Re: サイト開設十周年カウントダ ( No.14 ) |
- 日時: 2011/04/19 14:54
- 名前: 何処 ID:WEvhf6HUIdk
- 「…どうしたの皆?」
私は目の前で音を発てながら転がる女子一同に問い掛けた。
【美容と健康の為その一、健全な食生活0,5】
http://www.youtube.com/watch?v=5db9llZKLKU&sns=em 《連打ボタン》重音テト
「ど…」「どうしたのって…」「…痛い…」「あ、あんたねぇ〜…」
机ごと転がる女子一同に私は問い掛けた。
「何?」
私の問いに転がる椅子と机の間からアスカが答えた。
「何って…この惨状見て気付かない?」
改めて皆の様子を観察…
「…アスカが、今日は縞柄…」
いつものレース付き白と違うピンクの縞柄…霧島さんは緑の縞柄ね…
ガタガタガタタタタタッ!
?
私は又机ごと転がる女子一同に問い掛けた。
「…どうしたの皆?」
ガタガタと倒れた…と言うより倒した…椅子と机を直しながら彼女らは口々に何やら呟きつつ立ち上がり…
…雨後の筍…成る程…
…私は昼休みの間、アスカのお説教を正座で聞かされ続けた…
◇◆◇
次の日…
「ふーん、そぉんな事があったんだぁ。」
シンクロ試験の後、私はオペレートルームで赤木博士と葛城三佐に昨日の報告をしていた。 私の後ろではオペレーターの三人がデータの整理をしている。
「…で、一体原因は何?」
紙コップの珈琲片手に問い掛ける赤木博士に私は答える。 男性向け雑誌に写る女性達を見た感想だ。
「男の人は何故おっぱいが好きなのかしら?って聞いたのですが…」
「「ブハッ!?」」
ガタガタガタタタタタッ!
「…大丈夫ですか?」
後ろの騒音に振り向いた私は、床に椅子ごと転がるオペレーター達に問い掛けた。
「だ…」「大丈夫だよ…多分…」「わ…私は駄目かも…」
「?」
ふと振り向くと、赤木博士は珈琲を溢しながら下を向いて肩を震わせ、葛城三佐は何かを堪える様な表情を真っ赤な顔で…あ、自分の足踏んでる…
笑いを堪えているのかしら?
…アスカは一般的には女性の胸部授乳器官を乳房と呼ばずおっぱいと呼称すると教えてくれた…それは間違い無い筈…では何か他に私はおかしい事を発言したのだろうか?
「え…N2爆弾並の破壊力ね…久々に効いたわ…」
「ど…」「同感…」「先輩…それはあまりに…ぷぷっ!」
「?私は間違ってますか?…男の人はおっぱい嫌いなんですか?」
「「「!ぷぷぷっっっ!」」」
「い、いえま、間違いないと思うわ…ぷっ!」
「あ、あのねレ…ぷっ…レ、レイ、そ、それシ…ぷぷっ!シンジ君にき…ぷっ!…き、聞いたの?…ぷぷっ…ぷっ!」
「…アスカに止められました…」
「よ…良かったわ…ぷっ!」
「リ、リツコ笑っちゃ…ぷっ!」
「?」
…何やらお互いの足を踏み合い、片手で口元を押さえ真っ赤な顔であらぬ方向を見上げる二人の様子に、私は只戸惑い立ち尽くした。
◇◆◇
…少女がオペレートルームを出てきっかり30秒後、完全防音の室内は爆笑に包まれた。
◇◆◇
…理由は兎も角、男の人がおっぱいが好きだと言うのは本当の様だ。 アスカは私に言った…このままでは碇君に嫌われると…
碇君は…
『綾波はそのままで良いんだよ。』って…
…碇君も稀におかしな事を言う。私は私、変わりようが無い。 …けれど肉体の成長により外見…つまり体型は変化する…増して私は今成長期…
…体型を男性の好みに成長させれば…
…碇君は私の胸を掴んだ時、真っ赤な顔をした…
…碇君も男…男はおっぱいが好き…
男性向け雑誌の写真に写る女性達はおっぱいとお尻の発育が素晴らしい。 ならば私もおっぱいとお尻を発育させ…させ…
…
どうやって?
…碇君は赤木博士や伊吹さんは常識擦れてるし、葛城三佐は非常識だと言った。アスカや霧島さんは、行動と発言が擦れているらしいし…
参考になるとすれば…
…
…
…そうだ、マギで検索解析してみよう…
私はマギの使用許可を得る為に碇司令のいる筈の司令室へ向かった。
◇◆◇
プシュッ!
「失礼します。」
「レイか…何の用だ?」
「マギの使用許可を頂きたいのですが。」
「…理由は?」
「自分の身体成長に必要かつ適正な栄養摂取量及び適正運動、ホルモンバランスを保つ為の薬剤等について調べたいのです。」
「…バイタルチェック及び健康管理は適正に行われている。必要は無い。」
「しかし私の成長は一部において明らかに周囲の同世代より遅れています。その理由を知りたいのです。」
「…一部とは?」
「胸部及び臀部における体脂肪蓄積率です。」
「…」
「…」
「…何故その部分の成長を気にする。」
「男の人はおっぱいが好きだと聞いたからです。」
「…」
「…」
「「…」」
プシュッ!
「おい碇、今市議会から陳情書が来てな…ん?レイか、どうした?」
「あの…」
「冬月、陳情書を見せろ。レイ、マギの使用を許可する。本日1800から1930までだ。」
「?」「はい。有り難うございます。」
プシュッ!
「…碇、何かあったのか?」
「いや…問題無い…」
◇◆◇
副司令と陳情書について話し合いが終わり、男は唯一人司令室内にいた。 ゆっくりと席を立ち、通信回線を留守電へ。続いて室内を極秘会議モードへ切り替える。
扉がロックされ、窓はマジックミラーモードへ、遮音空調と電波妨害発信が開始される。
一連の作動状況を確認した男はゆっくりと席に戻り、いつもの姿勢を取る…
…十二年振りの男の爆笑を、セフィロトの木のレリーフだけが聞いていた。
◇◆◇
マギにしては珍しく検索と解析には数分間かかった。 検索解析結果を印刷し、私はその情報を元に行動を開始する事にして端末を切った… …何故か端末を切る寸前、画面に『Good Luck!!!』と表示が出た…
…何の事だろうか?
◇◆◇
「…現在のサイズ、ほぼ標準の値…アンダーがマイナス?何の事かしら…改善点、私の食生活…週二回の肉類摂取が必要と判断…他に豊乳体操と特製野菜ジュースレシピ…形が大事?補正下着一覧と…パットは不要?睡眠時間は…」
…お肉…か…
葛城三佐と赤木博士の豊かな胸と立派なお尻を思う…
「…」
続いて自分の胸元を見る…
「…」
…掴んでみる。
「…」
…それなりには存在を主張している…
目を瞑り、もう一度葛城三佐と赤木博士の豊かな胸と立派なお尻を思う…
「…」
目を開け、再び自分の胸を見…
…やっぱり私には肉が足りない…
「…好き嫌いはいけない…嫌いでもアレルギーが無いならば必要量の摂取は最低限必要…」
…私は行動を開始した。
◇◆◇
夕食をいつも取るネルフ食堂…
…今日のA定食は…見た目肉が判り辛いひき肉のカレーか…これにしよう…
食券を自動販売機で購入、セルフの盆に皿を載せて会計する。
…さて…
席に着き、私は勇気を出して目の前のカレー…
に付いて来たサラダの向こうが透けるハムから…
から…
から…
…
…食べてみた。
…やっぱり美味しくはない…けど、まあ食べられない事は…
…
多分無い…筈。
◇◆◇
数日後…
「だから綾波に妙な事吹き込むの止めろって言っただろ!」
「妙な事ですってえ!?あんたがあんまりだらしないから面倒見てやってるんじゃないの!」
「何だと!」「何よ!」
ガラリ!
「あーもー!あんたらあたしのきちょーな睡眠時間を奪うの止めなさい!
「ミサト…」「…もうお昼ですよ…」
「ぅつっさいわね〜、あたしゃ夜勤明けなの!大体そんな大声で怒鳴り合えば…あり?ペンペンは?」
「あ、今洞木さんとこ」「ノゾミちゃんがペンペン大好きなのよねー。」
「…んじゃ二人でペンペン引き取って来てね…あたしゃも少し寝るわ…起こされたら堪らんから三時間は帰って来ないでね…ふわわわゎぁ〜…」
「そ、そんなぁ…」「ミサト昼ご飯は?」
「パースー…」
「「ミサト(さん)の事じゃなくて私(僕)達の分!」」
「…チッ、最近知恵が付いて扱い辛いったら…はい!一枚おっきーの!」
「やりぃ!ラッキー!」「うわぁ!?ミサトさん太っ腹ぁ」「さっすがミサトビールっ腹ぁ!」
「とっとと出ていけこの馬鹿ガキ共ぉ!」
「「うわわわわわわっっっ!い、行って来まーす!!」」
◇◆◇
「…っかしーわねー、何でミサトあんなに怒ったのかしら?」
「…本気でそう思うんだ…」
「え?」
「…多分アスカのビールっ腹発言が不味かったんじゃないかな…」
「?太っ腹ってビールっ腹の事でしょ?」
「うわ…アスカマジボケ…」
「?…ねえ、それよりこれからどうする?」
「…ほとぼり冷めるまで暫く時間潰すしかないかなぁ…」
「…ホトボリ?」
「あれ?綾波!」
「あ、碇君。」
「め、珍しいね、こ、こんな時間に…」
「え、ええ…」
「…」「…」
「(ホトボリ…変な日本語よね…でも意味知らないなんてシンジに言いたく無いし…)」
「そ、そうだ、よ、良ければ皆で一緒に食事でもど、どうかな?」
「え…いいの?」
「う、うん!当然じゃないか!ねぇアスカ!?」
「(ホトボリ…穂と堀?)」
「?」「ね、ねえアスカ、アスカ?」
「…へ?うぇっ!な、何でいつの間にレイがこここ此処にいる訳!?」
「?」「何言ってるのアスカ?今会った処じゃないか?」
「え?あ、ああそ、そう言えばそ、そうだったわね!あ、それよりあんた今暇?」
「え、ええ。」
「じゃあ皆で豪華昼食でも食べに行きましょ!奢りよ奢り!」
「い、いやアスカ綾波は今僕が」「さ!行くわよ二人共!」「了解…」「ア、アスカぁ!?あ、綾波ぃ?ま、待ってよぉ〜…」
◇◆◇
「よっ、葛城…って何だぁその格好?」
「…何だ加持か…」
「随分ご機嫌斜めじゃないか…何かあったのか?」
「べぇぇぇっぅぅにぃぃぃ〜〜。たぁだ睡眠不足なだけでぇっすよぉぉっだ!プシッ!ゴッゴッゴッゴッ…ぷわっっっふぅうっっあぁぁぁー!」
「こりゃ大荒れだな…」
「はっ、ピッッチピチ女子高生から見ればどおおっっせ三十路のビールっ腹なオバサンでぇすよをぉぉぉっっつ!せーいぜい三時間の自由を満喫させて貰うわよー―っだ!」
「?そうか?その割には随分と魅力的な格好で…」
「は?」
「いやいや、タンクトップにショーツと言う刺激的な格好が良くお似合いで…ひょっとして誘ってる?」
「!?ち、ち、ちょい待ち加持!ああああんたなな何か、か、考えてるの!」
「いやいや、据え膳喰わぬは何とやらってね…三時間ありゃ充分かなと…」
「や!止めなさいって馬鹿加持!」
「男と車は急には止まらないんだぜ葛城。じゃ、頂きます。」
「じ、冗談ムグッ!?ば、馬鹿な事ムムムムムムッッ!?!!」
「!」「!」「…!」「…!」「…」「…」
「…」
「…馬鹿…」「…仰せの通りで…」
http://www.youtube.com/watch?v=3Ws26LNmFzE&sns=em 《脱げばいいってモンじゃない》初音ミク
◇◆◇
「お冷やどうぞー、ご注文はお決まりになりましたかぁ?」
「ええと…僕はこのグリル…メンチカツとチキンソテーの方で。」
「あ!あたしこのチーズハンバーグセット!ドイツの国旗が刺さっている奴!」
「…」
「あ、綾波は決まった?」
「…フィレステーキ180gミディアム、パン抜き、ミニサラダ、食後にコーヒーと焼きプリン…」
「「は!?」」
《貧乳クエスト》 http://www.youtube.com/watch?v=ZS_i9z4eKsY&sns=em
…いいのかなぁ…
 |
|