レイの心模様〜if〜


レイは食パンを食べながら疾走している

「遅刻、遅刻〜、転校初日から遅刻なんてかなりヤバイって感じだよね〜」

器用にも食パンを口に挟んだままで思っていることを口に出してしまうレイ

そのままの勢いで交差点を曲がろうとしたその時

目の前に黒い影が

止まれずに影にぶつかるレイ

頭を抑えて上半身だけ起き上がる

おそらく、自分がぶつかった相手だろう

頭を抑えて跪いている少年がいる

レイは自分のスカートが捲れている事に気がつく

恥ずかしくなって、すぐにスカートを直す

本当は文句の一つも言いたいところだが、自分の方に多くの非があるのがわかっている

それに自分は今急いでいる事を思い出す

すぐさま起きあがり、走り出すレイ

だが、走り出してから、謝罪していないのを思い出して、振りかえって謝罪の言葉を掛ける

言い訳と一緒に

その時に確認した相手の顔

レイは走りながらも

「結構可愛い顔してたかも・・・・」

等と思いながら、頬を赤らめていた





教師に呼ばれて教室に入るレイ

悪印象を与えない様に元気に愛想良く挨拶をする

と、その時一人の少年が目に入った

それは、紛れも無く今朝の少年

思わず、口をついて出る言葉

それに反論してきたのは、あの時少年と一緒にいた少女

レイは、それだけで納得してしまった

この二人は出来ているのだと

そして、何故だかそれが気に食わないと思ってしまった

だから、その少女に矛先を変えた

レイは気がついていなかった

自分が少年に惹かれている事に


後書き


第26話の所謂学園エヴァのレイの心模様Ver.です(笑

本編では書く機会が無いと思うので書いてみました(笑

本編が暗いのが悪いんだ〜!!!(爆

いかがでしたでしょうか?

それでは今度は本編で

タッチでした




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