Re: サイト開設十周年カウントダ ( No.12 ) |
- 日時: 2011/04/17 11:58
- 名前: 何処
- 「いただきます」
私は目の前で音を発てながら鋳鉄製の皿上に転がる肉塊に躊躇無くフォークとナイフを突き立てた。
【美容と健康の為その一、健全な食生活】
一口大に切り分けた肉を口に運び、咀嚼し、飲み込む。
…ミディアムレアにすれば良かったわね…余熱で焼けるのを計算してなかった…
そんな事を考えながら、私は二口目を切り分け…
「…何?」
目の前でポカンと口を空けた碇君と、その隣で同じ表情で座るアスカ。
「…冷めるわよ…お肉…」 二人に告げる。
碇君の前にはメンチカツとチキンソテーが一つの皿に乗っている。 アスカの前にはチーズハンバーグ…何故か爪楊枝にドイツの国旗が付いた物が刺さっている…が湯気を立てている。
「綾波…お肉嫌いじゃなかった?」
「ええ、嫌い。でも食べられない訳では無いわ。」
おずおずと聞く碇君に答え、私はフォークに刺さったままの二口目を口にする。
「…たまには外食でもって誘ったのは僕だけどさ…」
「…注文に驚いたわよ。“フィレステーキ180gミディアム、パン抜き、ミニサラダ、食後にコーヒーと焼きプリン”なんて」 「…予想外だ…」
咀嚼した肉を飲み込む。
「正しい食生活は適度なバランスを週単位トータルで取る事…」 「「はぁ」」
「私の食生活をマギに分析させたら、週二回の肉類摂取が必要と判断された…」
「あー、確かにあんた細いもんねー。」
「ま、まあ綾波がお肉も食べれるって解って安心したようん。」
「菜食でも健康と成長は守れる…だけど…」
「「けど?」」
「冷めるわよ…二人共。」
「あ!いっけない!折角ミサトから食事代GETしたのに冷めちゃう!」「い、いただきます!」
食事を開始した二人を見遣り、私は内心胸を撫で下ろしていた。
…この理由は言えない…
サラダのレタスを一口かじり、私は思いを巡らす。
…葛城三佐と赤木博士、あの二人は別格として…
付け合わせの温野菜を噛みながら、碇君の隣に座る金髪少女の服の下で揺れる肉塊をこっそり眺める。
「…」
続いて自分の胸元を…
「…」
…やっぱり私には肉が足りない…
私は三口目を切り分け、口に運んだ。
http://www.youtube.com/watch?v=cnfyFHlDEMA&sns=em
「司令…マギの使用許可レイに又出しましたね?」
「ああ。」
「…何か、豊胸体操とか矯正下着カタログとかのデータが入ってるんですが…」
「…ふっ…」
「…年頃ですわね…」
「ああ…」
◇◇◇
「碇、この書類だが…何をほのぼのしとるんだ?」
◇◇◇
「…先輩、何笑ってるんです?」
◇◇◇
「ちょっと加持、もう直ぐシンちゃん達帰って…ぁん!」
…皆様ごめんなさい。
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