Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.1 ) |
- 日時: 2005/01/19 15:44
- 名前: tomo
- こんにちわ。tomoです。
えっと、作中に出てくる図書館の描写がとてもステキです。 イメージが鮮明に頭にうかんできました。 あと、同じテーマで書いたものとしては、やられた って感じがします。 エヴァと違う世界観なのに、ちゃんとレイらしい。 テーマとも連動してますし。 流石だなって感じさせられました♪
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.2 ) |
- 日時: 2005/01/19 21:37
- 名前: tamb <tamb@cube-web.net>
- こういうのも異世界物っていうのかな。
今回は「。」なしですね(笑)。こういう静かで詩的な雰囲気には良く合ってると思 います。「本棚が生える」とかいう耳慣れない表現もいい感じです。 前半、比較的まったりとした感じで、こっちもまったりと読んでいましたが、8割 くらい読み進んだあたりの「彼の姿はこの写真の中にはない」から急速に読む速度が 上がりました(笑)。この盛り上げ方は相当いけてる感じ。
動かないレイが出会いをきっかけに動き出すのはまさにレイで、異世界といえども 違和感はないです。簡単に言ってしまうと共通の趣味って事になるんでしょうが、そ れだけではない何かがあったのでしょう。レイが変わるのはある意味では必然で、分 館に導かれたのかもしれません。それは運命という言葉で表されるべきことなのかも しれませんが。 シンジが消えて、それでも閉じこもらなかったレイの強さもいいです。きっとそれ は彼によってもたらされた強さで、二人ともお互いを信じていたということなんだと 思います。
それから、「手書きの言葉が本のタイトルと共に添えられていた」 タイトル「絆」で言葉は「貴方が好きです」 あたりでどうでしょうか(笑)。
前半部、急速に盛り上がってくるまでの静かな部分は、やや冗長な感じもします。 ただ、これがあるから後半部が生きてくるという感じもあるので難しいところ。タイ トル前の文章に読者を引き込む何かがあるといいのかなと思うんですが、まぁ言うの は簡単です(笑)。 シンジが消えたことの理由を彼自身に語らせる必要はないと思いますが、レイの納 得の仕方にはもう少し説得力が欲しいかな。やっぱり何だよシンジのアホそばにいて やれ他に男が出来たらどうする的な理不尽さは感じるので(笑)。 あと、結構悲しい誤字があったりします。読点の打ち方とか、「だが」でも「しか し」でもなくて「でも」を使うんだとか、「どうしてなんだろう」じゃなくて「なん でだろう」なんだとか、誤字も含めてそういう細かい部分に気を配れるともっと良く なると思います。これが出来るようになると、きっと他の部分、例えばここは冗長か もとかここは説明不足かもとかいう部分が見えてくると思います。まぁ私もそういう 境地には達してませんので、偉そうな事は言えなかったりするのですが(笑)。
あと、行頭の字下げとか、あってますか。これは編集時のエラーかな?
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.3 ) |
- 日時: 2005/01/19 23:17
- 名前: なお。
- ファンタジックな表現に引き込まれました。
意味がなさそうで意味のある図書館の設定も面白い。 丁寧な描写にひとこまひとこまを思い浮かべながらこの先どうなるのかと期待しつつ読み進めました。
>彼女のデスクの小さな本棚には、ただ一冊だけ、やはりちょっと古い本がとても大切そうに立てられていた
ちょっと表現は変えてるけど、この一節の繰り返しが好きです。
tambさんがおっしゃる。 >「絆」 >「貴方が好きです」 ピッタシ当てはまりそう。
あまのじゃくな私は。 「旅」 「おかえり」 にします。 消えたのはシンジだけどあえて「おかえり」で。
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.4 ) |
- 日時: 2005/01/23 01:15
- 名前: toMo
- 皆さん仰られているように、印象深い情景描写に驚かされました。
頭の中にひとりでにイメージが浮かんできて、それは理想的な自然林、といった感じでした。 木漏れ日と緑の木々、て具合に。
で、図書館の設定ですが、こういう物語にリアルさみたいなものを加えられる設定を 自分も考えられたらなぁ、と、少し嫉妬しました(笑)
実は今回aba-m.a-kkvさんが書かれたような、 周囲との壁を作って孤立してしまい、感覚が麻痺してしまったレイ を主人公とした話は、以前僕も挑戦しているんですが、 その時はレイの内面ばかりに気が向いてしまったみたいで全然情景描写もなかったんです。 だから余計にそういった描写には目が行ってしまったし、 それにアプローチの仕方も違っていて、面白かったんです。
と、こんな感じなんですが、最後に。 僕も 「絆」 賛成派ですが、言葉は 「おめでとう」 じゃないかなと。そう思いました。
それではどうも、ありがとうございました。
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.5 ) |
- 日時: 2005/01/24 22:15
- 名前: あやきち <ayaten@infoseek.jp>
- 参照: http://www12.ocn.ne.jp/~tengoku/index.html
- >前半部、急速に盛り上がってくるまでの静かな部分は、やや冗長な感じもします
ここは僕もお気に入りなんですが 一度読んだら二度目はしばらく読む気はしないなw やっぱ長いのかもしれない。
>あと、行頭の字下げとか、あってますか。これは編集時のエラーかな?
違いますw 基本的に、レイアウト(頭下げ部分や改行などなど)に関しては作者さんに確認してもらっていますw 最初からhtmlの人は全然見てませんがw
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.6 ) |
- 日時: 2005/01/27 01:00
- 名前: aba-m.a-kkv
- 遅れて現れました、関係者の方々、お疲れ様です。
そして、感想ありがとうございます。 楽しんでいただけたようで幸いです。 それと共に、ご指摘も嬉しい限りです。
前半部の件ですが、本当はシンジとレイが出会ったあとに幾つかのエピソードを入れて、 全体的な均衡を取るのと理由付けをしよう思っていたんですが挫折しました。 読者の皆様には申し訳ない思いです。 細部への気配りも含めて課題ですね。
レイアウトなんですが、あややんから頂いてチェックしたhtml、確認しなおしてみたんですが、 ちゃんとそろってるんですよね。 なんでだろう?
最後のタイトルと手書きの言葉ですが、私自身では決めているものはありません。 読んでくださった方々がそれぞれの感じたものを入れてくださればと思って加えたものです。 書いてくださったどのタイトルも言葉もとてもいいと思います。 私自身なるほどな、と思いました(笑)
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.7 ) |
- 日時: 2005/01/27 16:05
- 名前: のの
- ども。
レス遅れてます。公開から10日はまずいよな(^^;
異世界ものというか、別の形としてきちんと成り立っているところはさすがという感じです。 レイの言葉遣いとかが本編系を残しつつフツーの人で、そのへんのバランスが好きですね。 内容的にもイケました。「気づく」というのは大切だわな。 さりげなくはじまり、そして終わる。 彼女がうたた寝をしてる心地よさと、そこに至るまでの成長がキレイに表現できているのでは。
それだけにやはり誤字が気になるかな。 「今だに」→「未だに」 「置く」→「奥」という具合に。 あと行頭は、僕が見たらやっぱりちょっとヘンになってました。
でも面白かったです。パチパチ。
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.8 ) |
- 日時: 2005/01/28 00:08
- 名前: aba-m.a-kkv
- ののさん、感想ありがとうございます。
本編エヴァが影響しない普通の世界を舞台に、二人をちゃんと描けているか心配でしたが、安心しました。 それと共に、ののさんの誤字の指摘のおかげで、行頭の問題がわかったような気がします。 あややんから頂いたhtmlなんですが、チェック前は「置く」になっていて、チェックして送った後のは「奥」に直してあるはずなんです。 ということは、あややん、チェック前のほうをのせているんではないかと。 あややん、確認よろしくですm(__)m
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.9 ) |
- 日時: 2005/01/28 19:40
- 名前: tamb
- >ということは、あややん、チェック前のほうをのせているんではないかと。
これは由々しき問題だ(滝汗)。
「そのホールを通り抜け」が二文字下がってるのなんかは、前行の文末のbrの後ろにスペ ースが入ってたりするんで見つけにくいかも。それから誤字ではミルクミッチャーなんて のもありました。これはミルクピッチャーですよね?
ちょっと話は変わるんだけど、
>「今だに」→「未だに」
これはそのうちこっちが本則になるかもね。「今だに」ってウェブではもうよく見かける ようになったし、「今でもまだ」の「今でも」の方だと思えば意味も通るし(笑)。
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.10 ) |
- 日時: 2005/01/29 00:14
- 名前: D・T <dogura-magura@maia.eonet.ne.jp>
- 参照: http://www.eonet.ne.jp/~dogura-magura/index2.htm
- aba-m.a-kkvさんが作る物語でいつも感心するのは、世界のディティールの細かさです。
綾幸にある『待ち人』とか『綾波機関』なんかも、すごく細かい描写がされてます。 ジオフロントの構造とか、ガジェルゴートの研究施設とか。
今回の『本と絆』も、しっかりと世界を構築していらっしゃる。 第三新東京市全体と、図書館。 細部がきちんと作られている、考えられているからこそ、物語全体に説得力が生まれている。
その世界の上で展開される、春の陽だまりみたいにゆったりとした物語が心地よかったです。
D・T拝
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Re: 本と絆/aba-m.a-kkv ( No.11 ) |
- 日時: 2005/01/31 23:11
- 名前: あやきち <ayaten@infoseek.jp>
- 参照: http://www12.ocn.ne.jp/~tengoku/index.html
- こんばんわ
現れました
とりあえず、この件はabaさんに直接メールして解決したいと思います。 ということで、abaさん、メールしますね〜 明日w
これだけじゃなんなので、 感想をまた新たに書きます
デーちゃんが書いてある通り、世界観の構築が秀逸。奥行きとリアリティを感じさせてくれます。 しかも雰囲気が凄くいい。
ただね、あえて難を言えばシンジがちょっとかっこよすぎかな?w
あと、他の図書館の描写でざわめきというか人が居る感じをもう少し出していると対比が強調されてよくなるんではないかと思いました。
ではでは
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