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復活記念
投稿日 | : 2012/08/19 01:50 |
投稿者 | : JUN |
参照先 | : |
件名 | : Re: 復活記念 |
投稿日 | : 2012/09/08 23:48 |
投稿者 | : JUN |
参照先 | : |
■何処さん
こんな下らない話に続きを書いてくださってありがとうございます(感涙)
再構成したレイを他の形にしてしまうという発想に脱帽いたしました。ペンペンレイちゃん可愛いです。声も同じだし(爆)
■くろねこさん
ただいまです。シンジ君はしばらく寸止めで我慢する日々が続きます(笑)
夜中に書くとこんなんなります。昼間に書くと比較的長く落ち着いた話になりますw
何はともあれ、読んでくださってありがとうございました。
こんな下らない話に続きを書いてくださってありがとうございます(感涙)
再構成したレイを他の形にしてしまうという発想に脱帽いたしました。ペンペンレイちゃん可愛いです。声も同じだし(爆)
■くろねこさん
ただいまです。シンジ君はしばらく寸止めで我慢する日々が続きます(笑)
夜中に書くとこんなんなります。昼間に書くと比較的長く落ち着いた話になりますw
何はともあれ、読んでくださってありがとうございました。
件名 | : Re: 復活記念 |
投稿日 | : 2012/08/21 23:18 |
投稿者 | : くろねこ |
参照先 | : |
JUNさんおかえりなさい。
相変わらずの甘々で読んでるうちに溶けるかと…(爆)すぐにぱしゃぱしゃなっちゃうレイに萌え。しかしシンジくんにとってはこれはなかなか辛そうw
相変わらずの甘々で読んでるうちに溶けるかと…(爆)すぐにぱしゃぱしゃなっちゃうレイに萌え。しかしシンジくんにとってはこれはなかなか辛そうw
件名 | : Re: 復活記念 |
投稿日 | : 2012/08/19 19:23 |
投稿者 | : tamb |
参照先 | : |
いちいちぱしゃぱしゃいってしまう、という発想がすごい(笑)。確かにえっちな行為は一体
化云々と言われることもあって補完計画に通じる部分はあるし、映像を見れば庵野氏もそれを
意識していると思う。わたしがわたしでないようになる、と書いたのは川上弘美だったか。
だがそこで早々とぱしゃっといかれてしまうとシンジ君も困惑するわな。還って来たら来た
で怒り狂ってるわけだし。レイちゃんもたまらんでしょう。
> 小さく舌打ちが飛ぶ。
これがいい(笑)。
一方の何処さんバージョン。
突き突き突きのペンペンレイが可愛い(笑)。
ばろーむくろーすはわかるけどチュチュなんとかは知らん(と思う)。バロロームは一歩間違
うと弱くてアホというモノになってしまう可能性がある。
シャムだと思うともう一歩乗れないけど二人羽織と思うと可愛い。というか、どこで繋がっ
てるんだろう。やっぱり(ry
化云々と言われることもあって補完計画に通じる部分はあるし、映像を見れば庵野氏もそれを
意識していると思う。わたしがわたしでないようになる、と書いたのは川上弘美だったか。
だがそこで早々とぱしゃっといかれてしまうとシンジ君も困惑するわな。還って来たら来た
で怒り狂ってるわけだし。レイちゃんもたまらんでしょう。
> 小さく舌打ちが飛ぶ。
これがいい(笑)。
一方の何処さんバージョン。
突き突き突きのペンペンレイが可愛い(笑)。
ばろーむくろーすはわかるけどチュチュなんとかは知らん(と思う)。バロロームは一歩間違
うと弱くてアホというモノになってしまう可能性がある。
シャムだと思うともう一歩乗れないけど二人羽織と思うと可愛い。というか、どこで繋がっ
てるんだろう。やっぱり(ry
件名 | : Re: 復活記念 |
投稿日 | : 2012/08/19 12:11 |
投稿者 | : 何処 |
参照先 | : |
「変身したあっ!?」
ミサトの絶叫に渋々…と言うか嫌々…振り返った私は嫌な予感…と言うより確信…を持って問い掛けた。
「…今度は何?」
【JUN様復帰おめD10記念 -念心合体超変身- 】
《Baby Maniacs》
http://www.youtube.com/watch?v=atkl3p6a-8w&sns=em
「…」「…」「…」
「…クワ?」
…頭が痛い…
「…で、何なのこれは?」
「は、はぁ…実はそのぉ…あ、綾波とキスしたら又LCLに…で、今回は用心して浴槽の中でキスしたんですけど…その…LCLになった綾波に声を掛けたら…」
「…ペンペンに?」
「でもおっかしーわねー?心配になって確認したけど家のペンペンはちゃんと存在してたわよ?」
「シンジ君、この家にペンペンが来た事は?」
「い、いいえ。僕の知る限りでは無い筈です…」
「…なら単純に遺伝子情報が混入した訳では無いわねこれ…」
思考する。マギの考察を求めようかと一瞬悩むが恐らく無駄だろう…
「…で、碇シンジ君、君はどうやってLCL状態のレイを具現化させたの?」
「その…い、言っちゃって良いですかミサトさん?」
「…今更だしね。」
「?」
「その…最後の戦闘に…エヴァのケージへ向かう時、ミサトさんに直通エレベーターに押し込まれたんですけど…その…」
「あーシンジ君もういいわ私が言うから。実は…その…テヘッ、シンジ君の唇奪っちゃった♪」
…ミサトあんたそれ犯罪よ…
「テヘッ、じゃないわよ全く…」
「グワーッ!!グワグワギャーギャーグワグワグワーッ!」
突き突き突っ突き突き突き突きッッ!
「キャーキャーキャーッッレイちゃんメンゴメンゴおっ!」
「駄目だよ止めなよレイ、痛っ!痛いから僕まで咬まないでっ!お、落ち着いてレイ、落ち着いてえっ!」
あ、頭痛い…幾ら何でもこれは…しかし…変身の理由…ねえ……!?
「…呆れた…シンジ君、レイがこの象形を模した理由、判ったわ。」
「え?」「イタタ…本当?」「クエッ?」
「はぁ…つまりね、ミサト、あんたに対する嫉妬と憧れと妬みとかがレイのこの姿の原因よ。本来は貴女の姿を模したいけど嫉妬心がそれを許さない、代償として貴女に近い、けれど決して貴女では無い存在に…」
「それが…」「ペンペン?」「クエッ?」
煙草をくわえて一服。いつもなら禁煙〃と煩いシンジ君も今はそれどころでは無いらしい…ラッキーね。
携行灰皿に灰を落としながら頷く。
「恐らく、多分、可能性は高い、不確実だけど状況が示す答えはそれよ。」
「クワ~ッ。」「はぁ…シンジ君大変ねー。おちおちキスも出来ないなんて…」「ミサトさん、言わないで下さい…で、綾波は元に戻りますか?」
「手は二つ、一つは王子様のキスね」
「(真っ赤)クエェ…」「…照れるペンギンって初めて見たわ。」「…リツコさん、キスは良いですけど又それでLCLに戻りはしないでしょうね…」
「だから彼女をLCLに戻してから再構成するのよ。」
「それ、又違うのに変わるんじゃ…」
「…あ、成る程……それ、面白そうよね…」
「「リツコ(さぁん!)(おっ!)!」」「グワワワーッ!」
突き突き突き突き
「痛い痛い冗談よ冗談つつかないでレイ!」
※※
「…さて…休憩にしますか…」
レポートを書く手を休め、珈琲を啜る私の携帯に一本の電話が掛かって来た。
「はい赤木研究室…あらシンジ君。この間は大変だったわね…ええ、あれからどう?え?毎日牛乳と豊胸体操?風呂上がりに?プッ!…あ、ご免なさい、いえいえ。それで何…え?なあにシンジ君私の写真なんていつの間に…ケンスケ君からねぇ。ま、そう言う事に…へ?又拗ねたの?あらぁ…じゃあ今度は猫耳生えてくれないかしらって冗談よ冗談!で、シンジ君はこれから帰宅なのね?ま、ご馳走様。又何か有ったら連絡して頂戴。じゃ。」
私は苦笑しながら電話を切った…しかし…思い出す度に笑い声が出そうになる。
ペンペン化したレイは呆気なく元に戻った。
ミサトがシンジ君ともう一度キスすればと私が言った途端、謎の爆発音と共に白煙に包まれたペンギンレイ…中から現れたのは間違う事無く綾波レイその人であった…裸の。
晴れきらない白煙の中から飛び出してシンジ君に抱き着いたレイ、彼女はせめて服を着ろと言う私達の説得にも応じずそのままシンジ君に抱き着いた態勢から絶対に変わろうとしなかった…シンジ君の鼻血に気付くまで。
「さあて後少し頑張りますか。」
チッチッチッチッチッチッチッチッ…
「んー…終わったー…ん?もうこんな時間か。今頃シンジ君は…クスクス…あら?又電話?」
※※※
「合体したあっ!?」
「…その…お買い物の帰りに雨に…それでお風呂入ってたら気持ち良くなって…」
「あたしは夕立に遭って雨宿りにお邪魔したのよ!お風呂借りてつい居眠りしちゃって気付いたら…」
「「こんなんなっちゃったのおっ!!」」
「ははぁ成る程ぉ…切り替わる度に髪と瞳の色が変わるのね…二人同時だと半分ずつ変色する訳か…あ、リツコ、シンジ君は?」※1
「…うわ言で“助けて誰か助けて”ってずっと呟いてるわ…」
「それだけ?バロロームとかチュチュなんたらとか言ってなかった?」
「何それ?しかし…ミサトあれどう思う?」
「…アスカのおっぱい大きい…ズルい。」「うきゃあっ!?あんた何アタシの胸ウヒャン!や、止めっ!」
「…これ、モノクロ画像ならアスカが一人芝居してる様にしか見えないわねきっと…」
「…私、正直最初はアスカがカラーコンタクト入れて一人芝居で私の事からかってるのかと思ったわ…電話から二人の説明聞いただけだと訳分からなくって…」
「「こんなのどう説明すればいいのよっ!」」
「はらぁ…見事なシンクロ…でもぉなぁぁんかこの状態どぉっっかで見た事があるよーな気がぁ…何だっけぇ……あ!判ったわ二人羽織よ二人羽織!生身二人羽織よねこれって!」
「あー成る程。確かに的確な説明ね。」
「そんな事どうでも良いからレイを止めうひゃひゃっ!ま、又へ、変なとこ触るぬひゃほへぇっ!」
「だってアスカこれ凄い…締まって固い…けどスベスベでふわふわ…」
「だから私のお尻を撫でるうニャにゃひあああっ!!」
「…アスカ感度いーわねー…」「肌もスベスベですって…若さよねー。」
「何ヘンな感想のべてんのよおっ!?だから見てないで早くとめおひゃあっ!」「…何でウエストがこんな細いのかしら…」
「…面白いから暫くほっときましょうか…」「…同意したくなるから無責任な発言止めてミサト…」
「うあひゃひゃひょうひょわはあっ!」「骨格自体違う…そう、私、やっぱり日本人体型なのね…」
※※※
「さてと…二人ってか一人だかを浴槽にもう一度入れたはいいけど…大丈夫なのリツコ?」
「さあね。でも確率は高い筈よ、さてと…じゃあここでそこのドアのシルエットに注目して頂戴。」
「「「シルエットぉ?」」」
「さて…皆このシルエットに見覚えは?」
「…ま…」「まさか…」「じ、冗談でしょ?」
「ではここで特別ゲストの渚カヲル君に登場し」「「!?嫌ああああっっ!!」」
ポンッ!
「…なくても大丈夫だったみたいね。」
「そうね。渚君ご苦労様、わざわざ呼び立てておいて悪いけど要件は済んだわ有難う、もう帰って良いわよ。」
「入ったら殺すわよカヲル!って何見てるのよレイ!」
「…アスカの足長い…」
『くっ…顔見せも無しで出番これだけですか…仕方無い、このまま帰ったんじゃ馬鹿らしいし…あ、そうだ今から気絶してるシンジ君に熱いペーゼを』
バシャシャッ!「「!?」」
ズカズカズカ「え?」「二人共どう」ガラッ!
「やぁ、二人共今日も美じ」撲ッ!「ツ…ツインレッグラリアット…」
…ドッタ~ン…
「「成敗!!」」
ゲシッドキャッミシッバキャッばしばしべきどかめきょ…
「…ガクッ…」
「フーッ、フーッ、こ、こ、こんのぉ変態バイのナル使徒があっ!」「駄目…碇君は渡さない…」
「(…例え殴られても出番キープしたかったのね…渚カヲル…恐ろしい子…)」
「(見てリツコ…彼、私達に親指ハングアップしてるわ…)」
「(て言うか出番もそうだけど実はアスカとレイのヌード見たかっただけじゃ…)」
「(あ~、成ーる程成る程ぉ…そら渚君も男の子だもんね…倒れたあの表情、目的を果たしたドヤ顔よ…)」
…美女の視線の先、脱衣場で裸の少女達に足蹴にされて鼻血を垂らし青アザだらけの美少年は…満足そうな笑顔を浮かべたまま気絶していた…
※注・記述一部8/19改訂 *JUNさんをかえりー*
ミサトの絶叫に渋々…と言うか嫌々…振り返った私は嫌な予感…と言うより確信…を持って問い掛けた。
「…今度は何?」
【JUN様復帰おめD10記念 -念心合体超変身- 】
《Baby Maniacs》
http://www.youtube.com/watch?v=atkl3p6a-8w&sns=em
「…」「…」「…」
「…クワ?」
…頭が痛い…
「…で、何なのこれは?」
「は、はぁ…実はそのぉ…あ、綾波とキスしたら又LCLに…で、今回は用心して浴槽の中でキスしたんですけど…その…LCLになった綾波に声を掛けたら…」
「…ペンペンに?」
「でもおっかしーわねー?心配になって確認したけど家のペンペンはちゃんと存在してたわよ?」
「シンジ君、この家にペンペンが来た事は?」
「い、いいえ。僕の知る限りでは無い筈です…」
「…なら単純に遺伝子情報が混入した訳では無いわねこれ…」
思考する。マギの考察を求めようかと一瞬悩むが恐らく無駄だろう…
「…で、碇シンジ君、君はどうやってLCL状態のレイを具現化させたの?」
「その…い、言っちゃって良いですかミサトさん?」
「…今更だしね。」
「?」
「その…最後の戦闘に…エヴァのケージへ向かう時、ミサトさんに直通エレベーターに押し込まれたんですけど…その…」
「あーシンジ君もういいわ私が言うから。実は…その…テヘッ、シンジ君の唇奪っちゃった♪」
…ミサトあんたそれ犯罪よ…
「テヘッ、じゃないわよ全く…」
「グワーッ!!グワグワギャーギャーグワグワグワーッ!」
突き突き突っ突き突き突き突きッッ!
「キャーキャーキャーッッレイちゃんメンゴメンゴおっ!」
「駄目だよ止めなよレイ、痛っ!痛いから僕まで咬まないでっ!お、落ち着いてレイ、落ち着いてえっ!」
あ、頭痛い…幾ら何でもこれは…しかし…変身の理由…ねえ……!?
「…呆れた…シンジ君、レイがこの象形を模した理由、判ったわ。」
「え?」「イタタ…本当?」「クエッ?」
「はぁ…つまりね、ミサト、あんたに対する嫉妬と憧れと妬みとかがレイのこの姿の原因よ。本来は貴女の姿を模したいけど嫉妬心がそれを許さない、代償として貴女に近い、けれど決して貴女では無い存在に…」
「それが…」「ペンペン?」「クエッ?」
煙草をくわえて一服。いつもなら禁煙〃と煩いシンジ君も今はそれどころでは無いらしい…ラッキーね。
携行灰皿に灰を落としながら頷く。
「恐らく、多分、可能性は高い、不確実だけど状況が示す答えはそれよ。」
「クワ~ッ。」「はぁ…シンジ君大変ねー。おちおちキスも出来ないなんて…」「ミサトさん、言わないで下さい…で、綾波は元に戻りますか?」
「手は二つ、一つは王子様のキスね」
「(真っ赤)クエェ…」「…照れるペンギンって初めて見たわ。」「…リツコさん、キスは良いですけど又それでLCLに戻りはしないでしょうね…」
「だから彼女をLCLに戻してから再構成するのよ。」
「それ、又違うのに変わるんじゃ…」
「…あ、成る程……それ、面白そうよね…」
「「リツコ(さぁん!)(おっ!)!」」「グワワワーッ!」
突き突き突き突き
「痛い痛い冗談よ冗談つつかないでレイ!」
※※
「…さて…休憩にしますか…」
レポートを書く手を休め、珈琲を啜る私の携帯に一本の電話が掛かって来た。
「はい赤木研究室…あらシンジ君。この間は大変だったわね…ええ、あれからどう?え?毎日牛乳と豊胸体操?風呂上がりに?プッ!…あ、ご免なさい、いえいえ。それで何…え?なあにシンジ君私の写真なんていつの間に…ケンスケ君からねぇ。ま、そう言う事に…へ?又拗ねたの?あらぁ…じゃあ今度は猫耳生えてくれないかしらって冗談よ冗談!で、シンジ君はこれから帰宅なのね?ま、ご馳走様。又何か有ったら連絡して頂戴。じゃ。」
私は苦笑しながら電話を切った…しかし…思い出す度に笑い声が出そうになる。
ペンペン化したレイは呆気なく元に戻った。
ミサトがシンジ君ともう一度キスすればと私が言った途端、謎の爆発音と共に白煙に包まれたペンギンレイ…中から現れたのは間違う事無く綾波レイその人であった…裸の。
晴れきらない白煙の中から飛び出してシンジ君に抱き着いたレイ、彼女はせめて服を着ろと言う私達の説得にも応じずそのままシンジ君に抱き着いた態勢から絶対に変わろうとしなかった…シンジ君の鼻血に気付くまで。
「さあて後少し頑張りますか。」
チッチッチッチッチッチッチッチッ…
「んー…終わったー…ん?もうこんな時間か。今頃シンジ君は…クスクス…あら?又電話?」
※※※
「合体したあっ!?」
「…その…お買い物の帰りに雨に…それでお風呂入ってたら気持ち良くなって…」
「あたしは夕立に遭って雨宿りにお邪魔したのよ!お風呂借りてつい居眠りしちゃって気付いたら…」
「「こんなんなっちゃったのおっ!!」」
「ははぁ成る程ぉ…切り替わる度に髪と瞳の色が変わるのね…二人同時だと半分ずつ変色する訳か…あ、リツコ、シンジ君は?」※1
「…うわ言で“助けて誰か助けて”ってずっと呟いてるわ…」
「それだけ?バロロームとかチュチュなんたらとか言ってなかった?」
「何それ?しかし…ミサトあれどう思う?」
「…アスカのおっぱい大きい…ズルい。」「うきゃあっ!?あんた何アタシの胸ウヒャン!や、止めっ!」
「…これ、モノクロ画像ならアスカが一人芝居してる様にしか見えないわねきっと…」
「…私、正直最初はアスカがカラーコンタクト入れて一人芝居で私の事からかってるのかと思ったわ…電話から二人の説明聞いただけだと訳分からなくって…」
「「こんなのどう説明すればいいのよっ!」」
「はらぁ…見事なシンクロ…でもぉなぁぁんかこの状態どぉっっかで見た事があるよーな気がぁ…何だっけぇ……あ!判ったわ二人羽織よ二人羽織!生身二人羽織よねこれって!」
「あー成る程。確かに的確な説明ね。」
「そんな事どうでも良いからレイを止めうひゃひゃっ!ま、又へ、変なとこ触るぬひゃほへぇっ!」
「だってアスカこれ凄い…締まって固い…けどスベスベでふわふわ…」
「だから私のお尻を撫でるうニャにゃひあああっ!!」
「…アスカ感度いーわねー…」「肌もスベスベですって…若さよねー。」
「何ヘンな感想のべてんのよおっ!?だから見てないで早くとめおひゃあっ!」「…何でウエストがこんな細いのかしら…」
「…面白いから暫くほっときましょうか…」「…同意したくなるから無責任な発言止めてミサト…」
「うあひゃひゃひょうひょわはあっ!」「骨格自体違う…そう、私、やっぱり日本人体型なのね…」
※※※
「さてと…二人ってか一人だかを浴槽にもう一度入れたはいいけど…大丈夫なのリツコ?」
「さあね。でも確率は高い筈よ、さてと…じゃあここでそこのドアのシルエットに注目して頂戴。」
「「「シルエットぉ?」」」
「さて…皆このシルエットに見覚えは?」
「…ま…」「まさか…」「じ、冗談でしょ?」
「ではここで特別ゲストの渚カヲル君に登場し」「「!?嫌ああああっっ!!」」
ポンッ!
「…なくても大丈夫だったみたいね。」
「そうね。渚君ご苦労様、わざわざ呼び立てておいて悪いけど要件は済んだわ有難う、もう帰って良いわよ。」
「入ったら殺すわよカヲル!って何見てるのよレイ!」
「…アスカの足長い…」
『くっ…顔見せも無しで出番これだけですか…仕方無い、このまま帰ったんじゃ馬鹿らしいし…あ、そうだ今から気絶してるシンジ君に熱いペーゼを』
バシャシャッ!「「!?」」
ズカズカズカ「え?」「二人共どう」ガラッ!
「やぁ、二人共今日も美じ」撲ッ!「ツ…ツインレッグラリアット…」
…ドッタ~ン…
「「成敗!!」」
ゲシッドキャッミシッバキャッばしばしべきどかめきょ…
「…ガクッ…」
「フーッ、フーッ、こ、こ、こんのぉ変態バイのナル使徒があっ!」「駄目…碇君は渡さない…」
「(…例え殴られても出番キープしたかったのね…渚カヲル…恐ろしい子…)」
「(見てリツコ…彼、私達に親指ハングアップしてるわ…)」
「(て言うか出番もそうだけど実はアスカとレイのヌード見たかっただけじゃ…)」
「(あ~、成ーる程成る程ぉ…そら渚君も男の子だもんね…倒れたあの表情、目的を果たしたドヤ顔よ…)」
…美女の視線の先、脱衣場で裸の少女達に足蹴にされて鼻血を垂らし青アザだらけの美少年は…満足そうな笑顔を浮かべたまま気絶していた…
※注・記述一部8/19改訂 *JUNさんをかえりー*
そう考えると、大した時間ではなかったのかもしれないが、今の碇シンジには、途方もなく長い時
間であった。久々に押すインターホンを前に、軽く深呼吸をする。
「ただいま」
「お帰りなさい!」
扉を開くと、ぱたぱたと羽のようなスリッパの音をさせて、エプロンをつけた少女が飛び出してき
た。否、女性と呼ぶべきであろう。もうその身体には、幼なさを残していない。成熟した一人の女性
だった。それでもシンジがそう感じてしまうのは、きっと彼女がいつまでも持つ、その初々しさゆえ
だろう。
「ただいま、綾波」
玄関まで出迎えたレイを、シンジはぎゅっと抱きしめる。一週間ぶりの彼女の匂いに、シンジは瞬
間、陶然となる。レイはその細腕をシンジの首に回して、胸元に鼻先をうずめた。
「寂しかった」
「僕もだよ、綾波」
「松代、どうだった?」
「やることは一緒だよ。テスト受けて、偉い人に挨拶するだけ。これも仕事よって、ミサトさんは言
ってたけどね。でも、今日からは少し休めそうなんだ。しばらくはここにいるよ」
「嬉しい……」
そこまで言って、ようやくレイは腕をほどいた。名残惜しさをこらえるように、レイはシンジの目
をじっと見つめる。黒曜石のような綺麗な眸は、レイの心を射止めて離さない。そんなレイを見つめ
るうち、半ば衝動的に、シンジはレイの額に優しく口づける。その甘い感覚に、レイは猫のように目
を細めた。
「ご飯、出来てる?」
「うん」
大学生になり、二人は一緒に住むようになった。いろいろ苦労もあったが、とりあえず落ち着くこ
とができ、シンジとしてはよかったと思っている。時折今でもNERVからテストの呼び出しがあるの
は若干煩わしいが、住居を斡旋してももらえたし、安くない手当が出る。この位は当然、というのは、
今はドイツへ帰ったアスカの弁だ。
レイの処遇については問題にもなったが、戸籍をでっちあげて、表面上は一般人と変わらない。パ
イロットが同じ場所に住むというのは危険でもあったが、セキュリティのしっかりした場所に住むな
ら、ということで許可も下りた。
「今日はコロッケにしたの。ひき肉、安かったから」
「美味しそうだね。家事が板についてきたよ、綾波」
「このくらいは……出来ないと。いずれ――」
「僕のお嫁さんになるんだもんね」
「っ……もう」
頬を赤らめるレイを、シンジは心底愛しいと思う。中学時代はミステリアスで鳴らした彼女である
が、今となってはちょっとしたことに赤くなる、可愛らしい女の子だ。
「美味しい?」
「うん、すごく。この衣、生のパン粉を使ってるね」
「碇くんなら分かると思った」
「主夫歴が長いからね」
皮肉っぽく言うシンジに、レイはくすくすと笑う。家事能力皆無の同居人を持つと、苦労も多かっ
たのだ。もっとも、そのおかげで大体のことはできる。料理の腕は、小さな店位なら開けるかもしれ
ないほどだ。
「ご馳走様。お風呂に入ろうかな」
「もう沸かしてあるわ」
「そっか。それじゃ――」
脱衣所に行きかけたシンジの腕を、レイがそっと引っ張った。うつむき加減の頭から除く耳朶が、
ほんのりと紅く染まっている。
「どうしたの?」
「私も……まだ入ってないから」
「……そっか、分かった」
「やっぱり綺麗だ、綾波は」
「何を言うのよ……」
レイを後ろから抱きしめつつ、シンジは笑った。そのままうなじに口づけ、レイの身体がぴくんと
跳ねる。
「あっ……」
「敏感なところも、可愛い」
「だめ、碇くん……」
「ここまで来て、おあずけはなしだよ。一週間、綾波のことばっかり考えてたんだから」
言いつつシンジがレイの胸を柔らかく揉みしだくと、耐えかねたようにレイは身体をくねらせた。
「あぁ……」
「もっと聞かせて、綾波……」
「あ、いかりく、んっ」
「綾波好きだ、愛してる……」
「あ、あ……私も、いかりくん、すき……」
蕩けた表情を浮かべたレイを少し強引に振り向かせ、お腹を石鹸のついた手で撫でまわしながら、
シンジはその桜色の唇に深いキスを――――
ぱしゃっ
「……え?」
綾波補完計画
Written By JUN
「補完したぁ!?」
今やすっかり平和になったNERV司令部に、ミサトの素っ頓狂な叫びがこだました。
「はい……」
「すぐ本部へ来て。リツコも呼ぶから。いいわね?」
「はい……」
突如LCLへとその姿を変えてしまったレイに、シンジは途方に暮れた。なんかもう半泣きである。
そこへ追い打ちをかけるように、
「とにかく、レイがどういう状況で形象崩壊したのか、出来るだけ詳しく話してちょうだい」
「え……ここで、ですか?」
「そうよ、でなきゃ対策も練れないわ」
「えと、あの……」
NERV職員が聞き耳を立てる中、シンジは真っ赤になりながら状況を説明する。ミサトはにやにや
と笑い、マヤは茹でダコのように真っ赤になっていく。なんともいたたまれない空気の中、口を開い
たのはミサトだった。
「要は、風呂場で二人乳繰り合ってたらレイがLCLになった。そういうことね?」
「はい……」
うなだれるシンジに、それまで黙って聞いていたリツコが、口を開いた。
「シンジ君、レイはね、あなたに対して異常にA.T.フィールドが薄いの。今までの検査からも明らか
だったんだけど、取り立てて問題はないと思っていたのね。けど、今回のことはそれが原因。あなた
がレイの心の壁を完全に取り払ってしまった。これはこれで研究の価値ありだけど、今はそれどころ
じゃない。分かるわね?」
「はい」
「レイだったLCLはもう水道水と混ざってどうしようもないはずだけど、LCLは生命の素。ここに
あるもので代用可能よ。安心なさい」
「あ、ありがとうございます」
「レイの魂は、おそらく今もあなたの側、もしくは最後にレイがいたその浴室にあるはず。だから元
に戻すための材料は既にあるといっていいわ。問題は……」
「な、なんでしょうか……」
「失われたA.T.フィールドを、どうやって再生するかよ。これは一筋縄じゃいかないわ。どんなに相
手を信頼して、大切に思っていたとしても、別個体である以上、どうしても疑いや嫉妬は生ずるし、
心だって全く同じ動きをするわけではない。だから、普通ならこんなことはあり得ないのよ。でもシ
ンジ君たちの場合、もともとレイのA.T.フィールドが薄かったせいもあって、こんなことになったの
ね。元に戻すには、心に壁を作らないと……」
「喧嘩しろとか、そういうことですか」
「というより、レイ自身に、自分の知らない、分からない、理解できないシンジ君がいることを知ら
せることね。そうすれば別個体であるという意識が生まれ、今一度、レイのあなたに対するA.T.フィ
ールドが生まれるわ」
「でも、綾波の知らない僕なんて……ないと思いますけど」
シンジは困惑した表情のまま反論する。
「あら、あなたたち、隠し事が全くないの?」
「ええ、まぁ。そういうのはよそうって、二人で話したので」
照れながら言うシンジに、指令室の職員から、小さく舌打ちが飛ぶ。リツコは苦笑しながら、シン
ジに言った。
「まあ、こうしてても埒があかないわ。まっさらなLCLをあなたの家まで運ばせます。それまでに手
段を考えておいて」
「そんなこと言っても……」
「シンちゃぁん?」
それまで黙って話を聞いていたミサトが口の端を歪めながら声をかける。本能的に危険を察知した
シンジだが、ミサトは構わず続ける。
「おねーさんに、ちょっち考えがあるんだけど、乗ってみない?」
「え、いや――」
「いいからいいから!ね?」
「……はい」
邪悪な笑みを浮かべたミサトの、なんともいえぬ迫力に押され、仕方なくうなずくシンジ。どちら
にせよ、自分には何も思い浮かばないのだから、仕方ない。
「さて、理論上は、ここにレイの魂があるはず。シンジ君がかつて、エントリープラグ内を魂となって漂っていたようにね」
「はい」
「で、何か考えてきた?」
「え、いや――」
「リツコ、とりあえず任せてくれるかしら」
「あなたが?」
「そうよん。元保護者なりに、考えることは考えてるんだから。シンジ君、いいわよね」
「は、はい……」
「それじゃあシンちゃん。これ、覚えてるかしら?」
そう言って、ミサトは手にした紙袋の中から、何かを取り出した。
「え……あっ!?」
ミサトが手にしているもの、それはシンジがかつてケンスケから譲り受けた、秘蔵のお宝本数冊で
あった。ミサトはニヤつきを顔に張り付けたまま続ける。
「シンちゃんが家から引っ越すとき出てきたのよねえ。シンちゃんもオトコノコ、ってことかしら?」
「ちっ、違うんです!それはケンスケが、その、僕はいらないって言ったのに、無理やり、だからっ、僕は……」
「このページなんか付箋なんて付けちゃって、お気に入りだったのかしら?すごーい、爆乳だわね。
レイじゃ物足りないんじゃない?」
「そ、そんなことはなくって、あの――」
「呆れた……方法ってそれ?」
と、ため息を吐くリツコ。
「そうよ?レイはシンちゃんを神格化してる部分があるから、こういうちょっとアレなところを見せ
付ければ……」
「あのねぇ、そんなのでなんとかなるなら――」
ぱしゃっ
「……え?」
「ほら、うまくいった」
「碇くん……」
嫉妬に爛々とその真紅の双眸を煌めかせたレイが、そこに立っていた。シンジは思った。怖い、と。
二人は帰ってしまった。シンジは今、レイと暮らし始めてから初の、修羅場に立たされている。正
座し、レイの言葉を待っている。二人の間には、ミサトの持ち込んだ代物が異様な存在感を放ちなが
ら、鎮座していた。
「どういうこと」
「こ、これは昔の話で、今は綾波一筋だから……こ、これだってミサトさんが勝手に、僕は処分する
気で、だから……」
「中学校の時点で、碇くんは私のこと好きだって言ってくれたわ。どうしてその時に処分しなかった
の?」
「わ、忘れてて……」
「この一冊、発行したのが私たちが付き合い始める前だわ。つまり碇くんは私と付き合い始めた後、
この本を入手したことになる」
「う……」
「どういうこと」
「え、えと……」
「ちゃんと答えてくれれば、怒らないわ」
もう怒ってるじゃないか……と、口に出かけた言葉をぐっと飲み込み、シンジは必死に弁解の言葉
を探す。
「これは、あの……あの頃は、その、綾波と、こういう本に載ってるようなこと、出来なかったから……」
ああ、僕は何を言ってるんだ、と、シンジは自らを罵倒する。まるっきり変態だ。口下手な自分を
悔いつつもレイの顔を盗み見る。するとレイは予想に反して、少し和らいだ表情をしていた。
「あ、あの、綾波。本当に悪かったと思ってる。ごめん。その、もう、こんなことはないから」
「…………」
レイは何も言わないまま立ち上がり、正座したシンジの後ろを通り抜けていく。だめか――
「碇くん」
「はいっ!?」
レイの声にぴんと背筋を伸ばし、次の言葉を待つ。
「……お風呂、沸かしておくから」
「……綾波」
シンジの顔に、満面の笑みが広がった。
「いじわるだな、綾波は……」
「だって、碇くんが……あんっ」
「僕、すごく怖かったんだからね……?」
「あ、だめ、碇くん、そんなに――んっ」
「もっと鳴いて見せて、綾波」
「ああぁ……ぁん、いかりくん……」
「やっぱり綾波が世界一だ、可愛い……」
「なら、もう、あんな本見な――ゃんっ」
「もちろんだよ、こんなに可愛い女の子がいるんだから……」
「ぁ、ぁ、ぁ、いか、いかりくん……わたし、もう、我慢が……」
「もう?もうちょっと聞きたいな。綾波の声……」
「あぁ……焦らさないで……いか――んんっ」
「仕方ないな……」
悩ましげに身体をひねるレイの動きを優しく封じ、切なく涙ぐんだまぶたにそっと口づけ、そのま
まレイを―――
ぱしゃっ
「またぁ!?」
「任せてよリツコ。今度はとある病室でのアスカとシンちゃんのスキャンダルが――」
「もうやだあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
―fin―