注:この作品は『red moon』さんに投稿させていただいた拙作「手をつないで」及び、ここにあるタッチさんの「続・手をつないで」を読んでからお読みください。でないと意味がつかめません(苦笑)。
それは恐ろしい速度でネルフ全体に蔓延し、誰にも止めることが出来なかった。
感染源はシンジとレイであったが、それをより破壊的にし、瞬く間にネルフに広めたのはミサトである。彼女の責任は重いと言わざるを得ないが、責任を彼女にだけ押し付けるもの間違いである。彼女もまた被害者であり、ネルフスタッフ全員が被害者であり、かつ加害者であるとも言えるのである。
「自分のことは話さない主義なの。つまらないもの」
リツコがそう言ったとき、ミサトの頭に邪悪な考えが浮かんでしまったのだ。足の裏も、そしてわきの下も無防備ではない。だが脇腹なら。
「そんなこと言わないでさぁ」
もみもみ。
「あははははミサトっ、やめなさいっ、あはははははははっ」
リツコもこの時に壊れたのである。
侵入するウイルス状の使徒。
「かあさん」
もみもみ。
「9f0えwjgrぱjgrぱ、gれあ!!!」
マギの脇腹を揉むリツコ。マギに抵抗する術はなく、使徒もなぜか撃退された。
使徒に侵食される零号機。
「綾波!」
シンジは叫び、使徒と対峙する。
もみもみ。
「qえ2うtじわgjrwまんgりわじょあ!!!」
使徒は爆笑し自壊した。零号機の自爆はこうして回避されたのである。
「シンクロ率ゼロ。パイロットたる資格なし……」
バスタブに沈む、憔悴しきったアスカ。そこにいきなりレイが現れる。
「なによ! 笑いに来たの!」
「いいえ、笑わせに来たの」
「ちょっと待って!」
戦慄するアスカ。しかしレイは容赦しない。
もみもみ。
「あはははははやめてっあはははははっ」
こうしてアスカは立ち直ったが、いちおう入院した。
カヲルを追う初号機に立ちはだかる弐号機。
もみもみ。
「んfぁhmfだngさぱpそmごあっ!!!!!」
弐号機は脇腹を揉みこまれ、悶絶したあげくに活動を停止。
「君が何を言ってるかわからないよ! カヲル君!」
「ゆいご」
もみもみ。
「んだわはははははははははははっ」
カヲルの首が飛ぶ。
「冬月先生、あとは頼みます」
「わかっている。ユイく」
もみもみ。
「んにわはははは何をするわははは碇やめろわはははは」
「さぁ行こう。この日のためにお前は」
もみもみ。
「いたわははははっはやめろわははははははっ」
「碇くんが呼んでる」
「待ってくれうがははははははレイうわははははは」
ただいま
おかえりなさわはははははははははは
拘引される初号機の前に出現した巨大なレイ
「綾波……レイ……うわああああああっ」
もみもみ
「はううっ、あははははははは、碇くん、やめ、あはははっはは」
「僕たちは、死んだの……」
シンジの上でマウントポジションを取るレイ。
「いいえ、溶けて」
もみもみ
「いあはははははははっやめてあはははいかあははははははっ」
ひたすら身悶えるレイであった。
サードインパクトはこうして回避された。