日記
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4月7日

 かなり昔、高校の時にBOφWYのベーシスト「松井常松」に憧れてベースギターを弾いていた。。
 松井さんはすべての曲をダウンピッキングのみで弾き、派手なパフォーマンスをせずに同じ立ち位置で黙々とベースギターを弾いているのだ。
 その姿が当時たまらなくカッコ良く感じて文化祭とか卒業ライブで真似たもんだ。
 ダウンピッキングという技法は終始、弦を上からのみで弾くのだがこれが凄く大変なのだ。ライブでは後半に近づくにつれテンションが高まってテンポが速くなってくるからもう腕が攣りそうになってくるから(爆)
 あとチョッパーという技法もあるがあの「ブキャブキャ、ボムボム、ンペ、、ンペ、ボキュン」って聞こえるサムピッキング(親指で弦を叩く)とアタックピッキング(一指し指で弦をハジク)もやった事もある。
 この技法は見た目も派手でソロになると観客席から「おおー」と聞こえてとても気持ちが良い。
 それは俺がまだ「僕」と「俺」の境目だった頃の話
 今現在、仕事での一人称が「私」で無い頃の話
 バイトでお金を貯めて買った「僕」のベースギター。
 仕事で左手の親指の先の肉を削いで物を直接握れなくて・・・ネックを握れなくなって譲ってしまった「俺」のベースギター。
 あれから何度の桜が咲いて散っていっただろうか。口に出すとこっ恥ずかしい「青春」の日々の思い出よ、薄れゆく俺の思い出よ。
 痴呆老人になって思い出すまで「さようなら」
 ああ、きっとその頃付き合ってた彼女の名前を呼ぶのだろう。今は顔すら思い出せないくせに。
 
 BOφWYのライブDVD『GIGS at BUDOUKAN』を観ていてそんな事をふっと思った。
 たしかにそこに「青春」が有ったのだから・・・・・。








 うはっ!これ俺が苦手なシリアスネタに使えたかもしれん。しもたー、宇宙電波ばっかり受信してるで(笑)


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