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成人式裏酔談
件名 | : Re: 成人式裏酔談 |
投稿日 | : 2015/01/25 23:41 |
投稿者 | : 史燕 |
参照先 | : |
〇tambさん
感想ありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ゲンドウは多分携帯その他全部電源切ってたんじゃないですかね。
だったらLINEもできませんし(笑)
成人式はあくまで節目でしかないですけど、無事20歳を迎えれたことは喜ぶべきことかな、と祝う側としては思います。
14歳ですけど。
感想ありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ゲンドウは多分携帯その他全部電源切ってたんじゃないですかね。
だったらLINEもできませんし(笑)
成人式はあくまで節目でしかないですけど、無事20歳を迎えれたことは喜ぶべきことかな、と祝う側としては思います。
14歳ですけど。
件名 | : Re: 成人式裏酔談 |
投稿日 | : 2015/01/24 04:21 |
投稿者 | : tamb |
参照先 | : |
ある意味で死を運命づけられた子供達が成人式を迎えるという図式に、それが自らの意思で運命に逆らった結果であるがゆえの美しさを感じる。正直、成人式なんて晴れ舞台なのかなと思うけれども、そう考えればその通りだし、運命づけた張本人はその場にはいたくないだろうと思う。
ちなみに、この時点でネルフ総司令という立場にどの程度の重要性があるのかはわからないけれど、たとえ休日にしろ冬月が(この時点でもし副司令でないとしても)全く連絡がとれないのは問題ではなかろうか(笑)。携帯の普及は物語にも大きな影響を及ぼす。最近はLINEなんてのもあるしね。しかしゲンドウがLINEやってる姿は笑えるかもしれん、と言いつつ私は入れてないのでどんなもんなのか全くわからないのだった。14歳らしくないかもしれぬ(笑)。
ちなみに、この時点でネルフ総司令という立場にどの程度の重要性があるのかはわからないけれど、たとえ休日にしろ冬月が(この時点でもし副司令でないとしても)全く連絡がとれないのは問題ではなかろうか(笑)。携帯の普及は物語にも大きな影響を及ぼす。最近はLINEなんてのもあるしね。しかしゲンドウがLINEやってる姿は笑えるかもしれん、と言いつつ私は入れてないのでどんなもんなのか全くわからないのだった。14歳らしくないかもしれぬ(笑)。
件名 | : Re: 成人式裏酔談 |
投稿日 | : 2015/01/17 19:01 |
投稿者 | : 史燕 |
参照先 | : |
〇何処さん
返信遅くなり申し訳ありません。
感想ありがとうございます。
正直に申し上げますと、望外の讃辞に戸惑っております。
今回は話を上手く練れず、浮かんだまま書いただけでしたので……。
セリフ回しも地の文もひねりも面白味もないまま、書きだしたものです。
唯一上手くいったことは、頭に浮かんだ情景がそのまま文章になったことくらいでしょうか。
我ながらまだまだ未熟なものだと反省しております。
ただ、ゲンドウと冬月がこうして子供たちの成人を祝えるような、そんな未来があってもいいのではないかなと思います。
一応拙いながらも歌の方もお返事を
(作品の内容に関して詠んでくださったのでしたら誤りになりますので訂正いたしますが)
さきひとの後を追えどもはてしなくその影も見ず嶺の頂
あまり得意ではないのでお許しください。
……私などではまだまだその丈を越えることなどできません。
返信遅くなり申し訳ありません。
感想ありがとうございます。
正直に申し上げますと、望外の讃辞に戸惑っております。
今回は話を上手く練れず、浮かんだまま書いただけでしたので……。
セリフ回しも地の文もひねりも面白味もないまま、書きだしたものです。
唯一上手くいったことは、頭に浮かんだ情景がそのまま文章になったことくらいでしょうか。
我ながらまだまだ未熟なものだと反省しております。
ただ、ゲンドウと冬月がこうして子供たちの成人を祝えるような、そんな未来があってもいいのではないかなと思います。
一応拙いながらも歌の方もお返事を
(作品の内容に関して詠んでくださったのでしたら誤りになりますので訂正いたしますが)
さきひとの後を追えどもはてしなくその影も見ず嶺の頂
あまり得意ではないのでお許しください。
……私などではまだまだその丈を越えることなどできません。
件名 | : 成人式裏酔談感想 |
投稿日 | : 2015/01/14 01:41 |
投稿者 | : 何処 |
参照先 | : |
『やられたー』
いや、正直ね、考えてはいたんですよこーゆーの。
これだけきっちり書かれたらもうね、嫉妬ですよ嫉妬。
てらいなく真っ正面からこう、上段から振り抜かれたらね、こちとら切られ斬られてウン十年な役者さんの如く倒れ伏すしかないのですよ。
成長し我を越え立つ身の丈を眺め仰ぎて寂し嬉しき
お見事でした。
いや、正直ね、考えてはいたんですよこーゆーの。
これだけきっちり書かれたらもうね、嫉妬ですよ嫉妬。
てらいなく真っ正面からこう、上段から振り抜かれたらね、こちとら切られ斬られてウン十年な役者さんの如く倒れ伏すしかないのですよ。
成長し我を越え立つ身の丈を眺め仰ぎて寂し嬉しき
お見事でした。
Written by史燕
「こんなところにいたのか、碇」
冬月が声をかけたのはNERV総司令碇ゲンドウその人である。
「なんだ、冬月」
相も変らぬ仏頂面で、ゲンドウは答えた。
「なんだも何も、お前を探していたのだよ」
八方尽くしてこの男を探し回った冬月にしてみれば、いい加減にしてほしいところだ。
ゲンドウと冬月は今、第三新東京市の共同墓地にいた。
数多の墓石が没個性的に並ぶなか、一つの墓石がたたずんでいた。
“碇ユイ”そう書かれた墓石の前で、二人の男は対峙している。
ゲンドウが墓石を背にし、冬月と向かい合う形である。
「息子と義娘の晴れ舞台に顔を出さぬ父親がどこにいる」
冬月が呆れたように言うが、ゲンドウは意にも介さない。
「シンジたちには葛城君たちが付いていますから」
だから自分の出る幕ではないのだと、言外にそう語った。
「ふっ、親がなくとも子は育つものですよ……冬月先生」
ニヤリと笑いながら、盃になみなみと清酒を注ぎ、ゲンドウは一息に呷った。
「先生もどうですか」
そう言って勧めるゲンドウに、冬月はいつもと違う雰囲気を感じた。
「お前、一体どうしたというんだ」
「どうしたもこうしたもありませんよ、祝い酒ですよ」
ゲンドウがそっと体を横にずらした。
こうすることで、ゲンドウの陰になって見えなかった墓石が見えるようになった。
男の妻のもとにも、一つの朱盃が置かれていた。
「ユイ、シンジもレイも二十歳だ」
そう言ってその盃に一升瓶から酒を注ぎ足すゲンドウを見て、冬月はかける言葉が見つからなかった。
「どうです、冬月先生?」
「うむ、では一献だけな」
再びの勧めを断る気は、もはや冬月には浮かばなかった。
(祝い酒、というならな)
息子と義娘の成人祝い。
それを、この男は最愛の妻と二人で行いたかったのだろう。
(まったく、いつまでたっても素直になれんやつだな)
だがまあ、これでもいいかと冬月は思う。
(シンジ君・レイ、君たちはこんなにも愛されているのだよ)
おそらく今頃は、再会した友人たちと語り合ったり、保護者代わりの大人たちの祝辞を受け取ったりと忙しいだろう二人にむけて、心の中でそっと祈った。
~~Fin~~