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ウィンドアンカァ/aba-m.a-kkv
件名 | : Re: ウィンドアンカァ/aba-m.a-kkv |
投稿日 | : 2010/04/29 08:18 |
投稿者 | : calu |
参照先 | : |
整然とした文章から浮かび上がってくる精緻極めた情景描写は、相変わらず素晴らしいと思います。
そして、四角い箱の隅から漏れてくるようなさり気ない甘さも…。
時間とシンジ君によって、ゆっくりと溶かされてきた元天使の翼は、いまだその形骸をレイの背に
留めてはいますが、これからもその翼が目を覚ますたびにアンカァがいてくれるという事実に、レイは
幸せを感じるんだろうなあ、と思いました。
有難うございました。次作も楽しみにしております。
そして、四角い箱の隅から漏れてくるようなさり気ない甘さも…。
時間とシンジ君によって、ゆっくりと溶かされてきた元天使の翼は、いまだその形骸をレイの背に
留めてはいますが、これからもその翼が目を覚ますたびにアンカァがいてくれるという事実に、レイは
幸せを感じるんだろうなあ、と思いました。
有難うございました。次作も楽しみにしております。
件名 | : Re: ウィンドアンカァ/aba-m.a-kkv |
投稿日 | : 2010/04/22 00:17 |
投稿者 | : tamb |
参照先 | : |
ちゃんとした感想なんて書けなくてもいいんだよ、という所からこの掲示板は始まってるの
で、なんでもいいんですよ。単に思ったことを書けば。私も感想っぽいことを書くこともあり
ますが、読んで連想した事を書くこともあって、それは全く感想じゃなかったりします(^^;)。
まぁそれでもいいだろうと。掲示板見てくとわかりますが、ほぼ感想のないままに楽器談義が
炸裂したりすることもあって、それもありです。
なにはともあれ、上手く書けないから書かないよりも何でもいいから何か書きましょうと、
そういう話です。
ちなみに今回のtomatoさんのはちゃんと感想してると思いますよ。
で、なんでもいいんですよ。単に思ったことを書けば。私も感想っぽいことを書くこともあり
ますが、読んで連想した事を書くこともあって、それは全く感想じゃなかったりします(^^;)。
まぁそれでもいいだろうと。掲示板見てくとわかりますが、ほぼ感想のないままに楽器談義が
炸裂したりすることもあって、それもありです。
なにはともあれ、上手く書けないから書かないよりも何でもいいから何か書きましょうと、
そういう話です。
ちなみに今回のtomatoさんのはちゃんと感想してると思いますよ。
件名 | : Re: ウィンドアンカァ/aba-m.a-kkv |
投稿日 | : 2010/04/20 17:14 |
投稿者 | : tomato |
参照先 | : |
tambさん、こんにちは。aba-m.a-kkvさん、はじめまして。
綾波さんの一人称、僕は初めて読んだと思います。そうですね、tambさんのおっしゃる"独白"の感じ、セリフの少なさは透明感を増し、強風の描写は読む者に硬質感を作り出させているように感じました。
僕には[Airまごころを…]の世界が一つになっていく時の映像が目に浮かび"強風"が一つになる世界を、綾波さんを、止めたのは(引き戻した)シンジ君であったと、そして今も彼女のそばに居て見守っているのは彼だとわかると強風に何かを感じ、見失いかけた絆は、やはり彼が居る事でまた守られたと感じた時、暖かい気持ちになれました。強風と言うものを巧く描写され表現されていた事で気持ちがどんどん引き込まれてゆきました。お見事でした。
いや、どうも感想書くのも下手だな僕は…
綾波さんの一人称、僕は初めて読んだと思います。そうですね、tambさんのおっしゃる"独白"の感じ、セリフの少なさは透明感を増し、強風の描写は読む者に硬質感を作り出させているように感じました。
僕には[Airまごころを…]の世界が一つになっていく時の映像が目に浮かび"強風"が一つになる世界を、綾波さんを、止めたのは(引き戻した)シンジ君であったと、そして今も彼女のそばに居て見守っているのは彼だとわかると強風に何かを感じ、見失いかけた絆は、やはり彼が居る事でまた守られたと感じた時、暖かい気持ちになれました。強風と言うものを巧く描写され表現されていた事で気持ちがどんどん引き込まれてゆきました。お見事でした。
いや、どうも感想書くのも下手だな僕は…
感がある。透明度はやはり高く硬質だけれど、それを通して見ると、向こう側は輪郭がにじみ
逆像になっている。
レイのセリフはセリフというより独白に近い。極端に風が強いということと相まって、ふわ
ふわしてて現実感に乏しい。台風の日の妙な高揚感に少しだけ近い。
でもそこでシンジがたったひとこと、例えば「すごい風だね、綾波」と言っただけで、もの
凄い安定感というか、一気に引き戻される感がある。大地に根ざしたというのか、文字通りの
「碇」、アンカァ。自分がどこにいるのか、その瞬間に気づく。どこにいるの?
自分がいまここにいるという事実を知らなければ、どこにも行くことはできない。ここはど
こなのか。それを忘れそうになった時は、きっと彼が教えてくれる。
ジミ・ヘンドリックスの「Little Wing」という曲が、これを読みながら頭の中を流れてい
ました。動画を貼るスレに唐突に貼ったアコースティック・スティックによるLittle Wingは、
こういう経緯でした。当該スレに書けばいいんだけど、公開前なので書けず、さらには我慢も
できなかったという(^^;)。
作品はこちら。
http://tamb.cube-web.net/cont/aba-m/aba-m22.htm