「綾波レイの幸せ」掲示板 四人目/小説を語る掲示板・ネタバレあり注意
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100万ヒット御礼!!
投稿日
: 2009/06/16 01:23
投稿者
:
Kaz.Ueda
参照先
:
ねぇ……碇くん
……なに??
これ……どうすればいいのか……わからくて……
大丈夫。ぼくにまかして……難しいことじゃないよ??
ほら、その先っぽから皮をゆっくりむいて
そうそう。あとはそれをくわえて……
……こう??
うん……上手だよ。綾波……
次は……そこの黒いボタンを押して
うん……そう。あ……!!優しく……だよ??
---------------------------------
ばななじゅーちゅ
Kaz.Ueda
---------------------------------
『ギュイーーーーーーーーーーーン!!!!』
「きゃっ!!」
彼女はビックリしてしりもちをついていた
左手に持っていたスプーンを落として彼に言った
「碇くん……壊れ…ちゃった??」
「ちがうちがう。それでいいんだよ」
彼は優しく微笑みながらレイを起こしてあげた
「ありがとう。急だから……ビックリしたわ」
「あはは、ごめんね??先に言わなくて」
「ねぇ……碇くん」
レイが少しうつむきながらシンジを見た
俗に言う上目づかいである
「な、なに??」
シンジの耳がなぜか横においてある桃缶のような色になっている
「みんな、喜んで飲んでくれるかな……??」
シンジに向けていた視線を盛大に攪拌されている黄褐色の液体に向ける
「ああ、大丈夫だよ。ほら、さっきの砂糖もちゃんと確かめながらいれたし」
なるほど、“加えて”いたようだ
「そう……ね」
「そろそろ、いいんじゃないかな??」
シンジがミキサーを指しながらレイをうながす
「ああ、そうね。これ……また押すの??」
「大丈夫だよ。次はなにも起きないから」
レイがおそるおそる [START/STOP] とかかれた黒いボタンを押すとうるさい黄褐色の液体が余韻を残しつつ静かになった
そう、今日は2-Aのいいんちょこと洞木ヒカリの誕生日パーティーがシンジの家で行われるのである
そこでみんなに振舞うためにレイとシンジが二人で料理や飲み物を準備していたのである
今用意していたのはバナナジュースのようだ
だが、レイは全く料理ができないので机に並んでいる豪勢な料理の数々は一つ残らずシンジが作った
そのことでヘコんでしまったレイを元気付けるためにシンジが打った策が
幼稚園児の頃には誰もがお手伝いしたことのあるであろうバナナジュースである
材料を入れてミキサーにかけるだけという非常に単純な作業ながら、自分の無力さに打ちひしがれていたレイには十分な効果があったようだ
「準備できたね、綾波」
「ええ、これでいつ来ても大丈夫ね」
「ねぇ、綾波??」
「……?なに??碇くん??」
「ちょっと……見せたいものがあるんだ。た、たいした物じゃないんだけどね!!」
シンジの挙動が不信であることは誰の目にも明らかだろう
だが、それにきづかないのがレイという少女なのである
「なに??」
「ほ、ほら、この手の中にあるんだけどね。のぞいてみてくれるかな」
シンジの耳……どころか顔全体がベタな表現ではあるが赤信号である
だが、それにきづかないのがレイという少女なのである
「なにかしら?……えッ!……ん……」
「……」
「……」
「……」
「……ん」
「…………ご、ごめん。ごめん!!」
「……なぜ、あやまるの??」
「いや、だって……嫌……だったかなって……」
「嫌……じゃないわ。あり…がと」
ズザッ・・ザザアァ・・ザザァアァアアアア
「・・・ぁみ一尉」
「・・ぁなみ一尉!」
「綾波一尉!!」
戦略自衛隊の制服を着た階級章からして准尉の無精髭の男が自動小銃を片手にレイに叫んだ
「どうかしましたか?」
レイが形式的な声で答える
「敵襲です!!また国籍不明のやつらです!!」
「そう。わかったわ」
レイが外部記憶装置からプラグを抜きながら感情を込めずに言った
抜いたプラグは手を離すと首筋に吸い込まれていった……
碇くん
あなたの仕事が終わって
もう5年がたちます
私の仕事はまだまだ終わりそうにないです
私には守りたい場所が、思い出があるから
まだあなたたちの元には帰れません
あの日々を今でもよく思い出します
さっきもあなたたちとの思い出を見ていたの
もうあそこには何もないけど
私の心の中には今もあのマンションが崩れずに残っています
……碇くん
この地上には
もう人の住める場所がありません
たび重なる戦争や環境破壊に
地球が壊れてしまったようです
なんとか私たちの街は無事ですが
この最後の地面をたくさんの人々が奪いにきます
あなたとの思い出を奪いにきます
ねぇ、碇くん
そっちはどうですか??
アスカとは仲良くやってますか??
けんかばかりしないでね??
私の大切な友達なんだから
……でも
あんまり仲良くもしないでください……
いつか私があなたたちの元に帰ったとき
ちゃんと碇くんの隣を空けといてくださいね
では、お仕事行ってきます
また来るからね
じゃぁ……
好き……碇くん
-------------------------------------------
掲示板にも書きましたが
100万hitおめでとうございます^^
楽しい感じのにしようとしたんですがなぜだかこんなになってしまいましたww
まぁご愛嬌ってことでお許しを^^
最後のレイからシンジへの言葉にはぼくの世界へのメッセージを込めて
ではでは
綾波レイの幸せの更なる繁栄を祈って!!
LRS万歳!!万歳!!万歳!!
ではではノシ
編集
件名
:
Re: 100万ヒット御礼!!
投稿日
: 2009/06/17 23:17
投稿者
:
tamb
参照先
:
悪くないんだが、なぜこんな話に感は否めないというか、なぜこんな展開に?
それから「くわえて」は無理があるな。「いれて」だろ(爆)。
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……なに??
これ……どうすればいいのか……わからくて……
大丈夫。ぼくにまかして……難しいことじゃないよ??
ほら、その先っぽから皮をゆっくりむいて
そうそう。あとはそれをくわえて……
……こう??
うん……上手だよ。綾波……
次は……そこの黒いボタンを押して
うん……そう。あ……!!優しく……だよ??
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ばななじゅーちゅ
Kaz.Ueda
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『ギュイーーーーーーーーーーーン!!!!』
「きゃっ!!」
彼女はビックリしてしりもちをついていた
左手に持っていたスプーンを落として彼に言った
「碇くん……壊れ…ちゃった??」
「ちがうちがう。それでいいんだよ」
彼は優しく微笑みながらレイを起こしてあげた
「ありがとう。急だから……ビックリしたわ」
「あはは、ごめんね??先に言わなくて」
「ねぇ……碇くん」
レイが少しうつむきながらシンジを見た
俗に言う上目づかいである
「な、なに??」
シンジの耳がなぜか横においてある桃缶のような色になっている
「みんな、喜んで飲んでくれるかな……??」
シンジに向けていた視線を盛大に攪拌されている黄褐色の液体に向ける
「ああ、大丈夫だよ。ほら、さっきの砂糖もちゃんと確かめながらいれたし」
なるほど、“加えて”いたようだ
「そう……ね」
「そろそろ、いいんじゃないかな??」
シンジがミキサーを指しながらレイをうながす
「ああ、そうね。これ……また押すの??」
「大丈夫だよ。次はなにも起きないから」
レイがおそるおそる [START/STOP] とかかれた黒いボタンを押すとうるさい黄褐色の液体が余韻を残しつつ静かになった
そう、今日は2-Aのいいんちょこと洞木ヒカリの誕生日パーティーがシンジの家で行われるのである
そこでみんなに振舞うためにレイとシンジが二人で料理や飲み物を準備していたのである
今用意していたのはバナナジュースのようだ
だが、レイは全く料理ができないので机に並んでいる豪勢な料理の数々は一つ残らずシンジが作った
そのことでヘコんでしまったレイを元気付けるためにシンジが打った策が
幼稚園児の頃には誰もがお手伝いしたことのあるであろうバナナジュースである
材料を入れてミキサーにかけるだけという非常に単純な作業ながら、自分の無力さに打ちひしがれていたレイには十分な効果があったようだ
「準備できたね、綾波」
「ええ、これでいつ来ても大丈夫ね」
「ねぇ、綾波??」
「……?なに??碇くん??」
「ちょっと……見せたいものがあるんだ。た、たいした物じゃないんだけどね!!」
シンジの挙動が不信であることは誰の目にも明らかだろう
だが、それにきづかないのがレイという少女なのである
「なに??」
「ほ、ほら、この手の中にあるんだけどね。のぞいてみてくれるかな」
シンジの耳……どころか顔全体がベタな表現ではあるが赤信号である
だが、それにきづかないのがレイという少女なのである
「なにかしら?……えッ!……ん……」
「……」
「……」
「……」
「……ん」
「…………ご、ごめん。ごめん!!」
「……なぜ、あやまるの??」
「いや、だって……嫌……だったかなって……」
「嫌……じゃないわ。あり…がと」
ズザッ・・ザザアァ・・ザザァアァアアアア
「・・・ぁみ一尉」
「・・ぁなみ一尉!」
「綾波一尉!!」
戦略自衛隊の制服を着た階級章からして准尉の無精髭の男が自動小銃を片手にレイに叫んだ
「どうかしましたか?」
レイが形式的な声で答える
「敵襲です!!また国籍不明のやつらです!!」
「そう。わかったわ」
レイが外部記憶装置からプラグを抜きながら感情を込めずに言った
抜いたプラグは手を離すと首筋に吸い込まれていった……
碇くん
あなたの仕事が終わって
もう5年がたちます
私の仕事はまだまだ終わりそうにないです
私には守りたい場所が、思い出があるから
まだあなたたちの元には帰れません
あの日々を今でもよく思い出します
さっきもあなたたちとの思い出を見ていたの
もうあそこには何もないけど
私の心の中には今もあのマンションが崩れずに残っています
……碇くん
この地上には
もう人の住める場所がありません
たび重なる戦争や環境破壊に
地球が壊れてしまったようです
なんとか私たちの街は無事ですが
この最後の地面をたくさんの人々が奪いにきます
あなたとの思い出を奪いにきます
ねぇ、碇くん
そっちはどうですか??
アスカとは仲良くやってますか??
けんかばかりしないでね??
私の大切な友達なんだから
……でも
あんまり仲良くもしないでください……
いつか私があなたたちの元に帰ったとき
ちゃんと碇くんの隣を空けといてくださいね
では、お仕事行ってきます
また来るからね
じゃぁ……
好き……碇くん
-------------------------------------------
掲示板にも書きましたが
100万hitおめでとうございます^^
楽しい感じのにしようとしたんですがなぜだかこんなになってしまいましたww
まぁご愛嬌ってことでお許しを^^
最後のレイからシンジへの言葉にはぼくの世界へのメッセージを込めて
ではでは
綾波レイの幸せの更なる繁栄を祈って!!
LRS万歳!!万歳!!万歳!!
ではではノシ