Re: 箱の名前/のの ( No.3 ) |
- 日時: 2021/11/13 09:55
- 名前: 史燕
- 執筆お疲れ様です。すてきな作品を拝読できて幸せです。
みなさんの感想と同じ話をしてしまいますが、本作の相川カナメさんというのがとても魅力的で、レイとも、シンジやアスカとも、他のクラスメートとも違う価値観と自己主張をしている存在で、だからこそ綾波レイという、同級生でも少し特殊な立ち位置にいる彼女を気に掛けて、行動に移してくれたのかな、と思いました。
ラストの >そして、一緒に笑った。 これが、読了後にも私の中ですごく効いていて、一緒に笑える存在が彼女に出来たこと、そして彼女自身が誰かと笑えるようになったこと、それが、本編(貞・庵共通して)で自分自身をあまりに省みなかった彼女にとって、大きな大きな変化なのだと思います。とても喜ばしいことだと思います。
>レイは手に持った缶の蓋を開け、香りを嗅いだ。頭の中にしまってあっ記憶が宇宙に散らばり輝いた。それらを拾い上げて抱きしめる。 その様子が、想いが、頭の中で再生されました。 この部分を何度も読み返しました。 彼女の記憶が、思い出が、そしてそれに対する彼女の愛おしさが、如実に、明白に、これでもかというくらいに、突きつけられていたので。
大海を知らずとも空の青さを知った彼女は、きっと大きく羽ばたいていく、羽ばたいてくれる、そう思わせていただけました。
|
|