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「エヴァンゲリオン ANIMA」 考察類
件名 | : Re: 「エヴァンゲリオン ANIMA」 考察類 |
投稿日 | : 2009/05/31 00:00 |
投稿者 | : itukaasuka124 |
参照先 | : |
08/10/10 20:04:00
Re: 「エヴァンゲリオン ANIMA」 考察類
itukaasuka124
十年以上に渡って、いろんな場所で、いろんな書き込みを見てきましたが・・・未だに、しっかり理解できていない方がいますね。
最近は新しいファンも増えてきたせいか・・・「旧劇場版の量産機との戦闘でアスカは生きていたんですか?」という質問も、
たまに拝見します。 ハッキリ言います。アスカは量産機との戦闘で死んでいません。 当初は死亡という予定もありましたが、変更になっています。 制作側から「アスカは量産機との戦闘で死んでいない」というデータ・情報が明らかにされているのです。
ネタバレを聞かなくてもストーリーをしっかり分析すれば解る事なのですが・・・
いずれにせよ、制作側が嘘をつくわけがありませんからね。 賭けても構いません。100%間違いなく真実ですよ。
作品内でミサト・リツコが息絶える瞬間に現れる綾波レイ。これは死を見届ける、いわば死神。
ヒトはリリスより誕生し、リリスに還る。レイ(0)は始まりであり、終わりでもある。登場人物が息絶える瞬間に現れる綾波レイ(死神)。それは、そのキャラが死亡した。という事を伝えている重要なメッセージです。 ミサト・リツコの時のような【綾波レイ出現】という描写がアスカには無かった。これがアスカが戦闘で死んでいないという証拠です。
そして、 死亡するキャラを演じる声優さんには そのキャラが死ぬシーンの頁に「○○様、何卒よろしく」というメッセージがおくられています。
ミサトが死ぬシーンでは「三石様、何卒よろしく」 リツコが死ぬシーンでは「山口様、何卒よろしく」と。しっかりメッセージがおくられています。
・・・しかし、アスカ役の宮村さんへのメッセージは無いのです。 これが【アスカは戦闘で死んでいない】という決定的な証拠なんですね。
他の(LCL化されただけの)キャラを演じた声優さんにもメッセージは無かった。 つまり、このメッセージは、そのキャラの最期の瞬間におくられているというわけではなく
あくまでも死亡するキャラにのみ、おくられているという事。 この「○○様、何卒よろしく」というメッセージが無いキャラは死んでいないという事です。
この他にも証明する要素は作中に溢れるほど確認できます。 予告や宣伝ポスター等、ありとあらゆる要素を取り入れ、ストーリー内の極細部分まで
しっかり目を通し分析すれば、私の述べた答えに必ず辿り着きます。
いずれにせよ制作側から真相が明らかにされているのですから間違いなく事実です。
当時のラジオ番組で明かされた真相や制作側が発言されたネタばれ情報等、私は12年以上に渡ってアスカに関連する【全て】の情報を入手しています。
「一度死亡してLCLの状態から復活した」と解釈されている方は、ハッキリ言って大間違い。まだまだ浅い理解であり、完全に分析不足です。
私が今述べた説明は想像ではなく【制作側が明かしてくれた真実】を元にしています。
ラストシーンにアスカがいたのは生き返ったのではなく、生きていたからです。
始源回帰したとしても死者の復活は不可能だという事がテレビ版と劇場版で語られていますしね。
ちなみに、シンジがアスカの存在を願ったからアスカが復活する。という事は100%ありえません。 ラストのシンジとアスカはトランジスタシスの象徴。
シンジが誰かの復活を願い、その人物が復活するということになれば、それは「生きている」のではなく「生かされた」という事になり、トランジスタシスとは
呼べません。つまり作品の設定そのものが狂ってしまう事になり それは絶対にありえません。
シンジの決断は、あくまでもきっかけ。ファーストステップである【与えるリビドー】にすぎません。ヒトを復活させる力ではない。
旧劇場版においてアスカはLCL化され、新生してラストシーンに登場したと思っている方がいるようですね。
その方々には申し訳ありませんが 【アスカはLCL化されていません】100%間違いなくね。 アスカがLCL化されてしまえば、作中で伝えている
アンチテーゼが成り立たなくなる。 取り返しがつかなくなるくらい矛盾してしまい、伝えているメッセージが根底から崩れてしまいます。
ストーリーと設定を深層まで分析しなければ解らない事なので、しっかりこの解釈に辿りつけている人は残念ながら少ないようです。
アスカは心の補完はされています。 心の補完の中で自身のトランジスタシスを見出しているシーンが解りやすく描かれていますね。
テレビ版と劇場版をしっかり解析すれば解る事です。心の補完とLCL化は同義ではないのです。 我々に伝えているアンチテーゼ。その象徴である三つのホメオスタシスを理解すればいいわけです。 そうすればアスカがLCL化されていないという事が、よ~く理解できます。
主要キャラをはじめ、その他脇役が次々と溶けていく中で、アスカだけがLCL化される(された後の)姿が無かった事も、これを表しているんですよ。
アスカはあくまでもサードインパクト一歩手前の【心の補完の中でトランジスタシスを見出し、ラストシーンに登場したのであってLCL化はされていない】
テレビ版のラスト二話と比較しながら分析すれば、その事がよく解りますし、劇場版でリリスがアンチATFを展開する直前でほんの一瞬、僅かに確認できるネルフ職員と戦自隊員の死体からも、シンジとアスカのインナースペースはあくまでも心の補完であり、アスカは溶けていないという事が解ります。
この意味が解らないようでしたら、まだまだ分析不足。補完計画の仕組みとプロセスをちゃんと理解出来ていないという事です。
アスカの包帯は強い自我イメージによって形成されたものだと一応、説明は可能ですが、 元々、ラストシーンのアスカに包帯はありませんでした。
包帯は急遽、付け足したものであり、あくまでもトランジスタシスによる演出メッセージである。という事が明らかになっています。
何度も言いますが、私の解説に想像も嘘もありません。制作側が明かしてくれたネタばれや裏情報を元にしているので間違いなく真実です。
【全て】の情報とデータを併えて分析すれば私が述べた答えに【必ず】辿り着きますよ。
アスカがLCL化したと解釈している方は重要なポイントを見落として解釈している。 要するに、作品が伝えている本当のメッセージに気付いていない。まだまだ浅い理解であり、分析不足です。 私は12年以上に渡って作品の極細部分までみっちり深層研究分析し、さらにアスカに関連する【全て】の
情報を入手してきましたからね。
LCLの状態から復活する為にはファーストステップである【与えられるリビドー】を受け止め、その後で自身に備わっているリビドーによって完全にATFを
取り戻す。という仕組みです。 与えられるリビドーを受け止めてから、その後でどうするか・・・、要するに復活できるかどうかはユイの発言通り、最終的には自分の意志だという事。
LCL化された人間は与えられるリビドーを受け止めるまでは自身の意志を反映させた行動は出来ません。
アスカの「あなたとだけは絶対に死んでも嫌!」という台詞は【まだシンジが決断する前の段階での発言】であるという事を忘れないで頂きたい。
アスカのこの台詞は「あなたを受け入れない」という拒絶の意志、ATFそのものです。 アスカの強い自我が確認できるシーンです。
アスカの自我が消えていない。自分というものが存在している状態であり、アスカは【個人(単体)】として存在しているという事。
要するにアスカは一つになっていない(溶けていない)。アスカの自我(ATF)が失われていないという事を証明しているシーンです。
自我を失った人間が拒絶する事は不可能です。 先ほども言ったようにLCL化された人間は【与えられるリビドーを受け止めるまでは】自身の意志を反映させた行動は出来ません。(テレビ版と劇中でしっかり説明されていますね)
【心が溶け合う事】と【溶けて一つになる事】は別物です。←これについてしっかり理解できていない人が多いんですよね。
テレビ版と劇場版において【心が一つになる事】と【体が溶けて一つになる(LCL化)】という事は別物だと…..区別して受け止めるようにと語られています。
LCLと化し、一つになった状態というのはTV版でも語られているように『とても気持ち良く心地良い状態』。互いを補完し合い争いも衝突もない世界です。
もしアスカが溶けていたのならインナースペースのシーンでシンジと、あそこまで衝突する事はありえません。
つまりアスカのATFは消えていないと解釈する事も可能ですね。
ATFを失っていたシンジの心の内面はアスカにつつぬけでした。(夕暮れ電車のおかず発言・リビングのシーンでの衝突。等)
しかし、アスカも、そしてシンジ本人も言っているように、シンジはアスカの心の中を知る事が出来ていないんですよね。
これもアスカのATFが消えていないという もう一つの証拠です。
一つになるどころか、「そばにこないで!」と二回も発言していますからね。
アスカの「あなたとだけは絶対に死んでも嫌!」という台詞はアフレコにおいて【○○の声】という扱いになっています。
キャラクターの台詞には 例:①【シンジ】②【シンジOFF】③【シンジの声】という三種類あるわけです。アスカの「あなたとだけは絶対に死んでも嫌!」
というボイス(台詞)は③の【○○の声】になっています。 ①や②とは違い、③は〔実際に声に出している台詞ではない。〕
〔声の主がその場に居て発言している台詞ではなく、心の中で思っている事や感じている事(思い)。を観ている我々に聞こえるようにした台詞〕。それが【○○の声】です。
これもアスカが溶けていないという事を証明する要素の一つですよ。
冒頭でも述べたようにアスカがLCL化され一つになってしまえばアンチテーゼに矛盾が生じてしまう。 その要素は複数ありますが、解りやすい要素を一つだけ説明しましょう。
作品中で飽きるほど主張されていますが・・・、シンジはホメオの中でも特に【オタクの象徴】として描かれていますね。
アンテの中でも特に濃い要素でもあり、ウェイトを占めているテーマ【オタク批判】です。
女性の台詞「体を一つに~」の後で流れる、アスカの「あなたとだけは絶対に死んでも嫌!」の台詞。これはホメオを突き放すアンチテーゼ。
要するに「あんたみたいな気持ち悪いオタクとSEXなんかしてたまるか!、・・・冗談じゃない!!」という嫌悪メッセージ。
①【○○の声】扱いになっている事。②【あんた】ではなく【あなた】と発言している事。③実写になっている事。これらがアンテである事の証拠ですね。
さらに、④リリスの内部・女性が誘惑するような性的メッセージ。⑤LCLの海・シンジとレイの会話シーンの演出描写。この二点から見てもアスカの発したアンテメッセージの真意は明らかですね。
Air冒頭でシンジのおかずにされた事も、インナースペースでシンジをひたすら責めているのも、旧劇場版においてアスカの役割がホメオを突き放し、一方で救いの手を差し伸べるという役割である為。 ラストシーンが【空四】に準えて作られているのは有名な話ですが、
アスカが溶けなかったのは【空四】に準えたラストシーンを成就させる為でもあるのです。何よりもストーリーに矛盾を残さない為にはアスカがLCL化されるわけにはいかないんですね。 でなければ作品が伝えているメッセージに説得力がまるで無くなってしまう。・・・というより、作品のテーマが
完全にぶち壊しになってしまうからです。
ちなみに EOEの宣伝ポスターは 沈んでいく主要キャラクターが全て女性です。この描写はアンテであり、作品の直接的なストーリーとは別物です。
切り離して見なければならないという事。逆恨みを表している演出画ですからね。
アスカは サードインパクト手前の心の補完の中でトランジスタシスを見出している。それを演出として証明しているのが包帯。
LCL化されずにヒトの形を維持し続けた(シンジを拒絶した)唯一の人間であるアスカがシンジにとって最初の他人としてラストシーンに登場しているわけです。アスカの包帯はトランジスタシスや母性だけでなく、シンジにとって最初の他人である事も意味していますからね。(弐拾六話・参照)
今回、私が述べた解説 【①アスカは量産機との戦闘で死んでいない。 ②LCL化されていない。】 この二つは間違いなく事実です。 そして想像も矛盾もありません。 二つとも10年以上に渡って深層の深層、極細部分まで徹底的に研究分析し、全ての裏情報を入手して辿り着いたもの。
なにより制作側が明かしてくれたネタばれや真実を元にしています。100%間違いないと断言できます。
解釈は人それぞれ自由ですが、全てが対象ではない。答えがしっかり存在しているものもあるという事。
制作側が言う事は【絶対】です。
Re: 「エヴァンゲリオン ANIMA」 考察類
itukaasuka124
十年以上に渡って、いろんな場所で、いろんな書き込みを見てきましたが・・・未だに、しっかり理解できていない方がいますね。
最近は新しいファンも増えてきたせいか・・・「旧劇場版の量産機との戦闘でアスカは生きていたんですか?」という質問も、
たまに拝見します。 ハッキリ言います。アスカは量産機との戦闘で死んでいません。 当初は死亡という予定もありましたが、変更になっています。 制作側から「アスカは量産機との戦闘で死んでいない」というデータ・情報が明らかにされているのです。
ネタバレを聞かなくてもストーリーをしっかり分析すれば解る事なのですが・・・
いずれにせよ、制作側が嘘をつくわけがありませんからね。 賭けても構いません。100%間違いなく真実ですよ。
作品内でミサト・リツコが息絶える瞬間に現れる綾波レイ。これは死を見届ける、いわば死神。
ヒトはリリスより誕生し、リリスに還る。レイ(0)は始まりであり、終わりでもある。登場人物が息絶える瞬間に現れる綾波レイ(死神)。それは、そのキャラが死亡した。という事を伝えている重要なメッセージです。 ミサト・リツコの時のような【綾波レイ出現】という描写がアスカには無かった。これがアスカが戦闘で死んでいないという証拠です。
そして、 死亡するキャラを演じる声優さんには そのキャラが死ぬシーンの頁に「○○様、何卒よろしく」というメッセージがおくられています。
ミサトが死ぬシーンでは「三石様、何卒よろしく」 リツコが死ぬシーンでは「山口様、何卒よろしく」と。しっかりメッセージがおくられています。
・・・しかし、アスカ役の宮村さんへのメッセージは無いのです。 これが【アスカは戦闘で死んでいない】という決定的な証拠なんですね。
他の(LCL化されただけの)キャラを演じた声優さんにもメッセージは無かった。 つまり、このメッセージは、そのキャラの最期の瞬間におくられているというわけではなく
あくまでも死亡するキャラにのみ、おくられているという事。 この「○○様、何卒よろしく」というメッセージが無いキャラは死んでいないという事です。
この他にも証明する要素は作中に溢れるほど確認できます。 予告や宣伝ポスター等、ありとあらゆる要素を取り入れ、ストーリー内の極細部分まで
しっかり目を通し分析すれば、私の述べた答えに必ず辿り着きます。
いずれにせよ制作側から真相が明らかにされているのですから間違いなく事実です。
当時のラジオ番組で明かされた真相や制作側が発言されたネタばれ情報等、私は12年以上に渡ってアスカに関連する【全て】の情報を入手しています。
「一度死亡してLCLの状態から復活した」と解釈されている方は、ハッキリ言って大間違い。まだまだ浅い理解であり、完全に分析不足です。
私が今述べた説明は想像ではなく【制作側が明かしてくれた真実】を元にしています。
ラストシーンにアスカがいたのは生き返ったのではなく、生きていたからです。
始源回帰したとしても死者の復活は不可能だという事がテレビ版と劇場版で語られていますしね。
ちなみに、シンジがアスカの存在を願ったからアスカが復活する。という事は100%ありえません。 ラストのシンジとアスカはトランジスタシスの象徴。
シンジが誰かの復活を願い、その人物が復活するということになれば、それは「生きている」のではなく「生かされた」という事になり、トランジスタシスとは
呼べません。つまり作品の設定そのものが狂ってしまう事になり それは絶対にありえません。
シンジの決断は、あくまでもきっかけ。ファーストステップである【与えるリビドー】にすぎません。ヒトを復活させる力ではない。
旧劇場版においてアスカはLCL化され、新生してラストシーンに登場したと思っている方がいるようですね。
その方々には申し訳ありませんが 【アスカはLCL化されていません】100%間違いなくね。 アスカがLCL化されてしまえば、作中で伝えている
アンチテーゼが成り立たなくなる。 取り返しがつかなくなるくらい矛盾してしまい、伝えているメッセージが根底から崩れてしまいます。
ストーリーと設定を深層まで分析しなければ解らない事なので、しっかりこの解釈に辿りつけている人は残念ながら少ないようです。
アスカは心の補完はされています。 心の補完の中で自身のトランジスタシスを見出しているシーンが解りやすく描かれていますね。
テレビ版と劇場版をしっかり解析すれば解る事です。心の補完とLCL化は同義ではないのです。 我々に伝えているアンチテーゼ。その象徴である三つのホメオスタシスを理解すればいいわけです。 そうすればアスカがLCL化されていないという事が、よ~く理解できます。
主要キャラをはじめ、その他脇役が次々と溶けていく中で、アスカだけがLCL化される(された後の)姿が無かった事も、これを表しているんですよ。
アスカはあくまでもサードインパクト一歩手前の【心の補完の中でトランジスタシスを見出し、ラストシーンに登場したのであってLCL化はされていない】
テレビ版のラスト二話と比較しながら分析すれば、その事がよく解りますし、劇場版でリリスがアンチATFを展開する直前でほんの一瞬、僅かに確認できるネルフ職員と戦自隊員の死体からも、シンジとアスカのインナースペースはあくまでも心の補完であり、アスカは溶けていないという事が解ります。
この意味が解らないようでしたら、まだまだ分析不足。補完計画の仕組みとプロセスをちゃんと理解出来ていないという事です。
アスカの包帯は強い自我イメージによって形成されたものだと一応、説明は可能ですが、 元々、ラストシーンのアスカに包帯はありませんでした。
包帯は急遽、付け足したものであり、あくまでもトランジスタシスによる演出メッセージである。という事が明らかになっています。
何度も言いますが、私の解説に想像も嘘もありません。制作側が明かしてくれたネタばれや裏情報を元にしているので間違いなく真実です。
【全て】の情報とデータを併えて分析すれば私が述べた答えに【必ず】辿り着きますよ。
アスカがLCL化したと解釈している方は重要なポイントを見落として解釈している。 要するに、作品が伝えている本当のメッセージに気付いていない。まだまだ浅い理解であり、分析不足です。 私は12年以上に渡って作品の極細部分までみっちり深層研究分析し、さらにアスカに関連する【全て】の
情報を入手してきましたからね。
LCLの状態から復活する為にはファーストステップである【与えられるリビドー】を受け止め、その後で自身に備わっているリビドーによって完全にATFを
取り戻す。という仕組みです。 与えられるリビドーを受け止めてから、その後でどうするか・・・、要するに復活できるかどうかはユイの発言通り、最終的には自分の意志だという事。
LCL化された人間は与えられるリビドーを受け止めるまでは自身の意志を反映させた行動は出来ません。
アスカの「あなたとだけは絶対に死んでも嫌!」という台詞は【まだシンジが決断する前の段階での発言】であるという事を忘れないで頂きたい。
アスカのこの台詞は「あなたを受け入れない」という拒絶の意志、ATFそのものです。 アスカの強い自我が確認できるシーンです。
アスカの自我が消えていない。自分というものが存在している状態であり、アスカは【個人(単体)】として存在しているという事。
要するにアスカは一つになっていない(溶けていない)。アスカの自我(ATF)が失われていないという事を証明しているシーンです。
自我を失った人間が拒絶する事は不可能です。 先ほども言ったようにLCL化された人間は【与えられるリビドーを受け止めるまでは】自身の意志を反映させた行動は出来ません。(テレビ版と劇中でしっかり説明されていますね)
【心が溶け合う事】と【溶けて一つになる事】は別物です。←これについてしっかり理解できていない人が多いんですよね。
テレビ版と劇場版において【心が一つになる事】と【体が溶けて一つになる(LCL化)】という事は別物だと…..区別して受け止めるようにと語られています。
LCLと化し、一つになった状態というのはTV版でも語られているように『とても気持ち良く心地良い状態』。互いを補完し合い争いも衝突もない世界です。
もしアスカが溶けていたのならインナースペースのシーンでシンジと、あそこまで衝突する事はありえません。
つまりアスカのATFは消えていないと解釈する事も可能ですね。
ATFを失っていたシンジの心の内面はアスカにつつぬけでした。(夕暮れ電車のおかず発言・リビングのシーンでの衝突。等)
しかし、アスカも、そしてシンジ本人も言っているように、シンジはアスカの心の中を知る事が出来ていないんですよね。
これもアスカのATFが消えていないという もう一つの証拠です。
一つになるどころか、「そばにこないで!」と二回も発言していますからね。
アスカの「あなたとだけは絶対に死んでも嫌!」という台詞はアフレコにおいて【○○の声】という扱いになっています。
キャラクターの台詞には 例:①【シンジ】②【シンジOFF】③【シンジの声】という三種類あるわけです。アスカの「あなたとだけは絶対に死んでも嫌!」
というボイス(台詞)は③の【○○の声】になっています。 ①や②とは違い、③は〔実際に声に出している台詞ではない。〕
〔声の主がその場に居て発言している台詞ではなく、心の中で思っている事や感じている事(思い)。を観ている我々に聞こえるようにした台詞〕。それが【○○の声】です。
これもアスカが溶けていないという事を証明する要素の一つですよ。
冒頭でも述べたようにアスカがLCL化され一つになってしまえばアンチテーゼに矛盾が生じてしまう。 その要素は複数ありますが、解りやすい要素を一つだけ説明しましょう。
作品中で飽きるほど主張されていますが・・・、シンジはホメオの中でも特に【オタクの象徴】として描かれていますね。
アンテの中でも特に濃い要素でもあり、ウェイトを占めているテーマ【オタク批判】です。
女性の台詞「体を一つに~」の後で流れる、アスカの「あなたとだけは絶対に死んでも嫌!」の台詞。これはホメオを突き放すアンチテーゼ。
要するに「あんたみたいな気持ち悪いオタクとSEXなんかしてたまるか!、・・・冗談じゃない!!」という嫌悪メッセージ。
①【○○の声】扱いになっている事。②【あんた】ではなく【あなた】と発言している事。③実写になっている事。これらがアンテである事の証拠ですね。
さらに、④リリスの内部・女性が誘惑するような性的メッセージ。⑤LCLの海・シンジとレイの会話シーンの演出描写。この二点から見てもアスカの発したアンテメッセージの真意は明らかですね。
Air冒頭でシンジのおかずにされた事も、インナースペースでシンジをひたすら責めているのも、旧劇場版においてアスカの役割がホメオを突き放し、一方で救いの手を差し伸べるという役割である為。 ラストシーンが【空四】に準えて作られているのは有名な話ですが、
アスカが溶けなかったのは【空四】に準えたラストシーンを成就させる為でもあるのです。何よりもストーリーに矛盾を残さない為にはアスカがLCL化されるわけにはいかないんですね。 でなければ作品が伝えているメッセージに説得力がまるで無くなってしまう。・・・というより、作品のテーマが
完全にぶち壊しになってしまうからです。
ちなみに EOEの宣伝ポスターは 沈んでいく主要キャラクターが全て女性です。この描写はアンテであり、作品の直接的なストーリーとは別物です。
切り離して見なければならないという事。逆恨みを表している演出画ですからね。
アスカは サードインパクト手前の心の補完の中でトランジスタシスを見出している。それを演出として証明しているのが包帯。
LCL化されずにヒトの形を維持し続けた(シンジを拒絶した)唯一の人間であるアスカがシンジにとって最初の他人としてラストシーンに登場しているわけです。アスカの包帯はトランジスタシスや母性だけでなく、シンジにとって最初の他人である事も意味していますからね。(弐拾六話・参照)
今回、私が述べた解説 【①アスカは量産機との戦闘で死んでいない。 ②LCL化されていない。】 この二つは間違いなく事実です。 そして想像も矛盾もありません。 二つとも10年以上に渡って深層の深層、極細部分まで徹底的に研究分析し、全ての裏情報を入手して辿り着いたもの。
なにより制作側が明かしてくれたネタばれや真実を元にしています。100%間違いないと断言できます。
解釈は人それぞれ自由ですが、全てが対象ではない。答えがしっかり存在しているものもあるという事。
制作側が言う事は【絶対】です。
【記事番号】-2147481133 (2147483647)
【 日時 】07/10/25 17:10
【 発言者 】みれあ
一応ネタバレになるかな、と思ってスレ建ててみました。一体誰が読むのかは不明。
今日発売の電撃ホビーで確認した情報はこんな感じ。
・二人目で「24話分岐?」と書きましたが、どうやら普通にTV版アフターのような模様。誤報すんません。
・山下いくとのメカデザインを軸としたスピンオフ。形態は電撃ホビーお得意の模型ジオラマ+小説かな?
・対談から「スーパーエヴァンゲリオン」は初号機F型改の模様。
・零号機はS2機関を搭載されている模様。あの自爆で木っ端微塵になったんじゃなかったんだろうか。ただし初号機ほどS2機関を生かせていないらしい。
・弐号機についての言及はなし。
・引き続き出てくるメインキャラもいるが交代したキャラも結構いるようだ。
以下、個人的な考察を。
●電撃恒例のパターンでいったとすると、小説パートの文章力にはあまり期待できない。これはいい意味で裏切ってほしい。
●今月売りの号ではアスカに一切触れていないのはなんでだろう。木っ端微塵のはずの零号機が運用されているのだから、弐号機が破棄されていることはないと思うんですが… ちなみに対談中では「S2機関搭載のエヴァとは?」「零号機と初号機です」といったやりとり。
個人的結論は以下。
今の段階では「公式トンデモFF」の域を出てないような感じが。知らされてる情報を見る限りではね。
何はともあれ来月の電撃ホビーを期待するほかないようです。