Re: 親父補完委員会((笑))【ゲン ( No.37 ) |
- 日時: 2014/03/16 13:10
- 名前: 何処 ID:rH74QDHHxoU
- 「…どう?」
「前回…いえ、普段よりβ波には動きがありますが…不思議です、シンクロ率自体は何時もより安定しています。」
「動き?どの程度?」
「動き自体は僅かです、でも…今迄に無い動きですね、まるで…」
「まるで?」
「あ、いえ、単なる連想なんですが何かこう…波自体はかなり小さいんですが、形状が普通の波形に近いように思えまして…」
「普通?一般的な波形って事?」
「は、はい。今迄のデータはまるで…サンプルデータの瞑想中の禅僧みたいに波形が安定してたんですけど…」
「…シンクロ率はどう?」
「安定しています。深度も寧ろ深くなって… シンジ君もそうなんですけど、精神安定状況より精神活動が活発な時の方がシンクロ深度が深いんですよね。」
「シンジ君の場合はムラが有り過ぎるからあまり参考にはならないわ。 それに現在比較参考になる量のシンクロデータ蓄積は僅か2人分しか無い…現状で結論を出すには未だ早いわ。」
「そうですよね…」
「データが少な過ぎるのよ、仕方無いわ。 何しろエヴァに関する技術的資料は在ってもパイロットに関しては資料作成以前の状況、こうして手探りで情報を蓄積している段階だしね。 ま、これからシンジ君のデータが比較対象になる程収集出来て初めて研究になるんだから今の段階で焦る必要は無いわ、気楽に行きましょう。」
「はい。」
「一寸モニター見せて…うん、この状態なら次回の本起動試験には期待が持てそうね。 『レイ、上がって良いわよ。』」
「…はい…」
【外伝−大人のお仕事(或いは通常営業)−その4−】 《monochrome》GUMI http://www.youtube.com/watch?v=rH74QDHHxoU&sns=em
「ミサト、居る?」
「あらぁ?珍っしーい、リツコがここ(作戦室)に顔出すなんて。 でも丁度良い所に来たわねー、昨日青葉君に貰った松代土産の杏ジャムで作戦室皆お茶にする所なんだけどリツコもどう?」
「あ、赤木博士いらっしゃい、宜しければ博士も如何ですか?」
「あら日向君、青葉君も居るの?」
「ええ、出資者特権でお呼ばれしましてね。 ほら、これ見て下さい、伊良湖さんが態々スコーン焼いて持って来てくれたんですよ。」
「まぁ美味しそう、それじゃ遠慮無くご相伴…残念、これから会議なの。 要件だけ済ませるわね、はいミサト、昨日の宿題の答え。」
ボスッ
「昨日のって…え!もう出来たのぉ!?」
「“備えに早過ぎは無い”んでしょ? 最もミサトの発想が無ければこう簡単には出来なかったわね、エヴァを重機やトレーラー代わりに使う発想は無かったわ。」
「にしても早過ぎない?リツコあんた一体どんな魔法使ったのよ?」
「マギって魔法使いにお願いしてみたのよ。じゃ、私急ぐからこれで。」
プシュン
「…呆れた、幾らマギ使うってもこれ1日で?」
「?何ですかそれ?」 「あ、伊良湖さん、今赤木博士が来て葛城さんに渡してったんだけど…」 「昨日のって何です葛城さん?」 「書類ですか?データチップじゃ無いんですね?」 「本当だ、赤木博士にしては珍しいな。」 「しかしやたら分厚い封書ですね…」
「ま、書類の方が説明の手間が省けて丁度いいかも…皆一寸見て。前に話した筑波からのエヴァンゲリオン利用した兵器領収輸送計画よ。」
バサバサッ
「リツコが態々プリントアウトしてくれ…ってえっ!申請書まで入っ…これもう署名して日付入れれば申請出来るじゃない!」
「一寸拝見…こりゃ凄い。」
「…しかもこれ、ポジトロンキャノンのエヴァ射撃仕様改修計画や電源確保方法に…」
「こっちは第三新東京周辺の地質調査から見た射撃可能地点図に…うわ、各ポイントごとの有効射程に標高に季節毎の大気情報、死角から安全射角迄載ってるよ。」
「うわぁ…必要予算見積り書に流用可能物品リスト、それの所有者リストまで入ってる…」
「はー…こりゃ書類に関してはうちらの手間殆ど無いですね。」
「葛城さん…これ全部…赤木博士が…1日で?本当に?」
「…本当よ…」「「「「「…」」」」」
「恐るべし…何と言うジョバンニ…」 「…流石専門分野無視万能チート科学者…」 「天才って…凄い…」 「凄い通り越して怖いよ…」 「…ここまで来るともう天才ってより魔女だな。」
「神様仏様リツコ様っ!く〜っっ持つべき者は友人よね〜っ!」
「あの…葛城さん、作戦室から赤木研究室へこれ手土産にせめてのお礼に持って行きましょうか?」
「「「「賛成!」」」」
「あの…俺の分は?」
―――
カチャン、チャリンチャリン…
「いらっしゃい。」
「現像お願いします。」
「あぁ、何時ものだね。良い写真は取れたかい?」
「ええ、清水港にまで足伸ばした甲斐がありましたよ、74改に89改・果ては懐かしの60式まで!」
「ほう、そりゃマニアには堪らないだろうな、おじさんにはさっぱりだが。」
「それだけじゃ無いですよ、なんと寄港したUN所属艦が艦内一般解放!練習艦とは言え何たって最後のアレン・M・サムナー級駆逐艦の乗船機会なんてそうそう無いですから!」
「しかしあそこも町起こしで自衛隊呼ぶとは良くやるねぇ、元はアニメだっけ?そうそう、これ前回の焼き増し分。2千円だね。」
「あ、はい。」
「中身確認してくれ…おや?珍しい。女の子と別に男の子もこんなにかい?」
「ええ、最近は女の子達からも注文が多くって…。あ!それライカの!?」
「おお、やっぱり気付いてくれたか!手に入れるの苦労したよ。見るかい?」
「もちろん!うわぁ、これ寒冷地タイプだ!…」
「どうだ?中々のもんだろ?」
「…すげえ…この重量感…」
「だろ?…視野率98%のファインダーだ、広くて見易いだろ?」
「…はい…」
「…一寸巻いてみな。」
チャキッ
「良い音だろ?」
「ええ…それに…寒冷地タイプだけあってレバーが大きくて…扱い易いですね…」
バシャッ
「…いいですね…」
カシャッバシャッ…カシャッ……バシャッ
カシャッ
バシャッ
「…ありがとうございます…やっぱりライカ良いなー…」
ゴトッ
「…どうだ?」
「んー…欲しいけど…父さんと相談してみないと…」
―――
「監視対象はどうだ?」
「写真屋に入店した。今店長らしき人物と会話中…」
「集音機器は完調だ、録音はクリア。」
「画像は?」
「そこのモニターだ。」
「こっちが向かいのビルからの画像、そっちが…」
「店内の画像は?」
「今切り替える…防犯カメラからハッキングしたのはこれだが。」
「…このカメラ、おかしい。」
「?」
「今監視対象の持っているカメラだ、盗難防止のワイヤーが…位置が違う。」
「?」「どう言う事です?」
「本来これは本体のストラップ掛に付ける物だ、ところがこれは…」
「…本体に繋がってますね、まるで電線…!?」
「尻尾が出たな、副司令に報告する。」
「ああ、ついでにこの部分、アップして解析してくれ…大物が釣れたかも知れない。」
「対象の監視レベル上げないといかん…監視対象の身元も全て洗い直しだな。この店の背後、資金、人物を至急調査…」
「…ああ…」
※史燕様− 毎度感想をお寄せ下さり有難うございます。 筑波−箱根はむっちゃ遠いです。おまけにルート設定だけ見ても人口密集地避けてエヴァの歩行に耐える地盤伝って障害物避けて許可取って…うげ いくら旧東京壊滅してたってこんな計画立案だけで週どころか軽く月掛かるわ(爆)
※tamb様− て言うと仮装巡洋艦出さないと駄目っすか?それともイルカとか(笑)
※読者の皆様へこの場をお借りして− 私の駄文に目を通して頂き有難うございます。 仕事の都合もあり、中々時間も取れず御感想に御返事出来ず申し訳ありません。 時間を有効に使う為、それとなるだけ作品内容で感想にお応えしたいので感想へのお礼文も普段省略しているのですが、史燕様始め他の感想を態々書き込んで下さった方々には常々感謝しております。本当に皆様有難う! 改めて感想を下さった皆様、返答のない無礼をどうか平に御容赦ご勘弁下さい。
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