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Xeオーバーライド/aba-m.a-kkv
件名 | : Re: Xeオーバーライド/aba-m.a-kkv |
投稿日 | : 2010/09/25 01:29 |
投稿者 | : tamb |
参照先 | : |
> 今回のお話は、使徒って(群体であるリリンを除いて)他者を愛せるのかなっと考えたことからきました。
前提をどうするかが難しいけど、「他者の存在を考慮する必要がない」というより他者とい
う概念そのものがないかもしれない。だとすればその対象物は恐怖の対象となるか、あるいは
そこから自己認識の道を辿るのか。そもそもそれが「他者」であるであるとなぜ判断できるの
か。
緒形さんにご登場願いたくなるような議論になりそうですが(^^;)、こんな感じの設定、た
とえば恐怖を封じ込めてヒトの姿をもってシンジの前に現れるがその奥底には拭い切れぬ恐怖
があり、その目に自ら閉じこもっているアスカの姿が映る、なんてので一本書けるかもしれま
せん。
> これに関しては編集長自ら語っていただきましょう。笑
語りましょう、という程のことでもないんですが、リンクにマウスカーソルを乗せた時の色
がアスカの髪のハイライトの色になってます。破からいくつかシーンをキャプチャして、一番
明るい色をピックして使いました。なので、他のリンク関係の色はウェブセーフカラー(今や
ほとんど意味はないと思いますが)になってますが、この色だけフルカラーです(笑)。
前提をどうするかが難しいけど、「他者の存在を考慮する必要がない」というより他者とい
う概念そのものがないかもしれない。だとすればその対象物は恐怖の対象となるか、あるいは
そこから自己認識の道を辿るのか。そもそもそれが「他者」であるであるとなぜ判断できるの
か。
緒形さんにご登場願いたくなるような議論になりそうですが(^^;)、こんな感じの設定、た
とえば恐怖を封じ込めてヒトの姿をもってシンジの前に現れるがその奥底には拭い切れぬ恐怖
があり、その目に自ら閉じこもっているアスカの姿が映る、なんてので一本書けるかもしれま
せん。
> これに関しては編集長自ら語っていただきましょう。笑
語りましょう、という程のことでもないんですが、リンクにマウスカーソルを乗せた時の色
がアスカの髪のハイライトの色になってます。破からいくつかシーンをキャプチャして、一番
明るい色をピックして使いました。なので、他のリンク関係の色はウェブセーフカラー(今や
ほとんど意味はないと思いますが)になってますが、この色だけフルカラーです(笑)。
件名 | : Re: Xeオーバーライド/aba-m.a-kkv |
投稿日 | : 2010/09/23 00:07 |
投稿者 | : aba-m.a-kkv |
参照先 | : |
tambさん、編集と公開ありがとうございました。
いろいろ謎な短編だったと思います。笑。ので、作者から言い訳混じりの解説を。
まずはタイトルですが、これはキセノンオーバーライドという原子力用語からとりました。
どういう意味かは難解なのでお調べいただければとして、SSの内容とはなんら関係ありません。爆。
音の響きがいいなあ、という単純な理由で決めました。
最初はオーバーライドだけだったのですが、それではなんか寂しくて。
なのでこのSSに関係あるのはオーバーライドの部分だけです。
次に冒頭の英文ですが、これは聖書の一節で、作中にもありますが、「あなたは自分自身のように隣人を愛さなければならない」という格言です。
名言集みたいなものにもよく乗っているまあわりかし有名な言葉なのかもです。
次に文末の英文ですが、これは「私たちは、自分自身以上に私たちを愛しているのだから」という雰囲気の意味です。
作者が勝手に作り出したので文法など誤りがあるかもしれませんが、そこらへんはご容赦を。
とりあえず雰囲気で。
タイトルと文末の一文が関連していて、冒頭の英文に対する返答が文末の一文になっているという感じです。
以上解説でした。爆
さて、今回の短編を書こうと思ったキッカケを一つ。
今回のお話は、使徒って(群体であるリリンを除いて)他者を愛せるのかなっと考えたことからきました。
作中でほとんど書いていますが、単体である使徒は他者の存在を考慮する必要がない状態で誕生したとすると、
リリンが誰かと結び付くような、本能的というか生来備わっている感情っていうのはないんだろうな、と。
じゃあどうすれば人を愛せるのか、さらにそれを越えられるか、そういうテーマで書いてみました。
ある意味で歪で、ある意味で純愛なんだろうな、と、LAKを書いていると思います。
テーマの重みにしては短いお話なので、SSの形をとったエッセイみたいなものかもしれません。
次はちゃんとストーリーが展開するお話が書いてみたいです。
追記、この作のある部分に、LAKらしいtambさんのこだわりがあります。
それはどこでしょう?(ウォーリーを探せ、みたいだ)
これに関しては編集長自ら語っていただきましょう。笑
突き詰めれば好きになったから好きになったという以上のことにはならない。そうでないなら、
同じきっかけがあれば自動的にその人を好きになることになる。
だからいつでも女は男に好きだといって欲しいしその理由を尋ねる。そして男はそんなこと
も言わないとわからないのかと答えながらその理由を言う。
アスカもカヲルもその頚木からは逃れられない。だがそれは「分かりやすい理由でしかない」
のだ。本質的な理由など、たとえアスカとカヲルであってもそこにはないのだから。それでも
求め応えてしまうアスカとカヲルの弱さが、私は美しいと思う。
作者がこの作品で言いたかった事とは恐らく異なるけれども、私はこんなことを思った。
タイトルの謎や最後の英語に関しては作者自ら語っていただきましょう(笑)。
作品はこちら
http://tamb.cube-web.net/cont/aba-m/aba-m23.htm