意外とペルソナを知らない人が多いことが判明したので説明したいと思います。
でもSSの内容に触れないようにするので分かりづらいかもしれませんが、ご容赦を。
あと、ペルソナと言う言葉には複数の意味が込められているのでさらに混乱するかも。
「ペルソナ」とは(株)ATLASからPS用ゲームソフトとして販売されているRPGで、現在3作品あります。
このゲームには次の3つの大きな特徴があります。
1.ペルソナシステム
「ペルソナ」と呼ばれる「もう1人の自分」を呼び出して戦う(ペルソナ=取替えの出来るスタンドって感じ)
何?スタンドが分からない?スタンドとは自分の意志で物理に作用できる守護霊みたいなものです
2.交渉システム
敵として出てくる悪魔と会話による交渉が存在する
会話で戦闘を回避し、アイテムやお金、情報を手に入れることが可能です
注釈
黒:敵として出てくる悪魔、ではなく正確には悪魔は自分たち人間とは違う『何か』でしかありません。
彼らとて戦いのみを望んでるわけではないのです。
3.ストーリー
ダーク系で大人のストーリー(18禁とかはないけど)
注釈
黒:かなり哲学入ってます。
例えばペルソナ1のシナリオを通しての命題は『何故、生きるのか』
少なくともDQやFFをRPGの基本として見てるとかなり重いです。
真・女神転生シリーズは更に重いです。
注釈2
綾:ゲーム中のグラフィックも色調が全体的に暗い感じだし、サウンドも暗いものが多いですね〜
で各作品ごとに少し特徴を説明します
『PERSONA〜Be your true mind〜』シリーズ1作目
ストーリー:
ある日、体育祭の準備の為空き教室に来ていた主人公一行は『ペルソナ様』を行い、『フィレモン』なる人物に出逢う。
その後気絶していることろを発見された一行は病院へ。しかし、病院では不思議な事件が主人公たちを襲う。『ペルソナ使い』として覚醒し、辛くも危機を脱した主人公たち。
しかし、これはこれから起こる事件の幕開けにしか過ぎなかったのだった・・・。
注釈
黒:シナリオはこの後、2つに分岐します。
事件の核心に迫る「セベク編」
学園の呪いの物語「雪の女王編」
また両シナリオにはそれぞれ本来のエンディングの他に
アナザーエンディングが用意されてます。
まだセベク編の核心を知らない人は
2つの世界の違いとその理由を考えると結構面白いです。
システム:
固定メンバー+フリーメンバーから(一度だけ)選択可能
基本的にはペルソナを使って敵(悪魔)を倒してレベルを上げて進めることが中心となるが戦闘での活躍度により入ってくる経験値が偏るというSG要素を取り入れている。
また、会話により敵悪魔から『スペルカード』と言うものを貰い、それを『ベルベットルーム』で合体させることで新たなペルソナを作りパワーアップさせることが出来る。
個人的感想:
ストーリーもシステムも面白いですが、1作目ということでプレイし易さがないですね。
後半になると、セーブポイントが極端に少なくなり、1回のプレイ時間が長引きます。
また、ロード時間も長いですね。1回の雑魚キャラとの戦闘も結構時間使うかも。
レベル上げるの辛いし、戦闘バランスもシビアで、RPG上級者向け。
でも、それがまたいい味出してると言う意見も。
ここで総て説明するのは難しいので是非1度プレイされることを望む。
ベスト盤で2980円で売ってます。
注釈
黒:戦闘バランスはシビアで、RPG上級者向け
と書いてますがメガテンシリーズ全てから比較すれば
かなり初心者向けです。
ここ数年のRPGと比較しても中級程度でしょう。
私は真女神転生Uでラスボスに合計20ダメージも
与えられずに全滅しましたがこのゲームは簡単にクリアできました。
更にいえば昔のRPGの難易度といったら……(以下略)
注釈2
綾:確かに・・・メガテンは・・・。
でも真女神転生2はニュートラルだったけど楽にクリアできた記憶がある。
昔のRPGは・・・理不尽さが楽しいという世界だから・・・
最近では、有名どころでFFなんかがシビアな戦闘が存在するかな?([、]、]−2など)
『ペルソナ2罪〜innocent sin〜』シリーズ2作目
ストーリー:
前作から?年後。
突如七姉妹学園を襲う不思議な現象。
そして、次々と起こる事件。
それらは総て『噂』に支配されていた。
事件の真相はある1点で繋がっていた・・・
夢を求める少年たちが夢見ることのできる明日を掴む為に成長していく物語。
1部前作キャラもファンの為に登場。
システム:
基本は一緒。
でもペルソナ召喚システムや、会話による交渉、戦闘がグレードアップ!
タロットによるペルソナ召喚、同時に3人まで参加できる交渉、そして合体魔法が登場!
個人的感想:
他にシステムが洗練され、親切設計になってプレイし易さが増しました
何処でもセーブできるし、読み込みも早くなりイライラが解消されました。
ペルソナ召喚も簡略化されシンプルになって分かり易くないりましたね。
って言うかマニア向けの前作から一般向けにしたって感じです。
これもベスト盤で2980で発売してます。
注釈
黒:システムに噂システムが抜けてます。
噂システムは使いこなせると一部の武器の攻撃力や
ストーリー上の人の生き死にまでいろいろなものを操作できます。
注釈2
綾:言われて見るとありましたね〜『噂』システム。
『ペルソナ2罰〜ETERNAL PUNISHMENT〜』シリーズ2作目完結編
ストーリー:
前作の補完。
罪でみたエンディングは終わりではなく罰への始まりに過ぎなかった。
システム:
罪と殆ど変わらないです。
但し、使用キャラが変わります。
そして、あのキャラが完全復活です!
個人的感想:
罪をやってないといまいち意味が分からないです。
でも、罪の謎を完全に解き明かしてくれます。
そういう意味では今までのファンの為のソフトで、遊び要素が強いゲームですね。
でも、さらに気軽にプレイできるようになりました。
LVも99まで簡単に上がるし(笑)
これも2980円。
んでは次にペルソナの概念について説明しましょう。
これも簡単にですがね。
「ペルソナ」、それは自分の心の中に潜む、もう1人の自分。
天使のように慈愛に満ちた自分、悪魔のように残酷な自分・・・でもそれは結局は自分自身です。
しかし、別の見方をすれば違う自分(まるで多重人格の別の人格)とも言える。
「ペルソナ」とは、まさにその違う自分そのものなんです。
別の言い方をすれば、
ペルソナとはこの仮面のことです(ペルソナ=ラテン語で仮面を意味する言葉)。
1人の時の自分、友人といるときの自分、親といるときの自分、すべて自分だけど、本当の自分を覆い隠す仮面をかぶった別の自分ですよね?
だから、本当の自分に近いものもあれば、遠いものも存在するんです。
具体例
シンジ君がいます。
でも、怒ってるシンジ君は普段のシンジ君からはあまり想像できませんよね?
これが怒りを象徴するペルソナとは、本来の自分から遠い(相性が悪い)と言うことになります。
とかなり乱暴に説明しましたが、やっぱり1度はプレイしないと分からないと思います。
ゲームが面倒な人はコミックもありますので(Gファンタジーの「ペルソナ」、月刊ジャンプの「ペルソナ〜罪と罰」)、そちらもお薦めです。
これで第5話とあわせれば大体分かると思います。
黒:Gファンタジーの「ペルソナ」は俺もオススメ
他に質問があればメールにて受け付けます。
但し、SSの内容に触れてしまう場合は答えかねることもありますのでご理解下さい。
黒:当然だが俺は受け付けてない
それと、ペルソナはとても良いゲームです。(棒読み)
とても奥が深く、マリアナ海溝くらいの深さで、魅力的な要素が一杯です。(棒読み)
是非お薦めです。(棒読み)
アトラスのゲームはとても良いです。(棒読み)
メガテンシリーズも買いましょう。(棒読み)
皆さん、ペルソナを買うのなら決して中古ではなく、新製品を買いましょう。(棒読み)
これで万が一アトラス関係者の人が見ても許してくれるだろうと思う(笑)
黒:上から3行しか支持できんな