことがあります。

 「死と新生、そしてサイカイ」の場合ですが、とりあえず「みんな助けなきゃ」という目的があるわけですから、上手いこと助けられるのかどうか、助けられるとしたらどうやって助けるのか、助けられないとしたらどうなるのか、くらいは考えておかないとどうしようもなくなるんじゃないかと思います。結果としてどうしようもなくなったのがエヴァ本編という説もありますが(爆)。
 ぶっちゃけた話、どうやったらサードインパクトを防げるのかって、結構難しいと思いますよ。

 流れとか展開は、要所要所は決めてました。あとは適当に書いてましたw

> ちなみに世の逆行物ってホントどうしてたんだろうか?

 思い出せ(笑)。でもパクっちゃダメよ。

> 何気に受験生になっていきますからね……。

 受験生は投稿禁止(爆)。夏前には連載終了するように(笑)。無理なら中断して合格後に再開で。


■みれあさん
> #ってJAS○ACに訴えられる!?(爆

 シャレにならんよな、あれは。

> なので短いです。

 程度問題だな(爆)。


■あいださん
> 私自身はこれで違和感がないんですが、他の方は違和感感じてらっしゃるんでしょうか?

 違和感というか、とりあえず普通ではないですよね。例文なら、普通に書けば

「古典SFにでも出てきそうな黒尽くめの男が、互いの息さえ聞き取れそうな、張り詰めた静寂の一瞬を破って、じり、と間合いを詰める。」

 になるでしょう。当然、読点の位置とか語尾とかは変えることになると思いますが。

 ですが、逆に言えば普通だとそれは普通であって個性にはならないんで(笑)、それはそれでいいんじゃないかと思います。あいださんみたいな語順の入れ替えの場合、全部そういう風に書くと単に読みにくいだけなんで、その効果をどこでどう生かすか、というのが難しいんだと思います。

mailto:tamb○cube-web.net


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481427 (-2147481451)
【 日時 】06/11/16 20:37
【 発言者 】ヤブ

> 結果としてどうしようもなくなったのがエヴァ本編という説もありますが(爆)。

 みんな溶けちゃいましたからね。

> 例えばどらえもんみたいに、ある意味では日々の出来事を書いていくということであれば、ラストは決めなくてもいいでしょう

はじめはこれで書いていく気満々でした。今はラストを考えたりするのと、書いていくのが同時進行中という奇妙な状態なので、最終的にどちらになるのやら……、という感じです。
 作者がこれではダメですね。でも、エヴァらしさは出したいですよね。

> 思い出せ(笑)。でもパクっちゃダメよ。

あまりにも小説が多くてパクった気が無くてもかぶってそうで怖いです。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481422 (-2147481451)
【 日時 】06/11/18 20:00
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>

> はじめはこれで書いていく気満々でした。

いや、目的があるんですからそれじゃまずいでしょう(^^;)。

> あまりにも小説が多くてパクった気が無くてもかぶってそうで怖いです。

かぶるのはいいんじゃないかと思います。程度問題ですが。

mailto:tamb○cube-web.net


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481421 (-2147481451)
【 日時 】06/11/18 23:40
【 発言者 】tokia

■あいださん

 どうも、初めまして……でもないような。ハッ、このあいださんはもしや、シト新生したあいだるぴょんさん!?(爆)

■話を書き始める時にはどの程度決まっているのか

 私が今書いている話の場合は中盤以降の筋書きがまずあったので、そこへ持っていけるように序盤の展開を考え、そのままラストま
で一気に書き切りました。ただ、それは骨組みに過ぎないので、各話の整合性を取りながら肉付けしていき、何とか完成形になったと
判断した時点でtambさんに送っています。おかげで初稿と完成稿では、流れ自体は同じでも全体としてはだいぶ違いますね。
 書きたいものが何となくでも頭の中にあるのなら、最初は考えがまとまっていなくても大丈夫だと思いますよ>ヤブさん。書いてい
るうちに勢いがついて、先の展開を思いつくということもあるでしょうし。最終的に作者が書きたいことが読者に伝わり、整合性など
もちゃんと取れていればいいわけですから。……ううっ、自分にそっくりそのまま跳ね返ってくる(汗)。


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481420 (-2147481451)
【 日時 】06/11/19 20:21
【 発言者 】あいだ

あら。。。?
tokiaさんとはお初ではなかったでしたっけ? 失礼いたしました^^;


書き方補足ですが、私の場合はプロローグシーンが最初にあって、次にエンディングシーン(あるいは言葉)、それからプロローグのストーリー中の位置を決めて、それらをつなげるエピソードを各話に割り振る、という感じですね。終わってないのでえらそうなことはいえませんけど^^;

それにしても、プロローグは実は4話の途中に挿入されることに気づいたヒトって居るのかしら?^^;


【タイトル】Re: 「死と新生、そしてサイカイ」第1話
【記事番号】-2147481419 (-2147481451)
【 日時 】06/11/20 00:25
【 発言者 】ヤブ

tokiaさん

> おかげで初稿と完成稿では、流れ自体は同じでも全体としてはだいぶ違いますね

 僕もとんでもないくらい違うものになってますよ。話の流れはそんなに変わってはいませんけど。……たぶん。

> 書いてい
るうちに勢いがついて、先の展開を思いつくということもあるでしょうし。最終的に作者が書きたいことが読者に伝わり、整合性など
もちゃんと取れていればいいわけですから。

 整合性が上手く取れればいいんですけどね……。
そういえば、やっとラストが決まりました。まだ大分漠然とした感じですけど。

あいださん

 プロローグを話の途中に挿入ですか、僕には出来ない発想です。
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