「綾波レイの幸せ」掲示板 四人目/小説を語る掲示板・ネタバレあり注意
TOP > 記事閲覧
fld_nor.gif 碇シンジのサード・インパクト/Sterope
投稿日 : 2009/05/31 00:00
投稿者 tamb
参照先

【Date:】 12 Jul 2008 04:13:00
【From:】 "tamb"
【Subject:】 碇シンジのサード・インパクト/Sterope

 シンジが入院してうんぬん、というのがきっかけにすぎない(と、あえて書く)という
のが結構凄い。
 この話で最もぶっ壊れてるのは碇夫妻に違いない。治りかけている――更に壊れている
のかもしれないが――シンジを完全に壊したといえる。
 で、その夫妻に作られたレイの不幸、という話になるのかもしれないけど、生まれてき
た不幸を呪う必要はないと思う。問題はそれからどうするか。ただ、それが刷り込みに過
ぎないという部分に悲しさは感じる。そしてエピローグ2をどう読み取るか。

 荒削りで欠点もあるけど、その分だけ勢いはあるしアイディアも豊富。

 実は作者に聞きたいしょうもない疑問が一ヶ所あるんだけど(ストーリーと関係なし)、
話がシリアスな話なんで、それはちょっと後で書きます(笑)。

作品はこちら。
http://tamb.cube-web.net/cont/sterope/sterope02_index.htm



【Date:】 12 Jul 2008 10:47:00
【From:】 "Sterope"
【Subject:】 Re: 碇シンジのサード・インパクト/Sterope

こんにちは、Steropeです。
tambさんhtml化ありがとうございました。

>シンジが入院してうんぬん、というのがきっかけにすぎない
長さ的には長いんですがね。統失というのは治療すれば寛解していくんですよ、という重要な部分でもあります。
ここは二通りの解釈ができるようですね。
実は補完後の世界で、シンジは医者達に壊されていくという解釈があるようです。

>この話で最もぶっ壊れてるのは碇夫妻に違いない。治りかけている――更に壊れている
>のかもしれないが――シンジを完全に壊したといえる。
彼等はシンジが病気(病気かすら定かではないけれど)なのを受け入れていません。
ただただ、狂気的にシンジの幸せを求めた結果がアレです(^^;
当のシンジは両親に与えられたレイを手にご満悦です。
実に滑稽ですね。

>その夫妻に作られたレイの不幸、という話になるのかもしれないけど
第三者から見れば不幸ですが、本人にとっては偽りであっても幸せなのです。

>それが刷り込みに過ぎないという部分に悲しさは感じる。
シンジからしてみれば妄想の産物、レイからしてみれば刷り込み。
これは心が通じ合っていないということになるんでしょうか?
お互いにもっと踏み込めば、おそらくそれはダメになるでしょう。

>荒削りで欠点もあるけど、その分だけ勢いはあるしアイディアも豊富。
ここはこうすべきだったという案が次々沸いてくるので
荒削り、というのは正しいかと思います。欠点も多々あるかと思います。
アイディアに関してはある知人から実体験等、話を聞かせてもらってます。
シンジの入院している部分は知人から聞いた話が多いですね。

>実は作者に聞きたいしょうもない疑問が一ヶ所あるんだけど
どうぞお書きください(笑)
なんならメールでも構いません。気になるので(笑)

それでは、碇シンジのサード・インパクトをよろしくお願いします。
失礼します。



【Date:】 15 Jul 2008 17:28:00
【From:】 "tamb"
【Subject:】 Re: 碇シンジのサード・インパクト/Sterope

> シンジからしてみれば妄想の産物、レイからしてみれば刷り込み。
> これは心が通じ合っていないということになるんでしょうか?

 シンジ視点だと、単に「理想の彼女が突然現れた」みたいな解釈も可能なので、それは
それでアリといえばアリだろうし、レイから見れば「好きになるのは理屈じゃない」とも
言える。ただ周囲から見れば、まさに滑稽でしょうね。
 ただ、生まれてきたその事自体には本人に責任はないので、滑稽といわれても迷惑な話
で、要するにこれからどうするか。刷り込みなんだと言われても困るだけだろうし。もち
ろん刷り込みだろうが理想だろうが、将来的には嫌いになる可能性もあるわけだし。

 で、しょーもない疑問。
 レイは身体を交換しているようですが、いくとこまでいっちゃってるということは、そ
のたんびに処女喪失以下自粛



【Date:】 15 Jul 2008 19:22:00
【From:】 "Sterope"
【Subject:】 Re: 碇シンジのサード・インパクト/Sterope

こんにちは、Steropeです。
>tambさん
こんにちは、お世話になってます。

>シンジ視点だと、単に「理想の彼女が突然現れた」みたいな解釈も可能なので、それは
>それでアリといえばアリだろうし、レイから見れば「好きになるのは理屈じゃない」とも
>言える。ただ周囲から見れば、まさに滑稽でしょうね。
そうですね。
理想の彼女が突然現れた、というより病院で行われた治療行為と反する出来事ですよね。
そんなもの存在しないんだよと徐々に回復していったのに、それを全否定してます。
レイの登場は前半と後半を一気にわける部分でもあります。
レイから見ればそのように教えられたからそのように動く、というだけです(エピローグまででは)。
少なくとも私はこの話のレイをロボットか人形のように思っていませんから、将来的に嫌いになる要素はあると思います。

で、問題の部分ですが(笑)

>レイは身体を交換しているようですが、いくとこまでいっちゃってるということは、そ
>のたんびに処女喪失以下自粛
この部分、書くときに少し、本当に少しだけ悩んだところでもあります(^^;
ですが、そこはおそらくユイさんがレイ交換の際にチョチョイっと(略)するでしょう(笑)
しかしユイさんが二人の関係に気づかなかったら、それはそれはエライ事態に陥るでしょう(^^;
シンジくんも頭に「?」が沢山出てアレがアレですね。げふんげふん・・・。

それでは失礼します(^^;



【Date:】 23 Jul 2008 01:55:00
【From:】 "D・T"
【Subject:】 Re: 碇シンジのサード・インパクト/Sterope

 はじめまして。D・Tと申します。

『碇シンジのサード・インパクト』、読ませていただきました。

 久しぶりに面白いFFを読んだなぁ、という気持ちです。
 二人目の掲示板で仰っていたのを拝見しましたが、作中で、登場人物が見ているテレビの内容まで考えてあるのも素晴らしいです。
 小説の神は細部に宿る、という格言があったはずですが(たぶん)、こういうこだわりはD・Tも見習って行きたいです。

 話題になっている部分ですが、あえて深く触れずに書いていて、爽やかで良かったです。
 丹念に書き込んでも、それはそれで面白かったかもしれまゲフンゲフフン。

 とても楽しく読ませていただきました。
 これからの作品も楽しみにしております。



【Date:】 23 Jul 2008 10:55:00
【From:】 "Sterope"
【Subject:】 Re: 碇シンジのサード・インパクト/Sterope

こんにちは、Steropeです。

>D・Tさん
はじめまして、こんにちは。

>『碇シンジのサード・インパクト』、読ませていただきました。
ありがとうございます、読んで頂いただけでも嬉しいです。
さらにお褒めの言葉大変嬉しく思います。
テレビの内容ですが、以下Wikipediaより抜粋。

>民間の貨物船コバヤシマルがクリンゴン帝国との緩衝宙域近くで故障し、クリンゴン側へ漂流していくという想定。
>救難信号を受けた候補生たちは宇宙艦の指揮官および士官としてコバヤシマルを救助しなければならないが、
>そのためには緩衝宙域を超えクリンゴン領宙を侵犯する事となり、結果複数のクリンゴン艦からの攻撃を受け、交戦状態に突入する。
>
>実はこのテスト、どう行動しても最後は候補生たちが負け、すなわちコバヤシマル救出に失敗の挙句、
>全滅を免れないシナリオになっている。絶望的な状況におかれてもいかに的確な対応がとれるかどうか、それを見極めるためのものである。

とのことです、お気付きかとは思いますが伏線になっております。
書いておいてなんですが、絶対誰も「コバヤシマルだ」って気づかないと思ってました(^^;
なので二人目に自分で書いておく(笑)

>丹念に書き込んでも、それはそれで面白かったかもしれまゲフンゲフフン。
それは内容的に18禁ルーム送りなことにゲホゲホ。
しかし、ユイさんがチョチョイっとって一体何を……。

>とても楽しく読ませていただきました。
>これからの作品も楽しみにしております。
ありがとうございます。
今後の作品ですが、近いうちにわかるかと思います。
その時は、またよろしくお願いします。

それでは、ありがとうございました、失礼します。



編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント sml_cool.gifsml_sml.gifsml_yawn.gifsml_q.gifsml_big.gifsml_shm.gifsml_wink.gifsml_cry.gifsml_roll.gifsml_bonk.gif

- WEB PATIO -