続々・手をつないで
2002.12.28(日記よりサルベージ)

注:この作品は『red moon』さんに投稿させていただいた拙作「手をつないで」及び、ここにあるタッチさんの「続・手をつないで」を読んでからお読みください。でないと意味がつかめません(苦笑)。


 それは恐ろしい速度でネルフ全体に蔓延し、誰にも止めることが出来なかった。
 感染源はシンジとレイであったが、それをより破壊的にし、瞬く間にネルフに広めたのはミサトである。彼女の責任は重いと言わざるを得ないが、責任を彼女にだけ押し付けるもの間違いである。彼女もまた被害者であり、ネルフスタッフ全員が被害者であり、かつ加害者であるとも言えるのである。

「自分のことは話さない主義なの。つまらないもの」

 リツコがそう言ったとき、ミサトの頭に邪悪な考えが浮かんでしまったのだ。足の裏も、そしてわきの下も無防備ではない。だが脇腹なら。

「そんなこと言わないでさぁ」

 もみもみ。

「あははははミサトっ、やめなさいっ、あはははははははっ」

 リツコもこの時に壊れたのである。



 侵入するウイルス状の使徒。

「かあさん」

 もみもみ。

「9f0えwjgrぱjgrぱ、gれあ!!!」

 マギの脇腹を揉むリツコ。マギに抵抗する術はなく、使徒もなぜか撃退された。



 使徒に侵食される零号機。

「綾波!」

 シンジは叫び、使徒と対峙する。

 もみもみ。

「qえ2うtじわgjrwまんgりわじょあ!!!」

 使徒は爆笑し自壊した。零号機の自爆はこうして回避されたのである。



「シンクロ率ゼロ。パイロットたる資格なし……」

 バスタブに沈む、憔悴しきったアスカ。そこにいきなりレイが現れる。

「なによ! 笑いに来たの!」
「いいえ、笑わせに来たの」
「ちょっと待って!」

 戦慄するアスカ。しかしレイは容赦しない。

 もみもみ。

「あはははははやめてっあはははははっ」

 こうしてアスカは立ち直ったが、いちおう入院した。



 カヲルを追う初号機に立ちはだかる弐号機。

 もみもみ。

「んfぁhmfだngさぱpそmごあっ!!!!!」

 弐号機は脇腹を揉みこまれ、悶絶したあげくに活動を停止。



「君が何を言ってるかわからないよ! カヲル君!」
「ゆいご」
 もみもみ。
「んだわはははははははははははっ」

 カヲルの首が飛ぶ。



「冬月先生、あとは頼みます」
「わかっている。ユイく」
 もみもみ。
「んにわはははは何をするわははは碇やめろわはははは」



「さぁ行こう。この日のためにお前は」
 もみもみ。
「いたわははははっはやめろわははははははっ」
「碇くんが呼んでる」
「待ってくれうがははははははレイうわははははは」

 ただいま
 おかえりなさわはははははははははは



 拘引される初号機の前に出現した巨大なレイ

「綾波……レイ……うわああああああっ」
 もみもみ
「はううっ、あははははははは、碇くん、やめ、あはははっはは」



「僕たちは、死んだの……」
シンジの上でマウントポジションを取るレイ。

「いいえ、溶けて」
 もみもみ
「いあはははははははっやめてあはははいかあははははははっ」

 ひたすら身悶えるレイであった。


 サードインパクトはこうして回避された。

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