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fld_nor.gif 貞本エヴァ STAGE.77「最後の敵」・後編/貞本義行
投稿日 : 2009/05/31 00:00
投稿者 tamb
参照先
【タイトル】貞本エヴァ STAGE.77「最後の敵」・後編/貞本義行
【記事番号】-2147481292 (2147483647)
【 日時 】07/02/26 20:39
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>

 空中には重戦闘機、地上には自走砲や多連装ロケットシステムが展開し、容赦なく対地
ミサイル、ロケット弾を放つ。

「大観山第8から17までのレーダーサイト沈黙!!」
「特科大隊、強羅防衛線より侵攻して来ます。御殿場方面からも2個大隊が接近中」

 本部内では警報音が鳴り続けている。

「やはり、最後の敵は同じ人間だったな」

 冬月の言葉にも、ゲンドウは表情を変えずに言った。

「総員、第一種戰闘配置」
「戰闘配置……?」

 マヤが呟く。

「相手は使徒じゃないのに……。同じ人間なのに」
「向こうはそう思っちゃくれないさ」

 日向が厳しい表情で言った。


『総員第一種戦闘配置。繰り返す、総員第一種戦闘配置』

 シンジは気の抜けた顔で自動販売機前のベンチに座り込んでいる。アナウンスが入るが、
彼は表情を変えない。

「また外で何かが起こってる……。戰闘配置……エヴァに乗る準備しなきゃ」

 だが彼は動こうとはしない。

「でも、どうしよう。体が動かないよ……。ミサトさん……」


「はい、ええ、今のところこっちは異常なしです」

 ネルフ警備兵が無線に答える。背後に近づく敵兵には気づかない。敵兵は警備兵の口を
押さえ、ナイフで肝臓を貫く。

「うッ……」

 気づいたときにはもう遅かった。
 シャッターが開き、特殊部隊が突入を開始する。


「おい、どうした!? おいッ」

 警備兵と交信していた兵士がマイクに向かって叫ぶ。

「何があった!?」
「わかりません。南のターミナル駅です」

 直後、そこにロケットが着弾する。兵士たちは驚愕の表情を張り付かせたまま吹き飛ん
だ。


「台ヶ岳トンネル使用不能!」
「西5番搬入路にて火災発生!」
「侵入部隊は第一層に突入しました」

 報告を聞きながらミサトが叫ぶ。

「西館の部隊は陽動よ!」

 続けざま、日向に指示を飛ばす。

「至急、シンジ君を初号機に待機させて!」
「はい!」
「レイとアスカの安全も早急に確保よ! 連中の本命がエヴァの占拠なら、まずパイロッ
トが狙われるわ!」

 ミサトは焦りの表情を隠そうとはしなかった。


――エヴァパイロットは発見次第射殺。非戦闘員への無条件発砲も許可する。

 侵入部隊に無線で指示が入る。

「了解」


 シンジはベンチに座ったまま動かない――。


つづく

mailto:tamb○cube-web.net


【タイトル】Re: 貞本エヴァ STAGE.77「最後の敵」・後編/貞本義行
【記事番号】-2147481291 (-2147481292)
【 日時 】07/02/26 20:39
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>

軍事用語がわからん。

ナイフで刺されたのは脾臓かもしれん。要するに背中から刺されたとw

警備兵というか歩哨の立ってる位置が変な気がする。シャッターの内側に立っててどうす
る? そして歩哨を殺してからシャッター開けて数十人規模で突っ込むんだし、別の場所
にはロケット打ち込んでるんだし、ここにもロケット打ち込めばいいんじゃないだろうか。
陽動にもなるし。つか、隠密にやりたいなら無線で会話してる最中に殺したらダメだわな。

でもって、「エヴァパイロットは発見次第射殺」とか事前のブリーフィングでやっとけよ。
侵攻中、走ってる時に出すはなしじゃないんじゃないのかと。それとも急に決まったのか?

そして短い(笑)。

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