【Date:】 16 Jan 2009 22:57:00
【From:】 "tamb"
【Subject:】 絆　～心の形～／yo1

　前作「絆」の続編で、レイとの再会を果たすと同時に二人目三人目問題もクリア。前作
にも伏線とは言えないほど前面に出ていた「光る羽」も重要な役割を果たし、これがレイ
に「還る」シーンは、劇場版エヴァ「まごころを、君に」でのレイがリリスに戻ってゆく
シーンを想起させる。

　非常に美しい話だけど、何が問題なのかというと、話を急ぎすぎというか、こりゃまだ
プロット段階だろうという感じがしてしまう。

　前作ラストで、仮にシンジがいわば狂気に逃げ込んだ至福の中にいたとして、「僕と綾
波の心は…一緒なんだ…」《―――違う―――》」などという会話を、シンジの中にいる
と思われる光る羽根と化したレイと交わしつつもなお現実に目を向けようとはせず、三人
目に会っても「君は誰？」とか言わせると痛さは増す(笑)。リツコの説明がどの段階でな
されるのかというのは問題だけど、それを受けてシンジに「やっぱり君は綾波じゃないん
だね。はじめまして、碇シンジです」とか言って微笑ませたりすると激痛になるわな。
　このあたりではレイもシンジに接近する理由がないから難しいけど、光る羽根に何とか
してもらって(笑)、うまい具合に感動的な再会、てな方向に持っていき、三人目の哀しさ
みたいな部分も何とかなれば、それなりにいい話になるのではないかと。恐らくファイル
サイズは10倍以上になると思うけど(笑)。
　もちろんそんな話がいきなり書けるわけはなく、だから多くの連載は初期に更新停止に
なるんだと思うけど、作者には頑張っていただきたく思うのであります。

> 綾波、君は、第十六使徒アルミサエルとの戦闘で

　この段階では使徒の名前は知らんかもしれんね。

> シンジはしばらくボーッと見とれてしまう…ハッ！

　こういう「ハッ！」は止めようよ。「レイの不思議そうな視線に気づいて我に返った」
とかなんとか書けると思うんで。「はっと我に返った」でもいいけど。

作品はこちら。
http://tamb.cube-web.net/cont/yo1/yo1_02.htm



【Date:】 17 Jan 2009 07:48:00
【From:】 "yo1"
【Subject:】 Re: 絆　～心の形～／yo1

tamb様
掲載して頂有難う御座います。
未熟な文章の掲載作業は苦痛だったのではないかと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
自分の頭の中にある話（小説）が文書になる段階で、読んで頂ける方に１００％伝わる文章にならない、又は、歪んでしまう、飛ばしてしまう…
まだまだ修行が足りないです。
レイ…yo1を助けて…《－－嫌－－》…



【Date:】 19 Jan 2009 00:14:00
【From:】 "tamb"
【Subject:】 Re: 絆　～心の形～／yo1

　公開作業は苦痛ではないわな。というか、読んでて苦痛な作品ならボツだから。
　まぁでも、もったいないなとは思うけど。