Re: サイト開設十周年カウントダ ( No.14 ) |
- 日時: 2010/11/06 08:38
- 名前: 何処 ID:8CjZY3pLxA8
- 『皆さん今晩は、碇ゲンドウです。』
【親父・出現】
…?…
不意に皆の会話が止まった。 不審に思い野菜炒めから視線を上に上げる。
向かいの葛城三佐は箸を焼売に…赤木博士のお土産だ…伸ばした姿勢で固まっている。隣の赤木博士は味噌汁を手に…あ、零れてる。 右側に視線を移す。アスカはご飯粒を口元に着けてポカンと口を開けている。 フィフスは…あ、未だ倒れてる。まあ仕方無いだろう。アスカのハンバーグを奪取した復報だ。あの裏拳は見事だった… 更に視線を右へ、碇君は杓文字を握りアスカのお茶碗を持ったまま妙な格好で固まっている。
…?…
ご飯を咀嚼しながら左側に視線を移す。
テレビ画面には碇司令が映っている。 どうやらコメンテーターとして番組に出演しているようだ。
…少し野菜炒めの塩効きすぎたかしら…次は気を付けよう…
自作の野菜炒めの味付けを評しながら私はご飯をもう一口食べる。
『ネルフにおいて現在開発中のS2CSについてですが…』 『画期的な技術である事は間違いありません。しかしながら核やN2の様な軍事転用をいかに防止しながら技術公開をいかに進めるかが課題です。』 『技術公開をもっと速やかに行うべきだとの論議もありますが?』 『我々ネルフは現在技術公開を試行錯誤しながら行っております。公開にあたっては慎重にならざるを得ません。』 『では技術を隠匿している訳では無いと?』 『遅かれ早かれいずれどこかの研究機関は開発に成功します。一番大切な事はその前にその利用ルールを如何にし、使用監視体制を構築するかであり、それが現在のテーマです。』 『その為のネルフだと?』 『その役割を担う一角である事は間違い無いでしょう。しかしながらネルフは国連の一機関に過ぎません。』 『と言われますと?』 『あくまで我々ネルフは開発機関としてのアドバイザー的な役割を振られる筈です。我々は政治機関ではありませんから。』 『超法規機関でありながら?』 『超法規機関だからです。何しろ我々の給料は彼等政治機関が握っていますから…超法規と言うならサービス残業は無しにして頂きたい。そちらも超法規ではね。』
“ワハハハハ!”
『いやこれは…碇司令からこの様な台詞が出るとは。今夜はわざわざのご出演ありがとうごさいました。本日のゲストはネルフ総司令、碇ゲンドウさんでした。』
「…リツコ聞いた?」 「…碇司令が…」 「…冗談を…」 「…嘘だ…」
「…みんな…ご飯冷めるわよ…」
私はこの場に置いて一番大切な事を述べてお味噌汁を口に運んだ。
【おなかすいたうた】原曲・ゲームソフト“ドルアーガの塔”OP 歌・初音ミク http://www.youtube.com/watch?v=8CjZY3pLxA8&sns=em
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