「綾波レイの幸せ」掲示板 四人目/小説を語る掲示板・ネタバレあり注意
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日常
投稿日
: 2009/05/31 00:00
投稿者
:
DRA
参照先
:
【タイトル】日常
【記事番号】-2147481220 (2147483647)
【 日時 】07/05/18 03:50
【 発言者 】DRA
使徒戦が終結し地軸が戻った。
そんな5月のある日。
今日は彼から本に挟むしおりを貰った。
「いつも本読んでるけど、しおりないみたいだから不便かなって思って」。
そう言って私にどこにでもありそうな、でも私では見つけられそうもない青いしおりをくれた。
彼からはいろいろなモノを貰う。
そうだ、私から何か贈れないだろうか。
でも何を?
そんなことを考えている内に6限目の授業が終わった。
授業が終わり各自が自分の掃除場所に散っていく。
私の担当は教室。
もう春過ぎだというのに相変わらず水は冷たいまま。
バケツいっぱいに注がれた水に手と雑巾を入れながらそう思う。
軽く雑巾を絞って窓拭きかかる。
磨いた窓を反射してモップて床を磨く彼の姿がうつった。
それにしてもモップで床を磨いている人は5人。
それに対して窓を拭いているのは私だけ。
どう考えても効率的じゃない。
誰か他に手伝ってくれる人がいれば。
でも、何かを頼めるのは彼しかいない。
放課後になり私は食料品を買うためデパートへ足を運んだ。
最近になり少しではあるが肉を食べれるようになったので料理の幅が広がった。
目当ての食材を買いデパートを出ようとしところで、あるものに目がとまった。
そこは1階の雑貨売り場。
そこに足を踏み入れ先ほど目にとまったものを手に取る。
「よく似てるけど縫い目がない」。
陳列されているもの全てに縫い目がなかった。
そうだ、これを彼に贈ろう。
これを贈って喜んでもらえるかどうか分からないけど、何かを贈りたい。
そういう思いで、それと裁縫針と白い糸を買った。
足早に自宅へ戻り、鞄から買ったものを取り出す。
家庭科の授業で一通り習ったので裁縫はできるはずだ。
糸の先端を軽く湿らせ裁縫針に通す。
そして一針、一針、丁寧に刺していった。
「できた」。
ほころびはあるものの、たぶん大丈夫だと思う。
私はそれを丁寧に鞄にしまった。
翌日、授業が終わり各自、自分の掃除場所に散っていく。
掃除道具が入ったロッカーに向かう彼に声をかける。
「碇くん、これ」。
喜んでくれるといいな。
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481219 (-2147481220)
【 日時 】07/05/18 03:52
【 発言者 】DRA
リハビリだと思って書きました。
遠慮はいりません。
さぁ思う存分なじってください。
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481218 (-2147481220)
【 日時 】07/05/18 19:09
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
じゃあ思う存分なじろうかと思ったけど(笑)、そこまで辿り着かん(^^;)。
何を買ったのか全然わからんのだけど。
> そんなことを考えている内に6限目の授業が終わった。
授業中は授業に集中してください(笑)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481217 (-2147481220)
【 日時 】07/05/22 00:54
【 発言者 】なお。
お礼だったはずがお願いへと目的がすり変わってしまったのがおもしろいね。常識はずれというか不器用というか、普通だったらただの変なコになっちゃうところ、許せるんだよな、彼女の場合(笑)
>思う存分なじってください。
投下じゃ見逃すとこだけど、希望とあらばw
季節が戻りこの五月は春らしい。そのわりに季節感がない。わかるのは水が冷たいってだけ。つまりこの話において季節はあまり重要じゃないってことだ。だったら冒頭の説明はもっとあっさりといきたいね。『季節の戻った五月のある日』この程度で十分でしょう。
>そして一針、一針、丁寧に刺していった。
>
>私はそれを丁寧に鞄にしまった。
二回目の『丁寧』は、『大事』か『大切』など別の言葉に置き換えたほうがいいでしょう。
>最近になり少しではあるが肉を食べれるようになったので料理の幅が広がった。
ここも季節同様読んでいて『ああ、そうですか』って感じのするところ。物語と直接関係がないから浮いちゃってるの。入れて悪いわけじゃないけど、どこかしら物語に結び付けると不自然さが解消すると思われ。
『学校帰り、食料品を求めデパートへ足を向ける。料理を好んでするようになった私は最近買い物までもが楽しい。何かを買うよりも、いろんなものを見て回るのが楽しいのかもしれない。少し食べられるようになったお肉のコーナーはもちろん、一階にある雑貨売り場なんかまさに恰好で、ちょうどいい場所にあるせいもあるけど、すっかり帰りの順路になっている。
今日も店鋪を出ようとしたところで、あるものが目に止まり……』
なんて感じにね。わかってもらえればいいけど。
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481216 (-2147481220)
【 日時 】07/05/22 20:45
【 発言者 】C.Angel
お久です、皆様。
≫贈り物
雑巾??いや、まさか…と、思ったのは私だけ?
久しぶりに、SSを読んだ私ですが、やっぱりいいですねw
私的には、好きですよ。
なんか、匂いの感じれるお話な気がしますw
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481214 (-2147481220)
【 日時 】07/05/25 20:49
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
> ≫贈り物
> 雑巾??いや、まさか…と、思ったのは私だけ?
雑巾っていう線はないと思うんですよね。
> そこは1階の雑貨売り場。
> そこに足を踏み入れ先ほど目にとまったものを手に取る。
> 「よく似てるけど縫い目がない」。
> 陳列されているもの全てに縫い目がなかった。
「よく似ている」が「雑巾に似ている」という前提が正しければ、「似ている」んだか
ら雑巾じゃない。この前提が崩れるとしたら、何に似ているのかが問題になる。
この「似ている」ものには縫い目がなく、針は通る。そして、最終的にほころびがある。
恐らくとんでもないもの、つまり化学雑巾とかじゃないと思うんだけど、ぶっちゃけ全
然わからん。
異様に気になる(笑)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481213 (-2147481220)
【 日時 】07/05/28 22:54
【 発言者 】なお。
贈ったのはどう考えても雑巾でしょう。
渡したのが掃除を始める前だといところからも。
でも、材料になった似ているものというのはわからないよね。
手拭いやタオルだったらレイだって知っているだろうし。
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【記事番号】-2147481220 (2147483647)
【 日時 】07/05/18 03:50
【 発言者 】DRA
使徒戦が終結し地軸が戻った。
そんな5月のある日。
今日は彼から本に挟むしおりを貰った。
「いつも本読んでるけど、しおりないみたいだから不便かなって思って」。
そう言って私にどこにでもありそうな、でも私では見つけられそうもない青いしおりをくれた。
彼からはいろいろなモノを貰う。
そうだ、私から何か贈れないだろうか。
でも何を?
そんなことを考えている内に6限目の授業が終わった。
授業が終わり各自が自分の掃除場所に散っていく。
私の担当は教室。
もう春過ぎだというのに相変わらず水は冷たいまま。
バケツいっぱいに注がれた水に手と雑巾を入れながらそう思う。
軽く雑巾を絞って窓拭きかかる。
磨いた窓を反射してモップて床を磨く彼の姿がうつった。
それにしてもモップで床を磨いている人は5人。
それに対して窓を拭いているのは私だけ。
どう考えても効率的じゃない。
誰か他に手伝ってくれる人がいれば。
でも、何かを頼めるのは彼しかいない。
放課後になり私は食料品を買うためデパートへ足を運んだ。
最近になり少しではあるが肉を食べれるようになったので料理の幅が広がった。
目当ての食材を買いデパートを出ようとしところで、あるものに目がとまった。
そこは1階の雑貨売り場。
そこに足を踏み入れ先ほど目にとまったものを手に取る。
「よく似てるけど縫い目がない」。
陳列されているもの全てに縫い目がなかった。
そうだ、これを彼に贈ろう。
これを贈って喜んでもらえるかどうか分からないけど、何かを贈りたい。
そういう思いで、それと裁縫針と白い糸を買った。
足早に自宅へ戻り、鞄から買ったものを取り出す。
家庭科の授業で一通り習ったので裁縫はできるはずだ。
糸の先端を軽く湿らせ裁縫針に通す。
そして一針、一針、丁寧に刺していった。
「できた」。
ほころびはあるものの、たぶん大丈夫だと思う。
私はそれを丁寧に鞄にしまった。
翌日、授業が終わり各自、自分の掃除場所に散っていく。
掃除道具が入ったロッカーに向かう彼に声をかける。
「碇くん、これ」。
喜んでくれるといいな。
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481219 (-2147481220)
【 日時 】07/05/18 03:52
【 発言者 】DRA
リハビリだと思って書きました。
遠慮はいりません。
さぁ思う存分なじってください。
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481218 (-2147481220)
【 日時 】07/05/18 19:09
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
じゃあ思う存分なじろうかと思ったけど(笑)、そこまで辿り着かん(^^;)。
何を買ったのか全然わからんのだけど。
> そんなことを考えている内に6限目の授業が終わった。
授業中は授業に集中してください(笑)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481217 (-2147481220)
【 日時 】07/05/22 00:54
【 発言者 】なお。
お礼だったはずがお願いへと目的がすり変わってしまったのがおもしろいね。常識はずれというか不器用というか、普通だったらただの変なコになっちゃうところ、許せるんだよな、彼女の場合(笑)
>思う存分なじってください。
投下じゃ見逃すとこだけど、希望とあらばw
季節が戻りこの五月は春らしい。そのわりに季節感がない。わかるのは水が冷たいってだけ。つまりこの話において季節はあまり重要じゃないってことだ。だったら冒頭の説明はもっとあっさりといきたいね。『季節の戻った五月のある日』この程度で十分でしょう。
>そして一針、一針、丁寧に刺していった。
>
>私はそれを丁寧に鞄にしまった。
二回目の『丁寧』は、『大事』か『大切』など別の言葉に置き換えたほうがいいでしょう。
>最近になり少しではあるが肉を食べれるようになったので料理の幅が広がった。
ここも季節同様読んでいて『ああ、そうですか』って感じのするところ。物語と直接関係がないから浮いちゃってるの。入れて悪いわけじゃないけど、どこかしら物語に結び付けると不自然さが解消すると思われ。
『学校帰り、食料品を求めデパートへ足を向ける。料理を好んでするようになった私は最近買い物までもが楽しい。何かを買うよりも、いろんなものを見て回るのが楽しいのかもしれない。少し食べられるようになったお肉のコーナーはもちろん、一階にある雑貨売り場なんかまさに恰好で、ちょうどいい場所にあるせいもあるけど、すっかり帰りの順路になっている。
今日も店鋪を出ようとしたところで、あるものが目に止まり……』
なんて感じにね。わかってもらえればいいけど。
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481216 (-2147481220)
【 日時 】07/05/22 20:45
【 発言者 】C.Angel
お久です、皆様。
≫贈り物
雑巾??いや、まさか…と、思ったのは私だけ?
久しぶりに、SSを読んだ私ですが、やっぱりいいですねw
私的には、好きですよ。
なんか、匂いの感じれるお話な気がしますw
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481214 (-2147481220)
【 日時 】07/05/25 20:49
【 発言者 】tamb <tamb○cube-web.net>
> ≫贈り物
> 雑巾??いや、まさか…と、思ったのは私だけ?
雑巾っていう線はないと思うんですよね。
> そこは1階の雑貨売り場。
> そこに足を踏み入れ先ほど目にとまったものを手に取る。
> 「よく似てるけど縫い目がない」。
> 陳列されているもの全てに縫い目がなかった。
「よく似ている」が「雑巾に似ている」という前提が正しければ、「似ている」んだか
ら雑巾じゃない。この前提が崩れるとしたら、何に似ているのかが問題になる。
この「似ている」ものには縫い目がなく、針は通る。そして、最終的にほころびがある。
恐らくとんでもないもの、つまり化学雑巾とかじゃないと思うんだけど、ぶっちゃけ全
然わからん。
異様に気になる(笑)。
mailto:tamb○cube-web.net
【タイトル】Re: 日常
【記事番号】-2147481213 (-2147481220)
【 日時 】07/05/28 22:54
【 発言者 】なお。
贈ったのはどう考えても雑巾でしょう。
渡したのが掃除を始める前だといところからも。
でも、材料になった似ているものというのはわからないよね。
手拭いやタオルだったらレイだって知っているだろうし。