Re: ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破/カラー・GAINAX ( No.12 ) |
- 日時: 2009/06/30 09:59
- 名前: 鯖
- うん、「破」は文字通り徹頭徹尾「レイを奪還する」と言う隠された?テーマがあった、と言う見方が出来ると思うのです。
そして、最後には「文字通り」「主人公の手で、主人公が自らの意思で全てを賭けて」レイをその手に奪還する。
あの「最強の拒絶タイプ」は同時に「業界やサブカルチャーや商業主義や知ったか振りの軽いブンカ人等、そしてそれにたかる有象無象」・・・そうしたドロドロと縺れ固まったエヴァ・ヱヴァを取り巻く言論、と言う「怪物」そのもの。
其処に「喰われ」、「取り込まれてしまった」『綾波レイ』を庵野氏ら「物語の持ち主」は、バケモノを「破」壊して、この物語を通じて「奪還」した・・・
新たなる、果てしなくライブ感覚の「龍退治」の物語でもあるんじゃないかと(笑)
母性論、と言う名のグレートマザーや、作品崩壊とともに其処に付き纏っていた「病んだ空気」とそれに呼び寄せられた無数の「悪霊」達(をい)が変じた巨大な「怪物」を屠り、その腹を切り裂いて「物語」を救出する。ある意味これもまたメタフィクションでもあるんじゃないか、と。
ぶった切られているのは、かつて旧世紀版を「持ち上げた」サブカル論壇・批評家らでもあり、それに踊ってしまった人々や「業界」でもある(苦笑)と。そして、それをなして初めて「物語の足並みはそろい、再び動き出す」のじゃないかと。
そう、新しいQuickening(胎動)向けて・・・
|
|