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fld_nor.gif 『Growing Comedian』 EPISODE 5 ここから / EPISODE 6 決戦、第3新東京市/のの
投稿日 : 2015/10/11 22:51
投稿者 tamb
参照先
 実に五年ぶり、ののさんの『Growing Comedian』新作。インデックスも大幅に変更。
 現時点では「EPISODE 5 ここから」のみの公開ですが、後書きによればそのまま「EPISODE 6」に続くということですし、速やかに公開される予定なので、このスレで扱います。
 では行きましょう。

作品目次はこちら
http://ayasachi.sweet-tone.net/cont/nono/growing_comedian_index.htm
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件名 Re: 『Growing Comedian』 EPISODE 5 ここから / EPISODE 6/のの
投稿日 : 2015/10/16 13:04
投稿者 のの
参照先
みなさん、読んでいただいてありがとうございます。

■tambさん

>決して濁ってるわけではないんだけど、妙な――というと語弊があるんだけど――暖かさが微妙な柔らかさを演出しているように思う。

暖かい、と評されたのは初めてかもしれません(笑)
でも、確かに、冷めた視点にはなっていないかな、と思います。

ヒカリちゃん。
とにかく、今回は出てくる人物はどんどん動かしていこう、と。
でも、できれば物語に従属しないように書けるともっといいんですけどね。
二次創作って、ベースがあるから、そこをなぞる楽しさもあるので、そのへんのバランスは今後の課題です。

>部下には相応の責任を持たせないと育たない。これはその通りだけど、そんな簡単にはいかないよのね。

これはようやく自分も感じ始めているところです。
それこそバランスがねえ……。

>例の押し倒しシーン
>シンジが倒れる時にあんな感じでレイの胸に手をついてたら、恐らくレイの肋骨は折れてる(笑)

そうなんですよ!
僕、このシーンを自分で書くのは2度目(スパシンの連載モノ以来!)なので、その時は全然気づかなかったんですけど、いざ書こうと思ったらめちゃくちゃ不自然だということにようやく気づきました。
なので、まあできるだけ嘘がないように。

■HIROKIさん
お待ちしてます^^

■史燕さん
ありがとうございます。
地の文が多いのは昔からなんですが、今回は特に多いかもしれません。
できるだけ、台詞で説明しないようにしたいなと思っていたので。
この志とアニメの台詞との食い合せは実に悪いので、台詞には結構四苦八苦しました。

仰るとおり、最早原作の碇シンジとは相当別物です。
ですが、なんというか、これも仰るとおりですが、これは「僕が願う碇シンジ」なので、まったくの別物、でもないかもしれません。

3バカの会話、これが14歳らしいかどうかは正直微妙なところですが、そう思ってもらえて嬉しいです。
心がけているところだったので。

続きも近いうちに公開できると思いますので、楽しみにしてもらえたら幸いです。
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件名 Re: 『Growing Comedian』 EPISODE 5 ここから / EPISODE 6/のの
投稿日 : 2015/10/15 22:39
投稿者 史燕
参照先
読ませていただきました。
まず思ったのはやっぱり「すごいな」ということでした。
tambさんもモノローグについて触れられていますが、地の文が重厚で、読み応えがありました。

なんでしょう、厳密には「碇シンジ」という存在はあくまでののさんの描く碇シンジとその心象風景なんですけど、にしてはものすごくシンジ君”らしい”。

あと通称三バカトリオの掛け合いもいい、すごくいい。
「14歳ってこんな感じだったよな」というような年頃の友人同士の会話。
ほんともうすごいな、と。
(私も14歳のはずですけど)

続きも楽しみにしております。
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件名 Re: 『Growing Comedian』 EPISODE 5 ここから / EPISODE 6/のの
投稿日 : 2015/10/15 19:41
投稿者 HIROKI
参照先
キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!!


ごめん。ちゃんと読むから、感想、ちょっと待っててね(^-^)/
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件名 Re: 『Growing Comedian』 EPISODE 5 ここから / EPISODE 6/のの
投稿日 : 2015/10/11 22:53
投稿者 tamb
参照先
 前作、「Not With You」の公開がcube-web時代だったことにまずびっくり。そんなに前か、と思うと共に、sweet-toneに来たのってそんなに最近だったか、と。

 のの節ともいうべき硬質なモノローグ。この硬さは独特な物で、例えばaba-m.a-kkvさんの作品に見られる氷のような透明度はない。決して濁ってるわけではないんだけど、妙な――というと語弊があるんだけど――暖かさが微妙な柔らかさを演出しているように思う。これがなんなのか、考えたけどわからなかった。

 ヒカリちゃんが微妙に良い。

> 「あいつ、こんな暑い日でもジャージってすごいよね」
> 「ああ、トウジ……すごいよね」

 これ、どっちがどっちのセリフなんだか必ずしも明確ではないのだけれど、直前が

> 洞木さんがほんの一瞬、綾波が座る窓の方へ視線
> が泳いで、それからトウジを経由して僕に戻ってきた。

 だから、たぶん前者が洞木さん。(もしかすると「視線を泳がせて」が正解かもしれんね。でなければ「ほんの一瞬、綾波が座る窓の方へ洞木さんの視線が視線が泳いで、」か)

 いきなり振る普通の話がトウジの話なわけだ。しかも「あいつ」。もし後者が洞木さんだったとしても「トウジ」なわけだから同じこと。この時のこの二人のシンクロ率は高い。そしていきなり「でもよかった」で全く違う話を始めるところもかわいい。そして

> 綾波さんも、碇君と同じなんじゃない?

 これがいいよね。同じ、というフレーズがね。


 部下には相応の責任を持たせないと育たない。これはその通りだけど、そんな簡単にはいかないよのね。

> 「となると、シンジは胸派、尻派どっちやねんな」
>  ただの熱血漢だった。

 それを熱血漢というのだろうか(笑)。


 例の押し倒しシーン。実のところ、あのシーンは演出的にはあんまり好きじゃなかったりする。だって、絶対に外せない重要なシーンなのに、あまりに不自然でしょ?(笑) あんな風に下着が飛び散ることはないし、ああいう風に二人で倒れ込むことはないし(レイは後頭部を強打してる)、シンジが倒れる時にあんな感じでレイの胸に手をついてたら、恐らくレイの肋骨は折れてる(笑)。だから「どこうと思って床に手をつこうとした右手が白い肌の白い胸を掴んでる」ってのは感動した。これはアリだ。
 ただこの場面では、レイによって何より大事なのは、自分の裸とか倒れて痛いとかそういうことではなくゲンドウの眼鏡であるということが重要で、だからこそ「どいてくれる」の前、あるいは同時に取り戻したわけだ。明確に、シンジのことはレイの視界に入ってはいない。
 ではなぜ、洞木ヒカリは「同じ」と思ったのか。
 外してるだろうか?


 まぁ今回の話はプロローグかな。

 作品はこちら。

http://ayasachi.sweet-tone.net/cont/nono/nono17_04.htm
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