calu様

「夏の幻」を読んで頂きまして、有難う御座います。
感想も頂きまして、感激しています。

皆様に、『ゲロ甘』と評されまして、「そうなの？そうなの？」と（自覚症状無し→yo1）と（苦笑）

＞ところでこの作品は、もしかして「砂時計」の前作に当たるのですかね？

えっと、内緒の話（時間軸は曖昧にしております。お好きな様に解釈して頂いて、楽しんで頂けたらと思っています。ﾋｿﾋｿ）

出ましたね。yo1さんの問答無用のゲロ甘もの。
作品全体に流れる雰囲気も穏やかで、楽しく読ませて戴きました。
レイの家族風呂の定義付けからして、毎回そうなるのでしょうか（汗）
だったらシンジ君、大変だぁ…なんて。
ところでこの作品は、もしかして「砂時計」の前作に当たるのですかね？
また、読ませて下さいね。宜しくお願いいたします。

tamb様
貴重なご指摘、有難う御座います。
是非、次回以降に役立てたいと思います。

タン塩様
読んで頂、感想も頂けて、本当に有難う御座います。
タン塩さんの作品も非常に楽しみなのです＾＾

来ましたねyo1さんのゲロ甘。なんか上手くなってません？
すんなり読めて甘々に悶絶しました。また書いてください！

ネタバレ



　シンジとレイがひたすら仲良しで、FF的にはそう珍しくもない設定だけどレイは異様に
かわいいしシンジはかっちょいいというか積極的。
　とにかく感情豊かでそれを臆面もなく前面に出すレイが印象的。

> 「碇君！　回したわ！」
> 赤く染まった頬に手を当てて動かなくなった
> 頬を膨らませて、そっぽを向いてしまった。

　例を上げ出すときりがない。シンジもそれをどーんと受け止めている。あまりのバカッ
プルぶりというか、むしろ単なるバカというか(笑)、イライラするというか(爆)。

　破を見た後だと、破の後に何があるのかにもよるかもしれないけど、こういうレイはナ
チュラルに思える。というか、14～5だとこういう女の子って、キスとかそういう部分は
ともかく、普通にいるわな。その意味では、少なくとも私が持っているレイのイメージと
いうのは冷静すぎると言えるわけだ。
　シンジに関しても同様で、破で「来い！」と言えたのだから、周囲の人目など気にせず
濃厚に舌を絡めるのもアリ……かどうかは微妙かもしれん(笑)。

　とりあえず一言いいたいのは、

> 家族風呂って……二人が愛し合う場所なのね……

　それは違います(爆)。


　この作品の欠点を上げるのは容易で、これはよく指摘するんだけど、例えば「僕」ある
いは「私」の一人称で書いている時に相手の心理描写が出てくるのは変だわな。
　この話のハイライトのひとつは蛍の演舞（「演舞」という単語を当てるべきなのかどう
かは微妙かもしれんけど）にあるとおもうんだけど、それがもうひとつ生きてない感じが
するのはもったいない。かといって、例えば蛍の灯りに照らされながら濃厚なキスをする
とか、家族風呂であれしてるところに蛍が来たりするといいのかどうかは微妙ではある。
書いてみないとわからん。
　最初の、バスの中で茶摘を見るというのがラストの茶摘体験につながってるんだけど、
これもただ茶摘をしただけになってるのがちょっと弱い。

　とはいえ、こういう部分を全て改善したらこの話が劇的に良くなるかといえば、たぶん
そんなことはないんだと思う。それほどこの二人のバカぶり、もとい、仲良しぶりは良く
書けているわけで、万事OKなのではないかとも思う。恐らくこの話は、この二人でなけれ
ば成立しない。
　というわけで、いろんな意味で難しい話でございました。